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Yamareco

記録ID: 244333
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰山(柏木道〜大普賢岳〜山上ヶ岳〜表参道〜洞川温泉)

2012年11月10日(土) ~ 2012年11月11日(日)
 - 拍手
GPS
14:47
距離
26.5km
登り
2,004m
下り
1,513m

コースタイム

柏木(朝日館:一泊二食付)655―大峰山登山口659―747大迫分岐―832上谷分岐840―909天笠平―1011休(Co1240m付近:大峰山まで約55丁、柏木まで約61丁)1016―1121伯母谷覗1130―1156阿弥陀ヶ森分岐(女人結界)1201―1207脇ノ宿跡―12381238経函石分岐―1244小普賢岳―1252和佐又分岐―1258大普賢岳1322―1334水太覗―1344弥勒岳―1355水太覗―トラバース道―1405和佐又分岐1407―1413小普賢岳1414―1419経函石分岐―1427経函石1428―1432経函石分岐―1459脇ノ宿跡―1506阿弥陀ヶ森分岐(女人結界)1514―1546小篠ノ宿(小笹宿、避難小屋泊)622―641投げ地蔵―715大峰山寺718―721山上ヶ岳(三角点)722―726大峰山寺728―735宿坊群744―752西ノ覗753―806鐘掛岩分岐―823陀羅尼助茶屋―835洞辻茶屋837―858御助け水―927一本松茶屋935―1012清浄大橋(女人結界)1015―1042母公堂―1047ゴロゴロ水―1059稲村ヶ岳登山口―1108洞川宿場―1119洞川温泉バス停―1124洞川温泉センター1217―1218洞川温泉バス停1225=1336下市口1255ж1429橿原神宮前1434ж1544京都1636〓(のぞみ376号)〓1856東京
天候 【2012/11/10】曇り(時々晴れ間)
【2012/11/11】雨が降ったり止んだり(山の上は風も強い)
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【入山】近鉄吉野線大和上市駅前から奈良交通の路線バス・湯盛温泉杉の湯ゆきで終点下車、さらに下桑原ゆきに乗り継いで、柏木下車。最初のバスを降りる際に運転手さんに伝えると、乗り継ぎ料金が適用になる(¥1,290)。柏木までのバスは一日2本しかないので注意。私は前夜入りし、柏木の一軒宿「朝日館」に泊まりました。

【下山】洞川温泉から奈良交通の路線バス・大淀センターゆきで下市口駅下車。近鉄吉野線で橿原神宮方面へ。
コース状況/
危険箇所等
・山上ヶ岳(大峰山寺)周辺は今も女人禁制。今回のルートであれば、阿弥陀ヶ森分岐から清浄大橋までの区間。

・柏木〜山上ヶ岳(大峰山寺)の柏木道は、いわば裏参道。全長116丁(1丁≒100m)あり、2〜5丁毎にマイルストーン(一里塚)が立っている。昔からの道らしく、適度に巻道があってなだらかで歩きやすいが、伯母谷覗の手前の沢筋付近だけはちょっと歩きにくい(といっても通常の登山道)。

・伯母谷覗、大普賢岳山頂〜水太覗周辺は、すばらしい展望が迎えてくれる。

・山上ヶ岳(大峰山寺)〜清浄大橋の表参道もとても歩きやすい。約30分毎に茶屋などもあって休憩に適している。
大和上市駅前。思ったよりも閑静。
2012年11月09日 16:05撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/9 16:05
大和上市駅前。思ったよりも閑静。
最初のバスの終着点。川上村役場がすぐ隣りにあります。
2012年11月11日 17:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:25
最初のバスの終着点。川上村役場がすぐ隣りにあります。
お世話になった朝日館。
2012年11月10日 06:55撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 6:55
お世話になった朝日館。
登山口は朝日館から目と鼻の先。ここから大峰山寺まで11.5kmとのこと。
2012年11月11日 17:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:25
登山口は朝日館から目と鼻の先。ここから大峰山寺まで11.5kmとのこと。
大峰らしい雰囲気が出てきました。
2012年11月10日 10:40撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 10:40
大峰らしい雰囲気が出てきました。
上谷川につきだしたミズノ平から落ち込む崖鼻。
2012年11月10日 10:53撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 10:53
上谷川につきだしたミズノ平から落ち込む崖鼻。
2〜6丁ごとに立っているマイルストーン。表には「大峯迄四十四丁」。
2012年11月11日 17:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:25
2〜6丁ごとに立っているマイルストーン。表には「大峯迄四十四丁」。
裏側には「柏木迄七十二丁」。しめて116丁です。
2012年11月11日 17:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:25
裏側には「柏木迄七十二丁」。しめて116丁です。
伯母谷覗からの大普賢岳。
2012年11月10日 11:21撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 11:21
伯母谷覗からの大普賢岳。
伯母谷覗はまさに垂壁の突端。
2012年11月11日 17:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:25
伯母谷覗はまさに垂壁の突端。
素晴らしい眺め。こちらは東側展望。
2012年11月10日 11:21撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 11:21
素晴らしい眺め。こちらは東側展望。
こちらは西側展望。ピークが阿弥陀ヶ森かな?
2012年11月11日 17:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:25
こちらは西側展望。ピークが阿弥陀ヶ森かな?
望遠でみるとどうやら大普賢岳の山頂付近には霧氷が。
2012年11月10日 11:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 11:25
望遠でみるとどうやら大普賢岳の山頂付近には霧氷が。
熊野方面。名を知らぬ山々が重なる。
2012年11月10日 11:28撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 11:28
熊野方面。名を知らぬ山々が重なる。
阿弥陀ヶ森分岐の女人結界。ここからサブザックで大普賢岳を往復してきます。
2012年11月10日 11:56撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 11:56
阿弥陀ヶ森分岐の女人結界。ここからサブザックで大普賢岳を往復してきます。
小普賢岳からの大普賢岳。
2012年11月10日 12:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 12:44
小普賢岳からの大普賢岳。
霧氷が落ちてきてこんな感じ。
2012年11月10日 12:54撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 12:54
霧氷が落ちてきてこんな感じ。
大普賢岳に到着しました。
2012年11月11日 17:26撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:26
大普賢岳に到着しました。
ここからしばらくは、大普賢岳山頂からの大展望のご紹介・・・
まずは、大峰山脈の主峰たち。右手から、弥山〜八経ヶ岳、すこし離れて、仏生ヶ岳〜釈迦ヶ岳。
2012年11月10日 12:59撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 12:59
ここからしばらくは、大普賢岳山頂からの大展望のご紹介・・・
まずは、大峰山脈の主峰たち。右手から、弥山〜八経ヶ岳、すこし離れて、仏生ヶ岳〜釈迦ヶ岳。
こちらは、稲村ヶ岳。右に小槍みたいなのが大日岳。
2012年11月10日 13:02撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 13:02
こちらは、稲村ヶ岳。右に小槍みたいなのが大日岳。
山上ヶ岳。
2012年11月10日 13:02撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 13:02
山上ヶ岳。
大台ヶ原が左手奥。
2012年11月10日 13:05撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 13:05
大台ヶ原が左手奥。
熊野方面。山の名前は良く分かりません。
2012年11月10日 13:06撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 13:06
熊野方面。山の名前は良く分かりません。
南側。右手に仏生ヶ岳〜釈迦ヶ岳。
2012年11月10日 13:06撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 13:06
南側。右手に仏生ヶ岳〜釈迦ヶ岳。
もう一度、稲村ヶ岳。右手のこぶは念仏山かな?
2012年11月10日 13:12撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 13:12
もう一度、稲村ヶ岳。右手のこぶは念仏山かな?
そろそろ大普賢岳を後にしようかと・・・
2012年11月10日 13:20撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 13:20
そろそろ大普賢岳を後にしようかと・・・
と言いつつ、もう一度、この景色をまぶたに焼き付けましょう。
2012年11月10日 13:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 13:22
と言いつつ、もう一度、この景色をまぶたに焼き付けましょう。
ついでなので、大普賢岳から奥駆道をもう少し南西に辿ります。天ヶ瀬川・水太谷を俯瞰。
2012年11月11日 17:26撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:26
ついでなので、大普賢岳から奥駆道をもう少し南西に辿ります。天ヶ瀬川・水太谷を俯瞰。
水太谷(天ヶ瀬川)を覗きこむからですね。
2012年11月10日 13:34撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 13:34
水太谷(天ヶ瀬川)を覗きこむからですね。
大普賢岳を振り返る。
2012年11月11日 17:26撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:26
大普賢岳を振り返る。
弥勒岳までにして、ここから引き返すことにします。
2012年11月10日 13:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 13:44
弥勒岳までにして、ここから引き返すことにします。
帰路は、経函石に立寄ってみましょう。
2012年11月11日 17:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:27
帰路は、経函石に立寄ってみましょう。
経函石。最後は、急な崖を下り降りないとなりませんが、固定ロープもありました。
2012年11月10日 14:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/10 14:27
経函石。最後は、急な崖を下り降りないとなりませんが、固定ロープもありました。
ここは脇ノ宿(跡)。
2012年11月10日 14:59撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 14:59
ここは脇ノ宿(跡)。
こんな座布団付きの腰かけもあったりします。もちろん座ってみました。ふかふかで気持ち良〜い!
2012年11月11日 17:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:27
こんな座布団付きの腰かけもあったりします。もちろん座ってみました。ふかふかで気持ち良〜い!
阿弥陀ヶ森分岐に戻りました。
2012年11月10日 15:14撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 15:14
阿弥陀ヶ森分岐に戻りました。
小篠ノ宿(小笹宿)。奥のプレハブ小屋(避難小屋)が本日のお宿。
2012年11月10日 15:50撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 15:50
小篠ノ宿(小笹宿)。奥のプレハブ小屋(避難小屋)が本日のお宿。
小篠ノ宿は修行道場でもあるようです。
2012年11月10日 15:53撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/10 15:53
小篠ノ宿は修行道場でもあるようです。
竜ヶ岳を背負っているためか、水はたっぷり。
2012年11月11日 17:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:27
竜ヶ岳を背負っているためか、水はたっぷり。
【ここから11月11日】お世話になりました。
2012年11月11日 17:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:27
【ここから11月11日】お世話になりました。
大峰山寺に到着しました。人気(ひとけ)が全くないのでちょっと不気味です。
2012年11月11日 07:15撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 7:15
大峰山寺に到着しました。人気(ひとけ)が全くないのでちょっと不気味です。
山上ヶ岳山頂のお花畑。生憎のお天気。
2012年11月11日 17:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:27
山上ヶ岳山頂のお花畑。生憎のお天気。
三百名山ではなく、百名山としているようです。確かに「大峰山」がどこだかは色々な解釈ができますけど・・・
2012年11月11日 17:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:27
三百名山ではなく、百名山としているようです。確かに「大峰山」がどこだかは色々な解釈ができますけど・・・
一等三角点。
2012年11月11日 17:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:27
一等三角点。
三角点の脇には、聖蹟「湧出岩」。
2012年11月11日 07:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 7:22
三角点の脇には、聖蹟「湧出岩」。
お天気がさらに悪くなる予想ですので、稲村ヶ岳は次回の宿題にして、今回は立派な表参道をそのまま下ることにします。
2012年11月11日 07:28撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 7:28
お天気がさらに悪くなる予想ですので、稲村ヶ岳は次回の宿題にして、今回は立派な表参道をそのまま下ることにします。
山門。
2012年11月11日 07:30撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 7:30
山門。
付近には大きな宿坊群が。
2012年11月11日 07:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 7:44
付近には大きな宿坊群が。
これがかの有名な「西の覗」ですか。
2012年11月11日 17:28撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:28
これがかの有名な「西の覗」ですか。
「西の覗」。天気が悪いので、ちっとも恐怖感がわきません。でもこの先は断崖絶壁なんです・・・
2012年11月11日 07:53撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 7:53
「西の覗」。天気が悪いので、ちっとも恐怖感がわきません。でもこの先は断崖絶壁なんです・・・
陀羅尼助茶屋。「だらにすけ」と読むようです。道が茶屋の真ん中を通りぬけます。
2012年11月11日 08:23撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 8:23
陀羅尼助茶屋。「だらにすけ」と読むようです。道が茶屋の真ん中を通りぬけます。
こちらは洞辻茶屋。
2012年11月11日 08:35撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 8:35
こちらは洞辻茶屋。
洞辻。
2012年11月11日 08:36撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 8:36
洞辻。
右、吉野百八十丁。左、洞川八十丁。
2012年11月11日 17:28撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:28
右、吉野百八十丁。左、洞川八十丁。
さすがに表参道は古くからの参道なだけあって、歩きやすいようなコース取りで、水場や茶屋が適度な感覚でありますね。
2012年11月11日 17:28撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:28
さすがに表参道は古くからの参道なだけあって、歩きやすいようなコース取りで、水場や茶屋が適度な感覚でありますね。
御助水。ちょっと淀んでいるような感じでした。
2012年11月11日 08:58撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 8:58
御助水。ちょっと淀んでいるような感じでした。
ここは、一本松茶屋。毎年参詣されている団体さんもあるようです。
2012年11月11日 09:34撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 9:34
ここは、一本松茶屋。毎年参詣されている団体さんもあるようです。
一本松茶屋の中に設置されている行者堂。
2012年11月11日 09:35撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 9:35
一本松茶屋の中に設置されている行者堂。
表側の女人結界で女人禁制の域を脱出。今回は、域内で、女性だけでなく男性にすら一人も会いませんでした。
2012年11月11日 10:14撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 10:14
表側の女人結界で女人禁制の域を脱出。今回は、域内で、女性だけでなく男性にすら一人も会いませんでした。
清浄大橋付近から振り返ったところ。駐車場もガラガラで寂しい雰囲気。
2012年11月11日 10:18撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 10:18
清浄大橋付近から振り返ったところ。駐車場もガラガラで寂しい雰囲気。
紅葉と黄葉。
2012年11月11日 10:32撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 10:32
紅葉と黄葉。
母公堂。
2012年11月11日 10:42撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 10:42
母公堂。
名水百選に選ばれている「ゴロゴロ水」。
2012年11月11日 10:46撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 10:46
名水百選に選ばれている「ゴロゴロ水」。
「ゴロゴロ水」の由来。
2012年11月11日 10:47撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 10:47
「ゴロゴロ水」の由来。
近くには有料の駐車場兼水汲み場があり、「ゴロゴロ水」をタンクに一杯詰めて帰る方々。駐車場とセットのこの方式がすばらしい!?
2012年11月11日 10:50撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 10:50
近くには有料の駐車場兼水汲み場があり、「ゴロゴロ水」をタンクに一杯詰めて帰る方々。駐車場とセットのこの方式がすばらしい!?
洞川は、釈迦ヶ岳東面にある「前鬼」に対して、「後鬼」になるそうです。
2012年11月11日 17:29撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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11/11 17:29
洞川は、釈迦ヶ岳東面にある「前鬼」に対して、「後鬼」になるそうです。
洞川の宿場通りにはこんなお店が幾つも。
2012年11月11日 11:08撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 11:08
洞川の宿場通りにはこんなお店が幾つも。
覗いてみると、「陀羅尼助丸」。お薬のようです。
2012年11月11日 17:29撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 17:29
覗いてみると、「陀羅尼助丸」。お薬のようです。
洞川温泉バス停に到着しました。
2012年11月11日 11:19撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 11:19
洞川温泉バス停に到着しました。
バスに乗るまでの時間を利用して、洞川温泉で雨と汗に濡れた身体を復活させます。
2012年11月11日 11:24撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 11:24
バスに乗るまでの時間を利用して、洞川温泉で雨と汗に濡れた身体を復活させます。
山間部のくねくね道を路線バスに揺られ、今回のゴール・下市口駅へ。
2012年11月11日 13:35撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
11/11 13:35
山間部のくねくね道を路線バスに揺られ、今回のゴール・下市口駅へ。
撮影機器:

感想

・大峰山脈を歩くのは、2年ぶり3回目。大普賢岳〜山上ヶ岳(三百名山)〜稲村ヶ岳を歩くべく、奈良に向かいました。大峰山(山上ヶ岳)の宿坊がすでに閉じられている季節ですので、宿泊は小篠(小笹)宿とし、避難小屋が使えない最悪の場合も想定してテントも持参しました。結果的には、2日目の天候が悪かったため、無理はせず、山上ヶ岳から表参道を下山し、稲村ヶ岳は宿題にとっておくことになりました。

・バスの便が悪いので、柏木にある旅館(朝日館)に前泊。金曜日まで京都に出張でしたので、荷物は宅急便で送っておきました。宿の人は親切でとても気持ちよかったですが、設備が古いのは全く気にはしないものの、温泉でもなく(薪でわかしてくれるとのこと)、食事も普通でしたので、12,600円也はちょっとお高く感じました。

・柏木道の登山口は朝日館からすぐ。道も古くからの(裏)参道らしく、緩やかに歩きやすくコース取りされています。「丁」でふられたマイルストーン(一里塚)も整備されていて、進捗のはかどり具合が良く分かってモチベーションもアップですね。

・谷筋の石がゴロゴロしたところを登りきって少し行けば、「伯母谷覗」。ヤマレコで絶賛している記録を見たことがありましたが、たしかに素晴らしい眺めでした。特に大普賢岳が男性的で立派。大台ヶ原からさらに南の方(熊野方面)に続く山並みの深いこと深いこと。大普賢岳の山頂付近は霧氷で木々が白髪になっていました。

・阿弥陀ヶ森の女人結界にザックをデポしてサブザックで大普賢岳まで足を延ばす。伯母谷覗からみたときはアップダウンの激しい稜線かと思っていましたが、こちらも歴史のある奥駆道。上手にルートが選ばれていて、何の問題も感じることなく、山頂へ。360度の大展望。言葉では表せられません。写真を見て下さい・・・ でも本物は写真以上です!

・水太覗やもう少し先の弥勒岳まで足を延ばしてから、帰路は大普賢岳の北西のトラバース道を使い、さらに経函石にも立寄って、阿弥陀ヶ森分岐(女人結界)へ。

・小篠ノ宿に近づくと、複数の人の声が。しかもかなりの大声。どこかの団体さんがいるのかぁ、避難小屋で同宿だとちょっとうるさくていやだなぁ、などと思っていると小篠ノ宿。声の主はとあたりをみまわしていると、大声がつぎつぎと上るもののどんどんと遠ざかっていく。すこし先に進んで追ってみたものの、背中をみることもできず仕舞い。どうやら、行者さんたちが修行でもしていたようです。

・水場はばっちり。避難小屋も貸切り。でも、避難小屋はプレハブのちゃっちいつくりで、しかも中がガソリンだか灯油だかの臭いで一晩中、臭い思いをしました。こうしてみると、東北の山々の避難小屋のなんと素晴らしいことか!

・翌日はラジオの天気予報通りの雨天。しかも徐々にひどくなってくるとのこと。風も強い。山上ヶ岳(大峰山寺)は、まさに山寺。宿坊もひろそうなのが多数。そんななか、霧に包まれ、しかもまったく無人なのが不気味。人が大勢いるものもちろん困りますがね。(やっぱり私自身は自然の中で遊ぶのが性に合っているようです。)

・表参道も歩きやすくて、できるだけゆっくりとのんびり下山しました。清浄大橋の女人結界まで結局誰一人に会うこともありませんでした。秋の行楽シーズンの土日とは思えない。

・洞川温泉につくころには、リュックを背負った人たちもちらほらいて、温泉センターはそれなりに賑わっていました。下市口駅までの路線バスもなかなかの山道を走ります。日本の山深さは古来のものとは言え、首都圏に長年住んでいると忘れてしまっていますね。

・天気が崩れたお陰で、稲村ヶ岳が宿題に残りました。そうでもなかったら、大峰山脈とも縁が遠のいてしまいそうでしたから、良かったと本心思っています。

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コメント

domo!
ずいぶん遠くまで行かれたんですね。出張にからめてのようですね。いつかはこちらにも足を運びたいと思っているんですが、なかなか時間的にも費用的にも難しいようです。でもいつかは。そのときにはこのレコを頼りに行きたいと思います。
2012/11/12 23:57
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