記録ID: 2026367
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高 テント泊縦走
2019年09月14日(土) ~
2019年09月16日(月)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 51:09
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,405m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:57
距離 4.4km
登り 881m
下り 30m
2日目
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 5:12
- 合計
- 12:27
距離 9.0km
登り 1,438m
下り 1,503m
16:22
3日目
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:10
距離 16.3km
登り 82m
下り 869m
12:01
ゴール地点
ルートはEtrex20のGPSデータです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
地元草加3:30発〜8:00沢渡着(諏訪で朝食休憩あり)。だいたい4時間位かな。 沢渡の橋を渡った一番大きい駐車場が既に満車でいったん戻って露天風呂のある「梓湖畔の湯」で駐車(3日間1800円)。 バスに乗ろうと思いましたが並んでいたので、目の前に泊っていたタクシーで帝国ホテル前まで乗せてもらう(3人で4200円)。 ●帰り 上高地からバスはメチャ混みだったのでタクシーを使う。2人組の方と同席で大型タクシーだったため若干割安(3人で4000円)。 帰りは渋滞で6時間位かかりました(汗)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●帝国ホテル前〜西穂山荘 田代橋を渡って間違えて川伝いに行っておかしいな?と引き返して登山口へ。山荘までは大変歩きやすい整備された登山道です。樹林帯で日差しを遮ってくれたので、この時期は適度に涼しかった。 途中の宝水はチョロチョロで水汲む気になりませんでした。 ◎西穂山荘 山荘すぐ下がテントサイト。12:00に到着した時には既に9割方埋まっていて、YAMA達の3〜4人テンを張る余地がなかった。場所だけとっておき既に張られていた方が戻ってきた時にお願いして少しテントを移動していただきギリギリでした。移動してくださった方には感謝です。話を聞くと10:00代にはかなり埋まっていたらしい。山荘もかなり混雑していて、改めて西穂の人気さを痛感しました。 受付はテントが張れてから来てくださいとのことでした。 ここで購入したのはビール500円、水2L400円。あとは3人でワイン2本、焼酎、ウイスキーを持参。 ●西穂山荘〜西穂独標〜西穂高岳 1日目丸山まで下見しましたが最初は歩きやすい登山道で良かったです。独標直下でストックを片付け岩をひと登りですが暗くても何とかなりました。ごつっとした独標の先に見えます。 独標から西穂高岳はストックをしまって良かったと思う岩稜帯。アップダウンもきつく荷物が重いと苦労します。皆軽量化していてYAMA達はなんだか荷物持ちすぎ感丸出しでした(もう少し軽量化を図らねば)。 ピラミッドピークやチャンピオンピークなど越え山頂まで緊張感があります。独標と比較すると明らかに尖った山様はこの山域ならではでしょう。 西穂からは思った以上に槍ヶ岳が大きく見えました。富士山もバッチリ。 ●西穂高岳〜間ノ岳〜天狗の頭〜ジャンダルム いつかは歩きたいと思っていた北アの破線ルート。適度に鎖がありますが、無い箇所の方が多いでしょう。落石については涸沢岳付近とか北穂東陵に比べると怖くない印象で少し安心しましたが、崩れやすいのは変わりませんので常に注意は必須。 それぞれのピークで急なアップダウンが連続するため思いのほか疲れます。 天狗の頭への登り、ジャンダルム手前までの登りはなかなか高度感があります。逆層スラブは鎖便りになってしまいました。 ●ジャンダルム〜奥穂高岳〜穂高岳山荘 ジャンは巻道がしっかりしてました。奥穂川から見る切り立った岩峰とは印象が異なり意外に登りやすかったです。山頂は意外に平らで広く鎖に繋がれた看板と天使が待っています。360度素晴らしい大展望で、本当に来てよかったと思える景色でした。 ジャンからは馬ノ背が核心でしたがそれ以外も結構な高度感と急斜面を味わうことになります。馬ノ背は登りだったので高度感はあるけど怖さはありませんでしたが、奥穂側からの下りではあまり歩きたくないですね。 奥穂高岳までくれば一安心でした。ただ穂高岳山荘手前の梯子で大渋滞。山で1時間待ちは初めての経験で予定に入れていなかったので涸沢まで降りれるか不安になりました。 ●穂高岳山荘〜涸沢 途中まで急斜面で鎖などあります。疲れもあるので細心の注意をしておりました。 上部は草紅葉が始まっています。 分岐からは涸沢に直で降りるコースを利用。ここでコースタイムを縮めました。 ◎涸沢ヒュッテ 中央にテンバ受付の建物あります。1人1000円也。 小屋のテラスは贅沢な景色。テラスの方は火気厳禁。売店前は火気OK。 18:00に売店が閉店してしまい、生ビールとおでんにありつけずに非常に残念でした。代わりにビールとワイン1本、あまりのウイスキーと焼酎で楽しみました。 テンバは思っていたよりも余裕があったかな。 ●涸沢〜横尾〜徳沢〜上高地 整備されて歩きやすいコースで言うことありません。 徳沢のソフトクリームは鉄板で食べます。疲れた体に染み入る美味しさです。 |
その他周辺情報 | ●温泉 島々近くの「せせらぎの湯」にて汗を流しました。 露天風呂が若干狭いですがヌルっとした泉質が日焼けした肌に優しそうです。 上高地に来ると大体ここ使います。 ●食事 松本まで出てレストラン十字路へ。 ハンバーグカレー大盛。千円以下でお腹一杯。美味しいです。 |
写真
感想
3連休、念願のジャンダルムに登るべく西穂高から奥穂高へ縦走してきました。
西穂山荘では危うくテントが張れないところで冷っとしましたが、2日目は好天で夏の終わりには暑すぎるくらいでしたが最高のコンディションの中、ジャンダルムのピークを踏めました。天使の待つジャンダルムから見た大展望は最高です。
今回YAMAの中では、やはり馬の背の高度感が一番半端なかったです。結構アドレナリンが出たな〜。登り切って正面に見た奥穂はかっこよかった。
浮石は想定していたよりも少なく感じでしたが、急斜面のアップダウンが多く、テント泊装備の荷物が重くしんどかったです。周りの人はテント泊でもパッキングが小さく、今後は軽量化を図るよういろいろと努力してみようと思いました。
それにしても西穂縦走する人、100人は優にいたと思います。北アでも屈指の破線ルート、普通に歩けてしまう感じなんですねー。
kishiechanが作ってくれたピザ、山ごはんの新しい境地を開いてくれた感じがしました。美味しかった!
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