荒川岳/赤石岳/聖岳、南アルプス南部縦走

2019年08月21日(水) ~ 2019年08月25日(日)

• GPS: 104:00
• 距離: 39.9km
• 登り: 4,277m
• 下り: 4,274m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:30

9:25 椹島
13:35 蕨段
15:00 駒鳥池
15:55 千枚小屋

2日目

• 山行: 10:10
• 休憩: 0:45
• 合計: 10:55

4:00 千枚小屋
4:45 千枚岳
5:50 丸山
6:35 6:45 悪沢岳
7:50 荒川中岳避難小屋
8:00 中岳
8:10 前岳
9:05 9:30 荒川小屋
10:05 大聖寺平
11:45 小赤石岳
12:20 赤石岳
12:35 12:45 赤石岳避難小屋
14:10 百間平
14:55 百間洞山の家

3日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:55

6:25 百間洞山の家
8:00 中盛丸山
8:50 小兎岳
9:40 兎岳
12:40 聖岳
13:15 小聖岳
14:20 聖平小屋

4日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:40

5:40 聖平小屋
6:15 6:20 滝見台
9:30 聖沢登山口
10:20 椹島

四日目は白樺荘に宿泊
五日目に毎日アルペン号にて帰宅

天候

8/21
晴れ→曇り→雨
8/22
雨→曇り→曇り時々晴れ
8/23
雨→晴れ
8/24
晴れ
8/25
晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

毎日アルペン号
八王子駅→畑薙第一ダム
行き帰り共にほぼ満席

コース状況／危険箇所等

●畑薙第一ダム〜千枚小屋
一般的な登山道
傾斜は緩くだらだらした登りが続く
●千枚小屋〜百間洞山の家
小屋からわずかに登って千枚だけに到着
千枚岳〜丸山区間は梯子などがあり一部注意が必要
悪沢岳〜中岳区間は非常に風が強くなっていた
中岳〜小赤石だけは一般的な縦走路
赤石岳〜百間洞山の家まで一気に標高を下げる
●百間洞山の家〜聖平小屋
百間洞山の家から稜線に出ると猛烈な風
兎岳まではアップダウンを繰り返す
兎岳〜聖岳区間はガレ縁を歩く区間などあり注意が必要
聖岳〜子聖岳区間は歩きやすいルートを一気に下る
子聖岳から聖平小屋までは一般的な登山道
●聖平小屋〜椹島〜畑薙臨時駐車場
基本的には一般的な登山道
一部崩壊斜面があり迂回が必要
椹島から駐車場まではバスを利用
●畑薙臨時駐車場〜白樺荘
車道を歩く

その他周辺情報

白樺荘
一泊二食付きで7000円くらいでした

写真

八王子駅発の毎日アルペン号にて畑薙臨時駐車場へ
高速を降りてからはほぼ山道の為かなリ揺れますが意外と寝れた

椹島行きのバスを待つ
とにかく暇、蚊が多い

椹島到着、ここで朝飯。
バードコールを買ってみた
山の中で使ってみよう！今回の山での楽しみができた

椹島出発、いい天気
天気悪い予報だったけどこれはいいほうに外れたか！？

いい天気！やっぱり上のほうは雲が多いかも
鳥を発見しバードコールを鳴らすも反応なし

蕨段まで来た
傾斜がない為なかなか高度を稼げない

見晴台
なんかやな感じの雲が湧いてきた
天気予報通りになってきた

駒鳥池
神秘的！天然の池

お花畑で癒されている相方

ようやく千枚小屋
受付と同時に雨が降ってきた

今日は小屋泊
とりあえずビール

スタッフの方々が優しい！！

しっかり回復できた

食べかけですみません。
山でこんなに美味い飯が食えるとは、感動！！

二日目スタート
小屋を出ると霧雨
小屋から少し登って千枚岳到着

長い梯子、冬季の核心部になるところでしょうか？

痩せた箇所もあります

丸山到着
ライチョウが三羽もいました。バードコールを鳴らすも無反応(´・ω・｀)

念願の荒川岳登頂！何も見えません

中岳避難小屋到着
風が強くい

小屋のすぐ近くに中岳の標柱があった

せっかくだから前岳にもよる

荒川岳のお花畑
かなりガスってきてほとんど何も見えない

荒川岳で少し休憩

標高下げると晴れる

大聖寺平

かすかに小赤石岳が見える
視界がないのがかなりストレス・・・

小赤石到着
相方の心が折れそうになっております

赤石岳に向かう

やりました！赤石岳登頂

来てみたかった赤石避難小屋

家の近くの蕎麦屋みたいな入り口
記念にTシャツ購入

ガレの斜面を下って百間洞山の家を目指す

ようやく晴れてきた

今日一の絶景

すごい広い平地
ビルとか建設できそうだと妄想する

百間平！小屋まであと少し

長い一日でした
今日はテント泊します

テント場からの大沢岳

ビール飲んでゆっくりしました

朝早く起床
外で飯を食おうと思ったらまた雨が降ってきた

かなりのしっかり降ってきた
テント撤収だけで装備がかなり濡れてしまった・・・
稜線上は大丈夫だろうか？とりあえず大沢岳はあきらめる

稜線に出たとたん猛烈な風
立っているのもやっと、風呂のシャワー位といっても大袈裟でないくらいの雨

風がとにかく強い
稜線上だともろに風があたる

バケツの水をかぶったくらいずぶぬれ
ハードシェルの隙間からじわじわ浸水してきた

ライチョウ発見
急いでバードコールを鳴し・・・え(。´・ω・)?
鳴らない！？
濡れて音が出なくなってる！！

兎岳到着！雨が弱まらない
パンツまでずぶ濡れ
寒くなってきた、兎岳避難小屋で濡れていない服に着替える

聖岳登頂
風が強すぎて長いできません。

とにかく安全圏まで下る

靴の中は水たまり状態
我慢して歩く

小聖岳、読めません

聖岳が見えた
大迫力！！

ようやく安全圏

聖平小屋到着
装備のほとんどが濡れてしまった
明日は茶臼小屋まで行く予定だが大丈夫だろうか？

とりあえずビール
夕食は魚！山で食べる魚はおいしい

予定通り茶臼岳まで縦走しようと説得するも相方の心が折れてしまったので予定変更・・・
椹島に下山することになりました。

下山！よく晴れてる
やっぱり茶臼小屋まで行こうと再度相方を説得するも首を縦に振ってもらえず

ここにきて快晴

下山と決まれば気持ちを切り替えて一気に下山

登山口到着、椹島まで林道を歩く

椹島でバスがくるまで休憩
下山後のビールがうまい

この後バスで臨時駐車場へ
駐車場から白樺荘までひたすら歩く

白樺荘到着、本日の部屋
ここを二人で使えました

夕食は鹿肉と天ぷら

翌日毎日アルペン号で新宿まで帰りました
写真はヤマメおろしそば

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

TO_NAKAZAWA

■毎日アルペン号
八王子駅前に集合。自分たち以外登山者が誰もおらず本当にバスが来るのか不安になる。出発時間が近くなると係の人が突然現れ、無事バスに乗れた。
高速道路を降りてからの山道はかなりバスが揺れるが、逆にその揺れのおかげでしっかり眠ることができた。
平日にも関わらず椹島はかなりにぎわっていた。

■千枚小屋
千枚小屋の宿泊はほぼ満員状態。梯子のある寝床はジャングルジムのよう。
二階の人は落ちないように注意が必要。自分たちは運よく一階に場所が取れた。綺麗で快適な小屋だった。

■百間洞山の家(テント泊)
百間洞山の家のテント場は横に川が流れていて落ち着いた雰囲気。
正面には奥聖岳、右手には大沢岳が見える絶景スポット。ここのテント場が今回の縦走で一番楽しかった。

■聖平小屋
聖平小屋のフルーツポンチは疲れた体にありがたい。
雨のせいで全身ずぶ濡れ・・・スタッフの方が乾いたタオルを貸してくれました。
就寝時間までほかの登山者の方々と山の話で盛り上がる。これこそ山小屋泊の醍醐味である。

■椹島ロッジ
綺麗なレストランで生ビールとカツカレーはとにかく最高
かなり古い「岳人」の雑誌が置いてあった。ページをめくると今は廃墟となりつつある「ユーシンロッジ今年オープン！！」の広告を発見。時代を感じることができた。

■白樺荘
一泊二食付きで7000円くらい。
この安さで温泉にも入れて夜は天ぷらと鹿の刺身！文句のつけようがありません。
井川に来たらまた立ち寄りたいスポット

コメント

tomhig

いつかはまた歩きたい
お世話になってます。
荒川前岳から聖まで大変でしたね。
夏の縦走は週末や夏休みぶつけるとほぼこんな感じの天候の印象しかありません。
主脈、ピーカン当てるの本当に難しいです。
私も間ノ岳から前岳、赤石から聖…どんよりした空と雨の印象しかありません
何度か通い詰めないと微笑んでくれませんね。

白樺荘で泊まれるなんてなんと贅沢な。

TO_NAKAZAWA

Re:いつかまた歩きたい
tomhigさんこんにちは。お世話になってます。
この縦走はとても厳しい山行でした。
過去GWは大雪、夏休みは雨、2020正月は雪と天気に恵まれませんでした…
いつか快晴の赤石岳、荒川岳を見てみたいです。
井川のあの山深い雰囲気は何度も通いたくなってしまいますね。
南アルプス南部もっと研究していこうと思います！