ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2389440
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

十文字山

2020年06月10日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
18:20
距離
35.1km
登り
3,283m
下り
3,266m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
17:39
休憩
0:40
合計
18:19
1:25
1:25
19
1:44
1:46
23
2:09
2:09
67
3:16
3:30
210
7:00
7:08
250
11:18
11:18
33
11:51
11:59
0
11:57
12:00
20
12:20
12:21
12
12:33
12:33
0
12:33
12:34
21
12:55
12:56
32
13:28
13:28
134
15:42
15:42
60
16:42
16:44
170
19:34
19:34
3
十文字峠にシャクナゲを鑑賞しに行きました。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栃本観光トイレ横の駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
【 栃本観光トイレ 〜 川又バス停 】
アスファルト舗装の生活道路。古くから秩父往還として栄えた道だけあって、道端には歴史を感じさせる石仏や石標が多くある。

【 川又バス停 〜 赤沢吊橋 】
かつての入川森林軌道跡で平坦なダート道。昨年の台風19号によって所々で崩落があるが、トラウトオン!入川(旧・入川渓流観光釣場)までは、ほぼ安全に歩行出来る(車両通行禁止)。東京発電川又発電所の取水口手前で大規模な崩落があり、渡るためのトラロープが張られているが極めて危険なので留意されたい。
その他、落石に注意。

【 赤沢吊橋 〜 柳小屋 】
山と高原地図では実線で記載されているが、踏跡不明瞭および廃道化が進んでいる印象に加え、危険な沢の渡渉が数カ所あることなどから、破線未満レベルの危険なルートであると言える。特に道迷いに注意されたい。
なお、クマのフィールドサインを複数確認したので留意されたい。

【 柳小屋 〜 十文字小屋 】
山と高原地図では実線で記載されているが、踏み跡不明瞭、倒木による高巻き等々、破線レベルの注意を要するルートであると思われる。道迷いに留意されたい。また、クマのフィールドサインが複数あり注意が必要。なお、栃本分岐 〜 十文字小屋は、整備された登山道である。

【 十文字小屋 〜 十文字山 】
整備された登山道で危険箇所はない。

【 十文字小屋 〜 栃本観光トイレ 】
秩父と信州を結ぶ古道(信州往還)で整備された登山道だが、トラバース道の所々で路肩が緩んでいる箇所があるので留意されたい。また、道迷いの懸念は少ないものと思われる。

※ 登山ポストは、栃本の白泰山登山口にある。
※ 入川林道および股ノ沢林道のルートは、危険箇所が多数、かつ、ルートファインディングを常に要求される難ルートであるので、安易な入山は控えられたい。
栃本観光トイレからスタートです。
2020年06月10日 01:19撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
8
6/10 1:19
栃本観光トイレからスタートです。
川又から入川渓谷へ入ると、大滝村の時代の古い警告看板。確かに冬はヤバいんだろうなぁ。
2020年06月10日 02:05撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 2:05
川又から入川渓谷へ入ると、大滝村の時代の古い警告看板。確かに冬はヤバいんだろうなぁ。
橋が流出した所には簡易橋が架けられていました。
2020年06月10日 02:22撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
1
6/10 2:22
橋が流出した所には簡易橋が架けられていました。
入川森林軌道跡を歩いています。写真はピンボケですが、マニアには有名な上り下り入替えのための複線部分。以後、赤沢吊橋まで枕木も残った軌道跡が続きます。なお、入川森林軌道は昭和45年に廃止されました。
2020年06月10日 02:35撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 2:35
入川森林軌道跡を歩いています。写真はピンボケですが、マニアには有名な上り下り入替えのための複線部分。以後、赤沢吊橋まで枕木も残った軌道跡が続きます。なお、入川森林軌道は昭和45年に廃止されました。
ひょえ〜。写真では良く分からないですが、トレイルが崩落していて足場の悪い急傾斜地をトラバースしなければ進めません。東京発電が張ったと思われる心許ないトラロープに頼って渡らざるをえません。
2020年06月10日 02:52撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
6
6/10 2:52
ひょえ〜。写真では良く分からないですが、トレイルが崩落していて足場の悪い急傾斜地をトラバースしなければ進めません。東京発電が張ったと思われる心許ないトラロープに頼って渡らざるをえません。
赤沢吊橋を渡ると本格的な山道になります。
2020年06月10日 03:23撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 3:23
赤沢吊橋を渡ると本格的な山道になります。
赤沢吊橋を渡って10分後、ルートをロストしました。GPSで現在地は捕捉できるものの、暗闇では地形が見渡せず難儀。適当に動くとドツボにハマりそうなので、夜明けまで待機することにしました。写真は林業の山男達の宴の跡。
2020年06月10日 03:32撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 3:32
赤沢吊橋を渡って10分後、ルートをロストしました。GPSで現在地は捕捉できるものの、暗闇では地形が見渡せず難儀。適当に動くとドツボにハマりそうなので、夜明けまで待機することにしました。写真は林業の山男達の宴の跡。
本日の日の出は4:25、周りが見渡せるようになったら直ぐに正規ルートに復帰でき、写真の指導標を確認して安堵しました。そして、マイナールートでの夜間歩行は危険だと反省しますた。
2020年06月10日 04:22撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
6
6/10 4:22
本日の日の出は4:25、周りが見渡せるようになったら直ぐに正規ルートに復帰でき、写真の指導標を確認して安堵しました。そして、マイナールートでの夜間歩行は危険だと反省しますた。
立派な指導標もあります。ここは赤沢乗っ越し(第一乗っ越し)だそうです。
2020年06月10日 04:39撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 4:39
立派な指導標もあります。ここは赤沢乗っ越し(第一乗っ越し)だそうです。
毎度お馴染みの東京大学演習林の看板。
2020年06月10日 04:44撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 4:44
毎度お馴染みの東京大学演習林の看板。
本日2回目の道迷い。この尾根も乗っ越さなければならないのに尾根に乗っちゃいました (^_^;
この後すぐにルート復帰しました。
2020年06月10日 05:06撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
6
6/10 5:06
本日2回目の道迷い。この尾根も乗っ越さなければならないのに尾根に乗っちゃいました (^_^;
この後すぐにルート復帰しました。
ハングした危ない沢(写真はありません)を越えれば比較的明瞭な踏跡が続きます。
2020年06月10日 05:54撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 5:54
ハングした危ない沢(写真はありません)を越えれば比較的明瞭な踏跡が続きます。
峠の休憩地(第三乗っ越し)だそうです。
2020年06月10日 05:56撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 5:56
峠の休憩地(第三乗っ越し)だそうです。
ギンリョウソウ。
2020年06月10日 06:08撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
6
6/10 6:08
ギンリョウソウ。
この沢越えはイージーでした。
2020年06月10日 06:13撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
1
6/10 6:13
この沢越えはイージーでした。
その後もこれでもかと言うほどに沢越えがありました。
2020年06月10日 06:17撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 6:17
その後もこれでもかと言うほどに沢越えがありました。
本日3回目のルートミス。恐らく釣屋さんの踏跡を追ってしまったようです。ここから沢に降りても向こう岸には取り付けません、反省反省。
2020年06月10日 06:34撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 6:34
本日3回目のルートミス。恐らく釣屋さんの踏跡を追ってしまったようです。ここから沢に降りても向こう岸には取り付けません、反省反省。
再び平和なトレイル。
2020年06月10日 06:50撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 6:50
再び平和なトレイル。
マチャゴンさまも泊まった憧れの柳小屋に到着。ここまで危険な沢越えやルートミスの連続でヒヤヒヤしました。
2020年06月10日 06:57撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
15
6/10 6:57
マチャゴンさまも泊まった憧れの柳小屋に到着。ここまで危険な沢越えやルートミスの連続でヒヤヒヤしました。
小屋の中はとてもキレイでした。今度、泊まってみたいなぁ。
2020年06月10日 07:00撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 7:00
小屋の中はとてもキレイでした。今度、泊まってみたいなぁ。
小屋前の柳吊橋で入川を対岸に渡ります。
2020年06月10日 07:05撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 7:05
小屋前の柳吊橋で入川を対岸に渡ります。
入川の清き流れ。なお、この少し先の上流にて本流の真ノ沢と支流の股ノ沢に分かれます
2020年06月10日 07:06撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 7:06
入川の清き流れ。なお、この少し先の上流にて本流の真ノ沢と支流の股ノ沢に分かれます
ルートの脇に「あらかわ紀行・源流致達記念」と書かれた碑がありました。
2020年06月10日 07:13撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
1
6/10 7:13
ルートの脇に「あらかわ紀行・源流致達記念」と書かれた碑がありました。
真ノ沢吊橋を渡って「股ノ沢林道」を進みます。
2020年06月10日 07:18撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 7:18
真ノ沢吊橋を渡って「股ノ沢林道」を進みます。
荒川の本流、真ノ沢の清き流れ。なお、分岐する真ノ沢林道を進むと荒川源流碑を経て甲武信ヶ岳に至ります(廃道)。
2020年06月10日 07:18撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 7:18
荒川の本流、真ノ沢の清き流れ。なお、分岐する真ノ沢林道を進むと荒川源流碑を経て甲武信ヶ岳に至ります(廃道)。
P1279付近。
2020年06月10日 07:27撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
1
6/10 7:27
P1279付近。
山ノ神でしょうか。岩場の裏に祠がありました。
2020年06月10日 07:36撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 7:36
山ノ神でしょうか。岩場の裏に祠がありました。
延々とトラバース道が続きます。
2020年06月10日 07:50撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
1
6/10 7:50
延々とトラバース道が続きます。
印象的だった何本も集合した木々。
2020年06月10日 08:54撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 8:54
印象的だった何本も集合した木々。
シダに覆われたエリア。マイナスイオンを感じます。
2020年06月10日 09:43撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 9:43
シダに覆われたエリア。マイナスイオンを感じます。
作業場跡に到着。林業遺構が放置されていました。萌え〜♡
2020年06月10日 09:51撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 9:51
作業場跡に到着。林業遺構が放置されていました。萌え〜♡
粉砕機???
武田信玄の時代から、この近くにある「股ノ沢金山」が開発され、昭和40年初め頃まで金を採っていた方がいたとのこと。これは、石を粉砕する道具かも、、、と妄想しました。
2020年06月10日 09:52撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 9:52
粉砕機???
武田信玄の時代から、この近くにある「股ノ沢金山」が開発され、昭和40年初め頃まで金を採っていた方がいたとのこと。これは、石を粉砕する道具かも、、、と妄想しました。
今日は快晴だが、股ノ沢林道からの眺望は一切無い。
2020年06月10日 10:04撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 10:04
今日は快晴だが、股ノ沢林道からの眺望は一切無い。
バイカオウレン?沢山咲いていました。
2020年06月10日 10:30撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
2
6/10 10:30
バイカオウレン?沢山咲いていました。
キスミレ?も沢山咲いていました。
2020年06月10日 10:33撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 10:33
キスミレ?も沢山咲いていました。
栃本分岐。ここまで来れば安心だ。
なお、この手前の苔生す森の中で、昨日から私と同じルートを登ってきた初老の紳士がお昼寝をされていました。情報交換やら両神山域の話、鶏冠尾根の話、和名倉山のマイナールートの話などで10分程度お話ししました。
2020年06月10日 11:20撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 11:20
栃本分岐。ここまで来れば安心だ。
なお、この手前の苔生す森の中で、昨日から私と同じルートを登ってきた初老の紳士がお昼寝をされていました。情報交換やら両神山域の話、鶏冠尾根の話、和名倉山のマイナールートの話などで10分程度お話ししました。
奥秩父の苔むす森。癒やされます。
2020年06月10日 11:35撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 11:35
奥秩父の苔むす森。癒やされます。
十文字小屋に到着。なんと本日の小屋番さんは甲武信小屋の徳ちゃんさんでした。入川、股ノ沢ルートが危険な状況であることなどを報告しました。
2020年06月10日 11:39撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
11
6/10 11:39
十文字小屋に到着。なんと本日の小屋番さんは甲武信小屋の徳ちゃんさんでした。入川、股ノ沢ルートが危険な状況であることなどを報告しました。
キノコうどんを注文したら「賄いのカレーでもいい?」と徳ちゃんさんからのご提案。三日目のカレーだそうで旨かった!下山用の水も補給。
2020年06月10日 11:49撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
12
6/10 11:49
キノコうどんを注文したら「賄いのカレーでもいい?」と徳ちゃんさんからのご提案。三日目のカレーだそうで旨かった!下山用の水も補給。
食後、本日初めてのピーク、十文字山に登頂。三等三角点(2072.13m、点名:十文字)がありました。
2020年06月10日 12:19撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
8
6/10 12:19
食後、本日初めてのピーク、十文字山に登頂。三等三角点(2072.13m、点名:十文字)がありました。
十文字小屋付近のシャクナゲ。
2020年06月10日 12:34撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
6
6/10 12:34
十文字小屋付近のシャクナゲ。
美しい!来て良かった!
2020年06月10日 12:34撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
10
6/10 12:34
美しい!来て良かった!
ホント、奥様の次に美しい!
2020年06月10日 12:35撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
18
6/10 12:35
ホント、奥様の次に美しい!
四里観音にご挨拶、安全な下山を祈念しました。なお、信州往還の観音さまの建立は元治元(1864)年だそうです。
2020年06月10日 12:59撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 12:59
四里観音にご挨拶、安全な下山を祈念しました。なお、信州往還の観音さまの建立は元治元(1864)年だそうです。
信州往還でもシャクナゲが満開。見納めです。
2020年06月10日 13:21撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
7
6/10 13:21
信州往還でもシャクナゲが満開。見納めです。
奥秩父界隈ではどこの山でもスズタケが枯れている。
2020年06月10日 13:54撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 13:54
奥秩父界隈ではどこの山でもスズタケが枯れている。
新しめの指導標にはクマさんの爪痕が、、、なんでもクマさんはニスなどの臭いに敏感なんですって。
2020年06月10日 14:14撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 14:14
新しめの指導標にはクマさんの爪痕が、、、なんでもクマさんはニスなどの臭いに敏感なんですって。
三里観音。この信州往還は、古から昭和初期まで信州と秩父を結ぶ物流や信仰の道でした。江戸時代には、三峰神社への参詣道として、はてまた善光寺への参詣道として人馬が歩き、明治17年には決起に敗れた秩父困民党の農民達が、佐久の主力部隊と合流するために栃本から信州の梓山へと向かった道です。
2020年06月10日 14:50撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
7
6/10 14:50
三里観音。この信州往還は、古から昭和初期まで信州と秩父を結ぶ物流や信仰の道でした。江戸時代には、三峰神社への参詣道として、はてまた善光寺への参詣道として人馬が歩き、明治17年には決起に敗れた秩父困民党の農民達が、佐久の主力部隊と合流するために栃本から信州の梓山へと向かった道です。
赤沢山の麓に「鍾乳洞入口」との指導標。調べてみると確かに鍾乳洞があるらしい。
2020年06月10日 15:22撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 15:22
赤沢山の麓に「鍾乳洞入口」との指導標。調べてみると確かに鍾乳洞があるらしい。
以前、cyberdocさまと歩いた時に登れなかった赤沢山への尾根。。。雷鳴が鳴り響いているので、、、本日も断念、残念。
2020年06月10日 15:29撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 15:29
以前、cyberdocさまと歩いた時に登れなかった赤沢山への尾根。。。雷鳴が鳴り響いているので、、、本日も断念、残念。
気持ちの良い道が続きます。
2020年06月10日 16:26撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
6/10 16:26
気持ちの良い道が続きます。
白泰山避難小屋に到着。戦前まではここに茶屋があったそうです。
2020年06月10日 16:40撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
7
6/10 16:40
白泰山避難小屋に到着。戦前まではここに茶屋があったそうです。
のぞき岩から本山行で唯一の眺望。明治42年にあの田部重治が眺めたのと同じ景色。
2020年06月10日 16:41撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
9
6/10 16:41
のぞき岩から本山行で唯一の眺望。明治42年にあの田部重治が眺めたのと同じ景色。
あの双峰山は断念した赤沢山だ。また来よう。
2020年06月10日 16:42撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
7
6/10 16:42
あの双峰山は断念した赤沢山だ。また来よう。
二里観音。耕地の少ない奥秩父の集落では、炭や繭などを十文字峠を経て信濃に運び、穀物を購入して秩父に持ち帰っていたほか、栃本集落では信濃で買った仔馬を育て、成長した馬を信濃の馬市で売っていたそうです。古道にロマンを感じます。
2020年06月10日 16:43撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 16:43
二里観音。耕地の少ない奥秩父の集落では、炭や繭などを十文字峠を経て信濃に運び、穀物を購入して秩父に持ち帰っていたほか、栃本集落では信濃で買った仔馬を育て、成長した馬を信濃の馬市で売っていたそうです。古道にロマンを感じます。
以前、cyaerdocさまと登った白泰山の入口。未だ雷鳴が鳴り響いているのでパス。
2020年06月10日 17:01撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 17:01
以前、cyaerdocさまと登った白泰山の入口。未だ雷鳴が鳴り響いているのでパス。
こういうの大好物です。
2020年06月10日 17:58撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
6/10 17:58
こういうの大好物です。
一里観音。あと少しで里に降ります。
2020年06月10日 18:01撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 18:01
一里観音。あと少しで里に降ります。
途中、伐採地からの眺望。私の大好きな和名倉山だ。
2020年06月10日 18:06撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
6
6/10 18:06
途中、伐採地からの眺望。私の大好きな和名倉山だ。
日没前に下山完了。疲れた〜、けど楽しかった〜。
2020年06月10日 18:28撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
6/10 18:28
日没前に下山完了。疲れた〜、けど楽しかった〜。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ マグライト 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト エマージェンシーシート ナイフ

感想

梅雨入り直前に休暇が取れたことから、以前から日の長い時期にと計画していた、入川林道から入山し股の沢歩道から十文字峠を経て信州往還で栃本に戻る山歩きを実行しました。

計画段階では、十文字山の他にも以前悪天候で登頂を諦めた赤沢山、一度登ったことがある白泰山にも登る予定でしたが、結局、十文字山しか登りませんでした。
その理由(いいわけ)としては、序盤に3回ほどルートをロスして計60分程の時間を消費し、かつ、体重増加により歩行速度が全くあがらなかった結果、日没前の下山に余裕がなくなったこと。赤沢山の手前で雷鳴があったこと。疲労で足が残っていなかったこと。。。などです。

さて、目的のシャクナゲは十文字峠周辺で満開で、それはそれは美しく、柄にもなく癒やされました。

以上、久々に長い距離を歩きましたが、デブったせいか、正直、奥様と歩いた槍ヶ岳日帰りよりもキツく感じました。

※ 令和2年6月14日追記
今回の山行にあたり、山田哲哉著『奥秩父 山、谷、峠そして人』を再読しました。特に第三章の「奥秩父 峠」にある十文字峠 は、大いに参考になりました。
また今回、十文字小屋の設立者 山中邦治氏のご子息である徳治氏(通称徳ちゃん)と十文字小屋でお会い出来たことは素晴らしい偶然でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2615人

コメント

憧れのルート?
こんにちは!

いや〜
凄いと言うか 素晴らしいと言うか
奇行と言うか 難しいですね
そんな 熊も生息している知らない怖い夜道を延々と歩く 
凡人には理解できない快感があるんですかね〜
まあ いいか?

その近辺 興味あります
昔 丹沢のへその大石山で会った地下足袋スパイクの方が
蛭ヶ岳南陵と
真の沢から甲武信に登りたいって言っていて
興味を持った次第ですが
いつかと言いながら10年たってしまいました

大変お疲れ様でした
on-boroP
2020/6/12 9:32
Re: boroPさま
おこんばんは〜🎵
奇行って言わないで〜 (≧∇≦)b
未明にトレイルを見失って、夜が明けるまで1時間程待機していた時、クマさんが怖いのでずぅーっと歌を歌ってました。端から見たら奇行ですね (;^_^A

さて、甲武信ヶ岳への真ノ沢林道。私も憧れているルートなんです ( ̄∇ ̄)
今では踏跡がほとんど消失してしまっているそうで、かなりの難路と聞きますが、、、

色々と課題の残る山行でしたが、どっぷりと奥秩父の自然林を堪能することが出来ました (´▽`)ノ
2020/6/12 18:43
弾丸で暗闇の中このルートを登るとは!!((((;゜Д゜)))))))
kazu5000さん、おこんにちは〜

おお!川又起点の入川渓谷ルート↑白泰山ルート↓、こいつを弾丸でやってしまうといは!!
この時期の鬱憤を一気に晴らす、すんごい気概が感じられ、アッパレであります!!
距離も凄いですし
もう充分ヘ○タイの領域です、スンバラシ〜
デブったってホントですかね? って感じです
ワタクシには到底無理であります

特に往路の入川渓谷のコース、ワタクシが歩いた約2年前でも結構荒れてましたよ…
アップダウン多いし、ヤな感じのトラバース、重装備でツラかったです
柳小屋で、一期一会した篤志家風の初老の山屋さんが「悪路」って言ってました
多分台風19号の爪痕でもっと酷いことになっていたかと思われます
いや〜、そこを漆黒の闇の未明時から歩くとは…アンタも好きね〜、何度も言わせていただきますよ!!

しかし、道迷いに見舞われながらも、明るくなるまで待つ、や、雷の懸念で登頂を見送るなどの判断は、流石はベテランですなぁ
そして奥様の次に美しいシャクナゲも見れたようで、何よりです

奥秩父のこのエリア、いいですよねー
苔生した空間もスバラシイ
白泰山のルートはアタクシまだ未踏ですの
歩きたいなぁ〜

さて、アタクシはといえば、同日夜に激しい腰痛にみまわれ…動けなくなり…
しばらく整骨院通いで治療&休養となりそうです、トホホ…
2020/6/12 13:55
Re: machagonさま
おこんばんは〜🎵
マチャさまがテン泊装備で歩いた入川渓谷の記録を拝見して、いつか私も歩いてみたいなぁって思っていました (*^^*)
しかし、マチャさまは重装備を背負って数々の危険箇所をよくぞクリアされましたね (;^_^A

さて、計画では難所を通過する頃に夜が明ける予定だったのですが、赤沢吊橋を渡ってすぐの道迷いは想定外でしたので焦りました (-ω-;)
初見のマイナールートのナイトハイクは危険だと反省しました。

赤沢山や白泰山をパスしたのは、根性が無かったからで、雷鳴のせいにしたりして全く私は軟弱者です (T_T)
でも、終わってみれば実に楽しい山行でした (^_^)v

あらら。ぎっくり腰のヘルニアですか?
それはトホホですねぇ (*_*;
お大事にされてくださいね (´▽`)ノ
2020/6/12 19:00
会社サボって…
梅雨入り前の執念ですね
一人で真夜中に、ほぼ「ハセツネ」の秘密自主トレじゃないですか?
次は「表銀座日帰り」をおススメです。
2020/6/12 22:21
Re: H先輩
おはようございます
真ん中もっこり水曜日にサボリーマンしました
確かに、表銀座とかメジャーなルートであれば、ナイトハイクでも進路を見失わないでしょうね。。。って、表銀座日帰りなんて、やりませんよ
2020/6/13 5:56
距離も累積標高もすっごい
kazuさん 距離35km 累積標高3000m近くって、人間技とは思えません

すっごい、でも読んでて面白かったです、でも行きたいくは無いかもです

元々は歴史ある道なんですね
十文字峠のシャクナゲは数年前に行きました、甲武信ループした時ですが、。十文字小屋のトイレ作ってました、。

でわ、、また、、楽しみに次回待ってます
muttyann
2020/6/13 12:40
Re: muttyannさま
おこんばんは〜🎵
肌感覚では、もっと累積標高があると思ったのですが、やはりデブって体が重くなっているのかなぁ (;^_^A

さて、往路で歩いた入川林道は森林軌道跡、股ノ沢林道は明治時代に開通した仕事道なんだそうです。そして、復路の信州往還は、古くは縄文時代から歩かれていた道だそうで、秩父地域で発見された黒曜石(長野県霧ヶ峰周辺が産地)は、このルートで運ばれていたと推察されます (*^^*)

そんな信州往還を下山しながら「つかれたなぁ、、、もうこんな長いのは止めよう、、、」と思ったりしたのですが、下山して数日経つと、また歩きたくなるのが不思議です (´▽`)ノ
2020/6/13 21:06
ハード&ロング
まいど(^^)/
自粛の鬱憤を晴らすようなロングトレイルですやん。
クマの恐怖もルートロスも良いスパイスですね!
個人的に今年はナイトハイク・ロングハイクに挑戦したいので、
kazuさんの顔を思い出しながら計画してみよーっと。
2020/6/13 17:17
Re: Ameちゃん先輩
おこんばんは〜🎵
せっかく自粛が解除されつつあるのに、梅雨入りなんて、、、ホントやるせないですねぇ (-ω-;)

およよ!ナイトハイク&ロングハイクにチャレンジしたいですって!(≧∇≦)b
てことは、古傷のある足の調子が良いのですね ( ̄∇ ̄)

老婆心ながら、ロングハイクの計画では、コースタイムを多め(1.0〜1.2倍くらい)に設定すると、行程に余裕が生まれますよ (´▽`)ノ
2020/6/13 21:16
マイナーコースを夜歩く
YMOカズさまの真骨頂ですね〜
十文字小屋 再訪したいと思ってましたが
秩父から日帰りとは
信じられない長距離ですね
2020/6/15 10:09
Re: cyberdocさま
おこんにちは〜🎵
今回、十文字小屋には甲武信山荘の徳ちゃんさんが詰めており、私たちがお世話になった小屋番さんや毛木平で会った女将さんは不在でした。
徳ちゃんさんは「コロナで誰も来やしねぇよ💢せっかくシャクナゲが咲いてんのによぉ💢」と仰っていました ( ̄∇ ̄)
cdさん、泊まってあげてください (´▽`)ノ
2020/6/15 18:15
白泰山の登山口
kazuさん こんばんは 遅コメ失礼します

昨日ここが先週kazuさんが通過した所か〜とありがたく見学してきました
車だと川又からクネクネ登って行くのでとっても遠くちょっと寂しく感じました
このレコに触発されていつか泊りで(笑)歩いてみたいと思うようになっています

3年前のCDさんとのレコがあったんですね ずぶ濡れ山行を見て来ました
ところでYMOってなんの略か気になります🙄
2020/6/16 18:25
Re: Mon-Dayさま
おこんばんは〜🎵
雁坂峠の記録、拝読しました〜 ( ̄∇ ̄)
奥秩父のジメジメした陰湿な雰囲気(←良い意味で)、たまりまへんね〜 (*^^*)

さて、白泰山登山口を視察されたんですね。ここから7時間〜8時間歩けば十文字峠です。
昔は人々の往来が絶えない街道だったなんて信じられませんねぇ (≧∇≦)b

ところで、CDさまが名付けたYMOですが、イエローマジックオーケストラではなくて、「やっちゃう マゾな おっさん」なんですって (´▽`)ノ
2020/6/16 22:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら