丹沢蛭ヶ岳 檜洞丸縦走
- GPS
- 10:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,075m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
08:30 姫次⇒ 08:45 原小屋平⇒ 08:55 地蔵平⇒ 10:00 蛭ヶ岳⇒
11:30 臼ヶ岳(昼食)11:40⇒ 11:55 神ノ川乗越⇒
13:15 檜洞丸⇒ 13:55 神ノ川分岐⇒ 15:30 神ノ川ゲート
天候 | 曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神ノ川キャンプ場やマス釣り場を通り越して神ノ川ヒュッテの先で日影沢橋を渡りゲート前の路肩に車を置きました。 近くに水洗トイレが完備されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
神ノ川ゲートに着くとすでに数台の車がゲート前に駐車してあり、その車の列に並んで駐車しました。 眠いので30分程仮眠を採ろうと思いましたが、今日計画したルートは長時間の行程なので気が焦りそのまま歩き始めました。 車両通行止めになっているゲートから林道に入り、東海自然歩道の神ノ川に架かる神ノ川公園橋を渡り風巻尾根に取り付きました。 急勾配の尾根(風巻ノ頭まで標高差約500m)をひたすら登りました。 暗い檜の人工林から明るい広葉樹に変わると、山には似合わない鉄骨造りの休憩小屋がある標高1.077mの風巻ノ頭のベンチで少し休憩しました。 さらに登り崩壊した縁を通り標高1.431.9mの袖平山に向かいました。 展望が開けて雲海の彼方に富士山が見え、これから登る蛭ヶ岳 檜洞丸の山容も見えました。 袖平山からはなだらかな道になり姫次で東海自然歩道から外れ丹沢主脈コースを 蛭ヶ岳に向かいました。 姫次から少し下るとブナなどの広葉樹林の中をなだらかな登りが地蔵平付近まで続きました。 蛭ヶ岳山頂直下は木製階段の急勾配が続き、きつい登りになりました。 標高1.672.7mの蛭ヶ岳山頂は360°展望が開け、休憩ベンチからの富士山は雲海の中に浮かび丹沢の山々も初めて見渡せたので感激しました。 蛭ヶ岳山頂から丹沢主稜コースを臼ヶ岳に向かいました。 急勾配のザレた登山道を一気に標高1.421mのミカゲ沢ノ頭に下がりまた登り返して、標高1.460mの臼ヶ岳に着き今日初めて腰を下ろしつかの間の昼食を採りました。 神ノ川乗越へと下がりガレた金山谷乗越付近から再度登り返して標高1.601mの檜洞丸山頂に着きました。 たくさんの登山者で山頂は休む所が無いので素通りで犬越路方面に下がりました。 熊笹ノ峰の小ピークを越えて下がった所から熊笹ノ峰線(ヤタ尾根)を下がり 神ノ川ゲートに戻りました。 |
写真
感想
今年の夏は登山を始めてから最長行程5日間程度の北アルプス縦走を計画しているので、長時間連続歩行に耐えられるように訓練を兼ねて丹沢の山を歩いてみようと実施しました。
ヤマレコで見た蛭ヶ岳を回る縦走記録を参考にして、以前神ノ川から地蔵尾根に登り袖平山から風巻尾根を下がった体験を頼りにコースタイムなどを検討しました。
10時間程の行程になるので夕方暗くなるのは怖いので出来るだけ早出の出発を心がけますが、上がりは登山者が少ないルートなので熊に出合わないかと心配になり夜が明けて周囲が明るくなった頃クマ除けの鈴を付けて緊張して登り始めました。
風巻ノ頭直下の人工林の檜の皮が三本並んでみずみずしくはいてあるのを見た時は、熊が住んでいるのではと鳥肌が立ちさらに周囲を警戒しながらの登りになりました。
袖平山直下では東の相模灘の海水が暖められて水蒸気が丹沢の山にぶつかり冷やされて出来たのか雲海を下に見る事が出来ました。
標高が低いので雲海を下に見るとは予想していませんでしたので、富士山が浮かんで見えた時丹沢の魅力の一つを知った感じでした。
丹沢は天城山の環境に似て同じように近くに海を抱え豊富な水分に恵まれブナの天然林が広がったのかと想像しました。
大木のブナがあり新緑がまだ柔らかい色をしている枝の間から、差し込む太陽の光に葉が揺れて心が和む美しさでした。
シロヤシオとトウゴクミツバツツジの紅白の花びらが新緑の中に映えて、登った人だけが味わえる光景だと感謝し丹沢が一番きれいな時季と思いました。
木製の階段の多さ、強烈なアップダウン風巻尾根の長い登り蛭ヶ岳からの下り体力を消耗しました。
最後の檜洞丸への登りは力尽きた感じでバテて足が上がらず立ち休みばかりで、各駅停車の超鈍行になってしまいました。
ヤタ尾根の下りは長く感じ下がっても下がっても神の川へ着かなくゲートが見えた時、出発予定時間を早めて行動して良かったと安堵しました。
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