剱岳テン泊

2020年08月01日(土) ~ 2020年08月03日(月)

• GPS: 46:54
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,797m
• 下り: 1,803m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:17
• 休憩: 2:10
• 合計: 6:27

9:14 室堂
9:24 9:25 みくりが池
9:28 9:28 みくりが池温泉
9:56 9:56 雷鳥荘
10:09 10:09 雷鳥沢キャンプ場
10:16 10:20 浄土橋
12:35 12:54 剱御前小舎
13:38 15:14 剱沢キャンプ場
15:21 15:31 剱澤小屋
15:41 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 5:57
• 休憩: 3:25
• 合計: 9:22

5:08 剱沢キャンプ場
5:13 5:14 剱澤小屋
5:37 5:54 剣山荘
6:26 6:27 一服剱
7:19 7:21 前剱
7:36 7:43 前劔の門
8:05 8:15 平蔵の頭
8:33 9:04 カニの横バイ
9:10 9:11 カニのハサミ
9:16 10:31 剱岳
10:34 10:36 カニのハサミ
10:45 10:54 カニの横バイ
11:06 11:18 平蔵の頭
11:32 11:33 前劔の門
11:44 11:45 前剱
12:44 12:46 一服剱
13:07 13:16 剣山荘
13:50 14:08 剱澤小屋
14:20 14:26 剱沢キャンプ場
14:30 宿泊地

3日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:22

3:46 宿泊地
4:57 5:03 剱御前小舎
6:25 6:31 浄土橋
6:56 6:58 雷鳥沢ヒュッテ
7:13 7:14 雷鳥荘
7:44 7:45 みくりが池温泉
7:47 7:48 みくりが池
8:01 8:01 ホテル立山
8:07 8:07 室堂
8:08 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢無料駐車場利用

写真

8/1 5:37

扇沢無料駐車場に前日夜に到着。空きスペース残り数台でした。

8/1 5:43

始発730のバス。チケット売り場が開くのは650なのに、既に並び始めてるので、ワタクシモ。

8/1 5:47

足元にお花。

8/1 6:15

みんな、じっと待ってます。

8/1 6:56

扇沢駅改札前。

8/1 7:25

往復のチケット。全ての乗り物で使いますから、決してなくしてはいけません。バーコードを読むので折りたたんでもいけません。

8/1 7:31

60年前、熊谷組が命がけで掘った関電トンネル。

8/1 7:34

湧水で地盤がゆるゆるで難工事となった破砕帯。
ちなみに黒部ダム建設で171名の従事者が事故死してます。
今なら1名死んでも工事中止になるね。

8/1 7:44

駅を降りてしばし歩きます。
ちなみに富山側からトンネルを掘ったのは間組。資材を持ち込めなかったら、ほとんど手掘りだったのだよ。涙。

8/1 7:47

トンネルを出た途端に黒四（黒部）ダムが！

8/1 7:46

見上げると、赤牛岳とか水晶岳とかがガッツリ。

8/1 7:48

ダムを横断。

8/1 7:53

ケーブルカー黒部湖駅改札前

8/1 8:14

魚眼レンズみたいだけど、そうじゃない。

8/1 8:17

斜度31度だって。

8/1 8:32

次はあのロープウェイ。

8/1 8:36

昇ってます。

8/1 8:37

針ノ木岳。去年あそこからロープウェイ見たな。

8/1 8:43

最後はトローリーバス。全ての乗り物がそうでしたが、
コロナ対策で乗客数を定員の半分以下にして運行しているため、
ザックが大きい登山者にとっては、快適。

8/1 9:00

室堂着。

8/1 9:01

駅出口にある湧水をボトルに入れて出発。

8/1 9:10

雲が速く動いている。いいね。

8/1 9:10

室堂から見える剱岳。

8/1 9:14

雷鳥平までは遊歩道になっている。

8/1 9:16

ミクリガ池

8/1 9:19

8/1 9:23

地獄谷の向こうに奥大日岳。

8/1 9:23

みくりが池温泉。なんとコロナ対策で日帰り温泉NG！
帰りの楽しみが消えた。

8/1 9:29

目指す剱御前小舎。

8/1 9:30

雄山や大汝山がうっすらと。

8/1 9:44

立山オールスターズ

8/1 9:54

別山乗越までの全貌。

8/1 9:54

雷鳥沢キャンプ場

8/1 10:09

少し下りて橋を渡ります。剱岳に向かう人は、渡って左。

8/1 10:23

直登じゃー。テン泊装備のザックが堪える。

8/1 10:25

辛いから花で撮るか。

8/1 10:25

その2

8/1 10:41

全然近づかない。でも喘息が出ないように無理はしない。

8/1 11:34

スタートした室堂平。同じくらいの高度になった。

8/1 11:34

雷鳥沢キャンプ場を上から目線で。

8/1 12:38

別山乗越の剱御前小舎到着。おにぎり食べて一休み。

8/1 12:42

これから向かうルート。

8/1 12:52

剱沢キャンプ場にGO。

8/1 12:56

遂に剱岳の全貌が現れましたね。

8/1 12:58

450mmで見ると、山頂に人の姿。

8/1 12:58

圧巻の存在感。

8/1 13:16

別山頂上に行くルートとのジャンクション。

8/1 13:16

キャンプ場のお出まし。

8/1 13:16

ここにテントを張るというのも大きい目標でした。

8/1 13:31

よし。ここに設営じゃ。
受付は写真奥に見える野営場管理所に行って、500円払います。
予約不要。コロナ対策徹底してくれてて、逆に安心。

8/1 15:21

テント設営後、10分位歩いて剱沢小屋に。ビール購入。

8/1 15:23

剱沢小屋の広場から正面を見ると、ほぼ同じ高さの向こうに剣山荘が。

8/1 16:13

テン場に戻りました。
改めて剱岳、イケメンだなー。

8/1 16:30

自宅と剱岳

8/1 16:49

山頂。

8/1 16:49

何度も撮る。

8/1 16:50

こんな風景を眺めつつ、ビール飲んで、もやし炒め作って、まったり。シアワセ。

8/1 18:05

日暮れ。

8/1 20:00

20時になっても明るい。その訳はもうすぐ満月のお月様です。月明かりの凄さを実感。

8/2 0:22

0時過ぎに星空を撮ろうと外に出ても、まだこの明るさ。

8/2 0:39

う〜む。星空は難しいかな…
部屋を暗くしてご覧ください。実は結構見えてるんですけどね。

8/2 3:39

一旦寝て、330に再び外に出ると、月が稜線に沈んで星空がクッキリ！やったあ。しかし今度は剱の山頂に雲が…

8/2 3:42

皆さん、山準備に取りかかってます。ルートには既に出発したヘッドライトの帯。

8/2 4:54

自分はゆっくり朝食作って、日の出と共に出発です。
さあ、気合い入れていこう。岩場が多いのでストックは置いていきます。

8/2 5:14

今回唯一の雪渓通過。

8/2 5:16

モルゲン剱

8/2 5:30

剣山荘

8/2 5:50

剣山荘通過。ベンチで簡易ハーネスをスリングで作り荘着。

8/2 5:57

爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳稜線ライン。2週間前は、あそこからこっちを見てました。

8/2 6:10

眼下に素晴らしい景色。

8/2 6:24

一服剱通過。ドーンと見えるのは、剱岳…ではなく前剱。

8/2 6:39

はい。

8/2 6:52

そのうち崩れ落ちそうな前剱大岩の左下を行きます。

8/2 7:16

北アルプス南部オールスターズ

8/2 7:19

前剱通過。ラスボス登場。

8/2 7:26

前剱の門に挑みます。
皆さん話題にするブリッジと、鎖場�ゴ篳�トラバース。

8/2 7:30

難所が続くから自然渋滞化してきた。

鎖場��平蔵の頭スタート。足場に鉄杭があるので安心。
ここは登りと下りが別ルートになっているので間違えないように。

大丈夫です。

8/2 8:04

左の方は帰りのルート。右の列が行きのルート。

8/2 8:13

平蔵谷。ここを登ってくるルートもあるよね。

8/2 8:13

カニのたてばい。詰まってます。

8/2 8:14

だよね。

8/2 8:28

グループで声を掛け合って登っているせいか、各々距離が近すぎの感アリ。この後のカニのたてばいはカメラのトラブルで映像無し。腕力をしっかり使って無事通過です。

8/2 9:04

たてばいの後、もうちょっと登ります。

8/2 9:15

着いたー。ありがとうございました。

8/2 9:17

遠く南に富士山がうっっすら。でもすぐ消えちゃいました。

8/2 9:19

白馬三山

8/2 9:19

不帰嶮、唐松岳

8/2 9:19

五竜岳

8/2 9:19

八峰キレットから鹿島槍ヶ岳と布引山。2週間ぶりです。

8/2 9:19

爺ヶ岳

8/2 9:19

左からうっすら富士山、針ノ木岳、餓鬼岳。

8/2 9:33

山頂はそんなに広くないので、グループが来ると三密になります。写真は少なくなった時に撮りました。

8/2 9:34

山頂からマイテントを確認。

8/2 9:39

絶景。少しガスって来たけど、それも風情。

8/2 9:41

ゴタテ（後立山）オールスターズ。それよりも手前の八ツ峰のギザギザがたまらん。

8/2 9:50

富士ノ折立の向こうに、うっすら槍ヶ岳。

8/2 10:11

笠ヶ岳とかも、うす〜く見えてます。北アルプス南部を一望。

8/2 10:27

一時間以上まったりしてたから、ゴタテの山々に日が回り出しました。
不帰嶮、唐松岳。唐松岳頂上山荘も見えるぜ。

8/2 10:27

白馬三山

8/2 10:27

五竜岳

8/2 10:27

爺ヶ岳

8/2 10:27

山は美しい。

8/2 10:27

お。ガスが少し取れた。画面左から雄山、水晶岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳。

8/2 10:28

祠を今一度パシャ。

8/2 10:28

富山湾を望みます。

8/2 10:28

う〜む。能登半島はイマイチ見れませんでした。

8/2 10:30

昨日通った別山乗越。
ではそろそろ下山しますか。

8/4 6:35

下りのハイライトは何と言ってもカニのよこばい。高度感ハンパなし。

8/4 6:26

ヘルメット装着のカメラだから写真が撮れる。
両手はもちろん塞がってます。

8/4 6:39

クサリと狭い足場を使って横に這っていきます。
遠くに斜めになっている薬師岳が。

8/2 10:59

よし。次は平蔵の頭だ。

8/2 11:01

画面中央のトラバース部分にはクサリがなく、慎重に。

8/4 7:02

見た目90度。

8/2 11:04

平蔵谷

8/2 11:24

ガスって来た。

8/2 11:32

鹿島槍の雲が取れたのでパシャ。いい山だ。

8/2 12:15

前剱

8/2 12:17

今日は雲が名演技。

8/2 12:45

ようやく剣山荘手前まで来ました。

8/2 12:57

花を撮る余裕もできました。

8/2 13:06

ただいま。

8/2 13:25

デスクトップ用。

8/2 13:41

剱沢小屋。着くなりビールをガブ飲み。

8/2 14:00

剱沢小屋から見た剱岳。お見事な構図。

8/2 14:27

マイホームに帰還。さっきのビールのせいで酔いが回ってフラフラ。しばし寝る。その後夕食に鶏肉焼いて、即寝。

8/3 3:49

2時起床。胃の調子はカンペキではないが、むりやりカップ蕎麦を食べる。そしてテントの撤収。出発は04時前となりました。

8/3 4:54

1時間で別山乗越まで登ってきました。

8/3 4:59

これから下りる雷鳥平。

8/3 5:20

帰りのお花1号

8/3 5:59

帰りのお花2号

8/3 6:12

ガシガシ下ります。
雷鳥坂なんだからライチョウに会いたい。でも会えず。ちっ。

8/3 6:44

雷鳥沢キャンプ場通過。最後の登り返しです。

8/3 7:01

地獄谷。

8/3 7:01

火山の硫黄臭がなかなか。

8/3 7:11

雷鳥荘通過。

8/3 7:16

自分を抜いていったセンパイグループ。もうあんなに離されてしまった。

8/3 7:28

血の池

8/3 7:37

山崎カール

8/3 7:38

エンマ台

8/3 7:56

室堂駅が入っているホテル立山だ！

8/3 8:03

3日間ありがとうございました。終了です。
始発815のバスに乗れました。

8/3 9:57

途中ダム見学したりしたから、扇沢の駐車場に着いたのは10時。
帰りの車の運転、眠かった〜。

撮影機器：

D500 ボディ ニコン

FDR-X3000 SONY

FUJIFILM X100F 富士フイルム

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

AntelopeNOBU

初日、テント装備での別山乗越越えは想像以上に大変だった。
翌日は日の出の5時からスタート。ゆっくり慎重に登る。
数多の山の中でも「難しい」と言われるクサリ場は丁寧に行けば大丈夫。
自分にとって辛かったのは、剱澤〜一服剱〜前剱〜平蔵〜山頂と続くアップダウンの連続。しかも緊張時間が長いのが堪えました。
山頂でゆっくりしたり、テン場でまったりしたりの2泊を堪能しました。

コメント

junbader

ノブさん、お久しぶりです
その後、喘息のほうはどうですか？
僕はほぼ出なくなりました
でも、コロナにかかったらヤバいかもしれないです

剣岳、行かれましたか、よかったでしょう
剣岳は僕の一番好きな山です
54番の写真がいいですね！
この景色を見たときはエライところに来てしまったと思いました
111番の写真もエエです
ヨコバイでは手持ちのカメラでこんな写真は無理
ノブさんの写真は相変わらず綺麗だなあ

別山尾根と早月尾根をやりましたが
別山尾根のほうがはるかに面白いです
また別山尾根ルートで立山＆剣へ行きたいな

AntelopeNOBU

Re: ノブさん、お久しぶりです
お久しぶりです！こちらは相変わらず喘息と相談しながらの登山です。

発作にはほとんどなりませんが、肺の機能が低いので、登りがキツくなると、一気に心拍数が上がってしまいます。

そんな心配もあり、剱岳を躊躇してましたが、行ってみたら、全然大丈夫でした。むしろテン泊装備で別山乗越を越える方が大変でした。

早月尾根はとても興味あります。近いうちに行ってみたいです。でもペース遅いから、小屋が始まらないと行けないなー。