【真・鈴鹿10座】御在所岳・雨乞岳・イブネ
- GPS
- 19:17
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,248m
- 下り
- 2,269m
コースタイム
- 山行
- 12:45
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 14:56
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:13
天候 | 1日目 晴れ:2日目くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・甲津畑避難小屋〜タイジョウ〜イブネ分岐 ・イブネ北端〜小峠〜上水晶谷出合 ・地獄谷遡行〜望湖台 ・御嶽権現〜クラ谷道出合 いづれもバリエーションルートで案内表示は少なく、地形図・コンパス・GPS等でルートファインディングが必要です。 |
写真
感想
※このたびの台風19号災害でお亡くなりになられた方々のご冥福と、被災された皆様が一日も早く平常の生活に戻ることができますようにお祈り申し上げます。
ご訪問ありがとうございます。
滋賀県東近江市が2015年に認定した「鈴鹿10座」、4年経ってずいぶん歩く人が増えてきました。https://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000006203.html
県境・市境に位置する山が幾つかあり、三重県側からでも登頂可能ですが、東近江市にある登山口から歩く「真・鈴鹿10座」にチャレンジしてみました。今回一番遠い御在所岳を登頂して、5年掛かりで10座完登達成できました。
・大失態の御在所・雨乞岳周回
当初は8月or9月に計画していたハイキングですが、ヤマビルや天候の関係で10月になってしまいました。日が短くなっているにも拘わらず、当初のスケジュールをそのまま実行したのと、バリルートで予想以上に時間が多く掛かってしまった為、日没後1時間半の行動となってしまいました。
そしてイブネから周回に出発した際、事もあろうにヘッドランプをテント内に置き忘れてしまうという大失態… 雨乞岳に到着した頃には日没を迎え、杉峠までの急斜面を暗闇の中下降せざるを得なくなりました。
・救ったのはスマートフォンと行動食
雨乞岳から杉峠までの間は急斜面だったので使いませんでしたが、杉峠からテント場まで戻るのに役立ったのはスマートフォンの懐中電灯機能。バッテリーの持ちが心配でしたが、イブネまでの40分間消えること無く十分な光量をキープできました。(使用後のバッテリー残量は94% ※購入後2年物 機内モード)
行動食と水は十分だったのと、大体のルートは頭に入っていましたので、焦らず慎重にゆっくり歩いて無事テント場までたどり着くことができました。風が無く天候が良かったのも幸いしました。
無理な計画に装備の不足、日没後の行動。幸いにして事故が無かっただけで遭難と変わりない状況でした。恥ずべき事ですが、自戒を込めてあえてレコにさせていただきました。
過信や油断は禁物、これからは肝に銘じて山に向かおうと気持ちを新たにした2日間でした。
【真・鈴鹿10座登頂レコ】
・御在所岳:2019/10
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2064516.html
・雨乞岳:2019/10
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2064516.html
・天狗堂:2019/2
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1730047.html
・イブネ:2019/10 2019/1
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2064516.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1700785.html
・竜ヶ岳:2019/7 2018/5 2016/10
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1940422.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1459724.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-981111.html
・藤原岳:2016/11
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1008797.html
・銚子ヶ口:2019/5 2016/10
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1830358.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-992705.html
・釈迦ヶ岳:2016/5
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-858425.html
・御池岳:2019/3 2015/10 2015/6
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1763703.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-754117.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-662553.html
・日本コバ:2015/4
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-615889.html
こんにちは。
シン・Sジュウザ達成、やりましたね。
難関の御在所はやっぱりイブネでテン泊でしたか。
山用のテントを買って6年、いまだにデビュー出来てませんが、
参考にさせていただきます。
おっと、その前に御池と藤原を終わらせとかなくちゃ。
私達では日帰りはキツ過ぎるのと、一度イブネでテン泊してみたかった事もあり1泊2日にしました。
ところがそれでも超キツかったです。欲張った計画で後半にしわ寄せが来て、さらにヘッデン忘れて難儀しました(汗)イブネでマッタリどころか、戻ったら疲れ切って早々に寝てしまいました
ともかく無事周回できたのと、シン・Sジュウザを達成できて良かったです。
テン泊デビューはぜひイブネで試してみて下さい。夜の鈴鹿もいいものですよ。
5年かけて10座達成ですね。おめでとうございます。
teppanさん、こんにちは
雨乞岳ならまだしも、御在所岳へも登ったとは!
まぁよく歩いて来ましたね。ビックリ!
なるちゃんも負けじとばかりにさ、立派なもんですよ。
ヘッデン忘れたんだって?
イザって時のスマホのライトって重宝そのもの。先日の台風被害に遭われた方の中に、スマホライトで助かったって言ってたな〜。結構バッテリーもつんだね。
無事に下山出来てよかったです。お疲れ様でした。
ところで、事前にイブネに行かれることを知っていたら、お願いしたいことがあったんですよ。
5月にfuruさん達とイブネに行ったときにね、3人で山名プレートを設置したんよ。それが最近のレコではプレートがないんです(9月中旬まではあったけど)
落下?取り外された?別の場所に移動された?
見て来てほしかったです。
そんな事言ってないで自分で行くべきだよね。失礼しました。
今YAMAPでイブネを見たらありました。
誰かが設置し直してくれてたんだね。有難いことです。
(10月17日行かれたヤマップさんのレコより)
寅さん、コメントありがとうございます。
この季節の必需品なのに、肝心のヘッデンを忘れるとは情けない…
雨乞から杉峠の急下りは真っ暗になってしまって難儀しました。それでも慣れれば何となく道は分かるものなんですね。月明かりがあれば良かったのですが、この日は昇って来るのが遅かったです。
杉峠からは比較的安全な道なので、スマホライトを片手に歩けました。バッテリーも十分持ちましたし、明るさも十分過ぎるほどで驚きました。
プレート写真に撮ってありました。でも傾いてますね。
寅さんのプレートの事はすっかり忘れていました、覚えていれば直してあげられたのにすみません。m(_ _)m 次に行くのはいつになるか分かりませんが、紐を持参する様にしますね。
真10座、おめでとうございます。
近江からの鈴鹿攻めは、雰囲気の良いルートが多くて、魅力度が高いです。
それもイブネでテン泊とは、羨ましい限りです。
私は、武平から雨乞回って御在所までの日帰りの慌ただしい行程でした
それにしても秋の夕暮れは、まさにつるべ落としですね。
スマホは、いろいろな意味で便利ツールです
無事の周回、何よりでした
初めてイブネを歩いた時、私も武平峠から丸1日12時間かかりました。甲津畑からだとさらに遠くなるので1泊は想定内でしたが、日没になった原因のひとつが装備の重さ、もう1時間早い出発が必要でした。事故も無く何とか周回できて良かったです。
スマホの明かりで窮地を脱出できたとか、たまに聞きますが、今回はスマホ様様でした。持っても20分くらいかな?と、いつ消えるか心配しながら歩きましたが、最低1時間は大丈夫だと知りました。まあ、ヘッデンを忘れなければ問題なかったのですが
今回の事は痛い目に遭う前の教訓とします。
こんばんは teppan&奥様
おめでとうございます。真とは滋賀県側から全部踏破ということでしょうか?今回はかなりハードな感じを受けました。イブネ周辺は結構険しいんですね。びっくり。イブネからの夜景はきれいですね。テントはあっても使ったことがないんですよ。荷物が多いとよろけてしまう、年には勝てません。
コメントありがとうございます。
ヤマレコの「挑戦中の山リスト」は登頂したかどうかで、歩いたコースは問いませんが、鈴鹿10座は ”東近江市から登ることができる山であること ” となっているのでこだわってみました。
その結果日没になってしまいました… まあ想定内ではあったのですが、ヘッドランプを忘れてしまったのがマズかったです。雨乞〜杉峠の急坂はスマホ片手では危ないので暗闇を下りました。頭にスマホを固定できる物があると助かりましたね。
今回遅くなった原因のひとつがテン泊装備、重かったです
てっぱん御夫妻 こんばんは。
色々あったようですが、無事帰還おめでとうございます。
30km驚嘆です、一日目は14時間 体力 気力 ここぞという時に発揮尊敬です、スマホ使用という柔軟な発想、困難の時に出る、流石です。
80隊も部分部分行ったことがあるので、このレコに引き込まれました。
雨乞〜のあの急下り スマホの懐中電灯で!! 心臓がつぶれそうです。
80の好きな白い戦艦 迫力あるレコ有難う。
80,81より
お恥ずかしい限りですが、自分の戒めにとレコにしました。
イブネに着いた時点ですでに疲労しているのに、さらに欲張って御在所と雨乞を周回しようとしたのに無理がありました そんな無理な計画に相棒を連れ出してしまい、今回は申し訳ないと謝りました。それにしてもよく頑張って付いてきてくれました。
ヘッドランプさえあれば苦労は少なかったのですが、装備は出発前にちゃんと確認が必要ですね。でもスマホは助かりました。こんなこと度々あっては困りますが、もしもの時は使える道具ですね。
白い戦艦、80さんのレコを拝見してから私にもそう見えるようになりました
teppanさん 今晩は。
制定された東近江市起点にこだわると、御在所岳は遠いですね。
まさに「真・鈴鹿10座」を繋いでロングな山行、お疲れ様。
更にイブネでテント泊が前提となると致し方ありませんが、
少し無理されましたね。と言いつつも14時間の20勹曚┐蓮
とても真似できる事はできません。充実した体力、気力に感服しました。
拝見すると今年は紅葉も茸もこれからのようですね、参考になりました。
サンセット、サンライズのどちらも期待されたと思いますが
ちょっと残念でしたね。
私は来月、御池岳で目論んでいますが・・・。
東近江市の推奨コースだと御池鉱山跡で1泊ですが、イブネを泊地にしたことで1日目の行程がかなりロングになりました。
往きをキツいタイジョウ経由にした事に加え、テン泊装備の重さもありイブネ到着が遅れたのが日没になってしまった一番の原因。でも、どうしてもイブネの台地でテント泊してみたかったんです さらにもう1時間早出が必要でした。(そうすると睡眠時間が減るのですが…)
鈴鹿の紅葉はまだこれからです。
シロヤシオが色づき始めたところ、杉峠の頭〜タイジョウ分岐付近のブナは落葉していました。今年の秋は天候も安定してなくて気温も高め、低山の紅葉は今ひとつなのかもしれませんね。
御池岳の秋も良さそうですね、ぜひお天気が良い日にお出かけ下さい。
teppanさん.奥様、今回も超ロングハイク、お疲れ様でした。
行動時間がほぼ15時間って、さすがのどMの私でもありません。
でも、楽しければ全て良し、ですね。
ヘッデンを忘れるなんて、計算高いteppanさんにはなかなか無い
ことですよね。私もいつかは歩きたいと思っていたこのコース、
それだけ、難しいコースなのでしょうね
地獄谷からのルート、もともと興味のあったコースですので、
また教えてくださいね
kameさんこんにちは
とうとう ”どMの” kameさんを越えましたか
いや、単にペースが遅いからこの時間になっただけです kameさんだったらこんなに時間は掛からないです。
最悪日没は想定内だったのですが、ヘッデンを忘れたために杉峠への下降が格段に難しくなってしまいました。真っ暗な中動くのは危険なのですが、意外に歩けるものなんですね。手と足で探りながらという感じでした。杉峠からはスマホを片手に無事テント場までたどり着けました。
地獄谷は素人の私達でも遡行しやすい谷でした。最後に3つくらい分岐していて、向かって左側の岩の多い谷が正解でした。望湖台の下は右から巻いたら失敗、左から巻くと直接岩の上に出られるみたいです。
おめでとう、ございます!テッパン家の皆様
どんどんハードになっていくテッパン家、背中が遠くなっちゃいます
ヘッドランプ・・・私はそんなに遅くまで歩くことはないんですが(遅くなったことはあります )やっぱ怖いですね。私も気を付けます
しかし奥さん、タフやわ〜
itooさんコメントありがとうございます!
itooさんのハード歩行に比べたら、こんなの屁でもないです。私達にとってitooさんの背中は月面くらい遠い存在ですよ
たかがヘッドランプですが、忘れたためにとても苦労しました。出発前に装備はちゃんと確認しましょう(教訓)
相棒はホントに頑張りました。弱音を吐かずに一歩一歩、頼もしかったです。
teppanさん、なるちゃんさん、こんばんは(^^)
イブネでテント泊、羨ましい〜‼️
御在所までの脚力、めちゃくちゃ羨ましいです‼️
八ヶ岳で初めて17キロを背負ってテント泊をしたパパから、イブネまでテント泊装備は無理とダメ出し(>_<)
また、来シーズンに向け説得の日々?です💦
鈴鹿10座、おめでとうございます🎉
我が家も頑張りまーす(^^)/
忘れ物注意ですね、我が家は日曜日の山行で食料忘れました(T_T)
こんにちはkoumamaさん
ホント、忘れ物でえらい目に遭いました。自業自得とは言え、事故もなく戻ることができて良かったです。これを教訓にして、これからはちゃんと点検しようと思います。(とか言ってまた何か忘れそう )
この日の荷物は約18キロ、スタートからしばらくは重くて辛かったですが、慣れてくると何とかなるものなんですね。
イブネ暮らし、あの場所で一晩過ごして朝を迎えるのは、なかなかオツなものでした。甲津畑ルートはスタートからしばらく緩やかな林道歩きなので、体を慣らすには最適かと思います。御主人をうまく説得してぜひ実現しましょう!
テッパンさん、こんばんは。
あれれ??
こんなビックルートのレコのコメントを忘れる大失態をして申し訳ございません 。そして今更ですが真・鈴鹿10座おめでとうございます
緻密なテッパンさんが故に、ヘッデンを忘れた暗中行動でも安全に復帰されて流石です 。わたしなんてスマホすら車中に忘れて山中で気付いた事がありました
ひとつ教えてください。
イブネへテント泊した翌日に御在所岳へ向かおうと思うのですが、イブネ→小峠→上水晶谷→国見峠→御在所岳を辿ろうと考えています。イブネ→小峠は多くの方が辿られてますが、ヘルメットはあった方が良いレベルですか?(テッパンさんが被られてるので )
この時は甲津畑から御在所を登頂するのがミッションでした。でもイブネ台地でテン泊したかったので(佐目峠のテン泊は一度あります)、1日目にこんな無理なスケジュールになってしまったんです。しかもヘッデンをテントに置き忘れてしまい、真っ暗な中雨乞岳から杉峠へ下らなくてはならず、実はものすごく大変でした。
ヘルメットはどんな山でも(里山でも)被っていたほうが良いに決まってます、いつ何時転倒するか分かりませんからね。(あくまで建前ですが)
ご質問の件
イブネ北端から小峠へ向かう下りは、途中からシャクナゲジャングルを避けて尾根芯を外れて行きますが、山腹をトラバースして尾根芯に戻る地点が危険なので慎重に歩いて下さい。小峠からも急なV字谷下降が結構難儀です。私達がヘルメットを被って歩いたのは、その後の地獄谷の遡行がどんな状態だか分からかったからなんですが、被って歩いて良かったと思っています。
転倒さえしなければヘルメットは無用の長物です、安心を買える保険みたいなものですかね。
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