後立山縦走(爺ヶ岳、鹿島槍、五竜、唐松) 扇沢から
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- GPS
- 53:09
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 3,369m
- 下り
- 3,988m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:02
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:03
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:35
天候 | 1日目 曇り 2日目 曇り時々雨、たまに晴れ 3日目 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場からJR白馬大池まで徒歩で約20分、白馬大池から信濃大町へJRで移動。 信濃大町で1泊して早朝にバスで扇沢へ移動。 予定を早めて3日目に唐松から下山。 クワッドリフトとゴンドラをのり継いで八方へ下山。 八方バスターミナルからアルピコバスで栂池高原へ車を回収に移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
爺ヶ岳から五竜まではアップダウンや鎖がほしい箇所が続く。 体力的にも精神的にもキツイ。 |
写真
感想
当初は大倉ダムから入山して烏帽子から栂池までの後立山縦走をしようと計画したがコロナウイルスの影響で営業されない小屋のテント場が利用できないため、扇沢から入山して栂池までの3泊4日のテント泊縦走とした。
テント場はすべて事前に予約済み。
柏原新道から登り始めて冷池山荘を目指すも久しぶりのテント泊装備で体が重い。
種池山荘に着いて稜線に出るころには結構疲れてた。
なんとか爺ヶ岳への登りを終えて冷池山荘に到着。山荘でテントの受付を済ましてさらに5分ほど登るとテント場に到着。
ここのテント場は見晴らしはいいけれど平地が無いのが残念。
2日目の朝はあまり食欲はなかったがしっかりと食べて出発。
しかし今日も登りがつらい。
久しぶりのテント泊装備のせいかと思ったけれど、そうではなくて体調が悪かったみたいだ。
軽い高山病のような感じ。
倦怠感やだるさはないけれど食欲がなくて軽い吐き気がして水分しか取れない。
平地や下りは全然大丈夫だけれど登りになると途端にペースが落ちる。
キレット小屋で炭酸(ファンタオレンジ)を一気飲みでエネルギー補充。
冷池から五竜までは2組すれ違った以外は静かな自分のペースでの山歩きが楽しめた。
ただ、普通なら鎖があっても良いようなところでも何もないので緊張感は切らさないように注意が必要。
五竜岳に到着するといきなり観光地のようなたくさんの登山者に戸惑った。
みんな五竜山荘からピストンをされているようだ。
3日目、昨日の夜は水分は取れたが何も食べれなかった。
朝はシリアルにスキムミルク、はちみつをお湯で溶かした定番の朝食をゆっくりと食べれた。
五竜山荘を出発してしばらくはハイマツの道を進む。
のどかな登山道が続くが大黒岳を過ぎるあたりから急登と岩場が続く。
この辺りで4日目の行動は無理かもと思い唐松から下山することを決める。
唐松への最後の岩場を越えると、多くの登山客で賑わっている。
唐松岳への登りの手前でザックをデポして頂上へ。
頂上から見る不帰の険。やっぱり行けそうな気がする。
行きたかったけれど今の体調とテント装備では不安。
機会を改めることにして下山した。
1日早めに下山したので八方から栂池へバスで車を回収に移動。
今回は体調不良というアクシデントがあったが鹿島槍から栂池への後立山縦走はもう一度歩いてみたい。
裏銀座縦走に似た静けさと、大キレット縦走に似た緊張感を同時に味わえる縦走路だった。
でもまずは不帰の険を歩いてみたい。
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