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Yamareco

記録ID: 1968346
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

荒川北沢から間ノ岳と北岳

2019年08月11日(日) ~ 2019年08月12日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
17:27
距離
20.6km
登り
2,836m
下り
2,431m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:00
休憩
0:29
合計
9:29
距離 8.8km 登り 2,105m 下り 339m
7:02
7:04
15
7:19
7:23
173
10:16
90
11:46
48
12:34
12:35
49
13:24
13:36
59
14:35
14:36
55
15:31
2日目
山行
6:42
休憩
1:14
合計
7:56
距離 11.8km 登り 733m 下り 2,109m
4:05
25
4:30
4:31
37
5:08
5:12
44
5:56
21
6:17
7:07
27
7:55
8:04
15
8:19
8:20
18
8:38
8:42
9
9:06
9:07
72
10:19
79
11:38
11:39
16
11:55
11:57
2
12:01
ゴール地点
天候 【1日目】 晴のち曇
【2日目】 晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行き: 奈良田発広河原行のバスで野呂川発電所下車
帰り: 広河原発奈良田行バス

奈良田第二駐車場は満車にはなっていませんでした
コース状況/
危険箇所等
【野呂川発電所BS—弘法尾根取り付き】
堰堤越えの水量は膝下程度。作業用(?)の梯子があったので楽に登れた

【弘法尾根取り付き—北沢取水堤体】
作業道として整備されており、急坂だが難しくはない

【北沢取水堤体—北岳小屋跡】
登山道は沢沿いに時々あるという程度のつもりで行くのがよさそう。沢登りのつもりで進めば特に難しい滝はない。水深は深い所で腰上くらい。獣道と登山道跡の区別がつきにくい所があり、追いかけすぎるとルートを外して激薮に突っ込む

【北岳小屋跡—北岳山荘】
水場へのルートとして地形図にも記載されている。取水用のポンプ小屋があり給水ホースを辿って行けば迷うことはない

【北岳山荘—間ノ岳—北岳山荘—北岳—八本歯のコル—広河原】
一般登山道で何の問題もなし。雪渓上を歩く必要はない
今日はバス3台体制だったけど、野呂川発電所BSで降りたのは私だけ
2019年08月11日 05:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 5:57
今日はバス3台体制だったけど、野呂川発電所BSで降りたのは私だけ
林道入口
2019年08月11日 06:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 6:00
林道入口
あれは農鳥岳かな
2019年08月11日 06:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 6:16
あれは農鳥岳かな
林道終点に工事車両が集結
2019年08月11日 06:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 6:17
林道終点に工事車両が集結
どうやら延長工事をしているらしい
2019年08月11日 06:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 6:22
どうやら延長工事をしているらしい
工事用の土石流感知設備
2019年08月11日 06:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 6:24
工事用の土石流感知設備
あの堰堤は越えるしかない
2019年08月11日 06:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 6:25
あの堰堤は越えるしかない
近づくと意外にも梯子がかかっていた
土石流感知設備の保守用かな
2019年08月11日 06:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/11 6:27
近づくと意外にも梯子がかかっていた
土石流感知設備の保守用かな
取り付きの深さがわかると思います
2019年08月11日 06:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 6:28
取り付きの深さがわかると思います
上がると水流は穏やか
深さは膝下程度
2019年08月11日 06:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 6:29
上がると水流は穏やか
深さは膝下程度
奥に見える梯子を登る
2019年08月11日 06:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 6:35
奥に見える梯子を登る
急登だが鉄パイプが整備してあり至せり尽くせり
2019年08月11日 06:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 6:38
急登だが鉄パイプが整備してあり至せり尽くせり
ここを右に行く
直進すると弘法尾根(らしい)
2019年08月11日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 7:03
ここを右に行く
直進すると弘法尾根(らしい)
しばらく下っていくと発電所の設備が出現
2019年08月11日 07:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 7:18
しばらく下っていくと発電所の設備が出現
この吊り橋は渡らずに左手に降りて入渓
2019年08月11日 07:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/11 7:18
この吊り橋は渡らずに左手に降りて入渓
水量は多いが穏やか
2019年08月11日 07:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 7:22
水量は多いが穏やか
多少の滝はあるが余裕
2019年08月11日 07:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 7:38
多少の滝はあるが余裕
旧登山道らしき踏跡があれば、時間稼ぎで極力そちらを進む
2019年08月11日 07:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 7:45
旧登山道らしき踏跡があれば、時間稼ぎで極力そちらを進む
濡れた岩はヌメっているので可能な限り避けた
2019年08月11日 07:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 7:58
濡れた岩はヌメっているので可能な限り避けた
小滝は何度も出てくる
2019年08月11日 08:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 8:07
小滝は何度も出てくる
これでも一応踏み跡
獣道かも
2019年08月11日 08:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 8:17
これでも一応踏み跡
獣道かも
ゴルジュ地形も少しだけある
水の色がきれい
確か右をへつった
2019年08月11日 08:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 8:59
ゴルジュ地形も少しだけある
水の色がきれい
確か右をへつった
このあたりは苦戦
後で気付いたけど巻き道があった
2019年08月11日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 9:44
このあたりは苦戦
後で気付いたけど巻き道があった
途中から巻き道へ上がる
旧登山道かどうかは不明
2019年08月11日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 10:04
途中から巻き道へ上がる
旧登山道かどうかは不明
ミヨシ沢出合の先で一度二俣に別れて合流する。右俣が歩きやすかった
2019年08月11日 10:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 10:20
ミヨシ沢出合の先で一度二俣に別れて合流する。右俣が歩きやすかった
上部がガスってきてしまった
気温が下がったらやだな
2019年08月11日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 10:30
上部がガスってきてしまった
気温が下がったらやだな
割と大きめの滝
右から問題なく巻ける
2019年08月11日 10:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 10:58
割と大きめの滝
右から問題なく巻ける
この程度の滝は何度も出てきた
釜の深さは腰くらい
2019年08月11日 11:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 11:03
この程度の滝は何度も出てきた
釜の深さは腰くらい
滝沢との二俣
右へ
2019年08月11日 11:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 11:34
滝沢との二俣
右へ
この滝も左を巻く道に踏み跡があるがちょっと気をつかう
2019年08月11日 12:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 12:05
この滝も左を巻く道に踏み跡があるがちょっと気をつかう
八本歯沢出合
左俣へ
2019年08月11日 12:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 12:31
八本歯沢出合
左俣へ
ここまで来ると水が減ってきた
2019年08月11日 12:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 12:33
ここまで来ると水が減ってきた
標高が上がり気温も水温も下がるのでなるべく水に浸からないように進む
2019年08月11日 12:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 12:46
標高が上がり気温も水温も下がるのでなるべく水に浸からないように進む
小滝を巻こうとしたら
2019年08月11日 13:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 13:13
小滝を巻こうとしたら
尾根道に入ってしまった
鹿の糞がたくさん落ちてたので人は通らないのかも
2019年08月11日 13:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 13:34
尾根道に入ってしまった
鹿の糞がたくさん落ちてたので人は通らないのかも
2564P
このまま進む
2019年08月11日 13:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 13:35
2564P
このまま進む
尾根に上がったら歩きやすくなったが
2019年08月11日 13:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 13:36
尾根に上がったら歩きやすくなったが
その先はハイマツの激藪
2019年08月11日 13:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 13:54
その先はハイマツの激藪
30分ほどかけてハイマツ帯を何とか突破
北岳小屋跡
2019年08月11日 14:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 14:30
30分ほどかけてハイマツ帯を何とか突破
北岳小屋跡
目標にしていた北岳山荘のポンプ小屋を過ぎて上部に出てしまったことに気付く
しかし真新しい給水ホースが出てきたので一安心
2019年08月11日 14:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 14:35
目標にしていた北岳山荘のポンプ小屋を過ぎて上部に出てしまったことに気付く
しかし真新しい給水ホースが出てきたので一安心
給水ホースに沿って登ると中継用のポンプ小屋がある
2019年08月11日 14:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 14:49
給水ホースに沿って登ると中継用のポンプ小屋がある
まるで廃道のようだが北岳山荘の水場ルート(のはず)
2019年08月11日 15:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/11 15:03
まるで廃道のようだが北岳山荘の水場ルート(のはず)
稜線がようやく見えて
2019年08月11日 15:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/11 15:25
稜線がようやく見えて
いつもの北岳山荘に
2019年08月11日 15:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 15:29
いつもの北岳山荘に
今日の宿
2019年08月11日 18:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/11 18:29
今日の宿
翌朝、間ノ岳へ
2019年08月12日 04:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/12 4:28
翌朝、間ノ岳へ
明けてきた
2019年08月12日 04:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 4:36
明けてきた
いつもの
2019年08月12日 04:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 4:49
いつもの
朝が来た
2019年08月12日 04:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 4:50
朝が来た
2019年08月12日 05:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 5:01
間ノ岳
2019年08月12日 05:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
8/12 5:07
間ノ岳
北岳山荘に戻ってテント撤収
2019年08月12日 05:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/12 5:57
北岳山荘に戻ってテント撤収
昨日はこの右側の沢を登ってきた
2019年08月12日 05:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/12 5:57
昨日はこの右側の沢を登ってきた
北岳山荘近くにいたライチョウ
写ってないけど雛は2羽いた
2019年08月12日 07:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 7:21
北岳山荘近くにいたライチョウ
写ってないけど雛は2羽いた
山頂付近にいた別のライチョウ
ここの雛は1羽
2019年08月12日 08:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 8:04
山頂付近にいた別のライチョウ
ここの雛は1羽
北岳
混雑してるのでさっさと帰る
2019年08月12日 08:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/12 8:17
北岳
混雑してるのでさっさと帰る
北岳山荘の直下に昨日登ってきたポンプ小屋が見える
2019年08月12日 08:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
8/12 8:46
北岳山荘の直下に昨日登ってきたポンプ小屋が見える
八本歯の頭とボーコン沢の頭
通って行こうかと思ったけど今回はスルー
2019年08月12日 08:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/12 8:50
八本歯の頭とボーコン沢の頭
通って行こうかと思ったけど今回はスルー
大樺沢左俣の雪渓
沢割れが激しくもう上は歩けない
2019年08月12日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 9:53
大樺沢左俣の雪渓
沢割れが激しくもう上は歩けない
右俣は枯れていた
2019年08月12日 10:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 10:18
右俣は枯れていた
橋があるが枯れているのを見るのは初めてかも
このあたりで足のマメが痛くなってきた
最速ルートで降りて正解だったかも
2019年08月12日 10:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 10:45
橋があるが枯れているのを見るのは初めてかも
このあたりで足のマメが痛くなってきた
最速ルートで降りて正解だったかも
下部の橋は水量十分
2019年08月12日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 11:19
下部の橋は水量十分
こうやって見ると大樺沢も悪くない
2019年08月12日 11:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 11:29
こうやって見ると大樺沢も悪くない
いつもの広河原山荘
奈良田行のバスは45分前に行ってしまっていて、次のバスは2時間15分後
2019年08月12日 11:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 11:55
いつもの広河原山荘
奈良田行のバスは45分前に行ってしまっていて、次のバスは2時間15分後
バスが来るまで2階の椅子で寝てました
2019年08月12日 13:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 13:50
バスが来るまで2階の椅子で寝てました
撮影機器:

装備

個人装備
8mmx20m補助ロープ カラビナ スリング ハーネス

感想

山の日はどこに行っても混雑しているはず、すいている所と言えば、、と思い恐らく誰も行かないであろう荒川北沢の旧道から間ノ岳へ行ってみることに。

奈良田の駐車場は予想どおり空きがあり、広河原行のバスも3台来たので問題なく座れます。でも野呂川発電所のバス停で降りたのは私だけ。
最初の堰堤越えから水に浸かるので沢装備で入り、作業道を抜けて取水口の上部から沢へ。旧道と言えば聞こえはいいけれど、道は体感的には「時が々ある程度」。渡渉は何十回もあります。ロープが必要になるような滝や高巻きはないので沢登りとしての面白みはあまりないのでしょう。
ゴルジュっぽい地形もほとんどかなく、きわどいへつりはほぼ回避できました。

八本歯沢出合付きまで来ると水量は減りますが藪も両側に迫ってきます。また午後からと思っていたガスが早めに出てきてしまい、地形がよくわかりません。晴れないので気温が思ったほど上がらず、水温も下がってきて少し寒くなってしいました。
水に浸かるのが嫌でちょっとした滝を高巻こうとして踏跡を辿って行ったら尾根筋に入ってしまいました。GPSを見ると突破できそうなので、まあいいやとそのまま進んだらハイマツ帯に直撃。30分ほどハイマツの激藪こぎになってしまいました。直登していればハイマツの藪は避けることができたようでした。

それでも何とか旧北岳小屋跡まで詰めることができて、北岳山荘の給水用の真新しいホースを見つけました。ここまでずっと誰にも出会わず道なき道を登ってきて、しかもガスで視界も十分なかったので、人間の活動の形跡があるとほっとします。ホースを辿って登ると稼働中の中継ポンプ小屋があり、稜線から水場へ降りるための古い梯子なども出てきます。北岳小屋跡から250mほど登り上げて、今日の目的地である北岳山荘に到着。
ルートミスしたりしたものの、想定したよりは早く着けました。
ただ寒いのと激しく疲れていたので食事の用意をする気力が起きず、テントを張ったら自分へのご褒美と一人で言い訳して食事は小屋で取りました。

翌日は農鳥岳経由で車を停めてある奈良田へ降りるつもりでしたが、最後の藪こぎなどで体力を消耗していたので無理せず広河原へ下山することに変更。
ただし間ノ岳くらいは行っておこうと、夜明け前にピストン。早朝の稜線は何度歩いても気持ちがいいものです。

山荘に戻ってテントを回収して、北岳経由でいつもの左俣沢から下山。さすがにメジャールートで連休でもあり大勢の登山者がいました。適当に抜かせてもらいながら降りましたが、二俣を過ぎたあたりで足の指のマメが痛くなってきてしまいました。
最後の1時間くらいはペースを落としてゆっくり下山して大事にはなりませんでしたが、今日は奈良田へ降りなくて正解だったなぁと思いました。

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技術レベル
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体力レベル
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