七倉発〜読売新道〜竹村新道周回
- GPS
- 98:33
- 距離
- 45.0km
- 登り
- 4,012m
- 下り
- 3,797m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 4:40
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:17
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:54
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:58
天候 | 晴れ☀ 最終日小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
高瀬ダムから七倉へはタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
七倉登山口に登山ポストあり。コンパスにて提出済ですが 簡易的な記載の要請がありその場で提出。 ■針ノ木谷 数回の渡渉があります。水量により状況判断が必要です。 ■平ノ渡し〜奥黒部ヒュッテ 歩きやすい道ですがハシゴのアップダウンあり。 下ノ廊下を思い起こすような雰囲気 ■読売新道 地形図を見る通りの急登りが続きます。石に苔がついて滑りやすい。 下りでは特に注意。大きな倒木が2か所あり乗り越え出来なくザックを背負いくぐるには苦労します。腕立て伏せ状態。 ■赤牛岳〜水晶岳 温泉ノ頭と水晶岳への急登以外は気持ちいいい稜線歩き。 ■湯俣分岐〜南真砂岳 気持ちいい稜線歩き。普段見慣れない角度からの風景が楽しめます。 ■南真砂岳〜湯俣岳 比較的歩きやすい。湯俣岳へ一旦下り登り返し ■湯俣岳〜晴嵐山荘 急な下りで足掛かりがない斜面。ところどころに木の根が縦に走り気を付けていましたが滑りやすい。2回スリップしました。 晴嵐荘近くになると更に斜度がましますがジグザクして歩きやすい。 |
その他周辺情報 | ■奥黒部ヒュッテ お風呂あり(石鹸使用可) ■湯俣温泉(晴嵐荘)仮営業ですが営業されております。 テントと素泊まり可 流された橋の代わりに丸太が掛けられてます。水量によっては河原を渡れます。 ■下山後は定番の七倉温泉 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
お盆休みは何処へ行こうか?悩みに悩み昨年行けなかった読売新道〜竹村新道を繋ごう!という事で前日、七倉へ入りで車中泊。今回は周回コース。
【1日目】
船窪小屋へは早く到着しましたが既に4張。今日はマッタリと。
早速テント設営し水場で水を調達。とても暑い日でテント内にいられなく木陰で涼み時間を過ごしました。夕方にはガラガラであったテント場が隙間なくビッシリと。さすがお盆休み。早く到着して良かった。
【2日目】
今日は針ノ木谷へ下り奥黒部ヒュッテまで。
針ノ木谷は水が多いのか結構な渡渉があり油断してドボン!両足落ちましたが幸い靴の中には水が入らず助かりました。
その後ロープが渡してある箇所でわざわざロープのある場所を通り、バランスを崩して腰までドボン。対岸にいた女性は冷静に岩を選び無事渡渉。
靴の中は完全に水没。歩くたびにチャプチャプ気持ちいい位に水が浸入。
そんな状態で靴下を絞りながら歩き5回位繰り返し水が抜けましたが、ふやけた指がこすれ皮膚がめくれ上がり、歩くと痛みが出るようになり、テーピングを貼り対応。
奥黒部ヒュッテではテント場はガラガラで魚釣りの方数名と登山者数名。
テントを設営し靴と靴下を天日干し。ゴロゴロしている際にブヨとテント内に侵入していた蟻に刺されておりました。
虫よけ持ってきていたのに油断してました。
(帰宅後に確認30ヶ所刺されてました。)
靴は完全に乾かず、コンロで対応し何とか復帰。
【3日目】
待望の読売新道!
いきなりの激急登で戦闘意欲を無くす。というか最初から飛ばすなよと言われているような地形。これはまずいと思い、省エネ歩行。たんたんと登りますが苔むした岩と倒木、急な登りに少しずつ疲労する。しかし登りも辛いが下りも辛そう。
稜線を抜けると素晴らしい景色が待ってました。赤牛岳までは来てましたがその先が
未踏であった為、景色に感動!
赤牛岳から先は槍と水晶岳を眺めながらの稜線歩きは最高!
靴は完全に乾ききっていなく足が蒸れてきて皮膚がこすれて今度はカカトがやばい。
痛みをこらえながら先へ進む。テント場は三俣まで行かねばならないが水晶小屋で
マッタリしているとここで泊まろう!素泊まり決定。しかしながら水は天水とビールしかなく残念。それほど混みあっていなくてラッキーでした。
【4日目】
今日も未踏な竹村新道。昨年は通行出来なくこれまた楽しみ。
南真砂岳への稜線歩きが気持ちいい。湯俣岳までの道も歩きやすく思っていたより整備された登山道でした。
一旦下り、湯俣岳へ登り返し。湯俣岳山頂は地味な場所で三角点のみの山頂で標識はありませんでした。その先は等高線が詰まっており標高は一気に下げる事が出来ますが足掛かりが少なく、木の根が多く滑りやすい。湯俣近くは更に急な斜面で逆コースからの場合は、かなり大変だろう感じました。
木かげ処の1/2まで草刈りされており助かりました。
とても暑く湯俣川が見えた時は飛込たいと思うほどでした。
晴嵐荘についてコーラを飲み生き返りました!
晴嵐荘の管理人の方がとても気さくな方でした。
昨年、橋が流されて丸太橋を架けられて仮営業されております。
テントを設営し早速、噴湯丘へ。
渡渉が必要と知らず途中で引き返し、サンダルをお借りして短パンに着替えて出直しました。スリリングな場所で崖のへつり、ロープでの下降、渡渉と噴湯丘に着いた時は正直ホッとしました。温泉がゴーゴーと噴き出していて川がぬるい理由がわかりました。小屋へ戻り温泉に浸かり疲れを癒しました。
【5日目】
最終日は高瀬ダムまでの道のりなので撤収もゆっくりと。
パッキングを終えて朝風呂へ。とても気持ちが良かった。
天気は下り坂なので雨が降らないうちにと先を急ぐ。
河原も歩けるようですが渡渉があると厄介なので正規の登山道を歩きました。
高瀬ダムにはタクシーが既に待っており、未だ早い時間なので単独でタクシーで七倉へ。七倉は雨でした。再度七倉温泉で今日2回目の温泉へ。
お盆休みで激混みなルートを避け未踏の読売新道と竹村新道を無事歩く事が出来ました。いつか湯俣から逆ルートで歩いてみようかと・・
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