荒川北沢から間ノ岳と北岳
- GPS
- 17:27
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,836m
- 下り
- 2,431m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:29
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:56
天候 | 【1日目】 晴のち曇 【2日目】 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り: 広河原発奈良田行バス 奈良田第二駐車場は満車にはなっていませんでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
【野呂川発電所BS—弘法尾根取り付き】 堰堤越えの水量は膝下程度。作業用(?)の梯子があったので楽に登れた 【弘法尾根取り付き—北沢取水堤体】 作業道として整備されており、急坂だが難しくはない 【北沢取水堤体—北岳小屋跡】 登山道は沢沿いに時々あるという程度のつもりで行くのがよさそう。沢登りのつもりで進めば特に難しい滝はない。水深は深い所で腰上くらい。獣道と登山道跡の区別がつきにくい所があり、追いかけすぎるとルートを外して激薮に突っ込む 【北岳小屋跡—北岳山荘】 水場へのルートとして地形図にも記載されている。取水用のポンプ小屋があり給水ホースを辿って行けば迷うことはない 【北岳山荘—間ノ岳—北岳山荘—北岳—八本歯のコル—広河原】 一般登山道で何の問題もなし。雪渓上を歩く必要はない |
写真
装備
個人装備 |
8mmx20m補助ロープ
カラビナ
スリング
ハーネス
|
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感想
山の日はどこに行っても混雑しているはず、すいている所と言えば、、と思い恐らく誰も行かないであろう荒川北沢の旧道から間ノ岳へ行ってみることに。
奈良田の駐車場は予想どおり空きがあり、広河原行のバスも3台来たので問題なく座れます。でも野呂川発電所のバス停で降りたのは私だけ。
最初の堰堤越えから水に浸かるので沢装備で入り、作業道を抜けて取水口の上部から沢へ。旧道と言えば聞こえはいいけれど、道は体感的には「時が々ある程度」。渡渉は何十回もあります。ロープが必要になるような滝や高巻きはないので沢登りとしての面白みはあまりないのでしょう。
ゴルジュっぽい地形もほとんどかなく、きわどいへつりはほぼ回避できました。
八本歯沢出合付きまで来ると水量は減りますが藪も両側に迫ってきます。また午後からと思っていたガスが早めに出てきてしまい、地形がよくわかりません。晴れないので気温が思ったほど上がらず、水温も下がってきて少し寒くなってしいました。
水に浸かるのが嫌でちょっとした滝を高巻こうとして踏跡を辿って行ったら尾根筋に入ってしまいました。GPSを見ると突破できそうなので、まあいいやとそのまま進んだらハイマツ帯に直撃。30分ほどハイマツの激藪こぎになってしまいました。直登していればハイマツの藪は避けることができたようでした。
それでも何とか旧北岳小屋跡まで詰めることができて、北岳山荘の給水用の真新しいホースを見つけました。ここまでずっと誰にも出会わず道なき道を登ってきて、しかもガスで視界も十分なかったので、人間の活動の形跡があるとほっとします。ホースを辿って登ると稼働中の中継ポンプ小屋があり、稜線から水場へ降りるための古い梯子なども出てきます。北岳小屋跡から250mほど登り上げて、今日の目的地である北岳山荘に到着。
ルートミスしたりしたものの、想定したよりは早く着けました。
ただ寒いのと激しく疲れていたので食事の用意をする気力が起きず、テントを張ったら自分へのご褒美と一人で言い訳して食事は小屋で取りました。
翌日は農鳥岳経由で車を停めてある奈良田へ降りるつもりでしたが、最後の藪こぎなどで体力を消耗していたので無理せず広河原へ下山することに変更。
ただし間ノ岳くらいは行っておこうと、夜明け前にピストン。早朝の稜線は何度歩いても気持ちがいいものです。
山荘に戻ってテントを回収して、北岳経由でいつもの左俣沢から下山。さすがにメジャールートで連休でもあり大勢の登山者がいました。適当に抜かせてもらいながら降りましたが、二俣を過ぎたあたりで足の指のマメが痛くなってきてしまいました。
最後の1時間くらいはペースを落としてゆっくり下山して大事にはなりませんでしたが、今日は奈良田へ降りなくて正解だったなぁと思いました。
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