槍ケ岳、東鎌尾根、西岳、大天井岳、常念岳、蝶槍時計周り縦走。悪魔的夕日を見る。

2019年08月07日(水) ~ 2019年08月10日(土)

• GPS: 78:46
• 距離: 49.5km
• 登り: 3,403m
• 下り: 3,396m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:29

9:14 無料トイレ
9:30 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
10:03 10:10 明神館
10:16 10:17 徳本口(徳本峠分岐)
11:10 10:10 徳沢公衆トイレ
11:20 新村橋(パノラマ分岐)
12:10 12:40 横尾 (横尾山荘)
13:00 槍見河原
13:21 13:23 一ノ俣
13:30 二ノ俣
13:43 槍沢ロッヂ

2日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:07
• 合計: 5:37

5:28 槍沢ロッヂ
5:58 赤沢岩小屋（ババ平）
6:23 6:28 槍沢大曲り
7:13 7:14 槍沢・天狗原分岐
8:11 坊主岩屋下
8:36 播隆窟
9:25 10:00 槍ヶ岳山荘
10:18 10:44 槍ヶ岳
11:05 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:37
• 合計: 8:05

5:48 槍ヶ岳山荘
6:37 6:40 ヒュッテ大槍
7:55 8:00 水俣乗越
9:12 9:18 ヒュッテ西岳
10:26 10:30 赤岩岳
11:14 11:20 貧乏沢下降点
11:50 12:28 大天井ヒュッテ
13:18 13:42 大天荘
13:42 13:53 大天井岳
13:53 大天荘

4日目

• 山行: 10:55
• 休憩: 1:03
• 合計: 11:58

4:29 大天荘
6:50 7:08 常念小屋
8:08 三股への分岐点
8:14 8:22 常念岳
11:15 11:18 2592ピーク
11:24 蝶槍
11:25 蝶ヶ岳三角点
11:33 11:50 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
13:43 13:50 横尾 (横尾山荘)
13:50 新村橋(パノラマ分岐)
14:45 14:50 徳澤園
14:50 徳沢公衆トイレ
14:50 徳本口(徳本峠分岐)
15:22 15:25 明神館
16:02 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
16:14 16:16 河童橋
16:18 無料トイレ
16:27 上高地バスターミナル
16:27 ゴール地点

反時計周り及び表銀座は人気のコース。
上高地起点の時計回りは以前から気になっていて
計画していた。
4日目がロングランになってしまった。
3日目にヒッテ西岳まて行けば楽だったかもしれない。

天候

1日目晴れ午後雷雨のち晴れ2日目晴夜雷3日目晴夜雷雨4日目晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡のバスターミナルの駐車場に駐車。駐車料金1日600円。
シャトルバス(往復2050円。7日間有効)で上高地バスターミナルへ。

コース状況／危険箇所等

さすが北アルプスの人気のコース。良く整備されていているおり、適所に鎖、梯子が設置されている。
日中気温が高いので熱中症注意。また午後には必ず積乱雲が必ず発生
雷雨になった。特に1日目の横尾に着いた昼12時頃から雲行きが怪しく
なり、雷音が聞こえ始め、槍沢ロッジの手前で強烈に雷雨となった。
夏山鉄則の朝早めの行動をお勧めします。

その他周辺情報

沢渡に日帰り温泉あり。

写真

8/7 9:30

河童橋から穂高。この次は行きたいな。

8/7 9:30

久しぶりに見る穂高に感激。
晴れてて良かった。

8/7 9:35

美しい。水が澄んでいる。

8/7 12:12

横尾に到着。
ここで昼食食べていると、ゴロゴロと遠雷が。

8/7 12:41

今日の宿泊予定の槍沢ロッジへ行くまいかどうか
迷っている内に天候は悪くなる一方。
結局ロッジまでは大丈夫だろうと判断。

8/7 13:23

槍沢ロッジまで約1時間40分。
途中猿に会う。
このあと小屋の手前15分位の所でどしゃ降りに。

8/7 17:26

ロッジに着きました。横尾から1時間ほどかかった。
これは雨か上がった後に撮ったものです。
どしゃ降り最中は写真など撮る余裕はなかった。
この後続々と雨を非難するため登山客が

8/7 17:04

風呂に入って。槍沢ロッジの夕食。
ここは風呂があるから有難い。

8/7 18:13

夕食後外にでると、雨が上がり槍が見えた。

8/8 5:02

槍沢ロッジの朝食。

8/8 5:46

出発します。

8/8 5:57

槍沢キャンプ場。
昨日の雨ば大丈夫だったのでしょうか。

8/8 6:39

雪渓が見えて来た。

8/8 6:41

8/8 7:00

登山道は良く整備され登りやすい。
予定より早く着きそうだ。

8/8 7:26

雪渓がずいぶん下になった。ずいぶん登ってきた。

8/8 8:00

槍が見えてきた。

8/8 8:08

槍をバックに撮って頂きました。

8/8 9:26

小屋へ到着。

8/8 9:59

ヘルメットかぶってさっそく登ろう。

8/8 10:10

西鎌尾根

8/8 10:09

最後の梯子。

8/8 10:12

おばさん大丈夫。

8/8 10:19

登頂。三角点。

8/8 10:23

槍登頂。祠。

8/8 10:29

撮って頂きました。

8/8 10:30

久々の槍。チョット感激。
撮って頂きました。

8/8 10:34

赤岳硫黄尾根。
こちらはずいぶん女性的でころが和む。
頂上でコーヒータイム。

8/8 10:35

北鎌尾根を登る若いクライマーが見えた。

8/8 10:36

突然の登場に拍手喝采。若い男女2人。
そのまま記念写真も撮らず下山。
カッコいい。ただ道具の数が多い気もするが。
北鎌を登ってみたいがソロは危険誰か熟練した人を探さなきゃ。

8/8 10:47

相棒がどうしてもやりたかったようで。
家に帰るまでが登山。
頂上に人たち拍手喝采されました

8/8 10:55

団体客が続々と登って来たので下りまず慎重に。

8/8 11:02

相棒も慎重に。
無事に下山。

8/8 13:43

西岳まで行く選択もあったが。
昨日の雷雨のトラウマがあり
午後の行動は危険。
積乱雲も発生している。
やはりしばらくぶりの槍を近くで眺めて、ゆったり過ごすことを選択。テラスでビール600円🍺を飲む。いい気持ち。
槍グループはスーパードライしかない。

8/8 18:51

夕方、常念岳の上に巨大な入道雲。このあと稲妻が。
連日の雷雨。

8/8 17:03

槍ヶ岳山荘の夕食。明日に備えご飯3杯。みそ汁2杯
お替り。

8/8 18:44

8/8 18:54

後で聞いたら物凄い雷だったらしい。

ハッキリしない夕焼け

悪魔的的。

8/8 18:57

槍からの夕日はあまり美しない。

8/8 18:57

これもなんか悪魔的。

8/9 4:50

夜明け前。富士山が見える。

8/9 5:10

朝食。

8/9 5:05

槍ヶ岳山荘からの朝日は平凡。
皆様ご来光を拝みに頂上へ行かれました。
我々は出発します。

8/9 6:30

槍を振り返る。

8/9 6:42

ヒッテ大槍へ到着。これから東鎌尾根を下ります。

8/9 6:47

槍を振り返る。

8/9 6:37

ヒッテ大槍より槍ヶ岳。

ここからの槍が一番いい。
羽を拡げた鷲のようだ。

8/9 7:28

東鎌の長い梯子

登りの長い梯子。

8/9 7:37

西岳への尾根。

8/9 8:19

西岳への登り。何処を登るんだい。

8/9 8:49

西岳への登り梯子。

8/9 8:58

喜作新道分岐

ヒュッテ西岳

8/9 9:28

西岳到着。
少し脇道にそれる。

8/9 10:53

快適な縦走路
大天井ヒュッテが見えて来た。
大天井岳への登山道が見える。

8/9 11:14

なにがビックリ

8/9 12:28

大天井ヒッテ到着。ここで昼食。
非常に暑い。

8/9 12:28

大天井岳への登り。
結構登りますな。

8/9 13:09

結構ガレ場

コクマサ見つけた。

群生してる

8/9 13:18

大天井荘に到着。
この小屋は快適だった。
常念小屋まで行けたが、午後の行動は危険、ここでのんびりすることに決めた。

8/9 13:45

頂上はすく近く。

8/9 13:51

大天井岳三角点。

8/9 14:01

大天井岳で槍をバックに撮って頂きました。

安曇側からガスが発生。

常念に雲がかかってきた。

8/9 14:02

表銀座の縦走路。ガスがいい感じ。

テントも増えている。

8/9 17:07

夕食きサバの味噌煮を選択。相棒はハンバーク。
おいしかった。

夕焼けの予感

8/9 18:45

大天井岳からの夕日は凄かった。
入道雲がまるで原爆のきのこ雲。

8/9 18:48

東方面の雲が夕日に照らされて美しい。

8/9 18:49

段々つぶれていく。

8/9 18:53

左下の黒い雲が悪魔に見える。
頂上に居た若い女の子がつぶやいた。
セカイノオワリ。世界の終わり？
悪魔的。

8/9 18:47

今度はプードルみたい。

8/9 18:50

エイリアンみたい。

8/9 18:48

常念の方向。オーロラみたい。

8/9 18:48

皆息を吞んでみていた。

最後の審判だな。

8/9 18:48

美しい。

8/9 18:50

できれば天国へ行きたい。

怖いくらいだ。雲マニアの私には
たまらない。
常念が小さく見える。
自然はダイナミックだな。

8/9 18:53

こんな夕日見たことがない。
自然が偶然に造り出す造形美に圧倒される。
この後19時頃雷となり、20時から雷雨となった。
テントの人たち大丈夫だろうか。
翌日2時ごろは月が出ていて、星も綺麗に見えた。

8/9 18:58

小屋の食堂はらんぷのカフェになっている。
明日のロングコースに備え早めに就寝。快適に熟睡した。

8/10 4:01

4時から朝食。オレンジジュースが付いて。
美味しかった。

8/10 4:35

翌朝4時35分出発。明るくなってきた。
15時までに上高地へ行かなくては。
ロングランになりそうだ。

雲海、日の出は近い。
本日の快晴だ。

8/10 5:01

槍のバックが淡い紫色に変わっていく。

8/10 5:04

常念への縦走路。
美しい。

北穂高岳、奥穂高、前穂高。
北穂高岳山荘が見える。

8/10 5:10

槍のモルゲンロードロードを見ながら常念を目指す。

朝陽

穂高

安曇野方面、雲海

キレツト、北穂高、モルゲンロード

8/10 5:36

縦走路を振り返る

8/10 5:37

気持ちのいい縦走路。

8/10 5:47

横通岳の登り。

8/10 6:47

常念小屋が見見えて来た。

8/10 8:02

常念への登り。

8/10 8:02

常念中腹より振り返る。縦走路が見える。

8/10 8:14

頂上方位版

8/10 8:16

常念岳登頂。

8/10 8:26

撮って頂きました。頂上は狭い。
まだ先は長い。

8/10 8:42

常念よりの下りを振り返る

蝶ヶ岳への縦走路路。
結構アップダウンあり。

霧が出てきた

8/10 9:47

突然山岳救助隊とヘリが。いったいなにが起きたのか、詳しくは教えてくれない、しばらく足止めされる
後から知ったが、8/1から行方不明者が見つかり、遺体収容のようだつた。隊員の緊張した顔が忘れられない。
島崎三歩の山岳通信で知りました。
私も載らないよう山では注意して
行動したい。
ご冥福をお祈りします。

8/10 9:51

常念より蝶槍底部、この辺視界も無く蒸し暑い。我慢。
トレラン結構いる

8/10 10:18

ここへの登りが地味につらかった。

8/10 11:15

視界が一気に開ける。ここがピーク？

8/10 11:24

蝶槍を振り返る。

8/10 11:25

三角点。

8/10 11:25

8/10 11:33

横尾分岐

槍よさようなら。
素晴らしい山行だった。

梓川が見える。
この辺の風景はいつ見ても雄大で美しい。
ヨーロッパのアルプスみたいだ。

8/10 11:36

横尾への長い下り。
この辺が一番苦しかった。
地味に長い下りが続く。

8/10 13:43

横尾に到着。相当足にきている。
バスの最終17時5分までに上高地バスターミナルに着かなけれは゛

8/10 16:10

山の日のイベントの準備中。明日混みそう。
今日中に帰りたい。

8/10 16:14

無事河童橋へ到着。
ああ疲れた。

8/10 16:24

穂高にバイバイ。また来る日まで
16時27分のバスに乗れました。
臨時便が出ていた。
21時40分に自宅へ
無事到着。登山終了。
長い1日が終わりました。

撮影機器：

Canon IXY 200 Canon

iPhone 8 Apple

iPhone XR Apple

感想

yositake01

久振りに槍へ行って来ました。
天気予想は全般的にC予想でしたが、実際は毎日午前快晴の後夕立のパターンでした。
槍、穂高を毎日眺めながらの縦走は最高。
また、さすが北アルプス人気のコースの状態は最高、山小屋も最高。
特に大天井岳の大天荘は初めて泊りましたが、山小屋特有の湿っぽくさなく、また料理も美味しく、快適に良く眠れました。もう一回行ってみたいです。大天井岳からの夕日は圧巻だった
人生で何回も見られ無いような夕陽。
ちょっと恐い、悪魔が降臨して来そうな感じ。
1日目に午後の早い時間に夕立に会いましたが、同じ頃北岳で21歳の大学生が落雷で亡くなれたニュースを見て、ご両親のことを思うと心が痛みます。アルプスでの雷はやはり怖いですね。
同じく、島崎三歩の山岳通信で知りましたが、8/10に大天井岳から常念岳、蝶ケ岳の縦走路で
山岳救助隊のヘリの降下に遭遇。7/31から行方不明者が発見された現場だったようでです。
隊員の顔が緊張していた。
ソロはやはり危険かな。先週の唐松岳の怪我
をした68歳の方もソロでした。
また、早朝の出発と、なるべく午後からの行動は控えたいものですね。
でも山はやめられない。しかし安全第一で行きたい。
次回また何処かのアルプスへ連泊したいです。