快晴っ!眺望良しの残雪期・鳳凰三山(薬師・観音・地蔵)



- GPS
- 33:48
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,279m
- 下り
- 2,281m
コースタイム
夜叉神峠P8:52⇒夜叉神小屋9:51(休憩13分)⇒2055ベンチ10:59⇒杖立峠11:59
⇒休憩20分・アイゼン装着⇒苺平13:33(休憩7分)⇒南御室テン場14:10。幕営準備。
テン泊。
28日(日)
南御室テン場6:14⇒※ガマ石7:04⇒砂払岳7:21⇒薬師小屋7:33⇒薬師岳7:57⇒観音岳8:45(休憩10分)⇒垢抜ケ沢ノ頭2840ピーク9:03⇒賽ノ河原10:13⇒オベリスクの肩10:29⇒ここから戻り⇒垢抜ケ沢ノ頭ラッセル&トラバース11:01〜(ランチタイム35分)⇒観音岳12:33⇒薬師岳13:03⇒薬師小屋13:13⇒砂払岳13:21⇒南御室テン場13:53⇒撤収(46分)⇒苺平15:10⇒アイゼン外し・装着⇒杖立峠16:28⇒夜叉神峠駐車場17:37(休憩25分)夜叉神P18:40
往路復路共にアイゼンの脱着それぞれ2回づつ。
雪路故に参考タイムとしてください。基本、稜線上(薬師岳⇔地蔵岳)は殆どアイゼン装着。
※この辺り。気温低すぎて一般デジカメクールダウンの為、写真の記録なし。
天候 | 27日(晴)南西々の風。(主峰方面は曇り) 28日(快晴)ほぼ無風から時折東風。 (北アの北限を除いて眺望良し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路はその逆。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は残雪期故の踏み抜きに注意。東側斜面全般に雪山状態。 先週の降雪のため、一部トラバースに表層新雪によって踏ん張り効かない箇所があります。 (地蔵岳・賽ノ河原への登り返し。) 高度落とす程にグチョグチョで、幾度かアイゼンを付けたり外したりが必要です。 登山ポストは夜叉神峠Pの登山口にあります。 |
写真
感想
このGW山行は天候に恵まれた非常に良いものとなりました。
特に2日目は超・眺望良しで結局日没まで白峰三山も最後まで雲一つ無く、富士はもちろん、中央ア・御嶽・乗鞍・北ア(南部)・八ヶ岳・浅間・妙高・奥秩父まで全てが良く見える中で気持ち良い雪路(ハイマツ帯の上)をノンノンと闊歩して・・・。
行き交う皆が笑顔の良い山行になりましたよっ♪
とはいえ、
1日目は”テン泊縦走”の全員”20Kg余り”のフルパッキングの負荷状態で標高差1060mの登り場面。
2日目は前半”日帰り装備のほぼ空身”とは云え、7峰越えの残雪路ハイクとなり、終盤の4割はフルパックの連続負荷で”トータル12時間余り稼動”の本格的な山行となりました。
このような条件でも”足痛い”だの”動けない”だの全く無く、最後までニコニコハイクに徹したことは何よりの収穫かも知れません。
しかし・・・。
残雪期になると”夏山専門の我々のようなグループ”と、”本格冬山グループ”が混在するのもこの時期ならでは見かける光景だと思います。足備えも圧倒的に”スカルパ等が多く、12本爪&ピッケル”派さんが大多数。
そんな所に”大丈夫なんだろうか?”と他のメンバー2名は初のアイゼンデビューでワクワクドキドキっ。
内容的には2日目途中、賽ノ河原の手前の垢沢ノ頭ピークをトラバースするのに数十分程度のプチラッセルをもこなし、40°近い急坂も直登し・・・。観音岳からの薬師岳への路はかっとんでアイゼンワークも身に付いた様子でした。
この日程でアイゼン装着率は全体の7割近くを超え、踏み抜く場面もそこそこ。最後のオベリスクも最上段手前の御神体の肩まで登攀し、様々な場面でのトレーニングになったと思います。
今回の収穫は20Kg余りのパッキング負荷で、順調な足運びと安定したワーク。コレを基に次回の穂高縦走へ繋がれば良いと思っております。
私・個人的には”山シーズン到来”という実感でっすっ(^^V。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
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