記録ID: 218474
全員に公開
沢登り
丹沢
水無川水系 源次郎沢(初心者沢登り講習)
2012年09月24日(月) [日帰り]
- GPS
- 07:11
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 767m
- 下り
- 753m
コースタイム
渋沢駅8:10=
9:00戸沢(装備チェック等)10:04−
源次郎沢−
11:55標高845m二俣手前12:07−
F9−10mCS14:55−
15:32標高1310m源次郎尾根15:50−
源次郎尾根下降−
17:25戸沢=
入浴/湯花楽
9:00戸沢(装備チェック等)10:04−
源次郎沢−
11:55標高845m二俣手前12:07−
F9−10mCS14:55−
15:32標高1310m源次郎尾根15:50−
源次郎尾根下降−
17:25戸沢=
入浴/湯花楽
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■初心者沢登り講習 http://mt-farm.info/ 対象:沢登りをしたいが周囲に指導してくれる人がいない方など 〆切:9/20 または定員(4名) ■源次郎沢 丹沢で沢登りを初めてするなら、この源次郎沢か葛葉川本谷、マスキ嵐沢か という定番の一本。 10mクラスの滝が5つあり適度な滝登りの基本が体験できる。 遡行グレード:1級 .▲廛蹇璽舛麓屬覆藐預凜ャンプ場。大倉バス停の対岸を走る戸川林道を 約5km走った河原の駐車スペースで、休日には登山者だけでなく、キャンパー の車で結構満車になる。ただ林道は未舗装でやや荒れておりセダン系の 車は少し苦労する。また大雨の後は道の中央等に深い流水溝ができやすい ので注意。時々通行止めになることもある。 公共交通機関なら小田急線渋沢駅北口から大倉行きバスに乗り終点の大倉 から水無川に架かる風の吊橋を渡って対岸にある戸川林道を約1時間で 戸沢に着く。 このエリアはヤマビル棲息域なので、事前にディート成分の入った虫除け スプレーを靴や靴下等にしっかり塗布すればよい。 (今年は全体的に少ない印象を受ける) 戸沢から少し上で一旦書策新道に入る。この新道は特に単独者の道迷い遭難 事故が多いため、源次郎沢入口標識より上は一般ハイカーの入山自粛テープ を張ってある。 源次郎沢入口の標識に従い左の沢に降りると一つ目の堰堤の上だ。 続して出てくる2つの堰堤はいずれも右側から越していく。 少しで「F1」の看板がかかった3m滝。「F2」2.5m+2m+2条3m+ 2条3m滝の4連滝が続く。 ※この「F(FALL)」ナンバー看板は3年前に我々秦野市遭難対策協議会 が架け替えたもので、特に上流の「F9」「F10」あたりはそれ以前 の遡行記録本とは多少異なるので注意してください。 ど弦790mの2段3mは流芯をシャワーで突破するか右の苔壁を登る。 その上の標高800mで沢は西向きから北西向きにやや角度を変え、 F5−2段10mが出てくる。 流芯左の乾いたカンテを登り突き当たった岩を右から回り込むように越える。 途中にハーケン1つ、グージョンボルト2つありランニングに使える。 (RCCクライミンググレードは卦蕁檗 巻きはさらに左側の凹角だが最初のバンドに上がるところのみ要バランス。 F5の上は河原状になり標高845mで二俣(水量比1:1)となる。 テ麕鵑魃Δ帽圓とすぐにF6−2段10m。 直登は一般的には左壁。(卦蕁 流芯のすぐ左と右も登れるがやや難しい。 高巻きは左側の踏み跡をよじ登り落ち口に向かいトラバースする。 このトラバースにグージョンボルトが3つあり、落ちれば大変なので 初心者にはロープを張るなどした方がよいであろう。 次の2m(左が岩)はスラブなので初心者にはお助け紐を出したい。 ι弦950m二俣は水量比1:2で支流の左沢はゴーロ上を流れ込んでいる。 右沢に進み小滝を越すと水も涸れてくる。 F7は2mくらいのCS(チョックストーン)、F8は看板の上部に4m 棚を架ける。 この先、CS棚が連続する。 F9は2段10mCS。ステミングでチムニーを登り落ち口は右壁登る。 (卦蕁 次の7mチムニーも卦蘢度。 そしてクライミング的にはこの沢の最難関、大きなCSが埋める10m棚。 右壁は卦蕁棔∈己匹聾鼎ぅ薀澄湿の長いスリングが複数架かったルートで 元蕁檗左壁は4m上がって右側にトラバースするポイントが核心。 残置スリングがなぜラダー状になっているかというのがわかる。 アブミのように足を入れてA1で乗り越すためであろう。 古い残置が心許なければ自身でスリングやクイックドローをかければよい。 この棚の高巻きは左側に踏み跡がある。 その後も5mトイ、4m、4mCSと涸棚が続くがそれ程難しくはない。 Юくなった沢を詰めていき、次第に背の低い笹の踏み跡を追えば岩場が正面 に出てくるので、この基部の左を縫えば、展望のよい尾根に上がり遡行終了。 詰めあげた尾根は源次郎尾根の上部にあたるので、大倉尾根には左手の踏み跡 をトラバースすれば花立山荘に出る。 源次郎尾根を下降に使う場合、最初は踏み跡が明瞭だがそれも消え消えになり また太った尾根なので迷いやすい。 この尾根の上部は3つの展望のよい草原があり、特に上の草原から中の草原 にいくには正面意出てくる急な土ザレの左手を20mほど下ってから左に トラバースしなければならない。 また中の草原、下の草原をクリアして植林帯に入ってからも地形図で尾根の 分岐点を正確に把握できないと、右手の尾根に入ってしまい源次郎沢の途中 のガケに出てしまう。 植林内に作業径路もあるので地形図をしっかり読む力があるメンバー同行の こと。 一般的には大倉尾根に出て植林内に伸びる天神尾根の下降がよいであろう。 |
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:5790人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する