中央アルプス南部縦走(菅の台〜空木岳〜越百山(越百小屋)〜念丈岳〜鳩打峠〜清流苑)
- GPS
- 22:34
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 4,893m
- 下り
- 5,199m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:03
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:54
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:39
天候 | 8月31日:晴れ 9月1日:西の風強く曇り時々雨 9月2日:西の風強く曇り時々雨夕方晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
清流苑:高速バス松川インターから徒歩約20分(清流苑から飯田線駅へ15:15、15:24バス便あり(15:15は土・日祝運休、15:24は日祝運休)他の時間は要調査) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山道状況はこれから行く人の参考になるように努めました。写真とセットで確認してください。 菅の台から空木岳:大地獄、小地獄付近ヤセ尾根、熊出没注意。 空木岳から越百小屋:空木岳から越百山までわかりにくい箇所多い、南駒から越百山まで時々藪・ハイマツ漕ぎあり、仙涯嶺鎖場・ザレ場注意、越百山から越百小屋まで標高差約250m登降、足元注意。 越百山から念丈岳:南越百山まで背丈以上のハイマツ漕ぎ、南越百山からの下山口わかりにくい(マークなし、10分放浪)がハイマツ漕ぎは短い(意外と早く笹の刈払い箇所に出る)、南越百山から奥念丈岳途中の小ピークも強烈なハイマツ漕ぎ、奥念丈岳まで小(ニセ)ピーク連続(池の平山、烏帽子岳も同じ)。与田切乗越から念丈岳急登(逆方向は滑りやすい下り)。笹非常に滑りやすい、藪漕ぎ(倒木注意)。朝は雨具必須。 笹を刈ってくれた松川町のボランティアの方のおかげで迷わず行くことができました。 念丈岳から鳩打峠:烏帽子岳まで小登降連続・笹深い場所あり、烏帽子岳山頂前後登降注意、烏帽子岳からセキナギまで急坂。 鳩打峠から清流苑:松川町ハイキングコース(山と高原地図に記載なし、「下山」と書いてあるが「登山」道。トレース見てわかるように鳩打峠から清流苑までの最短コースだが、小ピーク5つ越え、疲れた体に堪える。下山口から清流苑への道標なし(標識は多いが町の人向けであり、土地勘のない町外の人にはわかりにくい)) |
その他周辺情報 | 清流苑:入浴料500円、宿泊可、風呂良し、食事処・お土産充実! |
写真
感想
〇 今まで行きたくても行けなかった越百山から南への縦走路に、松川町のボランティアの方の刈払いの御蔭で挑戦することができた。雨に濡れガスで視界が利かない中、当初の予定を貫徹できてよかった。
〇 ハイマツ、灌木は植生保護の観点からかあまり刈られていないため、強烈なハイマツ漕ぎ、笹に隠れた倒木・低木に足を打つ・引っかけ転倒などがあったが、これは仕方がない。
〇 笹は非常に滑りやすく、十分注意が必要だ。笹も全部が刈払われた訳ではなく、藪漕ぎも依然として多い。南越百山からの下山口にマークがなく放浪したが、この道を行く人は見つける能力がないと途中で道迷いするだろうから試されていると思い雨で視界の悪い中探し回り、何とか見つけた。
〇 中央アルプス南部縦走路(越百山まで)は、北部・空木岳登山道に比べ歩きにくく、高速道路と整備不良の国道の違い(越百山から烏帽子岳まではまだ酷道?)がある。特に摺鉢窪分岐から仙涯嶺までは要注意だ。
〇 越百小屋は小さいせいか足音等が響き8時(消灯時間)まで眠ることができなかったが、管理人さんが気さくな方で、バイオトイレあり、食事も美味しく良かった。
池山小屋も広く綺麗で、水も豊富。水場の黒い物体は気になったが・・・。
〇 縦走路はもう秋の気配、服装も秋バージョンを用意。
〇 清流苑の風呂は気持ちが良かった。設備も充実している。鳩打峠から清流苑までの松川町ハイキングコース(「山と高原地図」に不記載。でも、バリエーションルートではなく、踏跡明瞭・標識完備(ただし、鳩打峠方面))で疲れた体が回復した。
〇 天気は悪く展望に恵まれなかったが、充実した山行だった。
コメント
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奥念丈・南越百山の整備に関わっているので貴重な情報ありがとうございます。
南越百山から奥念丈に向かうミチ(入り口)は確かに解りにくいですね。
整備で奥念から南越百に向かいピークを踏んだ後、戻ろうとした時、解らなくなってちょっと焦った覚えがあります。 左45°方向に赤布の付いた棒が這松の上に顔を出していたような記憶があります。
鳩打ち峠〜清流苑方向の道案内ですが、地元向きの標識で、これまた不案内な処が確かにあります。松川町の関係者に下山方向のカンバン整備を申し込みしておきます。 自分たちも整備はするのだが、縦走する機会が以外と無くて皆さんのレコを指をくわえて読ませてもらっています。
見ていただきありがとうございます。ガスっていたせいもありますが、南越百山から下山道入口にはマークはなかったと思います(所々ケルンがあり、入口近くに誘導されました。)。また、意外にも踏跡が錯綜しています。砂地なので踏跡が残りやすいのも一因と思います。感想等にも書きましたが、見つける能力がなければ道迷い必至と思い探しました。しかし、皆様が笹を刈ってくれたお蔭で私のような実力でも完歩することができ、貴重な経験ができました。清流苑に行くつもりだったので、車道で行くよりも折角なのでハイキングコースを利用させていただきましたが、ピークが多いのに驚きました。疲れていなければそう思わないのでしょうが、さすがに菅の台から来たので堪えました。山と高原地図にのっていないため、どこに出たかわからず、標識も清流苑の表示がなく、出口で川の左岸を歩いたら相当遠回りになるところでした。清流苑のお風呂気持ちよかったです。またの機会に利用させていただきます。
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