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Yamareco

記録ID: 2037765
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

白出沢〜穂高岳〜明神岳〜岳沢 遂に憧れの明神岳山頂へ

2019年09月25日(水) ~ 2019年09月27日(金)
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GPS
51:10
距離
19.7km
登り
2,746m
下り
2,271m

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
0:30
合計
8:30
8:30
8:45
80
10:05
10:05
30
重太郎橋
10:35
10:50
35
鉱石沢
11:25
11:25
220
荷継小屋跡
15:05
穂高岳山荘
2日目
山行
10:20
休憩
1:25
合計
11:45
5:40
50
穂高岳山荘
6:30
6:45
115
8:40
8:55
35
9:30
9:45
90
11:15
11:15
30
11:45
12:00
45
12:45
12:55
70
14:05
14:05
40
14:45
15:00
145
17:25
3日目
山行
2:45
休憩
0:20
合計
3:05
6:40
145
9:05
9:15
15
岳沢登山口
9:30
9:40
5
9:45
上高地バスターミナル
天候 一日目 曇り時々晴れ
二日目 快晴
三日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
車を二台使用(沢渡駐車場に一台駐車し、新穂高駐車場に移動)
上高地に下山後、バスで沢渡に帰還

沢渡駐車場 一日600円
上高地から沢渡までのバス代 1,250円
安房トンネル通行料 770円(ETC支払い)
コース状況/
危険箇所等
・新穂高〜白出沢出合〜穂高岳山荘〜前穂高岳
白出沢出合までは緩やかな林道歩き。
登山道に入ると、徐々に険しい登りになりますが登山道、鎖場など良く整備されています。既存の重太郎橋は流失し、角材4本を合わせた仮設橋です。
白出沢右岸に渡り、崩落箇所通過の際、落石注意です。
登山地図に水場マークのある鉱石沢はガレキで埋まり、水は出ていません。
荷継小屋跡から白出のコル(=穂高岳山荘)までは標高差約800mの急なガレ場で、基本的にはどこでも歩けます。
上部でペンキマークがある所はとても歩き易いですが、所々でマークが追えなくなります。
穂高岳山荘〜前穂高岳はメジャールートに付き、省略。

・前穂高岳〜明神岳〜紀美子平
我々は紀美子平にザックをデポし、サブザックで明神岳までピストンしました。
前穂山頂から東に進むとすぐ紀美子平へ下る標識がありますが、明神岳は左へ。
しばらくは大岩もなく、尾根に沿って下る明瞭な踏み跡があります。
途中、踏み跡の薄い岩場や、ガレ場で踏み跡が不明な箇所もありますが、基本的にルートは尾根通しか尾根の西側です。
前穂高岳から凡そ300mほど下った地形図2950mの岩場は、西側直下の踏み跡は3〜4mの区間がザイルがないと下れません。
我々はそこで引き返し、もう一段下の踏み跡を辿りました。
踏み跡が薄く、小さな支尾根を乗っ越す所にはケルンがあり、心強い目印でした。
最大の難所である奥明神沢のコルから先の岩場の登り返しには、長さ50mほどの残置ザイルがありました。
その下部で一ヶ所ですが2mほどの直立した岩場があり、ここはザイル無しでは登降できませんでした。ここ以外のザイル区間はスタンス&ホールドともに確実でした。
明神岳頂上はテント一帖余裕で張れる広さです。
360度の大展望と、難関のピークに登攀装備無しで登った達成感は極めて感慨深いものでした。

・紀美子平〜岳沢〜上高地
岳沢小屋までは険しい岩場の下りで、鎖場、梯子などに注意が必要です。
疲労もピークに達しており、慎重に時間をかけて下りました。
岳沢小屋から下は石段の整備された登山道です。
新穂高登山指導センター前は道理で支度中の登山者が多い筈、無料駐車場は満車でした(*_*)
2019年09月25日 06:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 6:39
新穂高登山指導センター前は道理で支度中の登山者が多い筈、無料駐車場は満車でした(*_*)
穂高平小屋前から蒲田富士
右奥の台形は北穂高岳
2019年09月25日 07:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/25 7:43
穂高平小屋前から蒲田富士
右奥の台形は北穂高岳
抜戸岳方面?
雲が稜線を隠して、姿を見せてくれません
2019年09月25日 08:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 8:03
抜戸岳方面?
雲が稜線を隠して、姿を見せてくれません
白出沢出合
林道を離れ、登山道に入ります。ここまで約二時間の車道歩き。
2019年09月25日 08:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:31
白出沢出合
林道を離れ、登山道に入ります。ここまで約二時間の車道歩き。
これから ささやかな"ドラマ"の始まりです。
2019年09月25日 08:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/25 8:31
これから ささやかな"ドラマ"の始まりです。
休憩後に出発
いよいよ未踏のコース!わくわく感と、それにちょっぴり怖さも…
2019年09月25日 08:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:45
休憩後に出発
いよいよ未踏のコース!わくわく感と、それにちょっぴり怖さも…
歩き始めは石段が整備され、緩やかで歩き易い感じ
2019年09月25日 08:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:53
歩き始めは石段が整備され、緩やかで歩き易い感じ
針葉樹林帯から小灌木帯へと変化
2019年09月25日 09:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:17
針葉樹林帯から小灌木帯へと変化
上空は青空なのに稜線上の雲がずっと動こうとしません
2019年09月25日 09:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 9:31
上空は青空なのに稜線上の雲がずっと動こうとしません
険しく、角のような峰が頭上に
2019年09月25日 09:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/25 9:43
険しく、角のような峰が頭上に
深い?字谷に沿う登山道
2019年09月25日 09:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:51
深い?字谷に沿う登山道
ダイモンジソウ
2019年09月25日 09:52撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:52
ダイモンジソウ
一枚岩の上を滑り落ちる流れが優美
2019年09月25日 09:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:54
一枚岩の上を滑り落ちる流れが優美
重太郎橋
激流にかかる仮橋を恐る恐る渡りました(^^;
2019年09月25日 10:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 10:07
重太郎橋
激流にかかる仮橋を恐る恐る渡りました(^^;
渡り終えて右岸から
2019年09月25日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/25 10:04
渡り終えて右岸から
狭い谷の急斜面をごろごろと巨石が崩れ落ちてくれば、橋などひとたまりもないでしょう!
2019年09月25日 10:08撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 10:08
狭い谷の急斜面をごろごろと巨石が崩れ落ちてくれば、橋などひとたまりもないでしょう!
垂直の長い木製梯子で岸壁に取り付き
2019年09月25日 10:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 10:09
垂直の長い木製梯子で岸壁に取り付き
谷間を行かず高巻き
2019年09月25日 10:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:13
谷間を行かず高巻き
絶壁に拓かれた登山道、この付近は道も急な上り
奥に仮橋が見えます。
2019年09月25日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/25 10:13
絶壁に拓かれた登山道、この付近は道も急な上り
奥に仮橋が見えます。
鎖場が続き、急斜面ではないものの高度感があります
2019年09月25日 10:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 10:17
鎖場が続き、急斜面ではないものの高度感があります
連続する白糸の滝
2019年09月25日 10:24撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:24
連続する白糸の滝
落石はいつ起こるか予測不能!やはりヘルメットは必要?
2019年09月25日 10:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:27
落石はいつ起こるか予測不能!やはりヘルメットは必要?
鉱石沢
ここで休憩です♪
2019年09月25日 10:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:36
鉱石沢
ここで休憩です♪
登ってきた谷間を俯瞰
2019年09月25日 10:49撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:49
登ってきた谷間を俯瞰
荷継沢小屋跡は石積が残っています。ヘリの空輸などない時代、荷を担いできた人が、ここ引き渡していたのでしょう。昔を想像してしまいます。
2019年09月25日 11:24撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 11:24
荷継沢小屋跡は石積が残っています。ヘリの空輸などない時代、荷を担いできた人が、ここ引き渡していたのでしょう。昔を想像してしまいます。
荷継沢
2019年09月25日 11:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:27
荷継沢
見上げた急峻なガレ場は、写真ではお判りいただけないかと思います
2019年09月25日 11:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 11:27
見上げた急峻なガレ場は、写真ではお判りいただけないかと思います
ナナカマド
秋を彩る真っ赤な実
2019年09月25日 11:42撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:42
ナナカマド
秋を彩る真っ赤な実
いつの間にか、登ってきた谷間を霧が追いかけてきました(*_*)
2019年09月25日 13:02撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 13:02
いつの間にか、登ってきた谷間を霧が追いかけてきました(*_*)
でも、頭上には紺碧の空
2019年09月25日 13:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 13:51
でも、頭上には紺碧の空
巨大な一枚岩も、風雨の浸食でいずれは崩壊する運命にあるのでしょう
2019年09月25日 14:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 14:17
巨大な一枚岩も、風雨の浸食でいずれは崩壊する運命にあるのでしょう
ようやく穂高岳山荘の石垣が見えました。
でも見え始めてからが随分遠かったです。
2019年09月25日 14:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/25 14:46
ようやく穂高岳山荘の石垣が見えました。
でも見え始めてからが随分遠かったです。
穂高岳山荘の横に飛び出しました!
2019年09月25日 15:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 15:06
穂高岳山荘の横に飛び出しました!
標識には「白出のコル」とあります
2019年09月25日 15:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 15:06
標識には「白出のコル」とあります
一瞬雲が途切れ、涸沢岳
2019年09月25日 16:02撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 16:02
一瞬雲が途切れ、涸沢岳
微かにブロッケン現象
2019年09月25日 16:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 16:03
微かにブロッケン現象
前穂北尾根
夕刻、雲が去り、穂高岳山荘からしか見られない絶景に遭遇し、感動!
2019年09月25日 16:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 16:17
前穂北尾根
夕刻、雲が去り、穂高岳山荘からしか見られない絶景に遭遇し、感動!
【二日目】
美しい夜明けは、小屋泊まりの至福の時(^.^)
2019年09月26日 05:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:07
【二日目】
美しい夜明けは、小屋泊まりの至福の時(^.^)
北尾根
岩稜のシルエットが刺激的!山の会に属していた頃、この尾根を登るのが憧れでした。今となっては未踏破のまま終わりそうです。
2019年09月26日 05:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:15
北尾根
岩稜のシルエットが刺激的!山の会に属していた頃、この尾根を登るのが憧れでした。今となっては未踏破のまま終わりそうです。
正にオレンジ色に心浮き立つ空
2019年09月26日 05:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:28
正にオレンジ色に心浮き立つ空
常念岳
なだらかな稜線のシルエットに心安らぎます
2019年09月26日 05:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:28
常念岳
なだらかな稜線のシルエットに心安らぎます
ご来光!(^^)!
蝶ヶ岳の頂稜からでした。
2019年09月26日 05:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 5:38
ご来光!(^^)!
蝶ヶ岳の頂稜からでした。
笠ケ岳
2019年09月26日 05:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:41
笠ケ岳
穂高岳山荘
急峻な岩場を登ると、あっという間に足元
2019年09月26日 05:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:48
穂高岳山荘
急峻な岩場を登ると、あっという間に足元
ジャンダルム
2019年09月26日 05:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:51
ジャンダルム
岩稜の間に槍さま
2019年09月26日 05:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 5:55
岩稜の間に槍さま
朝陽を浴びて浮かび上がった笠ケ岳はどっしりと存在感があります
2019年09月26日 06:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 6:06
朝陽を浴びて浮かび上がった笠ケ岳はどっしりと存在感があります
涸沢岳、北穂高岳を家来の様に従える槍さま
2019年09月26日 06:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 6:19
涸沢岳、北穂高岳を家来の様に従える槍さま
ジャンダルムは何度でも写真に撮りたくなります(^^ゞ
2019年09月26日 06:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 6:20
ジャンダルムは何度でも写真に撮りたくなります(^^ゞ
穂高岳山頂
登山者がいっぱい(*_*)
2019年09月26日 06:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 6:23
穂高岳山頂
登山者がいっぱい(*_*)
御嶽〜乗鞍〜焼岳〜ジャン
2019年09月26日 06:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 6:33
御嶽〜乗鞍〜焼岳〜ジャン
笠〜黒部五郎〜薬師〜鷲羽〜水晶
2019年09月26日 06:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:34
笠〜黒部五郎〜薬師〜鷲羽〜水晶
前穂
右に、明神岳も見えています
2019年09月26日 06:34撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 6:34
前穂
右に、明神岳も見えています
飽きずにジャンダルムを撮りまくり
2019年09月26日 06:34撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 6:34
飽きずにジャンダルムを撮りまくり
鷲羽〜水晶〜赤牛〜龍王〜立山〜槍〜針ノ木〜蓮華
2019年09月26日 06:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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鷲羽〜水晶〜赤牛〜龍王〜立山〜槍〜針ノ木〜蓮華
雨飾〜焼山〜火打〜妙高〜黒姫
2019年09月26日 06:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 6:35
雨飾〜焼山〜火打〜妙高〜黒姫
旭〜白馬〜鹿島槍〜爺
2019年09月26日 06:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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旭〜白馬〜鹿島槍〜爺
南アルプス〜中央アルプス〜御嶽山
2019年09月26日 06:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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南アルプス〜中央アルプス〜御嶽山
富士山〜南アルプス
2019年09月26日 06:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:36
富士山〜南アルプス
中央アルプス
2019年09月26日 06:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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中央アルプス
八ヶ岳
蓼科山周辺には雲
2019年09月26日 06:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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八ヶ岳
蓼科山周辺には雲
別山〜白山
2019年09月26日 06:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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別山〜白山
槍さまの手前に大キレット
2019年09月26日 06:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 6:37
槍さまの手前に大キレット
やや左奥に御嶽、中央に乗鞍、右手前は焼岳
2019年09月26日 06:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 6:38
やや左奥に御嶽、中央に乗鞍、右手前は焼岳
鷲羽〜水晶〜赤牛〜龍王〜立山〜剱
2019年09月26日 06:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:38
鷲羽〜水晶〜赤牛〜龍王〜立山〜剱
右に明神の険しい峰が迫ってきました(*_*)あまり見つめていると足を踏み入れるのが怖くなりそう(:_;)
2019年09月26日 06:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 6:38
右に明神の険しい峰が迫ってきました(*_*)あまり見つめていると足を踏み入れるのが怖くなりそう(:_;)
黒部五郎〜双六〜薬師
2019年09月26日 06:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:39
黒部五郎〜双六〜薬師
富士山〜南アルプス(右端は塩見岳)
2019年09月26日 06:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:40
富士山〜南アルプス(右端は塩見岳)
富士山ズーム
右は観音岳〜甲斐駒〜アサヨ
2019年09月26日 06:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:40
富士山ズーム
右は観音岳〜甲斐駒〜アサヨ
前穂〜明神
2019年09月26日 06:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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前穂〜明神
前穂〜明神
2019年09月26日 06:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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前穂〜明神
南稜ノ頭
2019年09月26日 06:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 6:41
南稜ノ頭
『日本アルプス総鎮守』の祠
2019年09月26日 06:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 6:41
『日本アルプス総鎮守』の祠
標識に従って前穂へ
2019年09月26日 06:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 6:44
標識に従って前穂へ
晴天に恵まれ、立山、白馬方面まで見渡せ、超ラッキー!(^^)!
2019年09月26日 06:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/26 6:46
晴天に恵まれ、立山、白馬方面まで見渡せ、超ラッキー!(^^)!
後立山〜妙高方面
2019年09月26日 06:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:47
後立山〜妙高方面
南アルプス
右端は光岳
2019年09月26日 06:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:49
南アルプス
右端は光岳
振り返った穂高岳山頂の真新しい神社
上空は極上の快晴
2019年09月26日 06:49撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 6:49
振り返った穂高岳山頂の真新しい神社
上空は極上の快晴
中央アルプス
2019年09月26日 06:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:49
中央アルプス
御嶽〜乗鞍
2019年09月26日 06:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:50
御嶽〜乗鞍
焼岳
2019年09月26日 06:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 6:51
焼岳
常念の左奥は岩菅山、右奥は横手山、ずっと右は四阿山
2019年09月26日 07:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:02
常念の左奥は岩菅山、右奥は横手山、ずっと右は四阿山
唐沢岳〜燕〜大天井〜東天井〜横通〜常念
2019年09月26日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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唐沢岳〜燕〜大天井〜東天井〜横通〜常念
常念乗越の奥は聖山、その奥は苗場山
2019年09月26日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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常念乗越の奥は聖山、その奥は苗場山
振り返ったジャンダルムの垂壁
2019年09月26日 07:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返ったジャンダルムの垂壁
横手〜草津白根〜四阿山〜湯ノ丸〜籠ノ登〜浅間
2019年09月26日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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横手〜草津白根〜四阿山〜湯ノ丸〜籠ノ登〜浅間
焼岳、西穂
2019年09月26日 07:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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焼岳、西穂
岳沢
2019年09月26日 07:47撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岳沢
もう二度と見られないかもしれず、何度も眺めてはこの風景を心に焼き付けます
2019年09月26日 08:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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もう二度と見られないかもしれず、何度も眺めてはこの風景を心に焼き付けます
言葉は要りません
2019年09月26日 08:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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言葉は要りません
紀美子平に到着
ザックをデポし、サブザックにて、まずは前穂高岳山頂へ
2019年09月26日 08:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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紀美子平に到着
ザックをデポし、サブザックにて、まずは前穂高岳山頂へ
明神岳主峰(中央)、右は2峰(=明神槍)
2019年09月26日 08:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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明神岳主峰(中央)、右は2峰(=明神槍)
焼岳
2019年09月26日 08:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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焼岳
霞沢岳
左奥は2553m無名峰
2019年09月26日 08:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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霞沢岳
左奥は2553m無名峰
西穂〜間ノ岳〜天狗岩
2019年09月26日 08:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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西穂〜間ノ岳〜天狗岩
西穂の奥に白山
2019年09月26日 08:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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西穂の奥に白山
西穂〜奥穂
2019年09月26日 08:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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西穂〜奥穂
上高地を見おろす。
左下に河童橋が微かに見える。
2019年09月26日 08:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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上高地を見おろす。
左下に河童橋が微かに見える。
御嶽〜乗鞍
剣ヶ峰の手前は十石山
2019年09月26日 08:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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御嶽〜乗鞍
剣ヶ峰の手前は十石山
西穂(中央)
2019年09月26日 08:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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西穂(中央)
ジャン〜ロバの耳〜奥穂
2019年09月26日 08:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ジャン〜ロバの耳〜奥穂
前穂頂上方面を見上げる。
2019年09月26日 08:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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前穂頂上方面を見上げる。
横から眺めた吊尾根
こんなにきつい登りだったのか記憶になく、年齢を感じて落ち込みます('_')
2019年09月26日 08:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横から眺めた吊尾根
こんなにきつい登りだったのか記憶になく、年齢を感じて落ち込みます('_')
前穂山頂
ケルンは何となく記憶
2019年09月26日 09:32撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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前穂山頂
ケルンは何となく記憶
槍さま
2019年09月26日 09:32撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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槍さま
西穂から天狗のコルを抜け、奥穂に縦走した昔が懐かしく思い出されます!あの日に帰りたい(^^ゞ
2019年09月26日 09:33撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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西穂から天狗のコルを抜け、奥穂に縦走した昔が懐かしく思い出されます!あの日に帰りたい(^^ゞ
前穂から奥穂〜槍
2019年09月26日 09:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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前穂から奥穂〜槍
後立山〜大天井〜常念
2019年09月26日 09:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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後立山〜大天井〜常念
常念〜蝶
蝶の奥は浅間山
2019年09月26日 09:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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常念〜蝶
蝶の奥は浅間山
蓼科山の雲も切れ、すっきり!
麦草峠の奥は奥秩父の山
2019年09月26日 09:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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蓼科山の雲も切れ、すっきり!
麦草峠の奥は奥秩父の山
南ア・聖岳の手前は中ア・経ヶ岳
2019年09月26日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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南ア・聖岳の手前は中ア・経ヶ岳
北アから富士山を遥拝、これ以上の喜び&嬉しさは有り得ない。
2019年09月26日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 9:44
北アから富士山を遥拝、これ以上の喜び&嬉しさは有り得ない。
これから向かう明神
2019年09月26日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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これから向かう明神
左奥は鉢盛山と中ア、右奥は十石山と乗鞍(雲が掛かる)
2019年09月26日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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左奥は鉢盛山と中ア、右奥は十石山と乗鞍(雲が掛かる)
西穂〜奥穂
2019年09月26日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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西穂〜奥穂
上高地
2019年09月26日 09:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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上高地
明神岳
いよいよ、あの尖峰に向かいます。無事戻って来れますように!
2019年09月26日 09:46撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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明神岳
いよいよ、あの尖峰に向かいます。無事戻って来れますように!
微かに踏み跡が見えます。
右奥は2峰
2019年09月26日 09:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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微かに踏み跡が見えます。
右奥は2峰
穂高岳山荘
赤い屋根が見えます。ということは、昨夕は前穂山頂も穂高岳山荘から眺めていたことになります(*_*)
2019年09月26日 09:47撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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穂高岳山荘
赤い屋根が見えます。ということは、昨夕は前穂山頂も穂高岳山荘から眺めていたことになります(*_*)
分岐標識
尾根に沿って下って行くと、予想以上に明瞭な踏み跡がありました
2019年09月26日 09:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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分岐標識
尾根に沿って下って行くと、予想以上に明瞭な踏み跡がありました
垂壁近くのガレ場も通過
2019年09月26日 10:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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垂壁近くのガレ場も通過
振り返った前穂
急斜面のガレ場は帰りには登りになり、辛く感じると思いますが、頑張るしかありません(/_;)
2019年09月26日 10:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:22
振り返った前穂
急斜面のガレ場は帰りには登りになり、辛く感じると思いますが、頑張るしかありません(/_;)
垂壁のような西穂への尾根を真横から眺めるのは初めて(*_*)この斜面で滑り始めたらどうなることやら…
2019年09月26日 10:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:55
垂壁のような西穂への尾根を真横から眺めるのは初めて(*_*)この斜面で滑り始めたらどうなることやら…
眺めているだけなら、大快晴ゆえ最高の眺め(^^ゞ
2019年09月26日 10:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:57
眺めているだけなら、大快晴ゆえ最高の眺め(^^ゞ
それに引き換え、段々近づく、大きな不安
2019年09月26日 10:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:57
それに引き換え、段々近づく、大きな不安
天狗の頭を眺め、緊張をほぐしながら行きます
2019年09月26日 11:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 11:03
天狗の頭を眺め、緊張をほぐしながら行きます
急峻なガレ場を横断
2019年09月26日 11:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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急峻なガレ場を横断
僅かに梓川が見えました
2019年09月26日 11:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 11:03
僅かに梓川が見えました
振り返った前穂
辿って来た道筋は時として薄く、大岩に阻まれ、引き返す一幕もありました。帰りは同じ踏み跡を辿れるかと、心細くなります。
2019年09月26日 11:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返った前穂
辿って来た道筋は時として薄く、大岩に阻まれ、引き返す一幕もありました。帰りは同じ踏み跡を辿れるかと、心細くなります。
本日の核心部のロープ
足場はちょこちょこありますが、垂直に近い岩は身体を引き上げるのが難しく、ロープがなければ登りは不可能に思えました
2019年09月26日 11:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 11:17
本日の核心部のロープ
足場はちょこちょこありますが、垂直に近い岩は身体を引き上げるのが難しく、ロープがなければ登りは不可能に思えました
フィックスに掴まって確実に歩みます。
2019年09月26日 11:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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フィックスに掴まって確実に歩みます。
蝶、大滝山
2019年09月26日 11:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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蝶、大滝山
振り返った尾根
ロープを登り終え、一安心!帰りは下りになるのでもっと緊張しそう(:_;)
2019年09月26日 11:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 11:20
振り返った尾根
ロープを登り終え、一安心!帰りは下りになるのでもっと緊張しそう(:_;)
前穂からくっきり見えていた踏み跡に近づきました。あと一息!
2019年09月26日 11:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 11:27
前穂からくっきり見えていた踏み跡に近づきました。あと一息!
今や、梓川を足元に帯のように一望♪
2019年09月26日 11:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 11:28
今や、梓川を足元に帯のように一望♪
梓川になだれ落ちるようなガレ場
2019年09月26日 11:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 11:30
梓川になだれ落ちるようなガレ場
明神岳山頂に到着しました\(~o~)/三回目の正直!
(ケルンの上に山名板、黒い部分はケルンの影)
2019年09月26日 11:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 11:56
明神岳山頂に到着しました\(~o~)/三回目の正直!
(ケルンの上に山名板、黒い部分はケルンの影)
明神岳の最高点の岩場から2峰の奥に焼岳
(最高点の岩場は山名板のあるケルンから南へ数m先)
2019年09月26日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/26 11:52
明神岳の最高点の岩場から2峰の奥に焼岳
(最高点の岩場は山名板のあるケルンから南へ数m先)
(最高点の岩場から)
テン場の片隅にケルンと山名板、奥は前穂
2019年09月26日 11:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 11:53
(最高点の岩場から)
テン場の片隅にケルンと山名板、奥は前穂
中央右下の黒い部分は奥又白池
2019年09月26日 11:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/26 11:51
中央右下の黒い部分は奥又白池
左から4〜3〜2峰
2019年09月26日 11:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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左から4〜3〜2峰
林の中に上高地帝国ホテル
2019年09月26日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:52
林の中に上高地帝国ホテル
鉢盛〜小鉢盛山
2019年09月26日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:52
鉢盛〜小鉢盛山
大正池
2019年09月26日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/26 11:52
大正池
松本平からガスが沸き上がっている。
2019年09月26日 11:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:54
松本平からガスが沸き上がっている。
六百山、霞沢岳、焼岳
2019年09月26日 11:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/26 11:54
六百山、霞沢岳、焼岳
見るからに荒々しい岩稜
(奥穂〜前穂間)
2019年09月26日 11:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/26 11:54
見るからに荒々しい岩稜
(奥穂〜前穂間)
奥又白池
懐かし過ぎ!まさか、こうして眺める日が来るとは!
2019年09月26日 11:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/26 11:55
奥又白池
懐かし過ぎ!まさか、こうして眺める日が来るとは!
奥又白池をズームで
神秘的な美しさでした。
2019年09月26日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/26 11:58
奥又白池をズームで
神秘的な美しさでした。
茶臼ノ頭
左端の少し上に奥又白池
2019年09月26日 11:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:54
茶臼ノ頭
左端の少し上に奥又白池
西穂〜ジャン〜奥穂
2019年09月26日 11:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 11:55
西穂〜ジャン〜奥穂
明神から見上げる前穂
前穂から見上げる奥穂に引けを取らない。
2019年09月26日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/26 11:57
明神から見上げる前穂
前穂から見上げる奥穂に引けを取らない。
常念〜蝶〜大滝
2019年09月26日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:57
常念〜蝶〜大滝
赤い屋根は徳澤園
2019年09月26日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/26 11:58
赤い屋根は徳澤園
さようなら
名残は尽きませんけれど、前穂分岐標識まで登り返さねばならず、お暇します。無事来させて頂き、有難うございました。帰路も無事でありますように!
2019年09月26日 11:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/26 11:57
さようなら
名残は尽きませんけれど、前穂分岐標識まで登り返さねばならず、お暇します。無事来させて頂き、有難うございました。帰路も無事でありますように!
いつまでも、いついつまでも眺め続けていたかった山岳美でした。
2019年09月26日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/26 11:58
いつまでも、いついつまでも眺め続けていたかった山岳美でした。
テン場の北側は大岩に囲まれた険しさこの上ない山頂でした。
2019年09月26日 12:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/26 12:15
テン場の北側は大岩に囲まれた険しさこの上ない山頂でした。
真下に見えるのはひょうたん池からの明神岳東稜です。
2019年09月26日 12:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/26 12:15
真下に見えるのはひょうたん池からの明神岳東稜です。
あの頂までの登り返しは、果てしなく遠く感じます
2019年09月26日 12:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/26 12:21
あの頂までの登り返しは、果てしなく遠く感じます
振り返った明神岳
左が主峰
2019年09月26日 12:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/26 12:26
振り返った明神岳
左が主峰
ケルン
この存在にどれだけ勇気を頂けたことか!
2019年09月26日 12:32撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:32
ケルン
この存在にどれだけ勇気を頂けたことか!
岳沢小屋
2019年09月26日 12:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:37
岳沢小屋
こんな岩稜にも秋を告げるウラシマツツジが健気
2019年09月26日 12:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:38
こんな岩稜にも秋を告げるウラシマツツジが健気
ロープにも本当に助けられました
2019年09月26日 12:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:44
ロープにも本当に助けられました
垂れ下がるロープ
おかげで下りも無事通過
2019年09月26日 12:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:50
垂れ下がるロープ
おかげで下りも無事通過
咲き残ったチシマギキョウにふっと癒され、緊張感が和らぎます
2019年09月26日 12:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:53
咲き残ったチシマギキョウにふっと癒され、緊張感が和らぎます
ロープ全体像
写真ではわかりにくいかもしれません
2019年09月26日 12:56撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:56
ロープ全体像
写真ではわかりにくいかもしれません
左の岩場は大きく下を巻きました。
それにしても紺碧の空が美し過ぎ。
2019年09月26日 13:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 13:04
左の岩場は大きく下を巻きました。
それにしても紺碧の空が美し過ぎ。
振り返る度に小さくなる明神岳
2019年09月26日 13:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 13:15
振り返る度に小さくなる明神岳
分岐標識が遂に見えました
2019年09月26日 14:02撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 14:02
分岐標識が遂に見えました
紀美子平
デポしていたザックを背負い、下山開始。朝はザックの置き場もない程賑やかだったのに、周囲に全く人影はありません(*_*)
2019年09月26日 14:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/26 14:55
紀美子平
デポしていたザックを背負い、下山開始。朝はザックの置き場もない程賑やかだったのに、周囲に全く人影はありません(*_*)
ついつい明神岳の写真を撮ってしまいます
2019年09月26日 14:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 14:57
ついつい明神岳の写真を撮ってしまいます
岳沢へ下る途中で仰ぎ見る明神主峰(中央)
左のピークの切れ落ちている斜面がロープ箇所
2019年09月26日 15:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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岳沢へ下る途中で仰ぎ見る明神主峰(中央)
左のピークの切れ落ちている斜面がロープ箇所
岳沢小屋は見えてもなかなか近づかず、足元注意の岩場が連続('_')
2019年09月26日 15:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 15:48
岳沢小屋は見えてもなかなか近づかず、足元注意の岩場が連続('_')
主峰は雲に隠れました。
山よ、ありがとう!!
2019年09月26日 15:49撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 15:49
主峰は雲に隠れました。
山よ、ありがとう!!
神々しい光に一瞬うっとり
2019年09月26日 15:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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神々しい光に一瞬うっとり
岳沢パノラマから岳沢小屋を俯瞰
2019年09月26日 15:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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岳沢パノラマから岳沢小屋を俯瞰
垂壁を下る梯子
疲労困憊、慎重に通過
2019年09月26日 16:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 16:19
垂壁を下る梯子
疲労困憊、慎重に通過
一方通行箇所
2019年09月26日 16:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 16:28
一方通行箇所
もうすぐ岳沢小屋
2019年09月26日 16:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 16:45
もうすぐ岳沢小屋
【三日目】
早朝から快晴です。
左は六百山〜霞沢岳、奥は十石山〜乗鞍岳
【三日目】
早朝から快晴です。
左は六百山〜霞沢岳、奥は十石山〜乗鞍岳
上高地は雲のお布団の下でまだお休み中(^.^)
2019年09月27日 06:11撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/27 6:11
上高地は雲のお布団の下でまだお休み中(^.^)
オレンジ色に染まる稜線
2019年09月27日 06:11撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 6:11
オレンジ色に染まる稜線
こうして眺めると岳沢小屋からはやはり明神岳主峰は見えないようです
2019年09月27日 06:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 6:12
こうして眺めると岳沢小屋からはやはり明神岳主峰は見えないようです
深く刻まれた谷
昨日、下山中も凄まじい崩落の音を聞きました。崩れ始めたら止まらない斜度!
2019年09月27日 06:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 6:12
深く刻まれた谷
昨日、下山中も凄まじい崩落の音を聞きました。崩れ始めたら止まらない斜度!
吊尾根
2019年09月27日 06:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/27 6:13
吊尾根
言葉は要りません
最高の時に立ち会えたことを感謝するのみ…
2019年09月27日 06:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/27 6:13
言葉は要りません
最高の時に立ち会えたことを感謝するのみ…
上高地に向け、下山開始
2019年09月27日 06:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 6:39
上高地に向け、下山開始
岳沢登山口に到着
休みなく下って来たので角材に腰を下ろしてしばし休憩♪
2019年09月27日 09:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 9:04
岳沢登山口に到着
休みなく下って来たので角材に腰を下ろしてしばし休憩♪
樹間に六百山
2019年09月27日 09:04撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 9:04
樹間に六百山
水底迄透ける流れ
上高地は何度来ても素晴らしい自然の姿にたまらない魅力を感じます♪
2019年09月27日 09:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/27 9:13
水底迄透ける流れ
上高地は何度来ても素晴らしい自然の姿にたまらない魅力を感じます♪
岳沢と明神岳
無事登山できたことに感謝しかありません。
2019年09月27日 09:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/27 9:28
岳沢と明神岳
無事登山できたことに感謝しかありません。
左のとんがりは2峰、右の大きいのは5峰
2019年09月27日 09:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/27 9:28
左のとんがりは2峰、右の大きいのは5峰
奥穂、吊尾根、岳沢
上高地に来れば見慣れた景色が、何故か今朝は初めて来たように新鮮に目に映ります。
2019年09月27日 09:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/27 9:28
奥穂、吊尾根、岳沢
上高地に来れば見慣れた景色が、何故か今朝は初めて来たように新鮮に目に映ります。
いつまでも眺めていたい、永遠に憧れの景色だと思います。それは初めて見た時から変わりません。これからも変わらないでしょう!
2019年09月27日 09:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/27 9:30
いつまでも眺めていたい、永遠に憧れの景色だと思います。それは初めて見た時から変わりません。これからも変わらないでしょう!
河童橋近くの山岳案内板で、やはり明神岳主峰は見えていないと確認
2019年09月27日 09:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/27 9:32
河童橋近くの山岳案内板で、やはり明神岳主峰は見えていないと確認
焼岳
まだまだ続きそうな晴天を惜しみつつも、夢の叶った喜びと共に帰ります(^.^)
2019年09月27日 09:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 9:39
焼岳
まだまだ続きそうな晴天を惜しみつつも、夢の叶った喜びと共に帰ります(^.^)
おまけ
安房峠(旧道)から穂高連峰
2019年09月27日 12:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 12:10
おまけ
安房峠(旧道)から穂高連峰
おまけ
旧道から霞沢岳
2019年09月27日 12:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/27 12:21
おまけ
旧道から霞沢岳
おまけ
旧道から前穂〜明神、下は釜トンネル対岸の巨大なガレ
2019年09月27日 12:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/27 12:22
おまけ
旧道から前穂〜明神、下は釜トンネル対岸の巨大なガレ

感想

9月初め、明神岳敗退の記録を掲載したところ
ご提案頂きましたtakayama2さまに先ず最初に感謝申し上げます。
昨年、今年と続けてガイド山行を頼みの綱としながら
いずれも悪天候に阻まれ、二年続けて断念せざるを得ませんでした。

岩稜通過が少なく、リスクの少ない往復の行程の計画を立てて下さり、
岩稜歩きから久しく遠ざかって、自信のない自分は、
明神岳登山へ一歩踏み出す大きな勇気を頂けました。
急峻な谷間の登りと聞いており、諦めていた白出沢コースも踏破!
初めての穂高岳山荘宿泊も忘れられない思い出になりそうです。

一番晴れてほしかった明神岳挑戦の日は、朝から大快晴♪
名だたる名峰を見渡しながら、思いがけず再訪した奥穂、吊尾根、前穂
不安を抱えながらも辿り着けた険しい岩稜の明神岳主峰、
どれをとっても一つ一つ、遡行不能の時の流れの中で
凝縮した至福の時を過ごし、印象深い絶景を心に刻みました。
お誘い頂き、本当に有難うございました!


明神岳は長い間憧れのピークだった。
クライミング技術は全くないので、尾根縦走ならガイドに頼るしかないが、主峰だけなら通常の登攀装備なしで登れないだろうかと模索していた。
何年か前からネットの情報を垣間見ていたが、憧れだけで行けるような生易しい岩峰とは思えなかった。
歳を経るにつれて体力の衰えが著しく、私の心の中では『もう行けなくなった山』、『行くのを諦めざる山』のリストに入りかけていた。

そんな矢先、kyom4さんの明神岳断念の山行記録が目に入った。
連絡を取り合い、どういうルートにするか試行錯誤の結果、どうせ小屋泊まりなら岳沢小屋より奥穂高岳も楽しめる穂高岳山荘泊の方が良いだろうと思い、kyom4さんが未踏という白出沢を上がって、岳沢を下ることにした。

白出沢は10年前の8月、新穂高→雲ノ平→槍→奥穂高と周回した際に下ったことがあるが、このルートを上るのは私も初めてであった。
初日、定員250人の穂高岳山荘はその半数ほどの入り。
約2800mから症状の出る高度障害(頭痛)で、私は山荘に着くなりダウンしていたが、山荘では布団一枚に一人で快適に過ごせ、翌朝にはすっかり回復していた。

初日、日中の排尿は極めて珍しく皆無。夜間も普段は1〜2回行く頻尿だが、当夜は1回でしかもごく微量。夜間に目を覚ます習性でトイレに立ったようなものだった。
日中の多量の発汗の他、摂取した水分は全身のむくみにも流れたようだ。

奥穂高頂上は10年ぶり5度目だったが、すっかり変わっていた。
広大なる山岳展望の素晴らしさは言わずもがなだが、【日本アルプス総鎮守】の賽銭箱付き石祠が建っていた。この【穂高神社嶺宮】が、南アルプスや中央アルプスも含めて鎮守していることになる。

明神岳へは当初、奥明神沢のコルからサブザックで行く予定だったが、どうせ紀美子平へ戻るのだから、紀美子平からサブザックに食料&飲料を入れ替えて向かう。
前穂高岳は数人の先行者がくつろいでいた。南西側と北西側に一般ルート、南側と北側にバリルート、東側に高度なバリルートを持つ点で、登頂対象のピークとしては奥穂や西穂より一ランク上のピークと言えよう。
これから向かう明神岳は、まるで天を突きさす錐(きり)そのものであった。

前穂からの下り始めは明瞭な踏み跡だったが、大きな岩場が連続するようになると踏み跡は薄れ、基本的には尾根西側の歩きやすい所を下る。
踏み跡がずっと続いているかどうか分からず、kyom4さんと二手に分かれてルートを探しながら下ることもあった。
多分、地形図で2950m等高線ピークだと思うが、ザイル無しでは下れない岩場に差し掛かり、引き返して一段下の岩場を巻いた。
やがて、奥明神沢のコルに下り立ち、目の前に立ちはだかる岩稜を眺めつつ、10分ほど小休止して息を整える。

コルから先の岩稜にはザイルが張られていたが、難所は2mほどの直立した岩場だけだった。ここを含めてザイルは延長50mほどだっただろうか、その難所以外は必ずしもザイル無しでも登降できる。その残置ザイルは岩に擦れて切れかけており、あと長い期間は持ちそうにない。

明神主峰の手前は弓状の砂礫で、驚くほど明瞭な踏み跡。
そこから最後の岩礫を乗り越える形で主峰に到達。テントさえ張れるほどの平地であり、乗り越えて来た幾多の巨岩帯からは想像できない、とても居心地の良いピークであった。
目の前には鋭い二峰、三峰が居並び、その凄絶感に圧倒される。
ここより先は進まなくていいのだと思うと達成感は極めて強かったが、下山もまた危険と隣り合わせの連続であった。

深田久弥氏の言葉を借りれば、明神岳は”久恋の山”であった。
登頂の喜びは登頂の瞬間ではなく、心の中でその山の思い出を反芻する時、繰り返す波濤のように込み上げる、余韻に浸るひと時だろうと思う。
明神岳は期待を裏切らない素晴らしいピークであったが、そこに至るルートは予想通りの難路であった。

私一人では成し得なかった山行であり、その意味でkyom4さんには心から深く感謝を申し上げる。
ありがとうございました。

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コメント

おめでとうございます
kyom4 さん、 takayama2 さん、 おめでとうございます

天候を味方にしての登頂、良かったですね

kyom4 さんには、前のレコのコメントで、必ず頂上に立てる、と言うようなことを言ったので、プレッシャーになっていないか多少気にしていましたので、こうして快晴の下で360度の穂高の展望を楽しまれたことが自分のことのようにうれしいです

これで一つの夢をかなえられたので、次また新しい夢を見つける楽しみもできましたですね
あとどれくらい?分かりません。でも、無理をせず楽しませてもらいましょう
2019/9/29 22:23
Re: おめでとうございます
おはようございます。

kyom4さんはプレッシャーにはなっていないご様子でしたが、二度目も断念せざるを得なくなり、とても悔しがっていらっしゃいました。
私も一人では心細く、半ばあきらめかけていた矢先に、kyom4さんの記録が目に留まりました。
二人で励まし合えば行けるような気がして、私の方から声掛けしました。
無事に山行を終えたものの、クライミングをやらないど素人にはとてもリスキーなルートでした。

前穂〜明神の危険区間以外は、上りも下りもkyom4さんの方が速く、置いてきぼりにされないよう「もう少しゆっくり歩いてください」とお願いすることも(苦笑)
kyom4さんはとてもパワフルな御方で、今日から次の山行にお出かけのようです。

コメントありがとうございました。
2019/9/30 8:32
Re: おめでとうございます
yamabujioriruさま
コメント有難うございます

お祝いの言葉を頂き、とても嬉しいです
直後に東北遠征の計画があり、返信遅くなってすみません

takayama2さまに誘って頂き、行程、日程全てお任せでした。
おかげさまで今回は、大快晴の日に思いがけなくも山頂に立てて
今考えても、夢ではないかと思うような山行でした。
またプレッシャー、恐怖なども殆ど感じている暇もなく、
安全通過に集中した結果が、無事下山に繋がったように思います。

浮石が多く、険しい岩稜は、本来自分のような登山者が行く場所ではないと
承知しながらも、夢が諦めきれないでおりました。
このような大成功は神様から与えられた最後の贈り物かもしれず、
新しい夢はささやかであって良いと自分に言い聞かせておりますし
今後は危険の少ない、登山道のしっかりした山歩きをしようと思っています。
応援有難うございました
2019/10/5 8:20
写真、万感溢れるレコ 共に素晴らしいですね
こんにちは。
明神には私も縁と思い入れが有りまして、明神レコを追っており前回の撤退レコも拝見しまして「その後」を気にかけておりました。
遂に達成されたのですね、おめでとうございます。素晴らしいコンディションで感動もより一層増したことでしょう。
118枚目の写真には強く心を揺さぶられます。
滑落した東稜の斜面、ザック残置したままのラクダのコル、この景色を眺めに前穂に行きたくなります。
2019/10/1 3:27
Re: 写真、万感溢れるレコ 共に素晴らしいですね
こんにちは

hatsuさんの昨年8月の山行記録は、当時食い入るように読んでいました。
生死は紙一重ですが、極めて稀なる不幸中の幸いだったと思います。
クライミングは講習すら受けたことがなく、東稜は、その凄まじいほどの急峻さに目を見張るばかりでした。
我々が辿ったルートは、北鎌尾根のようにルート取りに腐心することもなく、難所にはフィックスがあり、浮石にさえ注意すれば、さほど困難を伴うルートではないことが分かりました。

コメントありがとうございました。
2019/10/1 9:07
憧れのピーク
kyom4さん、 takayama2さん、好天の元、念願のピークに立て、本当におめでとうございます!
難路だっただけに、その峻嶺に到達したときの達成感は言葉には表せないものだったことでしょう。そして、危険地帯を抜け安全圏まで降りてきたときのこみ上げる充実感がヒシヒシと伝わる素晴らしいレコです。

明神岳も近い将来、行きたいと思いました。その時は、このレコをバイブルとして計画を立てたいと思います。

お疲れ様でした。
2019/10/1 11:49
Re: 憧れのピーク
こんにちは

加齢に伴って階段を転がり落ちるように衰える体力のことを考えると、今年が限界かなぁと思っていました。
行ってみて分かったことですが、前穂〜明神間は浮石さえ注意すればそんなに困難なルートではなかったです。
それも残置ザイルがあったからこそで、それがなかったら直立した岩場は越えられませんでした。
踏み跡を探して行ったり来たりしたのも、大きな時間ロスにはつながりませんでした。

むしろ、前穂〜岳沢間の長〜い急激な下りが神経をすり減らしました。
安全圏まで降りて来た所に岳沢小屋がありました。

mtkenさん、もし来年以降行かれるなら、ザイルが切れそうになっているか、あるいはぶら下がった人で切れる前に取り払われる可能性が無きにしも非ずです。

いつもコメントを頂き、ありがとうございました。
2019/10/1 17:46
おめでとうございます!
わたくし、奥明神沢のコルの先ですれ違った男2人組のひとりです。お二人が物凄い登山家と知らず、サブザックで歩かれているのを見て、下山まで心配していたことを今更ながら恥ずかしく思います。すれ違った時は、明神岳に登るのが夢だったとおっしゃっていましたね。その時はなんて素晴らしいと思いました。takayama2さんがいつまでも山に挑戦する姿を想像し、それを自分への励みにします。私まだ40歳になったばかりですが。。感想文、読み入ってしまいました。kyom4さんはガイドさんか娘様かなと思っていました。お二人の登山歴を見て絶句しました。凄すぎる。笑ほんとうにお疲れ様でした!あの日の明神は最高でした。
2019/10/7 14:27
Re: おめでとうございます!
makasio さま
レコをご覧いただき、お祝いの言葉まで頂戴して嬉しいです
有難うございます。

お二人はひょうたん池から、東稜を登って来られたのですね
もう自分などには想像もつかないクライマーの世界です!
多分お二人は、あんな軽装で!と、さぞいぶかしく思われただろうと
出合った後、私どもも話しておりました。
下山迄ご心配頂いていたとはつゆ知らず、申し訳ありませんでした。

自分には到底達することのできない山頂かと諦めかけていた折、
お誘いくださったtakayama2さまの計画のおかげで、最高の日に
明神岳山頂に立てたことは、今になってもまるで奇跡のように思えます。
ですが、やはり安全第一、分不相応とも思える願いが叶いましたので
これからは、年齢、体力も考え、危険の少ない山歩きを考えております 。
コメント有難うございました。
2019/10/7 17:24
Re: おめでとうございます!
makasioさま、こんばんは

『高尾山にハイキングに行くような恰好だった』年寄りです。
前方からお二人が近付いた時、すれ違いざまに、遭難予備軍さながらの我々の恰好を注意されても仕方がないと思っていました。
注意されるどころか、「この先、左側へ落ちたら助かりませんから」とアドバイス頂き、とっても印象の良い好青年という感じでした。お顔は はっきり覚えています。
同日の明神岳東稜の記録は熟読させていただきました。

それにしても、我々の無事を山荘に問い合わせようかと思うほど心配されたり、長野県の遭難情報にまで目を通されたとは恐縮極まります。
お心 配りに深く感謝し、我々の無事を確認されるまで心の穏やかなる日々ではなかったであろうことをお詫び申し上げます。

コメントありがとうございました。
2019/10/7 19:59
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