槍ヶ岳と大キレット
- GPS
- 56:00
- 距離
- 41.8km
- 登り
- 2,462m
- 下り
- 2,453m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:40
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 11:20
天候 | 晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
写真
感想
今回は日本のマッターホルン・槍ヶ岳に登り、日本アルプスの十字路を南へ向かい、
国内一般登山ルートで最高難度のルートの一つといわれる大キレットの通過に挑戦する。
危険を伴うルートである上に歩行距離も長いため、検討した結果、ロック鳥と2人での挑戦となった。
(本当は2人しか集まらなかっただけ…)
マイカー規制のため、沢渡駐車場に駐車し、ここからはバスorタクシーで上高地入りする。
8時20分、登山開始。
本日の宿泊場所は、槍ヶ岳山頂直下の槍ヶ岳山荘の予定。
上高地からの距離は約22kmとハーフマラソン並の距離を移動しなければならない。
17時10分、急登を繰り返してやっと槍ヶ岳山荘へ到着。
槍ヶ岳頂上まですぐだが、今日はもう遅いので明朝登ることにする。
おいしい晩御飯をいただき、20時頃就寝。
そして朝・・・
霧の中、槍の穂先へ出発。荷物は山荘に置いていく。
早朝に槍の穂先を目指す人が大勢いる。
一本道で垂直の梯子を数箇所登るため、渋滞発生中。
5時40分、槍ヶ岳登頂成功。
遠くに富士山が見えた。
再び渋滞の中を下山し、槍ヶ岳山荘で朝食にカップラーメンを食べる。
そして7時30分に山荘を出発。
南岳小屋へ到着。
ここにきて小雨が降ってきたので雨具着装。
大キレットに向け装備を整える。
長谷川ピーク、飛騨泣きと難所を順調に通過。
13時10分、北穂高小屋へ到着。
ここで泊まるには時間が早いため、奧穂高岳をめざすか、涸沢まで下りるかを迷ってたら雨足が強くなってきたため、奥穂高岳に行くのは危険と判断し、涸沢へ向かう。
16時10分、涸沢小屋へ到着。
おいしい晩御飯をいただき、21時頃就寝。
そして朝・・・
涸沢ヒュッテまで散歩に行く。
散歩から戻り、朝食を食べ、いざ出発しようとしたときに事件発生!
俺の登山靴がない!
置いていたはずの棚にない!ロック鳥や山小屋の人と探し回ったけど見つからず。
履き間違いはよく聞く話だが、残っている靴が一つもない。
最悪だ!4万もしたお気に入りの靴だったのに
無いものはない、しょうがないと気持ちを切り替え、山小屋の人に運動靴を借りる。
涸沢と靴に別れを告げ、7時20分出発。
涸沢から横尾山荘までの道中、親戚の登山隊と感激の遭遇をする。
11時40分、上高地へ無事到着。大勢の人で賑わっている。
バスで沢渡駐車場へ。近くの温泉で疲れを取り、昼食を食べる。
食事中に天気は急変し、山の方で雷が鳴り出した。
あんなに天気が良かったのに、山の天気は本当に変わりやすい。
また、今日我々が涸沢小屋を出発したころ、穂高岳のザイテングラードで
痛ましい事故が起きていた。落石による滑落死亡事故である。
ハイペースで登る登山者の落とした石が、小学2年生の少年に直撃し50m滑落、
少年を助けようとした少年の祖父も滑落、2人とも死亡した。
事故の詳細はその場にいた人しかわからないが、
登山者は、落石が死亡事故に直結するということを肝に銘じておく必要がある。
細心の注意を持って歩くように心掛けないとならない。
【反省事項(→対応策)】
●小雨が降れば、レインウェアをすぐに着ること。
●登山靴の管理をしっかりすること。
●落石を絶対に起こさないこと。
●岩場ではヘルメットを必ず着装すること。
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