丹沢の長〜い1日;鉄人の集い丹沢24時間耐久トレッキング(全山70km)はあと一歩で完歩ならず(山中湖⇒篭坂峠⇒三国山⇒菰釣山⇒加入道山⇒大室山⇒檜洞丸⇒蛭ヶ岳⇒丹沢山⇒塔ノ岳⇒三ノ塔⇒ヤビツ峠(大山以降は断念)


- GPS
- 20:44
- 距離
- 58.4km
- 登り
- 4,685m
- 下り
- 4,918m
コースタイム
- 山行
- 18:09
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 20:24
↓ (所要時間 0:30 自転車(途中おにぎり買い出し )
16:30 〜 16:48 中央道日野バス停 休憩 0:18
↓ (所要時間 1:57 高速バス )
18:45 〜 19:18 山中湖 旭日丘バス停(18分遅れで出発) 休憩 0:33
↓ (所要時間 0:27 ↑110→2.0km )
19:45 篭坂峠
↓ (所要時間 0:47 ↑250↓40↑50→3.3km )
20:32 大洞山
↓ (所要時間 0:33 ↓80↑50↓20→2.6km )
21:05 〜 21:12 三国山 休憩 0:07
↓ (所要時間 0:09 ↓154→0.51 )
21:21 三国峠
↓ (所要時間 0:14 ↑123 )
21:35 鉄砲木の頭
↓ (所要時間 0:23 ↓50↑20↓200 )
21:58 切通峠
↓ (所要時間 0:22 ↑30↓30↑120→4.4km )
22:20 高指山(予定に追いついた!)
↓ (所要時間 0:38 ↓60↑40↓10↑20↓15↑75 )
22:58 大棚の頭分岐
↓ (所要時間 0:28 ↓25↑40↓10↑50→3.4km )
23:26 石保戸山
↓ (所要時間 0:43 ↓30↑25↓15↑40↓30↑ )
0:08 〜 0:13 油沢の頭 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:27 0↑30↓50↑80↓25↑60→3.6km )
0:40 〜 0:50 菰釣山(予想外に時間がかかり01:50の遅れ) 休憩 0:10
↓ (所要時間 1:34 ↓180↑40↓30↑80↓80↑20↓40↑25↓50↑80→4.2km )
2:24 大界木山
↓ (所要時間 0:28 ↓80↑30↓50↑60↓20↑120→2km )
2:52 〜 3:00 モロクボ沢の頭(大幅遅れのため畔ヶ丸山はカット) 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:29 ↓120↑20↓20↑30↓100↑100 )
3:29 番木の頭(道間違えで約20分ロス)
↓ (所要時間 0:41 75↓20↑50↓30↑60↓20↑125→4.6km )
4:10 〜 4:15 水晶沢ノ頭手前の倒木帯) 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:30 ↓30↑60↓20↑125→4.6km )
4:45 〜 4:53 加入道山 快晴 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:52 ↓30↑40↓60↑230→2.2km )
5:45 〜 5:53 大室山 快晴 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:32 ↓530m→2.4km )
6:25 〜 6:40 犬越路避難小屋 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:55 ↑110↓20↑130 )
7:35 〜 7:45 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:20 ↓20↑260↓40 )
8:05 〜 8:15 神の川分岐 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:25 ↑110↓20↑130↓20↑260↓40↑130→3.3km )
8:40 〜 8:55 檜洞丸 快晴 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:00 ↓280↑40↓80↑190 )
9:55 〜 10:00 臼ヶ岳 快晴(Futaroさんと休憩) 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:52 ↓90↑60↓40↑300→4.2km )
10:52 〜 11:18 蛭ヶ岳 快晴 休憩 0:26
↓ (所要時間 1:00 ↓130↑60↓20↑30↓150↑100→3.2km )
12:18 〜 12:30 丹沢山 快晴 休憩 0:12
↓ (所要時間 0:48 ↓75↑25↓80↑30↓60↑80→2.6km )
13:18 〜 13:33 塔ノ岳 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:22 ↓330↑25↓110↑130→3.7km )
14:55 〜 15:03 三ノ塔 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:52 ↓500↑70→3.3kkm )
15:55 〜 16:16 ヤビツ峠 休憩 0:21
路線バス
16:58 秦野駅
小田急線
町田駅
横浜線
八王子駅
中央線
19:05 日野駅
徒歩
19:30 中央道日野バス停
自転車
20:00 家
行動合計 20:37 (歩行 17:51 休憩 2:47
天候 | 快晴! 三国山付近では夜霧あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
山中湖(旭日丘)へのバスの時刻 http://cello.jp/yamanakako/traffic/index.html 中央高速バス時刻表はこのHPの一番下 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に道はしっかりしていて、道標もあり、迷うよなところはありません。 道志山域では一部に笹や薄が覆いかぶさっているところもありますが、この日は夜露があまりつかず、ほとんど塗れませんでした。 全体に、ほとんどすべてのピークを超えるので(巻き道がない)アップダウンが激しく、体力を消耗&時間がかかります。 檜洞山の登りの鎖場がちょっと急で下りは大変と思われます。私は登りなので、鎖は使わずに行けました。 その他 この計画を立案するに当たっては、今回のイベント参加のみなさんの計画や、shira-gaさんのレコを参考にさせていただきました。この場をお借りして、お礼申し上げます。 (それにしてもshira-gaさんは化け物です・・・) |
写真
感想
(今回から新しいGPS、Foretrex401を使用。前のForetrex101より格段に感度が良くなり、森や、谷底でもかなりルートが正確になりました。)
出発時刻/高度: 19:16 / 996m
到着時刻/高度: 16:01 / 778m
合計時間: 20時間44分
合計距離: 58.42km
最高点の標高: 1647m
最低点の標高: 683m
累積標高(上り): 4140m
累積標高(下り): 4354m
"Futaroさん主催の第2回丹沢24(12)時間耐久トレッキングに直前参加してきました。貫徹トレッキングも一日で70kmも初めての試みでしたが、イベント参加で一人ではない心強さで頑張ってみることにしました。
結果としては、徹夜で夜間に歩くことが普通に昼間にあるくのとは全く違い疲労がすごく速いことがわかり、しかも奥多摩や奥秩父とちがって道志・丹沢は基本的に忠実に稜線を歩くため、どんな小さなピークでもてっぺんを越えるため、アップダウンが半端ではなく、予想外に時間がかかって全く事前に立てた計画タイム通りには歩けず、最後の大山と弘法山をあきらめることにしました。
それでも総沿面距離60km超、登高5000m以上を踏破することができ、徹夜登山や夜中にひとりで延々と歩き続ける貴重な経験もできて達成感の大きい充実した登山となりました、このイベントを企画していただいたFuutaroさんには改めて感謝したいと思います。"
10/20 16:00 家
↓ (所要時間 0:30 自転車(途中おにぎり買い出し )
朝7時に起き、家でゆっくり休んでから出発と考えていましたが、結局掃除や買い物等々、がたがたやっているうちに出発の時間になり、ろくに休む事が出来ないままあわただしい出発になりました。家を出る前に軽く夕食。まずは自転車で中央道日野バス停へ、今回の登山はここから開始です。
16:30 〜 16:48 中央道日野バス停 休憩 0:18
↓ (所要時間 1:57 高速バス )
バスの中で寝ようとしましたが、気分が高ぶっていてほとんど眠れないまま旭日丘へ到着。バスにはkrosukeさんが、そして旭日丘のターミナルにはkazu70Lさんは待っていました。その後御殿場からのバスでFutaroさん、westmelleさん、kohi-さんが到着。携帯番号を教えあい、平野出発組を残してwestmelleさん、kazuさんと3人で出発しました。
18:45 〜 19:18 山中湖 旭日丘バス停(18分遅れで出発) 休憩 0:33
↓ (所要時間 0:27 ↑110→2.0km )
まずは道路歩きで篭坂峠へ。車がたくさん走っていてちょっと怖い。歩道は最初だけ。
19:45 篭坂峠
↓ (所要時間 0:47 ↑250↓40↑50→3.3km )
篭坂峠の登山道入り口は分かりにくい。バス停前の道票は道路と直角を向いているが、そこには藪に覆われた古い踏み跡のみ。斜め左へ上る道路を上ると墓地に出て(夜の墓地は気持ち悪い、3人だったから平気だったけど)道票があり、墓地の南側を東側へ回り込むと登山道の入り口がありました。台風で荒れているとの注意書きがあり、その通りに倒木や枝等の障害物がたくさんあり、尾根全体が広くて緩やかなので、どこでもあるける感じで、倒木を回り込むとき等に道を間違えそうでした。多分明るければ問題ないのでしょうか。
20:32 大洞山
↓ (所要時間 0:33 ↓80↑50↓20→2.6km )
ほとんど樹林のなかで、一部草原があり、御殿場側の夜景がきれいでした。地面は富士山の火山灰の砂礫で柔らかく、登りにくい。
21:05 〜 21:12 三国山 休憩 0:07
↓ (所要時間 0:09 ↓154→0.51 )
"三国山でおなかが空いたため、軽く休憩。Westmeleさん、kazuさんは休まず先に行くとのことで、ここで別れ一人になります。その後すぐに追いつくつもりだったのですが・・・。真っ暗の中一人になると急に心細くなります。最初から一人のときはそんなことないのですが。三日月が沈みかかっていまいした。
三国山は予定よりも17分遅れで出発。旭日丘18分遅れがそのまま残っていますが、ここまでは予定通りのペース。
急な下りでえぐれた道の両側に別のルートができてます。時々樹林に阻まれて一か所しか道が無くなるところで、暗くて樹林の中の下り口をロストし登りなおしたりしました。"
21:21 三国峠
↓ (所要時間 0:14 ↑123 )
舗装道道路を横切り、向かい側の斜面を登ります。
21:35 鉄砲木の頭
↓ (所要時間 0:23 ↓50↑20↓200 )
広い尾根をルートを外さないように気を付けで進みます。Westmelleさんのヘッドライトがめちゃくちゃ明るかったので、一人になってから、自分のライトが暗くて照射範囲も狭くて、小走りに歩くにはかなり神経を使いました。持っていたGPSの内臓コンパスが反対を示したりして、一瞬逆戻りしているかと心配になりました。夜間はライトの範囲外は全く見えないので、GPSやコンパスが故障したときの怖さを知りました。幸いもう一つアナログのコンパスを持っていてそれを確認したところ、逆ではなかったのでそのまま直進しました。
21:58 切通峠
↓ (所要時間 0:22 ↑30↓30↑120→4.4km )
"【平野から出発組はこの辺りから合流のはずだけど、もうとっくに先に行ってしまっているだろう、どのくらい前かな、2〜3時間は前かな。
先にいったwestmelleさんとkazuさんの気配が全くないけど、ずいぶん早いな、自分だってかなり頑張って早く歩いて(走れるところは走って)いるのに。。。」"
22:20 高指山(予定に追いついた!)
↓ (所要時間 0:38 ↓60↑40↓10↑20↓15↑75 )
"ぴったり予定通りの時刻に通過。出発の遅れを取り戻し、ついにオンタイム!
ところが、このあと道志山塊に突入すると小さなアップダウンが激しくなり、大幅なペースダウン、しかもまだそれほど登っていないのに、太ももが張り始め、明らかに通常とは体調が異なってきてしまった。こんなに早く足にくるとは、これでは到底全コースの半分も行けないかも、とテンションダウン。"
22:58 大棚の頭分岐
↓ (所要時間 0:28 ↓25↑40↓10↑50→3.4km )
相変わらず、アップダウンが続く。そして相変わらず先行の二人に追いつかず、それどころかクモの巣さえ張っていて、、一体二人はどれだけ先にいったのか、ひょっとして、道に迷って後ろにいるのか、等考えながら歩く。
23:26 石保戸山
↓ (所要時間 0:43 ↓30↑25↓15↑40↓30↑ )
"ようやく石保戸山到着。大幅遅れ。そしてずっと一人。真っ暗・・・
太ももの疲労もかなりきている。ここまで、先行組に追いつこうと休まずに来たことが、普段の自分の歩きと違っていて、疲労したようだ。"
0:08 〜 0:13 油沢の頭 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:27 0↑30↓50↑80↓25↑60→3.6km )
早くも深夜0時を回る。予定外の休憩。もはや先行に追いつくことは諦めた。こまめに休みながら、だましだまし行くしかない。
0:40 〜 0:50 菰釣山(予想外に時間がかかり0:50の遅れ) 休憩 0:10
↓ (所要時間 1:34 ↓180↑40↓30↑80↓80↑20↓40↑25↓50↑80→4.2km )
やっと菰釣山。厳しい。尾根上のすべてのピーク忠実に乗り越えていくアルバイトの連続。休憩中、後ろから鈴の音を聞こえ、やっぱり先行していたはずの二人は後ろにいたんだ、と勘違い。追いついてくるのを待とうかともおもったが、時間が無いので出発、このペースではどっちみち追いつかれるさ。
2:24 大界木山
↓ (所要時間 0:28 ↓80↑30↓50↑60↓20↑120→2km )
途中、城ヶ尾山頂でテントを1張り見る。起こさないようにそっと通過する。人がいるというだけで、なんだかほっとする。
2:52 〜 3:00 モロクボ沢の頭(大幅遅れのため畔ヶ丸山はカット) 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:29 ↓120↑20↓20↑30↓100↑100 )
なんとかモロクボ沢の頭へ到着、当初予定していた畔ヶ丸山へのピストンは放棄して、時間を節約。後ろの二人は一向に追いついてこない。
3:29 番木の頭(道間違えで約20分ロス)
↓ (所要時間 0:41 75↓20↑50↓30↑60↓20↑125→4.6km )
番木の頭でGPSを見ながら歩いていて、山頂標識を十分に確認せず、間違えて西への道へはいってしまう。だいぶ下ったところで、道が急な下りから今までに無い巻道になり、おかしいと気付いた。GPSで自分のトレース確認すると、西へ逆戻りするように下っている。痛恨のルートロス!しかもだいぶ下ってしまった。めちゃくちゃがっかりすると同時に、なんか悔しくなって来て、ただちに猛然と登り返す。縦走路の戻ると案の定、見落とした「バンキの頭」の標識と、道志村方面分岐を示す道票があった。20分程度のロス。後ろの二人にも多分抜かれただろう。もはや、誰かに会うことは難しいかも。全山踏破も完全な赤信号となってしまった。
shira-gaさんのガンダーラの替え歌「Mの国タンザーワ」が急に思い出され、それが頭の中をグルグル回って、バンダナを参加者の目印として手に持っていたので「Mの国バンダーナ」に代わっていった。
4:10 〜 4:15 水晶沢ノ頭手前の倒木帯) 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:30 ↓30↑60↓20↑125→4.6km )
尾根が広くなり、右側にシカよけ柵が出てくる。そして植林帯の中を登るようになると、倒木が現れてきてルートを塞いでいる。踏み跡を探しながら行くが、尾根が広くわかりにくい。何度か引き返したりして、トレースを探し、そのうち適当に登っていって、いいかげんやになってきて、どうでもいいやという気持ちで腰掛けるのにちょうどよい倒木で休憩した。その後、GPSを見ながら尾根の右寄りへ進むと、前方、水晶沢ノ頭1278m峰に明るくこちらを照らすライトを発見。とうとう追いついた、先行の二人か、平野発のだれかか、誰だろう、と声をかけながら登っていった。ところが、到着すると木のテーブルの上に小さなLEDライトがひとつ、さびしげに照らしていた。かなりがっかりしたが、先行者が倒木帯で迷わないように置いて行ってくれたんだ、とその温かい気遣いに感謝するとともに大いに励まされた。私がラストのはずなので、ライトを回収、あとでお礼を言おう。
4:45 〜 4:53 加入道山 快晴 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:52 ↓30↑40↓60↑230→2.2km )
今山行の2回目の大登の後、待望の加入道山へ到着。淡淡と登った。でも相変わらず誰もいない真っ暗な山頂。避難小屋もひっそりとして人の気配はない(もしいたらそろそろ起きている時間だ)。
5:45 〜 5:53 大室山 快晴 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:32 ↓530m→2.4km )
"引き続き登り続ける。次第に夜が明けて明るくなってくる。そして緩やかで広い草原の中の木道となり、やがて大室山(山頂分岐)に到着した。風が強くなり、登りでも寒くなった。それまで気温は8〜10℃で思っていたほど寒くなかったが、ここにきて風が出て寒く、手袋をはめ、長そでシャツを着た。山頂分岐で朝食。三つ持ってきたコンビニおにぎりの最後の1つを食べるが、米が妙に芯っぽくて喉を通らない。水と一緒に詰め込んだ。
なんとか食べ終わって出発の準備をしていると、突然真っ赤な日が昇ってきた。あわててカメラを手に、樹林の切れているところへ行って撮影。
辺りが急激に明るくなってきて、それまでの疲労感がうそのように俄然元気が回復、最後まで行けるような気がしてくる。登山道もこんなに見やすかったのかと、明るいことのありがたさを改めて感じ、まだこんなに元気が残っていたのかと驚きながら「よーし、行くぞ!」とペースアップして犬越路へと一気にかけ下った。"
6:25 〜 6:40 犬越路避難小屋 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:55 ↑110↓20↑130 )
"念のため避難小屋の中を確認してみる。と、先行のwestmelleさん、kazuさん、(他に小屋に宿泊した方二人)が休憩中、二度と会えないかもと諦めていたので驚くとともに嬉しかった。ここまでKazuさんが先行して飛ばしてきたとのことで、道には迷っていないとのこと、絶えず私より前にいたことになり、菰釣山で後ろにいると思った鈴の音は幻聴だったらしい。
小屋に宿泊した方の話だと、夜中〜2時間以上前に平野組は通過したとのこと。まったく追いつけない、再会するのは到底無理だとわかった。
Kazuさんは膝を痛めたため残念ながらここからリタイアとのこと、もう少し休憩するというwestさんを後にして先に出発した。"
7:35 〜 7:45 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:20 ↓20↑260↓40 )
元気が回復したと思っていたが、檜洞の登りは今登山中最大で半端ではなく、急な鎖場も連続し、すぐにペースダウンし小笙山と大笙山の間の小ピークで休憩、ただ夜中の状態からはこの大登を登るっている自分が信じられなかった。本当にこのまま、次の蛭ヶ岳も登るのだろうか。
8:05 〜 8:15 神の川分岐 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:25 ↑110↓20↑130↓20↑260↓40↑130→3.3km )
"再び歩き始めてすぐ、気持ちのよい神の川分岐のベンチでまた休憩。正面はるかに富士山が堂々と見え、あんな遠くからよくもここまで来たものだと、感慨深くなる。
Westさんの鈴の音が聞こえてきて、到着。また先に出発。"
8:40 〜 8:55 檜洞丸 快晴 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:00 ↓280↑40↓80↑190 )
"諦めかけた檜洞丸へ到着。快晴で気持ちがよい。ほぼwestさんと同時に到着し、水は2L持参してまだ半分残っていたが、青ヶ岳山荘でコーラ500ml/500円をGET!これがめちゃくちゃうまく、一気に元気回復。こんなに効くとはうれしい誤算、アミノバイタル以上の効き目あり、その後の蛭の登りがいつものペースへと回復した。
この辺りから、すれ違う人が増えてくる。1時間くらい前に山中湖からの二人とすれ違ったとの情報をwestさんが聞いたとのことで、距離がだいぶ縮まったようだ。追いつけるかもしれないと俄然やる気が出る。檜洞の下りを一気にかけ下り、神の川越からの登り返しも調子が戻り、ペースよく登る。いつのまにwestさんの姿が見えなくなる。そして臼ヶ岳の登りでついに左手に黄色いバンダナを持つ平野発のFutaroさんに追いついた。"
9:55 〜 10:00 臼ヶ岳 快晴(Futaroさんと休憩) 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:52 ↓90↑60↓40↑300→4.2km )
臼ヶ岳まで、Futaroさんと一緒に話しながら登る。そして山頂で一緒に休憩。会えないかもしれないので、道しるべにしてくれたライトは打ち上げに参加するwestさんに預けてきたことを話す。平野発の先行の二人、kurosukeさんとkohi-さんが1時間くらい前にいるはずとのことで、Futaroさんを残して先に出発して追いかける。ヤビツまでは余裕でいけるでしょうというFutaroさんの話しで、最終目的地をヤビツ峠へと変更、そこまで行けばhanameizanさんの車で温泉まで乗せてもらえるとのFutaroさんの話にやる気が出る。
10:52 〜 11:18 蛭ヶ岳 快晴 休憩 0:26
↓ (所要時間 1:00 ↓130↑60↓20↑30↓150↑100→3.2km )
完全復活、あまり疲れを感じずに順調に蛭ヶ岳へ到着。まだ先行者はいない。あまりの天気と展望の良さに、ついつい長居をしてしまい昼食。関東平野側が見渡せて、遠くまで来たことを実感。
12:18 〜 12:30 丹沢山 快晴 休憩 0:12
↓ (所要時間 0:48 ↓75↑25↓80↑30↓60↑80→2.6km )
"最高の天気の中、紅葉がちょうど見ごろのハイキング道を写真をとりながら飛ばす。大変だったけどここまで来てよかったとしみじみ思う。
ただ、丹沢山まではまだアップダウンがあり、思ったよりは時間がかかる。"
13:18 〜 13:33 塔ノ岳 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:22 ↓330↑25↓110↑130→3.7km )
"にぎわう塔ノ岳へ到着。あまりに大勢で、先行の二人を探すが分からず。ここでまたコーラを補給とおもっていたが、売っていないので諦める。
ここは大学時代にトレーニングで何度も登った山。トレーニングのイメージが強く、その後長いことご無沙汰していたが、久しぶりに来てよい所であることを改めて認識した。それにしても丹沢ってこんなに富士山がよく見えたっけ?"
14:55 〜 15:03 三ノ塔 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:52 ↓500↑70→3.3kkm )
"いよいよ最後のピーク三ノ塔。さすがにこの150m登り返しはしんどく、ペースを落として登る。それまでは大勢の家族連れやアベック、山ガールをどんどん抜いていったが、ここでは後ろの山ガールと同じペースとなった。
晴れて日差しが暑く(気温23℃)、三ノ塔で2L持ってきた水の残りを全部飲み干す。休憩中のご家族が、ヤビツ峠のバスの時刻が16:16で、間に合いそうにないねと会話。結局kurosukeさんkohi-さんには追いつけず、hanameizanさんの車もあてにはできないので、そのバスに乗ることにしてヤビツ峠へ下山した。"
15:55 〜 16:16 ヤビツ峠 休憩 0:21
登山道入口からは道路をビクトリーラン気分でヤビツ峠へ。バス停につくと真っ先に塔ノ岳で買えなかったコーラを自動販売機でGET。バス停のベンチで長そでシャツを着たり靴の中の小石等を取り除いたりストックをしまったりしながらコーラ飲んだ。残念ながら、hanameizanさんたちはすでに出発したあとのようで会えなかった。
路線バス
16:58 〜 17:04 秦野駅
小田急線
眠かったわけではないけれど、17:04の新宿行に乗るつもりが、間違えて逆方向に乗ってしまう大失態。渋沢駅を通過したときに気付き、新松田で乗り換えるはめになってしまった。
町田駅乗り換え
横浜線
八王子駅乗り換え
中央線
19:05 日野駅
徒歩
19:35 中央道日野バス停
自転車
20:00 家
"本日最後のアルバイトは日野駅から中央道日野バス停への自転車回収。
思いのほか遠く、徒歩25分以上、自転車も家まで登り坂25分もかかり、家を出てから帰るまで全行動時間28時間の長い長い一日が終わりました。
今回、このイベントへ参加させていただき、初めての徹夜登山、そして未知の1日70km踏破へとチャレンジしました。一睡もせずに夜通し歩くことが、大変ではあるが途中眠気を感じることなく歩き通せたことは大きな自信になりました。しかし夜中は何も見えず、ただひたすら歩くだけ、でも調子がでず疲労しやすくペースも上がらないため、今後積極的にとる方法にはなりえないとも思いました。
24時間で70kmは、大山以降をカットしたため60kmしか歩けず、残念ながら達成できませんでした。この丹沢は、全ルートを通してアップダウンが激しく、フラットな部分が一部にしかないので、同じく60km以上歩いた多摩川源流域周回に比べてはるかに体力度が高いと感じました。
普段ロングは一人で歩いていますが、今回もほとんどを一人で歩いていたとは言え、どこかを仲間が歩いているというのは心強いもので、その存在を感じたり、途中でお会いすることで力をもらい、単独行とは違う楽しさを感じることができました。
参加メンバーの皆さん、たいへんお疲れ様でした。今回一番長く一緒に歩いたwestmelleさん、三国山までご一緒し膝を痛めてエスケープしたkazuさん、ライトの道標を置いていってくれたkohi-さん、途中ご一緒できたFutaroさん、ありがとうございました。
最後に、このイベントを企画運営していだたき、直前参加を快く承諾していただいたFutaroさんに改めて感謝したいと思います。このようなすごいメンバーの集いに参加させていただき、その一員になれたことがたいへんうれしく、誇りに思っております。次回もまた是非参加させていただきたいと思っております。その際はまたよろしくお願い致します。
コメント
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惜しかったですね。もう少しで大山、弘法山でしたね
朝陽とともに元気が出る感じ良くわかります
加入道山手前でライト回収ありがとうございました。
勘違いさせてしまってがっかりしてしまったようで
あの辺りは2〜3回通ったことがあるのですが、倒木が以前よりはるかにひどくてこれは初めて通る人は絶対にわからないと思い、予備のライトを置いておきました。
きっと最後の人が回収してくれると思ってました
打ち上げをご一緒出来ずに残念でしたが、また機会がありましたらゆっくりお話が出来ればと思います。
ではでは
厳しいなか、たくさんの写真ありがとうございました。
「快晴、丹沢、富士を背に、紅葉に囲まれ長歩人。」
レコから伝わる後半の頑張りには、感動しました。
自転車の回収には、脱帽ですね。
shigetoshiさん、こんにちは。
私は別ルートだったので、全く接点がありませんでしたが
第2回丹沢24お疲れ様でした。
レコを読ませていただいて、スタートの時間の設定を
変えていれば余裕でゴールされたのではないかと思いました。
一つ教えていただけないでしょうか。
行程の経過時間と共に↑↓で登高、下降の距離が記載
されていますが、これはどのようにして計って(管理
して)いるのでしょうか。
私は自分の行動をなるべく数値化しようと思っているので
凄く興味があります。
初めてのコメントでお願い事で済みません。
凄い詳細なレコですね
こんなに記録できると次回にも役に立ちますね。
コーラの効き目は、私もkurosukeさんに教わりました。
今回は試せなかったんですが、来月の山行に1本持って行こうと思います。
いつかお会いできるのを楽しみにしています。
お疲れ様でした!
kohi-さん、こんばんは。
あのライトを見たときは本当にうれしかったのです。結局生身の人には会えなかったけど、その存在が実感できただけで十分力をもらいました
その道中はクモの巣が張っていたりして本当にみんなあるいているのかと、必死になって歩いているのは実は自分ひとりなのではないか、などなどいろいろ考えてしまっていました。
それにしてもkohi-さんは早かったですね。大山へも余裕で行けた時間ですからね
私もひょっとしたら追いつけるかも、と後半頑張ったのですが、到底無理なことでした。
せっかくだから、弘法山まで踏破してほしかった気もしますが。
いづれにしても旭日丘でお会いしただけで、再会できず残念でした。また次の機会ということで!
ricalojpさん、こんばんは。
必死で歩いていた割には、写真の整理が大変なほど、たくさん写真を撮っていました。長時間歩いたので、その分多くなったようです。何も映っていない夜景の写真もたくさんあったりして。
でも、そのおかげでそこそこに長い1日の雰囲気が伝わるレコになったのではないかと思います。
自転車回収は、当初からの予定だったので、心を無にしてあわあわと実行しました。電車の中で少し寝たので体力も回復していました。でも長かった。
millionさん、こんばんは!
そうなんです、完結できたかもと、じつはちょっと心残りなのです。午後4時でこの季節なので日没が近かったので、あきらめてしまいましたが、6月だったら、まだ3時間以上明るいので、きっと行ってたとおもいます。そうしたら24時間以内の踏破が完了していたかも。
↑↓で登高、下降の距離
ですが、カシミール3Dでルートを作成し、その断面グラフを表示して高低差や距離を出しています。ただ、あまり細かく上下を見なかったため、今回のように想定外のアップダウンに苦しめられる結果となりました。もっと小さな上下もきちんと読み込む必要を感じました。
なお、カシミール3Dでのルート作成は、細かく自分でプロットしていくと大変なので、同じる0とを歩いた記録をヤマレコで探して、そのGPXデータをダウンロードさせていただくことが多いです。今回はshira-gaさんのレコを使わせていただきました。
私も数値化は好きなので、millionさんのデータの数値化は大変興味深く拝見していました。特に心拍数の詳細データには驚きです。私は心拍数を意識したことがないので。
でも、3000m以上の高山へ行くときは、血中酸素濃度のデータを取ったりしています。
普段の登山では、気温や歩数等を記録しています。
>凄い詳細なレコですね
ありがとうございます。でも、とりとめもなく、覚えていることを書き連ねているだけで、たいへん読みにくいと思います。もっと内容を精査して、気のきいたコメントや名言、時にはジョークが書けるといいのですが。
>コーラの効き目は、私もkurosukeさんに教わりました。
kurosukeさんも言ってましたか。ではやっぱり気のせいではなかったのですね。本当に驚くほど太腿の疲れが無くなりました。
BBCさんもぜひ試してみて、結果をお教えください。
shigetoshiさん、こんばんは。
自分もshigetoshiさんの話を聞いて、蛭ヶ岳に着いたら早速コーラを注文して飲みました。とっても美味しかったです
蛭から塔は2時間位で行けたのでコーラで少し回復したかもです。
臼ヶ岳までの少しの区間でしたが、ご一緒できて楽しかったです。打ち上げでご一緒できなかったのが残念でしたが、次回は是非打ち上げも
皆さん24時間近く歩いているのですねー
とても真似できません。すごいです。。
いろいろと企画をたてるFutaroさんに乾杯!
お疲れ様でした。
Futaroさん、おはようございます。
たぶんこれからは、疲れたらコーラを求めて山小屋へ、となりそうです
ほとんどの皆さんが疲れで固形物が食べられなくなったと言っていますが、徹夜で歩くと起こりやすい症状なのでしょうか
私も大室の山頂でなりかけましたが、青ヶ岳山荘のコーラで治ったようです
蛭ヶ岳の山頂で、26分の大休憩をとって、Futaroさんとwestmelleさんが来るのを待ったのですが、お会いできませんでした。その後はついに誰にも会えず、一人さびしく下山してバス、電車で帰ったのですが、やはり打ち上げで乾杯し、皆さんと達成感を分かち合いたかったですね
コメントありがとうございます。
riCさんも最初は参加者にリストアップされていたと思いますが、お会いできなくて残念です。
あの冬季南ア大縦走のお話を伺いたかった・・・
次の機会にご参加されることを楽しみにしています
shigetoshiさん、こんばんは。
菰釣山までの間は、kazu70Lさんと一緒に、かなりのスピードで飛ばしていました。
ご心配おかけしてしまったみたいで、申し訳ないです。
やはり丹沢のコースは、奥多摩周辺と比べると、だいぶキツイですね。
たいした距離歩いてないのに、いつのまにか疲労している感じです。
檜洞丸から先は、shigetoshiさんについていこうと思ったのですが、シャリバテがひどくてペースダウンしてしまいました。
蛭ヶ岳到着は11:27だったので、ちょっとの差で行き違いだったようですね。
色々とお話を聞きながら歩けて、楽しかったです。
次回、またお会いしましょう。
westmelleさん、こんばんは。
山中では、短い間でしたが、ご一緒させていただき、ありがとうございました。
奥多摩大三角形のwestさんと一緒に歩けたことは、たいへん有意義でした。また、いろいろとご自分で工夫なさっているとのことで、次回はぜひ、そのお話をお聞かせいただければと思います。
また、今回はシャリバテ、内臓疲労でご苦労なさったようですが、次回はその対策をどのように研究してくるのか、楽しみにしています。
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