火打山

2020年08月08日(土) ~ 2020年08月10日(月)

• GPS: 21:30
• 距離: 31.7km
• 登り: 2,426m
• 下り: 2,412m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 4:05
• 合計: 9:38

6:52 笹ヶ峰登山口
8:12 8:23 黒沢橋
10:26 10:37 富士見平分岐
11:28 14:59 高谷池ヒュッテ
15:15 15:15 天狗の庭
15:41 15:53 ライチョウ平
16:15 16:15 天狗の庭
16:30 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:23

6:02 高谷池ヒュッテ
6:26 6:27 茶臼山
6:51 7:02 黒沢池ヒュッテ
7:24 7:26 大倉乗越
8:13 8:13 長助池分岐
9:32 9:39 妙高山(北峰)
9:41 9:42 日本岩
9:45 9:48 妙高山
9:51 9:51 日本岩
9:59 10:00 妙高山(北峰)
10:55 11:15 長助池分岐
11:52 12:00 大倉乗越
12:21 12:27 黒沢池ヒュッテ
13:04 13:04 茶臼山
13:25 高谷池ヒュッテ

3日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:37

5:52 高谷池ヒュッテ
6:08 6:08 天狗の庭
6:36 6:49 ライチョウ平
7:20 7:31 火打山
7:55 7:57 ライチョウ平
8:21 8:28 天狗の庭
8:58 9:28 高谷池ヒュッテ
10:06 10:06 富士見平分岐
11:15 11:32 黒沢橋
12:15 12:16 笹ヶ峰登山口
12:17 12:17 笹ヶ峰バス停
12:24 12:28 笹ヶ峰登山口
12:29 ゴール地点

天候

2日間曇後晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰キャンプ場の駐車場に車を止めてそこから歩行開始

コース状況／危険箇所等

笹ヶ峰〜高谷池は全般的にとてもよく整備されており、歩きやすい。
大倉乗越〜妙高山は崩落している箇所や藪気味なところもあり、なかなかの難易度。

その他周辺情報

笹ヶ峰牧場のグリーンハウスで食事ができます。
ここは下山後車で5分くらいで行けますので、下山後直ぐに食べるソフトクリームは格別です。
温泉は杉野沢「苗名の湯」があります。
食事としては、妙高・戸隠エリアは蕎麦が有名ということもあり、また、妙高山をみながら食べ放題でおいしい蕎麦を食べられる芭蕉庵にいつも寄ります。

写真

8/8 6:10

今回は初日から7時間程歩く予定っだったので、7:00には山行開始したく、自宅を3:30amに出発しました。笹ヶ峰に着く直前、牧場があり、牛さん達が朝ごはんを食んでいました。

8/8 6:17

予定通り、6:30に笹ヶ峰の登山口にある駐車場に到着です。
登山口にある駐車場はほぼ満車でしたが、すぐ南にある笹ヶ峰キャンプ場の駐車場はまだ余裕がありました。

8/8 6:50

ここが笹ヶ峰の登山口です。入り口で任意の登山道整備協力金（500-1000円/人）を支払いました（支払うと記念品を頂けます！）

8/8 6:47

YAMAPやヤマレコでも電子的に登山届けを出していますが、念のため、紙の登山届けも提出して出発です！

8/8 6:52

登山口からしばらくは、このような感じで木道を歩きます。

8/8 6:52

8/8 6:53

木道もとても良く整備されていて歩きやすいです。尾瀬の木道よりも歩き易いなと思いました。

8/8 6:54

歩き始めて直ぐに小川に掛かる橋を渡ります。

8/8 6:58

支流はこんな感じの小川です。

8/8 7:03

歩き始めて5分くらいで、息子が体調が悪いと言い始め、ペースダウンです。今日は天候もあまり良くないので、火打山まで行くことを諦め高谷池ヒュッテ止まりとし、徒歩ペースもコースタイムの2倍掛かっても良いのでゆっくり行くこととしました。

8/8 7:04

今年は雨が多いせいか、キノコ天国です。しかもビッグサイズのものが多いように感じます。

8/8 7:11

キノコ天国2

8/8 7:15

それでもコースタイムよりちょっとだけ遅れの登山開始から25分で笹ヶ峰一周歩道との分岐まで来ました。

8/8 7:16

一旦木道も終わり、山道らしくなってきました。でも、傾斜は緩やかなので、良いウォーミングアップがてらに歩けます。

8/8 7:17

木製の階段も現れました。

8/8 7:19

小川の心地よい音を聞きながら歩けます。

8/8 7:21

キノコ天国3

8/8 7:23

山頂まで1/9kmの道標。これは登山口から火打山頂まで9kmあってそのうち1kmを歩いたということなのでしょうか。。。それとも、山頂までの？kmを9で割ったうちの1つ分を歩いたということなのでしょうか。。。後者だとわざわざ9で割らず、10で割る方がわかり易いと思うので、前者でしょうか。。。

8/8 7:24

再び木道が現れます。ラクチンラクチン、息子のペースもそれほど悪くありません。

8/8 7:28

キノコ天国4

8/8 7:31

再び小川を渡ります。その前に、小川の水で出始めた汗で火照った体を癒します。息子も良い気分転換になったようです。

8/8 8:06

山行開始してから70分程で2kmの道標まで来ました。

8/8 8:09

黒沢との出会い手前から笹が多くなりますが、よく手入れがされ、刈られているので、歩き易いです。きっと、先程の木道やこういうことに登山口で支払った協力金が使われているのですね。

8/8 8:21

登山口から90分程で黒沢との出会いに到着しました。

8/8 8:09

黒沢にかかる橋を渡ります。

8/8 8:09

水量豊富な黒沢です。山と高原地図では水場となっています。ここで10分休憩し、我々も飲んでみましたが、とても美味しいお水でした。煮沸せずに飲みましたが、そのご家族の誰もお腹を下したりはしませんでした（あくまでもご参考まで）。

8/8 8:19

橋の途中で記念に一枚。

8/8 8:21

黒沢橋を渡ってからは少し傾斜が出てきます。

8/8 8:23

ちょっとした滝のようなところの横を歩きます。

8/8 8:23

なかなか傾斜が出てきました。岩もゴツゴツしています。

8/8 8:25

ミント？のような植物が自生していました。

8/8 8:26

キノコ天国5

8/8 8:27

黒沢を渡って5、6分程でまた木段が現れます。段差こそ小さいですが、子供にはちょうど良い様です。また、踏板が厚く、滑り止めもしっかりしており、歩き易いです。

8/8 8:38

黒沢を渡って20分程で本日のメインイベント、十二曲りまで来ました。

8/8 8:42

1-2はあっという間で5分程です。

8/8 8:50

2-3は10分程。

8/8 8:51

3-4はもっとあっという間で僅か1分程。

8/8 8:52

4-5も僅か1分程です。

8/8 8:53

5-6も1分。

8/8 8:55

6-7も2分程度。20分掛からないくらいで十二曲りを半分過ぎました。

8/8 8:55

かなり警戒していましたが、傾斜もこの程度です。息子の体調もだいぶ良くなり、気分もご覧の通り良さそうです。

8/8 8:57

7-8も2分程。

8/8 8:59

8-9も2分。

8/8 9:00

9-10はまたまた僅か1分！

8/8 9:00

思ったより順調順調。

8/8 9:02

10-11は2分程。

8/8 9:03

8/8 9:03

今日はもう、ずっとこんな天気です。

8/8 9:04

8/8 9:04

8/8 9:05

そして遂に十二曲りを制覇しました！（因みに11-12は3分でした。）
結局、十二曲りを30分で登りました。

8/8 9:07

8/8 9:08

そして、3kmの地点まで来ました。

8/8 9:09

3kmの道標から1分程で御神木の様な大きな2本の木の横を通ります。

8/8 9:10

十二曲りを過ぎても急登は続きます。寧ろ十二曲り後の方が傾斜があります。

8/8 9:14

8/8 9:15

8/8 9:17

もう直登に近いです。。。でも息子は余裕そうです。

8/8 9:19

岩もだんだん大きくなってきました。

8/8 9:21

8/8 9:42

この山域にも銀竜草が！

8/8 9:45

30分程急登を登るとやっと緩やかになりました。

8/8 9:54

ここからヒュッテまではそれほど辛い登りも無いはずです！

8/8 9:56

息子曰く、こんなところにブルーベリーが！だそうです。
サンヨウカかな？

8/8 10:10

8/8 10:13

3kmの道標から70分程で4kmの道標まで来ました。さすがに登りがキツくこれまで1kmよりも時間を要しましたね。

8/8 10:14

この辺りも笹が綺麗に刈り払われていて歩き易いです。

8/8 10:22

4kmの道標から10分程歩くと視界が開ました。もうすぐ富士見平の分岐です。

8/8 10:36

4kmの道標から20分程で富士見平の分岐に到着しました。

8/8 10:39

この辺りでポツポツと雨が降り始めました。。。

8/8 10:46

富士見平から高谷池までは黒沢岳を右に見ながら巻いて行きます。

8/8 10:48

8/8 10:53

8/8 10:55

8/8 10:59

途中、我々が食べている様な苺を小さくした様な可愛い苺がなっていました。

8/8 10:59

こちらはベニバナイチゴ？後でも出てきますが、火打・妙高はベリーマウンテンと言いたいくらい、たくさんイチゴがなっていました。

8/8 11:02

富士見平から30分程で5kmの道標です。ここまで来ればヒュッテまでは後少しです。

8/8 11:06

8/8 11:11

8/8 11:20

視界もだいぶ開け、ほぼ平坦な道になりましたが、辺りは相変わらずのガスガス。。。

8/8 11:21

8/8 11:27

5kmの道標から25分程で靄の中から突如ヒュッテが現れました！こちらは今年オープンしたばかりの新館です。流石に外見もとても綺麗です。

8/8 14:54

こちらは旧館です。入り口はこの旧館にあります。ご覧の通り、旧館と新館は兄弟の様に同じ形をしています。

8/8 16:36

入り口はいって直ぐの左手に受付があります。
軽食（カップラーメン、スナック）、ソフトドリンク、お酒（缶ビール、日本酒、ワインの他に、妙高グッズがたくさんありました（プレモルがすごい人気でした！）。私たちはキャンプでも使えそうな木製のプレートを購入してみました（写真が無くてすみません。。。）。

8/8 12:04

受付をすると小屋の方が丁寧に小屋の中を案内してくれます。
下調べした限りでは、高谷池では飲み水は池の水しかなく、飲用する場合は煮沸必須とのことだったのですが、新館は高性能フィルターを水道に設置しており、そのまま飲めるとのことです。とてもありがたい！

8/8 12:04

ここは食堂です。真新しくとても綺麗です。コロナ対策で当初の予定よりテーブルの数を減らしているとのことです。

8/8 12:02

こちらは2Fの大部屋です。奥が2部屋ある個室へのドアです。大部屋は各個隔離できる様に透明のシートで別れており、コロナ対策がとてもよく施されています。

8/8 12:02

各個分のスペースです。横隣の方ともしっかりシートで隔離されています。

8/8 12:06

トイレです。高地であるにもかかわらず、ちゃんと水洗です！

8/8 12:06

大の方はなんと！ウォシュレット付きです。山小屋でウォシュレット付きのトレイ、初めてみました。しかもこんな高地の小屋で。
もう驚きの連続です。
（注：しかしながら、当然、発電機が動いている時間帯でしかウォシュレットは作動しません（17:00-20:00くらいの間））

8/8 12:14

案内が終わり、ひと段落した後、食堂でお昼ご飯としました。本日はソーメンです。
8月なので、涼しくいただけるかと思っていたのですが、今日は15℃程度しかなく、寧ろソーメン食べて更に寒くなりました。。。

8/8 12:55

寒くなったので、コーヒー飲んで体を温めます。。。（子供たちは白湯です。。。）

8/8 14:54

ガスガスで奥にあるはずのテン場すら見えません。。。

8/8 14:54

晴れていればきっとこの標識の向こうに火打山があるはず。。。

8/8 14:55

天狗の庭も全く見えず。。。

8/8 14:55

8/8 14:55

8/8 14:56

奥のテン場の方へ向かっていくと30秒くらいで地図にも載っている水場がありました。コップに汲んでみましたが、コップに汲んだ少しの量でも色は茶色く、細かい葉の様なものが結構入りました。
確かにそのまま飲用とするのは難しいですね。煮沸だけではなく、ガーゼやフィルターで漉さないと飲めないと思います。

8/8 14:56

別角度からどうぞ。

8/8 14:58

2時間程仮眠の後、この天気なら雷鳥に逢えるかも!?ということで、まだ元気な私と娘で空身で雷鳥平まで行ってみることにしました。

8/8 14:58

小屋を出て天狗の庭を過ぎて火打に向けて本格的な登りになるまでは木道が整備されており、周りがガスガスでも安心して歩けます。

8/8 15:00

小屋を出ると直ぐに6kmの道標があります。

8/8 15:00

天狗の庭まで少々登るところもありますが、ほんの僅かです。

8/8 15:05

天狗の庭まで少々登るところもありますが、ほんの僅かです。

8/8 15:07

ガスガスですが、これはこれでまた幻想的です。周りに誰もおらず、何も無いので、風音以外何も無く更に幻想的です。

8/8 15:07

8/8 15:08

8/8 15:10

湿原が見えました。まるで田植えが終わった田んぼの様です。

8/8 15:13

小屋を出て10分程度で天狗の庭まできました。全く周りが見えず、庭の様子を感じることが全然できません。。。

8/8 15:14

天狗の庭の標識を過ぎると少し周りが見えてきました。大きな池塘が見えます。

8/8 15:16

ガスと池塘の境が分からないですが、とても広い場所の様です。

8/8 15:20

天狗の庭の標識から5分程で7kmの道標です。

8/8 15:27

8/8 15:31

8/8 15:34

7kmポストを過ぎて10分も歩くと木道も終わります。

8/8 15:34

8/8 15:34

徐々に登り始め、ふと右手を見るとまだ雪渓が残っていました。

8/8 15:34

この辺りはお花畑が素晴らしいですが、その分、草で鬱蒼としています。

8/8 15:35

7kmポストから15分程歩くと視界が開て、岩でゴツゴツし始めます。しかしながら、相変わらず、周りのお花は綺麗に咲いています。

8/8 15:36

8/8 15:43

小屋を出てから30分程で雷鳥平に到着しました（空身なのでコースタイムよりだいぶ早いです！）
残念ながら、今回も雷鳥には逢えずじまい。。。いつになったら逢えるかな。。。

8/8 15:49

ロープの向こうに何本もの古びたペグが打ち付けられたままになっていました。。。幕営禁止であろうし、残したままというのが残念でなりません。。。

8/8 15:50

8/8 15:50

8/8 15:50

8/8 15:51

8/8 15:56

8/8 15:57

8/8 15:59

8/8 16:03

8/8 16:06

8/8 16:14

小屋へ戻る途中、天狗の庭のガスガ少し晴れて様子が分かるようになって来ました。

8/8 16:18

田んぼのように見えた植物の正体！

8/8 16:22

8/8 16:26

高谷池の様子も大分見えるようになって来ていました。

8/8 17:00

小屋に戻ると、息子も仮眠から目覚めて、小屋前のテーブルでかむかむレモンを草のお皿に乗せてオシャレに食べていました。

8/8 17:19

こちらは旧館の大部屋です。こちらもしっかり隔離されています。

8/8 17:28

晩ご飯はカレーでした。事前に小谷のHPではコロナのため食事は簡素になるとのことでしたが、これだけいただければ充分です（お代わり自由です）。

8/9 5:31

2日目の朝食は中華丼と味噌汁です。

8/9 6:02

2日目は妙高山へアタックです。

8/9 6:03

小屋を出て1-2分で出会う分岐を右へ向かいます。

8/9 6:04

今日も雨こそ降っていませんが、昨日のルートよりは整備があまりされておらず、泥濘もあり、岩も滑りやすいので慎重に歩きます。

8/9 6:08

8/9 6:09

8/9 6:12

今日も見飽きるほどのガスガス。。。

8/9 6:16

8/9 6:18

8/9 6:25

小屋を出て25分程度で茶臼山に到着です。ここは展望ゼロでした。

8/9 6:28

茶臼山から黒沢池へ向かいます。黒沢池へ向けて降り始めると、ガスガ少し晴れて池が見えてきました。

8/9 6:32

だいぶガスも取れてきました。しかしながら泥濘はありますので、慎重に慎重に。

8/9 6:34

北東方面の景色です。だいぶ向こう側の山々まで見えるようになってきました。

8/9 6:46

黒沢池周辺です。
高谷池と比べると池塘はそれほど無いですね。

8/9 6:51

茶臼山から25分程下って黒沢池ヒュッテに到着です。
黒沢池ヒュッテはコロナのため暫く休業となっていました。

8/9 6:51

10分休憩の後、妙高山の外輪山（大倉乗越）へ向けて登ります。

8/9 7:01

ここからは一気に急登になります。しかもドロドロ。。。

8/9 7:02

三ツ峰方面への分岐を過ぎて直ぐにもう道が心細くなります。ただ、踏み跡はしっかりしているので迷うことはないと思います。
（三ツ峰方面への道はもっと心細そうでした。。。）

8/9 7:09

標高差140mを30分程のコースタイムのルートですが、なかなかのキツさです。

8/9 7:14

もうね。。。一歩一歩がツルンツルンです。。。

8/9 7:23

コースタイム予定若干早く、25分程度で大倉乗越へ到着しました。キツかったので、早くも5分程休憩。。。

8/9 7:24

8/9 7:25

東を見ると、薄ら長助池が見えました。

8/9 7:27

今度は外輪山を下ります。これまた斜度が凄い下りな上、この泥濘です。。。登り以上に慎重に。。。

8/9 7:30

途中崩落した箇所を2度トラバースします。まず、1つ目、最近崩落したのか、踏み跡がそれほどしっかりしていないです。
＆奥に長助池。
ここからは少々危険な匂いがするので、私が先頭で歩きます。

8/9 7:30

東側も少しずつガスが取れてきました。

8/9 7:30

しかし、妙高山の頂上はまだまだ見えません。

8/9 7:35

妙高山にもあのスモールイチゴが！

8/9 7:36

東側はだいぶガスが取れて大倉山が見えるようになりました。

8/9 7:38

崩落箇所2つ目。1つ目よりは小さいですが、やはり踏み跡は心細く、慎重にトラバースする必要があります。
また、この辺りになると道も大分平坦になります。

8/9 7:45

平坦ではありますが、ご覧のように細く、心細い道が続きます。笹漕ぎでは無く、これは何漕ぎでしょう？。。。

8/9 7:47

GPSがなければ疑うほど心細い道です。

8/9 7:48

妙高頂上後少しで見えそう。。。

8/9 7:54

大倉乗越から30分程歩くと、ようやく道もしっかり付いてくるようになりました。

8/9 7:57

8/9 8:00

更に5分程歩いて長助池への分岐前にある水場に到着です。ここで10分休憩としました。
ここの水も飲んでみましたが、飲用可でした（水量がそれほど多くないので、あまり沢山の取水は不純物が多くなるかもしれません）。

8/9 8:13

水場から3分程歩くと長助池への分岐に到着です。

8/9 8:16

ここからはいよいよ妙高山へのひたすら登りの道になります。
今までにも増して岩だらけの道です。

8/9 8:44

8/9 9:05

分岐から標高で270m、50分程歩くと「どうやって支えられてるの？」という岩に出会しました。。。下から見ると今にも落ちそうですが、上から見ると、しっかりハマってました。。。でも初見はギョッとします。絶対に。。。

8/9 9:11

そこらじゅうベリーだらけ！

8/9 9:24

アザミとイチゴのハーモニー。

8/9 9:25

分岐から70分程、標高で380m程登るとようやく稜線に出ました。
この登りは瑞牆山の登りに匹敵する難敵でした。。。

8/9 9:27

山頂の直ぐ下には沢山のベリーに囲まれた祠がありました。

8/9 9:28

長助池の分岐から75分程で無事に妙高山北峰に到着しました。

8/9 9:28

見辛いですが、ここは一等三角点のようです。

8/9 9:33

息子と一緒に記念に一枚。

8/9 9:37

8/9 9:44

妙高山は双耳峰であり、南峰の方が最高地点なので、南方を目指します。途中、（石碑の文意は分かりませんが、恵信尼公を弔った石碑があります。）

8/9 9:45

北峰から10分程で南峰に到着しました。

8/9 9:46

南峰には信仰的な物がいくつかありますが、山頂標は無いようです。
（その昔は北峰が妙高山の標高基準とされていたからでしょうか？）

8/9 9:51

北峰と南峰の間には日本岩という奇岩もあります。

8/9 11:12

8/9 11:14

あとはひたすら来た道を高谷池ヒュッテまで戻ります。
妙高山の下山中、振り返ると、やっと下から山頂が見えました。

8/9 11:37

8/9 11:39

何故か×を出す嫁さん。。。撮影拒否ということか。。。💦

8/9 12:34

帰りは大倉乗越が綺麗に見えました。

8/9 12:36

奥に黒沢池ヒュッテ〜富士見平のルートが見えます。この道も歩いたら気持ち良さそうです！

8/9 12:58

茶臼山を登る途中、振り返ると妙高山頂がひょっこり外輪山の向こうに見えました。

8/9 13:24

高谷池まで戻ってくると、すっかりガスは取れて、池の全容を見ることができました！

8/9 13:26

ヒュッテまで戻ってくると高谷池の向こうにようやく火打山が見えました！

8/9 16:03

高谷池の標識とともに火打山。

8/9 17:10

今日の晩ご飯も昨日に引き続きカレーです。同じメニューでもおいしいカレーをお腹いっぱい頂けるだけでありがたいです。

8/9 17:33

今日は青空とともにヒュッテを収められました。

8/9 17:36

絵葉書にしたくらいの良い景色！

8/9 17:43

火打山が青空に映えていて素晴らしい！

8/9 17:59

夕食後、せっかくの天気と景色なので、外で宴会としました。
受付でご当地ワインも買ってみました！

8/9 18:23

日も暮れてくると、また少しガスってきましたが、これはこれで素敵です！

8/9 19:12

左から焼山、影火打、火打の三兄弟。

8/10 5:16

最終日の朝食も中華丼と味噌汁です。

8/10 5:51

チェックアウト後、メインザックを乾燥室にデポさせてもらい、今日は初日にスキップした火打山を登ってから笹ヶ峰へ下山します。

8/10 5:52

今日はここを左へ。息子くんは初めてのルートです。

8/10 5:53

再び6kmの道標を通り、

8/10 5:55

今日は高谷池全体を見ながら進めます、最高の景色です！

8/10 6:02

ヒュッテを出発して10分程歩くと、目の前に火打山を見ながら歩けるようになりました。もう今日は最高のコンディションです！

8/10 6:06

ヒュッテを出て15分程度で天狗の庭に到着です。天狗の庭、こんなに素敵な場所だったのですね！朝陽を浴びて輝く火打山がまた最高！素晴らしい！

8/10 6:11

息子くんも朝陽を浴びながら気持ちよくスタスタと歩きます。

8/10 6:14

ヒュッテから25分程度で7kmの道標まで来ました。

8/10 6:27

初日に娘と見た雪渓です。雪渓の奥には急峻な山がありました。長い年月を掛けて雪渓が削った後でしょうか。

8/10 6:28

振り返ると、左に妙高山、右奥に戸隠連峰、そして朝陽を浴び始める高谷池、いい景色です。

8/10 6:38

ヒュッテを出発して、50分で雷鳥平に到着しました。清々しい景色と天気の中、10分程休憩です。

8/10 6:52

雷鳥平からはその名の通り、暫く平坦な道を進みます。
平坦ではありますが、まだ森林限界は超えておらず、少々草木を漕ぎながら進みます。

8/10 6:55

途中、ホシガラスが出迎えてくれました。

8/10 6:57

息子の背丈では完全に埋れます。。。

8/10 6:58

こ、これはヒル？でも、ヒルってこんなに大きかったっけ!?すでに誰かor何かを吸血済み!?

8/10 7:05

雷鳥平から20分程平坦な道を進むと、いよいよ火打山への最後の登りになります。

8/10 7:08

8/10 7:12

雷鳥平から20分程平坦な道を進むと、いよいよ火打山への最後の登りになります。

8/10 7:13

息子と娘は永遠と続きそうな木段をさっさと凄いペースで登って行きます。。。

8/10 7:20

残念ながら、ガスってしまいましたが、チラッと日本海も見えました。

8/10 7:21

15分程登って無事火打山へ登頂です。

8/10 7:23

記念にwith三角点。

8/10 7:35

目の前に妙高山、戸隠連峰、高谷池という絶景を臨みながら下る子供達。

8/10 7:59

8/10 8:01

8/10 8:02

8/10 8:02

8/10 8:17

帰りの天狗の庭も気持ちよく歩けます。

8/10 8:19

池塘に写る逆さ火打にも出会えました！

8/10 8:20

ワタスゲの群生。

8/10 8:22

天狗の庭と火打山。

8/10 8:47

いやー、もう何度見ても見飽きないこの景色！

8/10 8:51

高谷池とヒュッテと息子。メインザックをデポさせてもらったヒュッテまでもう直ぐです。

8/10 8:52

何とも言えないいい景色！

8/10 9:28

ヒュッテでメインザックをピックアップして、こんな良い天気の中名残惜し見ながら笹ヶ峰へ向けて下山します。

8/10 10:09

初日はこんな道を登ってたんですね。

8/10 10:24

8/10 10:43

下山し始めて70分もすると笹ヶ峰の南隣にある乙見湖が見えました。
（途中、北アルプスの絶景ポイントへの分岐があったはずなのですが、すっかり見落としてしまいました。。。この天気なら絶景だったろうに、残念。。。）

8/10 10:55

ここの木段は登り以上に下りも楽チンです！

8/10 11:17

ヒュッテから下って105分程で黒沢まで下って来ました。

8/10 11:17

8/10 11:17

初日よりも良い天気で、少々暑かったので、軽く水遊びも兼ねて休憩としました。

8/10 11:20

今日は気持ち良さそうです！

8/10 11:27

心地よい沢音と冷たく気持ちい沢水にご満悦の息子くん。

8/10 11:31

美味しいお水だったので、各々水筒やポリタンクに料理やコーヒように水を汲んで帰りました。

8/10 12:28

ヒュッテから3時間程で無事に笹ヶ峰登山口まで戻って来られました。各山頂からの景色には恵まれませんでしたが、湿原や湿原からの景色、頸城山塊の山々も見られ、無事登頂でき、素晴らしい山行になりました。

8/10 12:45

帰り道、笹ヶ峰に来る直前に出会った牛を見て、牧場が近くにあると思い、調べたら、レストランもあると分かり、寄ってみました。きっと美味しいソフトクリームがあるはずだと！
ここは笹ヶ峰牧場のグリーンハウスレストランです。

8/10 12:49

お目当てのソフトクリーム！ちゃんと1人一つずつ頂きました。思った通り、濃厚で下山後の火照って疲れた体にとても染み渡りましたー！

8/10 14:41

そして、戸隠・妙高エリアと言えば蕎麦！ということで、こちらの芭蕉庵さんに立ち寄りました。実はホテル太閤に向かう途中に通ったのですが、物凄い人でした。
入浴後は昼食のピークも過ぎていたので、すんなり着席できました。

8/10 14:54

このお店は打ち立ての蕎麦、揚げたて（屋外の目の前で揚げていました）天ぷら、お惣菜、カレーなどが全て\1590（税別、大人）で食べ放題です。お蕎麦も二八蕎麦と十割蕎麦2種類あり、どちらも好きなだけ食べられます。
こんなに美味しい蕎麦、初めて食べました。しかも食べ放題なんて！
皆さんもお近くにお越しの際は是非！
https://tabelog.com/niigata/A1503/A150303/15011017/

8/10 15:06

そして、目の前に妙高山の絶景！
（生憎また山頂部分はガスがかかってしまいましたが。。。）

8/10 16:12

更に、高速に乗る途中にあった道の駅からは戸隠山と飯縄山が一遍に見られました。
3日間、1、2日目は生憎の天気でしたが、全体としては素敵な景色と美味しい料理をいただけた素晴らしい山行になりました！

撮影機器：

iPad mini 4 Wi-Fiモデル 16GB Apple

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

renoyuki

今年の夏は鳳凰三山、南アルプス北部を制覇という目標を立てていましたが、
南アルプスの山小屋や路線バスはコロナの影響で営業、運行せずとなってしまい、
計画が白紙になってしまいました。
どこか1-2泊で行けて、景色も良く、親子で行けるところをと思案したところ、
火打山・妙高山へ2泊（小屋泊）で行くことにしました。
天候はいつもながらに、最終日までは曇天 or 雨でしたが、最終日の下山中はいつもながらに良く晴れました。
高谷池周辺の天狗の庭などは尾瀬ヶ原と遜色ない素晴らしい湿原でした。
火打山〜妙高山のルートはなかなか険しく、アップダウンも激しく、道自体も狭く心細かったりと初心者の方にはきつい道かと思います。
それに比べて火打山へのルートはとてもよく整備されており、どんなレベルの方でも楽しく登れる山だと思いました。
また、下山後に立ち寄ったそばの食べ放題が食べ放題なのに質が素晴らしく、「このQualityでこの価格で食べ放題なの!?」と驚きました。このそばを食べるためだけにこのお店にまた行きたくなるくらいでした。

今度は来年の秋、紅葉の時期にでも訪れたいと思います。