飯豊山・大日岳（公共交通機関利用）

2019年08月08日(木) ~ 2019年08月11日(日)

• GPS: 17:06
• 距離: 37.1km
• 登り: 2,725m
• 下り: 2,732m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 2:21
• 合計: 10:20

4:20 秡川山荘
4:30 4:40 山荘付近の沢
4:45 4:45 祓川駐車場
6:20 6:30 分岐前の平地
6:36 6:36 上ノ越
7:33 7:33 巻岩山
7:50 8:00 疣岩分岐
8:17 8:17 疣岩山
8:57 8:57 三国岳
8:59 9:27 三国岳避難小屋(三国小屋)
10:13 10:13 七森
10:36 10:36 種蒔山
10:50 10:50 切合・種蒔山分れ
10:58 11:25 切合避難小屋
12:02 12:02 草履塚
12:20 12:25 姥権現
12:31 12:31 御秘所
12:50 12:50 御前坂下
13:21 13:21 一ノ王子
13:27 13:49 本山小屋
14:01 14:30 飯豊山
14:40 本山小屋

2日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:48

5:20 本山小屋
5:30 5:35 水場
5:55 5:55 飯豊山
6:11 6:11 駒形山
6:21 6:21 玄山道分岐
6:37 6:37 草月平
6:49 6:49 御西岳
6:55 7:00 御西岳避難小屋
7:23 7:23 文平ノ池上
8:06 8:20 大日岳
8:57 8:57 文平ノ池上
9:20 9:35 御西岳避難小屋
9:43 9:43 御西岳
9:59 9:59 草月平
10:11 10:11 玄山道分岐
10:24 10:24 駒形山
10:42 10:42 飯豊山
10:55 11:15 本山小屋
11:20 11:25 水場
11:33 11:33 一ノ王子
11:49 11:49 御前坂下
12:00 12:00 御秘所
12:05 12:05 姥権現
12:21 12:21 草履塚
12:45 12:50 切合避難小屋
12:56 12:56 切合・種蒔山分れ
13:10 13:10 種蒔山
13:28 13:28 七森
14:08 14:08 三国岳避難小屋(三国小屋)
14:08 宿泊地

3日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 1:02
• 合計: 3:37

4:55 三国岳避難小屋(三国小屋)
5:42 5:54 峰秀水
6:07 6:07 横峰
6:18 6:18 笹平
6:32 6:32 上十五里
6:46 6:46 中十五里
6:54 7:07 下十五里
7:25 7:27 御沢登山口
7:34 8:09 御沢野営場
8:31 8:31 川入
8:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

磐越西線野沢から弥平四郎までデマンドバス（前日までに要予約）
川入から磐越西線山都までバス（金土日月のみ運行）

コース状況／危険箇所等

夕方の弥平四郎から登山口まではアブの大群に襲われて危険。デマンドバスを降りる前に、長袖シャツを着て虫除けネットを被ることを勧める。
秡川山荘（トイレあり）は水が枯れていて駐車場から山荘までの沢で汲むしかない。お腹は壊さなかったが本来の水場ではなく、小屋泊まりの方は予め十分用意するのが無難。この沢の前後は暗いと道がわかりにくい。
新長坂ルートが崩れているとのことで、秡川から新ルートを取った。刈り払われて整備されているが、水場はない（切合小屋の方によれば登り向きではないとのこと）。
切合小屋は水が引かれていた。本山小屋と一ノ王子の間の水場（下り2分）も冷たい水が出ていた。御西小屋近くも出ている模様。地蔵山分岐から横峰に向かった水場も冷たい水が出ていた。
全体によく整備されているが、岩場のルートを誤ると滑落の危険はある。また登山道上にクマのフンを3箇所で見たことから、熊鈴は必須と思われる。横峰付近でサルの目撃情報もあった。

その他周辺情報

会津若松駅徒歩5分の「富士の湯」を利用、450円で楽しめ、昼食も食べられる（駅の近くにも食堂がある）。川入〜山都駅間には「いいでのゆ」があるが、一日2本のバス（間隔5時間）では利用困難。川入バス停には入場無料・無人の資料館があり、トイレも使えるが、自販機はない。

写真

8/8 18:27

弥平四郎からの道

8/9 9:40

センジュガンピ

8/9 11:07

チングルマの群生

8/9 11:17

切合小屋の背景に本山を望む

8/9 11:49

タカネマツムシソウ

8/9 11:52

キキョウ

8/9 12:30

いよいよ本山への登り。中央の岩稜帯が御秘所。

8/9 13:33

イワギキョウ

8/9 17:50

夕暮れの本山と大日岳

8/9 18:31

会津磐梯山もはっきり

8/9 18:43

本山小屋からの夕日は忘れがたい

8/9 18:44

8/9 18:46

粟島の浮かぶ日本海まで見通せた

8/10 5:22

朝の雲海も素晴らしい

8/10 5:55

パイプが2本出ている本山水場の一つ

8/10 6:01

今日も晴天

8/10 6:15

山頂に到着

8/10 6:31

イワツメクサの群生

8/10 6:38

ミヤマアキノキリンソウ

8/10 6:44

ニッコウキスゲと残雪

8/10 6:47

お花畑

8/10 6:48

ハクサンフウロ

8/10 6:50

ヨツバシオガマ

8/10 7:28

ハクサンイチゲ

8/10 7:36

ハクサンオミナエシ

8/10 7:45

大日岳への道も整備されている

8/10 7:58

近くに来てもピラミッドの大日岳

8/10 8:57

ウツボグサ

8/10 9:01

ツリガネニンジン

8/10 9:03

ミヤマクルマバナ

8/10 9:15

トモエシオガマ

8/10 10:11

御西小屋から本山への戻り

8/10 10:14

ミヤマキンポウゲとハクサンボウフウ

8/10 10:16

カンチコウゾリナ

8/10 14:34

三国小屋から今日歩いた飯豊本山の稜線を振り返る

8/10 14:34

三国小屋から今日歩いた大日岳の稜線を振り返る

8/10 17:26

三国小屋に咲く可憐な花

8/10 18:27

日没の大日岳

8/11 4:50

雲海を望む三国小屋

8/11 5:14

遠くに蔵王連峰

8/11 5:29

剣ヶ峰を振り返る

8/11 5:31

滝雲のかかる地蔵山

撮影機器：

FinePix T300 富士フイルム

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ シュラフ マット 携帯トイレ

感想

Jim

ログにないが前日夕方に秡川山荘入り。野沢発17時40分のデマンドバスで弥平四郎に向かい、山荘まで歩行1:10。途中でアブに襲われ、夕闇になって、遅く来たことを反省（小屋付近は分かりにくいルートだった）。また秡川山荘に水がないことを知らずに来て、ペットボトルのお茶一本で翌朝まで避難小屋で単独過ごすことになった。
三国岳までは汗だくの坂道だった。川入からのルートも急坂だが、水場がある分は川入がベターか。その後もピーク一つ一つが大きいが、荷が重いので水と行動食を十分取り、歩行時間も休憩も長めにしたところ、バテずに歩けた。
本山小屋も三国小屋も、管理人の方がとてもフレンドリーで、夕食時も宿泊客と一緒に過ごしたり、アドバイスしたり、気持ち良く接しておられた。トイレ含めてキレイに整っている。
歩き甲斐のある山塊、ルートを見渡せる円形の縦走路、豊富なお花畑に残雪、気持ちのよい山小屋、どれをとっても思い出深い山行になった。

コメント

はなたれ

良い天気に恵まれてよかったですね！
大日岳ピストンでお会いした者です。
飯豊山への公共交通機関でのアクセスは本当に悩みますよね。
秋にも再訪しようと思ってますが、野沢駅からオンデマンドバスで弥平四郎まで入っても、小国駅からのバスで梅花皮荘まで入っても、登山開始時刻が遅くなるのでどうしたもんかと。。。
会津若松駅の風呂の情報は助かります！

Jim

Re: 良い天気に恵まれてよかったですね！
大日の稜線は気持ち良かったですね！山中2-3日になると入浴・着替えして帰宅したくなるので、会津若松のコインロッカーに風呂用品や着替えを預けて登りました。富士の湯は40Lリュック程度が入る無料ロッカーもあって登山者向けです。さて秋になると公共交通機関は厳しいですね。休日のデマンドバスは野沢駅発10時、弥平四郎登山口に着くと12時で、三国岳泊。でも稜線に立てるので、本山だけなら翌日のうちに野沢駅に戻れると思います。

はなたれ

Re[2]: 良い天気に恵まれてよかったですね！
Jimさん
さらに有用な情報ありがとうございます！
タクシー使わないなら、やはりオンデマンドバスで弥平四郎〜三国小屋が現実的な感じですね。三連休中のチャレンジなので、飯豊山荘〜梅花皮山荘まで徒歩移動で、ギリギリ縦走できそうな気もします。