北アルプスのシンボル 憧れの【槍ヶ岳】(南岳新道↑西鎌↓)
- GPS
- 21:51
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 2,863m
- 下り
- 2,871m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:29
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:46
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:35
天候 | 1日目 晴れのち霧 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高〜槍平 沢を数箇所渡りますが、増水時は渡れないことあり。特に滝谷は水量多く降雨時、降雨後は危険です。 槍平〜南岳小屋 足場も悪く段差の大きい急登が続きます。 南岳〜槍ヶ岳 3000mの岩稜帯。中岳からの下降の梯子、槍ヶ岳の登下降は高度感あります 槍ヶ岳〜双六小屋 西鎌尾根はコースタイム以上にアップダウンがあり、思ったより体力消耗しました。一箇所鎖場あり注意 双六小屋〜新穂高 整備されて歩きやすく、安心しすぎてかえって危険? |
その他周辺情報 | 日帰り温泉:ひがくの湯(700円・登山者割引) |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
花は盛りが過ぎ、紅葉にはちょっと早いこの時期。
今まで幾度となく見てきた北アルプスのシンボル槍ヶ岳ですが、実はまだ未踏でした。こんな時期なので、岩稜帯も良いのではないかということで今回の計画。どうせなら大キレットは歩けないまでも一度見てみたいということで南岳から槍ヶ岳への稜線歩きを楽しむことに。
南岳新道の急登は事前に聞いていたとおりのキツさ。1時間歩いても槍平小屋が眼下近くに見えて、心が折れてこのまま引き返してしまおうかと思ったりもしました。それだけに3000mの稜線にたどり着いた時は、嬉しさよりもホッとしました。
南岳の獅子岩から見る大キレットは写真で見る以上に高度感と迫力があり、高所恐怖症の自分には無理かなあ。南岳小屋に集う人たちはそのほとんどが大キレットを目指す強者ぞろいです。
南岳から槍ヶ岳への稜線はまさに天空の縦走路。正面に槍ヶ岳を見ながら、周囲には名だたる山を眼下に見据え歩くのは気持ち良く、今まで見てきた山とは違った景色。
槍ヶ岳の山頂への登り。時間帯が良かったのか混雑もなく山頂でもゆっくりと過ごせました。高度感のある岩場の登下降ですが、手がかり足がかりはしっかりしているところが多く、慎重にいけば特に問題はありませんでした。
西鎌尾根は前半は岩場のトラバースが続き、後半はアップダウンを繰り返し、距離もあるため思いのほかハードでした。メジャールートにもかかわらず、自分と同じ方向に歩く人とは4時間誰とも合わず、すれ違う人も数組だけでした。樅沢岳は槍穂の稜線を独り占めする贅沢な時間でした。
8月の盛夏も過ぎ、9月の連休の前の週末、台風も近づいているという予報でもあったためか、3日間快晴にもかかわらず登山道も小屋も人が多くなく快適でした。
今回の槍ヶ岳で日本百名山のちょうど半分の50座に登頂。特に完登を目指しているわけではないけれど、まだまだ行ってみたい山がいっぱいです。
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