槍ヶ岳と西鎌尾根周回（右俣から登って左俣へ下る）

2020年08月30日(日) [日帰り]

• GPS: 15:04
• 距離: 36.4km
• 登り: 2,714m
• 下り: 2,714m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:48
• 休憩: 2:15
• 合計: 15:03

0:01 新穂高温泉無料駐車場
0:06 0:08 新穂高温泉バス停
0:11 中崎山荘 奥飛騨の湯
0:26 小鍋谷ゲート
0:54 穂高平小屋
1:29 白出沢出合
2:43 滝谷避難小屋
2:47 2:49 藤木レリーフ
3:28 3:36 槍平小屋
4:56 5:00 飛騨沢千丈乗越分岐
6:04 飛騨乗越
6:13 6:18 槍ヶ岳山荘
6:27 7:02 槍ヶ岳
7:06 7:11 槍ヶ岳山荘
7:43 千丈乗越
8:31 左俣乗越
9:00 硫黄乗越
9:31 9:35 樅沢岳
9:53 10:24 双六小屋
10:27 双六池
10:50 くろゆりベンチ
10:59 花見平
11:09 11:12 弓折乗越
11:36 11:50 鏡平山荘
11:53 11:55 鏡池
12:24 シシウドヶ原
12:40 イタドリが原
12:52 チボ岩
13:02 秩父沢出合
13:31 小池新道入口
13:45 13:59 わさび平小屋
14:09 笠新道登山口
14:19 中崎橋
14:32 14:33 お助け風穴
14:44 14:47 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
14:51 新穂高温泉駅
14:56 14:58 新穂高登山指導センター
15:04 新穂高温泉無料駐車場
15:04 ゴール地点

天候

晴のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高登山者用駐車場（無料）へ。今年はコロナの影響があるせいか比較的空いています。当日朝でも十分余裕がありました。

コース状況／危険箇所等

【新穂高〜槍平〜飛騨沢〜槍の肩】滝谷手前に崩壊地があり、迂回路設置されているがルートが判りづらい。滝谷渡渉部の橋はしっかりしていますが急流につき転落に注意。それ以降は特に危険なし。
【槍の肩〜槍の穂先】浮石多く落石に注意。
【西鎌尾根】特に危険なし。ルートも明瞭。
【双六小屋〜鏡平〜わさび平】危険なし。

その他周辺情報

【温泉】ひがくの湯。登山者700円。広い外湯（2か所）と休憩室、レストランもあります。登山後の入浴には最適でした。
https://www.okuhida.or.jp/gourmet/detail?id=1704/
【道の駅】道の駅奥飛騨温泉郷上宝が最寄り。
https://www.kankou-gifu.jp/spot/1263/

写真

8/29 23:59

0時ちょうどにスタート！
新穂高の駐車場は余裕で停められました。

8/30 0:05

登山指導センターへ。登山届は仮眠前に記入して提出済です。

8/30 0:06

どっちに行こうか悩ましいけど、今回は右俣方面へ。

8/30 0:33

穂高平へのショートカット入口。この時間帯は使わないほうが無難かも。

8/30 0:52

林道側を20分進んで穂高平小屋。ちと不気味な雰囲気。

8/30 1:26

スタートして1時間26分で白出沢分岐。奥穂高岳への登山口です。

8/30 1:27

ザックリした案内図です😅

8/30 1:30

ゴロゴロの白出沢を横断。この辺りは水もなく伏流しています。

8/30 2:27

ソバナがいっぱい。文字通り鈴なりです。

8/30 2:46

昨日の夕立が激しかったので心配していましたが、滝谷渡渉部の橋は無事でした。しっかし下を流れる水の音が恐ろしい💦滑って落ちたらサヨウナラです。

8/30 2:50

暗いので見えづらいですが藤木レリーフです。

8/30 3:34

槍平小屋へ。いつものクマさんは今年はお休み中のようです。
テン場にはたくさんテントが張られていました。

8/30 4:52

いよいよ飛騨沢の傾斜がきつくなってきました。

8/30 4:55

6年ぶりの救急箱。南岳新道のほうにも同じようなのが設置されてましたっけ。

8/30 4:55

千丈乗越方面との分岐。とりあえず飛騨乗越へ向かいます。

8/30 5:01

5時過ぎて空が明るくなってきたのでヘッデンOFF！
それにしても稜線には重そうなガスが掛かっています。

8/30 5:04

後ろを振り返ると笠ヶ岳もガスの中。。。

8/30 5:03

ウメバチソウですかね。

8/30 5:03

開いてないけどリンドウの蕾。

8/30 5:10

足元にはトリカブトの花がたくさん。

8/30 5:10

鮮やかな紫色です。

8/30 5:19

日の出時刻を過ぎると、笠ヶ岳の上に乗っかっているガスに日が当たり始めました。

8/30 5:22

チングルマの綿毛。来年は咲いている時期に拝みたいところです。

8/30 5:29

乗越の向こうに青空が！これは期待できます。

8/30 5:56

5:56飛騨乗越に乗り上げました！やった！

8/30 5:56

目の前には朝もやの中の太陽と常念のピラミダルなピーク。幻想的です。

8/30 5:57

乗越から穂先を見ると...うーん。

8/30 5:58

キタ――(゜∀゜)――!!

8/30 6:02

大喰岳方面。

8/30 6:05

テン場の間を抜けて槍ヶ岳山荘前へ。素晴らしい展望！

8/30 6:05

おーい！！

8/30 6:05

山荘前にザックをデポしてカメラバッグ一つで穂先へ向かう。

8/30 6:13

西鎌方面もガスが取れました！

8/30 6:18

小槍の方から声がする。

8/30 6:18

わーお！

8/30 6:18

槍に登る予定じゃなくてヘルメットを持ってこなかったので慎重に...落石こわい。

8/30 6:21

1段目の垂直ハシゴ。

8/30 6:23

渋滞というほどでは無いけど、それなりに人が多いので譲り合いながら登ります。

8/30 6:29

後ろをみたら笠ヶ岳も全貌をあらわしました。

8/30 6:29

最後のハシゴ。空に向かって登れー！！

8/30 6:36

時刻は6時半。6年ぶりに戻ってきました！

8/30 6:40

忘れないうちに。二等三角点。点名「鎗ヶ岳」
標柱が固定されておらず亡失扱いで標高の登録なし。

8/30 6:40

レアな標柱にタッチ♪

8/30 6:31

周辺の山々。西鎌尾根方面。

8/30 6:36

黒部の山々。鷲場岳のピークがかろうじてみえた。

8/30 6:37

手前には硫黄尾根の荒々しいギザギザ。

8/30 6:40

穂高方面。ガスの向こうに奥穂のピークが見えます。

8/30 6:37

今一度お参り。

8/30 6:40

槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳。

8/30 6:41

一瞬ガスの向こうに見えたジャンダルム。

8/30 6:59

時刻は7時。槍の肩へ戻ってきました。

8/30 7:00

槍沢のカール。すごい所に小屋建ってますね。

8/30 7:06

こんな時間にピストンで下山するなんて考えられないので、西鎌尾根から双六方面へ向かいます。

8/30 7:08

最後に槍ヶ岳に敬礼！(｀・ω・´)ゞ

8/30 7:09

影槍！

8/30 7:14

トウヤクリンドウ。開いている花は稀でした。

8/30 7:14

飛騨沢を見下ろす。

8/30 7:24

大迫力の硫黄尾根。

8/30 7:31

お向かいの山の中腹に赤い屋根の小屋が見えます。

8/30 7:32

あれは紛れもなく鏡平山荘。あとで行くよ！

8/30 7:35

西鎌尾根はその名前からシビアな岩場が続くイメージですが、まったくもって快適な稜線縦走路です。危険なところはほとんどありません。

8/30 7:37

千丈乗越に下りてきました。槍平方面へ下るならここがラストチャンス。いえいえもちろん双六方面へ向かいますが。

8/30 7:37

うしろ！うしろ！ジャンダルムがばっちり。

8/30 8:05

ハクサンフウロ。大概の高山には咲いているイメージです。

8/30 8:15

ヨツバシオガマ？

8/30 8:19

穂高方面もすっかり晴れました。

8/30 8:24

久しぶりの登り返しで左俣岳へ。

8/30 8:25

手前の鞍部は左俣乗越。

8/30 8:40

左俣岳山頂から。鷲羽岳とその向こうに水晶岳。

8/30 8:41

三俣山荘を遠望。

8/30 8:41

行く手の左手には鏡平山荘。ナイスロケーションに建ってます。

8/30 8:50

鷲羽岳、その奥に水晶岳、さらにその向こうに赤牛岳？

8/30 8:46

鷲羽岳の右側には野口五郎さん？

8/30 8:53

硫黄尾根の傍まで来ました。心なしか硫黄の香りが漂っています。

8/30 8:55

硫黄乗越へ。

8/30 8:58

振り返ると素晴らしい槍ヶ岳のシルエット！

8/30 9:13

最後に樅沢岳への登り返し。

8/30 9:24

到着！やりました！

8/30 9:25

すぐ奥にもうひとつ標柱が立ってます。

8/30 9:26

信州方面からガスが上がってきました。

8/30 9:26

鷲羽岳はまだ大丈夫。

8/30 9:28

双六岳のたおやかな山姿が美しい。

8/30 9:29

双六と鷲羽が対照的ですね。

8/30 9:40

双六小屋が眼下に見えました。

8/30 9:47

9:47。双六小屋到着。久しぶりに来ました。
五目ラーメン食べたかったけど、ザックの中にカップラーメンとガスバーナーが入ってるので、そちらで早めの昼飯！

8/30 10:39

ご飯食べてる間にずいぶんガスが上がってきたんで、双六山頂往復はパスして鏡平へ向かいます。

8/30 10:21

テン場の向こうに双六池。

8/30 10:54

登り返して花見平。

8/30 10:54

すっかりガースー💨💨

8/30 11:04

弓折乗越へ。ここから鏡平へ下ります。

8/30 11:31

11:35。鏡平山荘に到着。
西鎌からよく見えていた建物です。

8/30 11:35

鏡平山荘と言えばかき氷！
実を言えば今回の目当てはこれでした！

8/30 11:49

鏡池は残念な感じ💦
まだ午前中なのに雨降ってきました。

8/30 12:18

シシウドヶ原。

8/30 12:56

秩父沢にかかる橋を渡る。

8/30 13:25

鏡平から1時間半で小池新道を下りました。

8/30 13:26

あとはユルユルの林道歩き。

8/30 13:38

わさび平小屋。

8/30 13:38

いつもこの果物が食べたくなる。

8/30 13:45

時間もあるので食べちゃいました😋

8/30 14:03

笠新道の登り口。

8/30 14:41

14:40左俣林道の入口ゲートへ。

8/30 14:52

14:52新穂高登山センターへ帰還！
下山届を出して終了です。

8/30 20:57

本日の戦利品！鏡平山荘で購入。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ツェルト

感想

tonzablow

6年ぶり2回目の槍ヶ岳へ。
当初はクリヤ谷から笠ヶ岳に登るつもりでしたが天気が万全でなく、夜間の渡渉に不安があったのでプランBの槍ヶ岳に変更。

新穂高を0時出発で朝6時過ぎには槍の穂先に到着。眺望のほうは一部ガス気味でしたが飛騨側や黒部方面が綺麗に見渡せました。

穂先から下りてきてもまだ7時。こんな時間にピストンで帰るわけもなく西鎌尾根から双六方面へ。双六小屋には10時過ぎに到着。天気が下り坂だったので双六山頂はパスして鏡平へ。

鏡平に着いたのもまだ午前中でしたが小雨がパラパラしてきました。それでも今回の大本命のかき氷🍧を食べて御満悦。プランAの笠ヶ岳のコースでも最後に鏡平を通る計画だったので、どちらかと言うと槍がおまけでかき氷が是非モノだったのでした。