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Yamareco

記録ID: 313833
全員に公開
沢登り
丹沢

【樅ノ木沢】敗退・全治2ヶ月・今シーズン終了【白い巨塔】

2013年06月22日(土) ~ 2013年06月23日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.7km
登り
1,294m
下り
1,296m

コースタイム

【6/22】

山伏峠駐車場13:40-14:05水ノ木分岐14:20-15:30樅ノ木沢橋-15:50菰釣橋

【6/23】

菰釣橋6:40-樅ノ木沢橋7:05-8:30ゴルジュ先CS滝9:55-10:25ミニ両門ノ滝
-12:15甲相国境尾根P1306東寄-14:30大棚ノ頭-15:55山伏峠駐車場
-19:00白い巨塔
天候 曇り時々晴れ後にわか雨
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山伏峠トンネルの山梨側に5台程度駐車できるスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
★山伏峠駐車スペース→大棚ノ頭

一般登山道です。快適に歩けます。

★大棚ノ頭→水ノ木分岐

一般登山道です。甲相国境尾根上を歩きます。

★水ノ木分岐→樅ノ木沢橋

地図でのルート記載はありません。沖ビリ沢のクライムダウンとなります。

この沢は高い滝がないので安全に下降できます。一箇所傾斜が急なナメ滝が
ありますが、慎重に降りれば問題ありません。トラロープも設置されている
ので足元が心配な場合は使って降りることができます。

沢をクライムダウンしたくない場合は、西丸のコルからトラバースぎみに
尾根を下ることもできます。踏み跡は不明瞭ですが尾根を利用すれば
時間短縮できます。

★樅ノ木橋→樅ノ木沢の頭

地図でのルート記載はありません。樅ノ木沢の沢歩きとなります。

遡行中間ポイントのゴルジュ先には大きい岩が落ち口付近に挟まった滝
(CS滝=チョックストーン滝)があり、直登が難しい唯一の核心部と
いわれています。左岸に巻き道があります。

CS滝は右壁ルンゼから登るのが一般的です。落口あたりがいやらしい
ですがフリーで登れます。とはいっても滝上部から落ちると痛い目を
見ることになるのでソロの場合はセルフビレイを取るなど安全確保は
しっかりしたほうがベターかと思います。支点は一段目のテラス付近に
脆いですが打てます。ルンゼに出てしまえばステミングが効き、左手で
ガバホールドをつかめばクリア。比較的容易に攻略できます。

CS直下はホールド・スタンスとも欠点が少ないピッチグレード掘銑
程度の難易度があると思います。自分は今回このCS直下からフォール
しました。直下はヌメヌメのスラブ岩でハーケンやカムなどの支点を
キメる場所がないので、チャレンジする場合、一度巻いてからトップ
ロープで安全に攻略したほうが良いと思います。

ゴルジュに至るまでの枝沢5m程度の直瀑と10m程度の2段瀑は登る価値
のある滝です。ヌメって滑りますので安全確保は忘れずに。 

★樅ノ木沢ノ頭→大棚ノ頭

一般ルートです。甲相国境尾根上を歩きます。
道の駅道志に到着。ここでゆっくりパスタを食べました。
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道の駅道志に到着。ここでゆっくりパスタを食べました。
鮎釣りが解禁したので釣り人がたくさん。
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鮎釣りが解禁したので釣り人がたくさん。
釣れてますね〜。気持ちよさそう。
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釣れてますね〜。気持ちよさそう。
山伏峠山梨側に到着。本日はここから世附の森に入ります。
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山伏峠山梨側に到着。本日はここから世附の森に入ります。
このゲートを越えると廃屋があります。
このゲートを越えると廃屋があります。
廃屋横の鳥居から入山します。
廃屋横の鳥居から入山します。
山伏峠通過。
鉄塔通過。
甲相尾根から見る西丸と世付の原生林。ここらへんには熊がたくさんいます。
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甲相尾根から見る西丸と世付の原生林。ここらへんには熊がたくさんいます。
グラナイトギアヴァーガ。フル装備を担いできました。初回パッキングはひょうたん形状(汗)
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グラナイトギアヴァーガ。フル装備を担いできました。初回パッキングはひょうたん形状(汗)
水ノ木分岐から笹藪突入。南の方角に少し歩いた地点から適当に沖ビリ沢に下降します。
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水ノ木分岐から笹藪突入。南の方角に少し歩いた地点から適当に沖ビリ沢に下降します。
西丸へのトラバースルート。写真中間点くらいからクライムダウン開始。
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西丸へのトラバースルート。写真中間点くらいからクライムダウン開始。
沖ビリ沢源流部。
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沖ビリ沢源流部。
緑に染まるナメの回廊。美渓です。
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緑に染まるナメの回廊。美渓です。
深い杜ですから・・・。合掌。
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深い杜ですから・・・。合掌。
ひたすら続くナメ滝・・・キレイさに絶句。ユラユラとクライムダウン。サイコーです。
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ひたすら続くナメ滝・・・キレイさに絶句。ユラユラとクライムダウン。サイコーです。
ナメに輝く木漏れ日!感動するかどうかは自分の心次第。ピース!
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ナメに輝く木漏れ日!感動するかどうかは自分の心次第。ピース!
トラロープもあるので安心です。それにしても美しすぎます。
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トラロープもあるので安心です。それにしても美しすぎます。
今夜の夕食発見! 沢は食材の宝庫。
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今夜の夕食発見! 沢は食材の宝庫。
林道に無事降りました。
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林道に無事降りました。
菰釣橋下のビバークサイト。増水のリスクは少ないです。モンベルULドーム設営。ここを拠点に釣りを開始!
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菰釣橋下のビバークサイト。増水のリスクは少ないです。モンベルULドーム設営。ここを拠点に釣りを開始!
釣れました。イワナとヤマメのハーフっぽい個体ですね。小さいですがこのサイズが一番美味しいです。
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釣れました。イワナとヤマメのハーフっぽい個体ですね。小さいですがこのサイズが一番美味しいです。
ヤマメです。沢の水をがぶ呑みして沢の生き物を体内に取り込むとどんどん動物的感覚が研ぎ澄まされていきます。
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ヤマメです。沢の水をがぶ呑みして沢の生き物を体内に取り込むとどんどん動物的感覚が研ぎ澄まされていきます。
極小佃煮サイズ。もちろんリリース。夕まずめなので活性は良かったです。
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極小佃煮サイズ。もちろんリリース。夕まずめなので活性は良かったです。
焚き火を起こして夕食の準備。鍋焼きうどんとヤマメのバターしょうゆ焼。美味。
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焚き火を起こして夕食の準備。鍋焼きうどんとヤマメのバターしょうゆ焼。美味。
梅雨時は乾いた潅木ありませんが、これがあれば大丈夫。
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梅雨時は乾いた潅木ありませんが、これがあれば大丈夫。
濡れた装備もばっちり乾きます。せせらぎをBGMに至福のひと時。深夜の鹿の鳴き声は不気味でした。
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濡れた装備もばっちり乾きます。せせらぎをBGMに至福のひと時。深夜の鹿の鳴き声は不気味でした。
モンベルダウンハガー#5。想像していたよりもペラペラじゃなかったです。とても440gの重量とは思えない暖かさ。
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モンベルダウンハガー#5。想像していたよりもペラペラじゃなかったです。とても440gの重量とは思えない暖かさ。
夜が明けましたので撤収します。
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夜が明けましたので撤収します。
樅ノ木沢橋到着。向かって右奥から下降できます。入渓!
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樅ノ木沢橋到着。向かって右奥から下降できます。入渓!
ゴキゲンな渓相。
3
ゴキゲンな渓相。
F1です。月並みな表現ですが階段状の造形が美しい!
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F1です。月並みな表現ですが階段状の造形が美しい!
F1を超えたところで先行者(釣師)に追いつきました。
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F1を超えたところで先行者(釣師)に追いつきました。
荒らさないという約束をしたので一度脱渓して樅ノ木林道に高巻きします。
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荒らさないという約束をしたので一度脱渓して樅ノ木林道に高巻きします。
林道に上がると朽ち果てたプリンスの放置バスがあります。ノスタルジックな雰囲気が郷愁を誘います。
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林道に上がると朽ち果てたプリンスの放置バスがあります。ノスタルジックな雰囲気が郷愁を誘います。
西沢と樅ノ木沢の中間尾根通過。西沢と樅ノ木沢をダブルで歩くときに重宝する尾根です。
西沢と樅ノ木沢の中間尾根通過。西沢と樅ノ木沢をダブルで歩くときに重宝する尾根です。
樅ノ木沢の堰堤上部。この淵で尺サイズを釣り上げたことがあります。おそらく今日も釣れるでしょう。
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樅ノ木沢の堰堤上部。この淵で尺サイズを釣り上げたことがあります。おそらく今日も釣れるでしょう。
なるべく沢筋を離れて歩きます。屋久島っぽい雰囲気が素敵。
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なるべく沢筋を離れて歩きます。屋久島っぽい雰囲気が素敵。
ここも良い思い出。抜き足差し足で静かに通過。
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ここも良い思い出。抜き足差し足で静かに通過。
竿を出したい!出してしまおうか?禁断症状。
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竿を出したい!出してしまおうか?禁断症状。
ちょっと早いけどシャキーン!沢装備に換装して釣りへの想いを断ち切ります。
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ちょっと早いけどシャキーン!沢装備に換装して釣りへの想いを断ち切ります。
枝沢の直瀑を右壁から登りました。低いけど十分楽しめます。
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枝沢の直瀑を右壁から登りました。低いけど十分楽しめます。
大岩通過。
魚影走りまくりですがモードが変わったので眼中にありません。
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魚影走りまくりですがモードが変わったので眼中にありません。
枝沢10m瀑。ここもフェルトのフリクションを生かしながら登りました。ウォーミングアップ完了!
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枝沢10m瀑。ここもフェルトのフリクションを生かしながら登りました。ウォーミングアップ完了!
ゴルジュ突入。
最も深いところは腰くらいまで浸かります。下着を濡らしたくない場合は左岸巻き道へ。
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最も深いところは腰くらいまで浸かります。下着を濡らしたくない場合は左岸巻き道へ。
ホールドは豊富です。
2
ホールドは豊富です。
ゴルジュを抜けました。
2
ゴルジュを抜けました。
本日の核心CS滝に到着。今回は挟まっている大きな岩の隙間からトライ!
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本日の核心CS滝に到着。今回は挟まっている大きな岩の隙間からトライ!
準備万端。写真でみると遠近感から小滝に見えますが2段で9m程度の落差があります。
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準備万端。写真でみると遠近感から小滝に見えますが2段で9m程度の落差があります。
落ちました。手ブレがリアルにダメージを物語っていますね。あの光の隙間から抜けたかったです。
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落ちました。手ブレがリアルにダメージを物語っていますね。あの光の隙間から抜けたかったです。
鈍痛が不吉な予感。今日は早く撤退しなければならないと悟りました。高まきます。
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鈍痛が不吉な予感。今日は早く撤退しなければならないと悟りました。高まきます。
痛いので懸垂下降で沢床へ。ここの巻きは高度感ありますが怪我してなければロープを使わなくても降りれます。
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痛いので懸垂下降で沢床へ。ここの巻きは高度感ありますが怪我してなければロープを使わなくても降りれます。
CS上部から俯瞰。悔しい・・・その一言しかありません。
3
CS上部から俯瞰。悔しい・・・その一言しかありません。
30分後くらいか痛みが尋常じゃなくなってきました。バンドを斜上し雑に通過。
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30分後くらいか痛みが尋常じゃなくなってきました。バンドを斜上し雑に通過。
奥秩父の釜ノ沢両門ノ滝のミニチュア判。ミニ両門ノ滝と呼ばれています。左俣へ。
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奥秩父の釜ノ沢両門ノ滝のミニチュア判。ミニ両門ノ滝と呼ばれています。左俣へ。
体調が万全ならナメが本当にキレイな滝なのです。楽しむ余裕はもはやなく・・・
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体調が万全ならナメが本当にキレイな滝なのです。楽しむ余裕はもはやなく・・・
それでも撮影してたんですね。ヤマレコ病って恐ろしい・・・。
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それでも撮影してたんですね。ヤマレコ病って恐ろしい・・・。
二俣。右俣に行くと三叉路の開放感のあるナメを味わえます。今回はそれどころではないので左俣を選択。
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二俣。右俣に行くと三叉路の開放感のあるナメを味わえます。今回はそれどころではないので左俣を選択。
次の二俣は歩き慣れている右俣に。
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次の二俣は歩き慣れている右俣に。
テクニカルな小滝が連続します。集中が必要。ここらへんは枯滝になっていることが多いです。
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テクニカルな小滝が連続します。集中が必要。ここらへんは枯滝になっていることが多いです。
この滝は健常状態でも易しくありません。ここでしくじったらジ・エンド。草付きを気合で直登。
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この滝は健常状態でも易しくありません。ここでしくじったらジ・エンド。草付きを気合で直登。
いつもより手前で尾根に逃げます。フル装備が肋骨にビンビン響きます。
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いつもより手前で尾根に逃げます。フル装備が肋骨にビンビン響きます。
藪こぎ開始。ルートをミスったのでかなり長い平泳ぎ。意識薄弱。
藪こぎ開始。ルートをミスったのでかなり長い平泳ぎ。意識薄弱。
樅ノ木沢ノ頭通過。後ろ向きにムーンウォークで徐行すると幾分か痛みが緩和。身体の不思議。
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樅ノ木沢ノ頭通過。後ろ向きにムーンウォークで徐行すると幾分か痛みが緩和。身体の不思議。
西沢ノ頭通過。ムーンウォークでもダメ。カニ歩きに変更。カニ+内股という新たな境地を開発!
西沢ノ頭通過。ムーンウォークでもダメ。カニ歩きに変更。カニ+内股という新たな境地を開発!
石保土山通過。股関節に耐えられない激痛が!もはやこれまでか?と・・・。
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石保土山通過。股関節に耐えられない激痛が!もはやこれまでか?と・・・。
最後の数十メートルは四足歩行で出発地点に帰還。股関節の機能が完全に死亡。クルマに乗り込んで自力で病院へ。
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最後の数十メートルは四足歩行で出発地点に帰還。股関節の機能が完全に死亡。クルマに乗り込んで自力で病院へ。
CT&レントゲン後即入院。ナースコールを使いたいナースに会えればハッピーなんですが・・・。
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CT&レントゲン後即入院。ナースコールを使いたいナースに会えればハッピーなんですが・・・。
肋骨が折れているらしいので電動式リクライニングベッドに。(差額ベッド代3,000円/日也)
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肋骨が折れているらしいので電動式リクライニングベッドに。(差額ベッド代3,000円/日也)
病院食 ’味ですが問題ありません。300円プラスで特別食があるみたいです。
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病院食 ’味ですが問題ありません。300円プラスで特別食があるみたいです。
病院食◆…砲澆瞭修榔曚┐燭辰櫃い任后ふぅぅ・・。レコを書いたのでしばし寝ることにします。おやすみなさい。完!
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病院食◆…砲澆瞭修榔曚┐燭辰櫃い任后ふぅぅ・・。レコを書いたのでしばし寝ることにします。おやすみなさい。完!

感想

今回の山行は悩みましたが、恥を忍んで記録することにしました。

今シーズンは、不吉なことが連続して起こる不思議な年でした。その暗示が
現実となった今、”一度山から離れて自分を見つめなおせ”という啓示と思い、
ゆっくり静養したいと考えています。このレコは入院先で書いています。
長時間ベッドを起こせないため、下書きなくダイレクトに備忘してますので
支離滅裂なレコかもしれません。すいません。
-------------------------------------------------------------------------
「ヤマレコに記録するなら、クリア記録のないCS直下だな」

変な自己顕示欲が裏目に出たことは紛れもない事実です。

今回、樅ノ木沢核心部のCS滝でフォール(落下)しました。

フォールは大常木谷の千苦ノ滝から数えて実に13年ぶり。大常木谷の場合は、
落ち口付近から落ちましたが、高さがあったのでグランドに叩きつけられる
事態は避けられました。大常木谷は増水時に無理やりチャレンジして失敗。
水圧に屈しました。この時もソロでした。

13年間も無事故記録を更新していたのに残念な結果となってしまいました。

今回は、水量も少なくコンディションは良好と思われましたが、恥ずかしい
ことに偵察時に落下してしまったのです。

冷たいシャワーを受けながら慎重に偵察。

「攻略の糸口も見えたのでそろそろ一度カラダを暖めに戻ろう」

体勢を入れ替えようとした瞬間フォールしました。

CSの隙間から差し込む強い陽光が一瞬で視界から消え去りました。

今思えばそのまま登ってしまえば、ムリなスタンスチェンジはなかった筈。
せっかく絶妙な加減で決まっていたホールドとスタンスのバランスが
崩れてしまいました。 

濡れているとかヌメっているとかは言い訳に過ぎません。本ちゃんの沢は
そういうものですから・・・。

一応岩にスリングをかけて中間支点を作っていたのでテンションがかかり
グランドに直撃する最悪の事態は回避しました。ただ支点の場所は理想的
なところに作れずリスクが高かったことは否定できません。

支点のロケーションが悪かった上に、ロープ自体のたるみや伸びによって
結果としてテラスの岩に接触することは避けられず肋骨、骨盤、股関節の
骨折と相成りました。足から落下せずに腰からヒットしたのは体勢のため
です。スタンスは肩とほぼ同じ高さまで上げていました。

おそらくあと50センチ支点が上にあれば打撲程度で済んでいたはずです。
千苦ノ滝のように20メートルを超える滝のほうが支点が抜けなければ
安全かもしれません。中途半端に低い今回のケースのほうが厄介かも。

ロープにテンションがかからなければ、テラスの岩に直撃後勢いあまって
最下段まで落ちていたと思いますのでロープのありがたさを再認識すると
同時に、ロープを持っていかなければチャレンジなどせず右壁ルートか
高巻きを選択していた筈なので喜んで良いのか微妙なところです。

CS直下は釜がなく岩だらけなので打ち所が悪ければ脊髄損傷等の危険性も
なきにしもあらず。ソロでチャレンジする方は一度高巻きし、トップ
ロープをセットしてから攻略することをお勧めいたします。

ここは濡れているスラブの微妙な凹凸にハイステップをかまして高い
ところのホールドを一気につかみにいく必要があるためにムーブが自然と
ダイナミックにならざるを得ません。乾いたゲレンデのような整った
コンディションではないのでアクロバティックなムーブを勇気を出して
繰り出せるか?難しい判断ですが基礎がきちんとできてる方なら攻略可能
と思いました。チャレンジされる方の成功を祈ります。

落下地点から遡上を継続し、藪こぎして稜線に出て、自力で駐車場まで戻り
緊急病院に入院しましたがフォール地点から6キロの行進は地獄の沙汰で
あったことは言うまでもありません。

主治医から下された診断結果は全治2ヶ月。松葉杖を使わず自力で歩けるように
なるのは2ヶ月先。荷重のかかる登山は半年後からと通告されました。

ワンミスで半年も棒に振ることになってしまったわけです。

1月からヤマレコをはじめてわずか六ヶ月でしたが、日本全国の山の魅力を
ヤマレコで知りました。

短い間でしたがありがとうございました。

【山行後記-装備インプレ】

ザック・寝袋・シェルターなどの装備を一新したので、フィールドテスト
してみました。荷物は夏のテン泊想定で13kg(水3L込)に合わせました。

夏は西岳&北鎌クラシックルート・谷川万太郎谷に行くつもりでした(涙)

いつもの軽装備と比較するとめちゃくちゃ機動力は落ちました。山で疲れた
という言葉は使いたくないのですが正直疲れたかもしれません。特に落下後
は持ってきた装備の重さを呪いました。ガチャ類は捨ててしまおうと真剣に
考えたくらいです。わざと負荷をかけるつもりが、生還を妨げる重荷になって
しまいました。

結局今年の夏は使う機会はありませんが下記記録しておきたいと思います。

.競奪(グラナイトギアヴァーガ) : 538g

通常のザックと異なり、自立できない構造なのでパッキングは難しいかなと
考えてましたが、背面にマットを詰めれば開口部を上にした状態でも問題なく
パッキングできます。それほど不便さは感じませんでした。

自分(175cm)の体型にはジャストサイズ。パッドなしの幅が狭いテープ状の
ベルトも痛みは感じず快適でした。

一点気になったのは、背部の通気性ですね。ウエストパッドもなく、腰から
背中にかけてクリアランスがまるでないので夏は暑そうです。

評価としては十分な機能を備えているザックだと思いました。長い間使って
いたザックから1.3キロ以上も減量しているので、いつもなら置いていく
補助ロープを一本持っていける計算です。この軽さは十分魅力があります。

▲轡絅薀(モンベルダウンハガー#5) : 440g

特殊な縫製構造なのでものすごく横に伸びます。寝相が悪い自分にはぴったり。
耐冷性に関しては標高の高い場所か秋以降でないと厳密にはわかりません。
丹沢では寒さを感じず熟睡できました。

シェルター(モンベルULドーム) : 780g

設営の迅速性にはビックリしました。初めてでも袋から取り出して荷物を運び込む
までわずか75秒でした。

・袋から取り出して広げる:15秒

・ペグ打ち:5秒×4本=20秒

・ポール準備:10秒×2=20秒

・ポール挿入:10秒×2=20秒

※ベルクロでポールを固定する作業は荷物を運び込んだ後にやりました。

降雨時に設営する際、ツェルトだと細引きペグ作業に難儀してましたが、
ULドームだと楽チンです。メチャクチャ軽くて設営が楽なのでこれからの
出番が増えそうです。しばらく使う予定がない自分にとっては空しいです。

【山行後記-ソロクライミング】

単独の場合、沢を安全に遡行するには下記3通りの選択肢があると考えてます。

ヾ躙韻並(8m以上)は巻く。

危険な滝は補助ロープでデン助登り 

4躙韻並譴亘端固定法で登る 

自分の場合、8mを越える滝はフリーで登らず巻くことが多いです。8mという高さは
経験上落ちてもなんとか生還できる高さだと思ってます。ホールドやスタンスが
豊富にあったり傾斜が寝ている場合は8m以上でもフリーで直登しますが、何か
あった場合迷惑をかけてしまうので登れる滝でも最近は巻き上がることが多いです。

△離妊鷭は、残置支点に補助ロープを通してセルフビレイしながら登る方法です。
残置支点のエッジでロープ切断・・・というリスクを回避したい場合は残置支点に
捨てスリングや捨てカラビナをかけるケースもあります。

昨今捨て系はひんしゅくを買う風潮があるので注意が必要です。緊急時の脱出以外
自粛したほうが良いかもしれません。デン助に関しては単独が長い人ほど独特な
やり方を極めてます。個性や癖が強い登り方です。自分は結構この登り方が好きです。

6mm×10mをループで使うので、結び代を考慮すると1ピッチの上限は4m強です。
沢では支点はだいたい10mを越える滝の場合、中間に残置されていることが多いので
とりあえず取り付きから5mはフリーで登り、支点に補助ロープを通します。
この時点で落ちても若干クリアランスが確保できるのでグランドに直接叩きつけ
られるリスクは低減できます。初期の衝撃吸収は可能です。

中間支点から4m以内に次の支点があるわけではありませんが、ある程度登れば
ホールド・スタンスを見つけることができます。4mの間に次の支点やホールド・
スタンスを見つけることができなければ潔く諦めます。ランニングはだいたい5m
くらいで取る人が多いので、見つかることのほうが多いです。デン助は最低限の
安全が担保されつつスピーディーに遡行できるので気に入ってます。ただし一般的
には勧められないアウトロー的な登り方とされています。

は今となってはほとんどやりません。自分でアンカー打って中間支点作りながら
前進し、滝上に上がったら、懸垂下降用のアンカー打って降下。その後登り返して
支点を回収・・・。段取りがめちゃくちゃ大変です。しかもメインロープの他に
下降用のロープも厳密には必要です。気分よく沢歩きをしていたのに途中でシーク
エンスがばっさり分断されるような感じなので個人的には好きではありません。

今回核心のCS滝直下は、△六鎮屬覆掘も支点を作るには厳しいルートだったので
第い料択肢=「高巻き+トップロープ」でチャレンジする予定でした。

ソロで沢歩きしている方は皆技術研鑽し、プライドを持って歩いていると思うので
自分がフォールしたからといってソロの危険性を喧伝したくはありません。

失敗した人間の言葉なので説得力に欠けますが、死なない程度に小さな失敗を
繰り返して経験を積んでいけばいつか登れない滝も登れる日がくると信じています。

沢歩きのソロの場合、不安な気持ちも大きいですが難題を独力で乗り越えた時の
達成感はハンパありません。「不謹慎な!」とお叱りを承知でソロで歩く沢歩きの
感動を最後にお伝えいたします。自分はこれからもまたソロでの沢歩きは
続けるつもりです。

【山行後記-釣果】

BCを設営するといいですね。荷物をとりあえずシェルターにぶち込んで空身で
釣りに出かけられるので足取り軽く釣りに集中できました。

この流域はアプローチが悪く、釣師もそれほど入渓していなので魚影は濃いほうです。
入渓してくる釣師は、沢ヤ同等レベルの遡行技術と体力を備えている方が多く、
気合が入っているので自分はリスペクトしています。

今回は沖ビリ沢下流域の金山沢でサイズは小さいですが山女(ヤマメ)を5匹、
岩魚(イワナ)を2匹釣ることができました。

樅ノ木沢でも釣りあがろうと計画していたのですが、浅瀬から沢割りを済ませて
遡行してきたであろう釣師の方が先行していたので潔く諦めました。

この方は、自分が菰釣橋下でビバークサイトを撤収している時に会釈で挨拶を
してくれた方でした。そんなこともあったので、西沢樅ノ木沢出会い前から
樅ノ木林道に一度高巻きし、ゴルジュまでは沢筋を歩かないよう配慮しました。
釣れているとよいのですが・・・。

【山行後記-沖ビリ沢】

ナメのキレイな西丹沢の美渓です。樅ノ木沢・水ノ木沢・西沢の下降アプローチ沢
として使われる宿命の沢ですが、遡行価値はあると思います。危険箇所はほとんど
ありませんので単独沢歩きのデビュー戦には最適かと思います。

【山行後記-樅ノ木沢(もみのきさわ)】

一般的なグレードだと一級上ということになっていますが、CS滝の直登を勘案すると
2級程度の難易度はあると思います。遡行途中の枝沢の滝もクライミング価値が
高い滝が多く、ガイドブックで遡行前半は退屈との評がなされていますが自分は
この沢の前半部で退屈したことはありません。魚影も濃いので、自分の場合は
前半は枝沢滝直登か釣り、後半は沢歩きとダブルヘッダーで楽しめるとても魅力的な
沢なのです。ミニ両門以降の詰め部にも難易度の高い枯滝があります。

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コメント

怪我はイヤだねぇ
ご無事でなにより。
くれぐれもご自愛下さい。
2013/6/26 11:38
えっ・・・
soulさん、驚きました。お身体ご自愛下さい。そして、あせらずゆっくり静養されて、ヤマレコでの復活をお待ちしております。

山に対する経験、技術、何もかもsoulさんは、私にとって大先輩なのですが、そんなsoulさんでも怪我をされてしまうこと、心しておきたいと思いました。

一日でも早い快復を祈念しております。
2013/6/26 11:42
お体ご自愛ください
いつも記録を拝見しています。

souldoctorさんでもフォールするのですね。

やはり沢は怖いですね

樅ノ木沢きれいですね。ゴルジュが美しいです
2013/6/26 17:08
致命的でなくてなによりです。
souldoctorさん、大変でしたね

やっちゃった事は仕方がないので、今はゆっくり静養下さい。
沢登りの技術的な事は私には解りませんし、沢登りに限らず自己責任ですから、とやかくは申しませんが、怪我をされた後も写真なんか辞めて下さいね

とにかく、致命的な怪我でなくてホッとしました。
ナースコール、お楽しみください〜
2013/6/26 17:09
正直、驚きました
計画段階から面白そうなルートだったのでレポを楽しみにしていましたが、こんな結果になってとても残念です

ただ、こういった事故や恥ずかしい事はどうしても隠したがるものですが、恥を忍んで記録に残した姿勢はさすがだと思います。
自分も同じような山行をしますので、同じような状況になっていたかも知れません。
たまたま運が良かっただけなのかも知れませんよね。
改めて、これから気を引き締めて山と向かい合いたいと思います

しばらくは山に登れなくても その多趣味を生かした興味深い日記も楽しみにしています
一日も早く元気に回復する事を願ってます。
2013/6/26 17:46
お大事に。
souldoctorさん、こんにちは。

最初、会社でみてビックリしました。
今改めてジックリ読ませてもらいました。

何と声を掛けてよいのやらという気持ちですが、
フレさんも仰られているように致命傷にならなった
ことが不幸中の幸いでしょうか。

しっかり治して戻ってきてくださいね。

お大事に。
2013/6/26 18:51
残念・・!
ヤマレコ釣り仲間でもある(勝手にそういわせてください)souldoctorさんが、
これから沢登全開っていう時にdown

行った事のない渓を紹介して頂いていて、とても参考になっていたんですが、、
(といってもsouldoctorさんが行くようなところはちょっと無理ですけど)

とにかく大事に至らず良かったです(骨折なので大事は大事ですが・・)
ごゆっくり回復を目指してください!復活をお待ちいたしております!
復活を願って新機能のフォローさせて頂きますねー。

※そうそう、ナースコールは控えめに〜
2013/6/26 18:54
ゆっくり休んで下さいね!
isから週末の計画を聞いていて、月曜の夜になっても
楽しみにしているレコがあがらない??

何かあったのかな?!と話していたところでした
複雑な気持ちで詳しく拝見しました。

今はゆっくり休んで下さいね。

半年後、復活の際には是非計画書を!isと一緒に復活の
お祝い山行を・・でも優しいコース設定でお願いしますね。

お大事に
2013/6/27 0:33
お見舞い申し上げます
souldoctorさんはじめまして。

ヤマレコを見ていてsouldoctorさんが怪我で入院なさったと知り、大変驚きました。

日頃から、souldoctorさんのジャンル横断的なレコを楽しみにしていました。 

創造的なあなたのことですから、明るい雰囲気の外科病棟(内科病棟には、明るい雰囲気がありませんもんね。)であれば、入院中も楽しめることと思います。

退院後のご活躍を期待して、お待ちしております。
2013/6/27 7:59
tsukubaneさんはじめまして
今はただ「JJJ」ていう感じです

tsukubaneさんも当方を反面教師にお気を付けくださいね。

励ましのお言葉ありがとうございました
2013/6/27 18:33
funkyさんこんばんは
思えば自分のヤマレコ初投稿はfunkyさんとの出会いでした

蛭ヶ岳での再会もとても嬉しく、あの山頂間際のシーンは
今でも瞼に焼きついてます

半年後はまた丹沢に霧氷がやってくるシーズンです

それまでにリハビリをしっかりやって雪の華咲く稜線で再会
できるよう頑張りたいと思います

お気遣いありがとうございました。
2013/6/27 18:36
yasuoさんこんばんは
そろそろマルチピッチの段階ですね

来年にはお師匠さんと北岳バットレス4尾根あたりでしょうか?

自分の変なレコは参考になりません。しっかりしたリーダーの
もとで沢歩きをしている限り安全です。フォールしてもビレイヤーが
きっちりテンション張ってくれたら今回のようなアホらしい事故は
起こりえません。

どうか丹沢の沢を愛し、ひとつでも多くのレコを残されることを
願ってます

自分が登れないぶん、yasuoさん、おたふくさんの沢レコ楽しみにしてますね

でわでわ
2013/6/27 18:38
FRESCHEZZAさんこんばんは
尊敬するFRESCHEZZAさんのお言葉しかとココロに刻みました

反省しきりです。

自己責任とはいえ、一応所帯持ちですのでしっかり治して
大黒柱としての責務に応えていきたいと思ってます。

写真は無意識の内に撮影していたようです。パブロフの犬状態
ですね。いい景色を見ると自然に反応しちゃうみたいな・・・。
病院でデータ見てビックリしたんです。いつ撮ったんだろうと・・・。

ナースは結構年配の方が多いようです

しょぼーん
2013/6/27 18:39
isさんやっちゃいました。
でも今回樅ノ木沢CSでフォールして良かったかも。

今年の夏は西岳の後、北鎌独標をフリーソロで直登しようと思ってた
のでその前に神様が「調子に乗るなよ」とお灸を据えてくれたのかも
しれません。直登ルートをノーロープで登るつもりでした

樅ノ木沢CS:クリア(増長)→万太郎谷フリー:クリア(増長)→
独標直登フリー:フォール なんてことになってたら洒落に
なりませんから

ヤマレコ的に独漂直登のレコがなかったので直登レコがあれば受ける
だろう的なふしだらな考えもありました

isさんのルートも危険がいっぱいなので気をつけてくださいね。

isさんとはマジで夏にどこか一緒に歩きたかったです。

早く治しますので今後ともヨロシクお願いします!
2013/6/27 18:43
million師匠お疲れさまです。
夜中の大倉尾根でmillion師匠にニアミスしてから、どこかで
またニアミスしないかなと期待していたのですが願い叶わず

今回の怪我でしばらく歩けませんが、なんとか復活を果たして
自分もいつか最長不倒距離に挑みたいと考えています

million師匠には雲取→瑞垣→八ヶ岳みたいな夢のある記録を
打ち立てて欲しいと願っております

million師匠もお体に留意して頑張ってくださいねー
2013/6/27 18:45
CCR-54さんのヤマレコ釣り部
渓流シーズンが本格的に開幕したのに悔しい思いでいっぱいです

今年の夏は自分もテンカラにチャレンジしたかった・・・。
毛鉤は難しそうですが楽しそう

禁漁までにはなんとか歩けるようになりたいと考えています。

結構ヤマレコのユーザーさんで釣りする方多いですよね?

「ツリレコの会」のような感じでCCR-54さんが創設して
くれたら是非構成員になりたいと考えています

他力本願ですいません

期待しております!
2013/6/27 18:49
goechanさんありがとうございます。
狙ったところにどんぴしゃで降りれるカップルがいるんだ?

という驚愕の事実を知ってから自分も少ずつですが真面目に
読図に取り組むようになりました

その矢先に・・・残念でなりません。

ぜひ完治したらis隊に入隊させてくださいね

おそらく今のgoechanさんには健康な状態でもなかなかついて
いけないと思ってます

復活山行は鍋割山くらいのレベルでお願いしますね

これからもis隊の道なき道シリーズを楽しみにしてます!

では〜
2013/6/27 18:51
shuchanさんはじめまして
たしかに内科病棟の雰囲気は独特です。どよーんとした沈んだ
雰囲気がありますね。シリアスな病気が多いからでしょうか?

ちなみに自分の病室は4人部屋で、全員が足の骨折さんです

折ってしまったものはしょうがないのでこの状況を楽しみたいと
思ってます。

一日も早く治してまた山に行きたいと思ってます

暖かいお言葉ありがとうございました
2013/6/27 18:52
ゲスト
ポジティブに行きましょう!!
こんばんは(^O^)/
よく勇気をもって記録をあげてくれました。感心です。
それに記録の充実ぶりは驚いています。
もう一つ感心なのは、落ちてからよく歩けましたね。痛かったでしょうね。

私は大学病院の眼科で18日間の入院が最長でしたが、それなりに入院生活をエンジョイしました。網膜剥離でしたので手術後は動けず、ゴミのリサイクルに行くことが出来るようになっただけでも嬉しかったです。良い子すぎると楽しくないのでチョイ悪おやじぐらいのキャラがいいかと思います

落ちた原因や大事に至らなかったことなどは十分に「たられば」をされていることだと思いますが、ここは開き直って、私がやっているような「沢登り入門」みたいな座学をされてみてはいかがでしょうか?時間は十分にあると思いますので。
沢登りに関しては私も余りやっていないので偉そうなことは言えませんが、日本の山が世界と比べて国際的に素晴らしいのは沢登りの分野だと思っています。
そのあたりの感触を第三者に伝えられてはいかがでしょうか?

なぜそう思ったのかと言えば、入院中でもこれだけのレコが上げられるのは凄いと思ったからです。

怪我は時間が治してくれますので、そこは開き直って、存分に入院生活をエンジョイしてみてください。リハビリに関しては計画的にやってくださいね
お大事に
2013/6/27 21:55
murrenさんこんにちは!
網膜はく離ですか・・・

自分も蚊飛症&白内障ぎみなので網膜はく離の
恐ろしさはなんとなくわかります。大変でしたね。

それにしてもmurrenさんは実は優しい方なんですね。
星一徹のようなご意見番だと勘違いしておりました。
失礼しました。励ましのコメント深謝いたします

沢登ってホント日本独特の文化ですよね。その楽しさを
一人でも多くの方に味わって欲しいと思ってます。

murrenさんのように博識ではないし、かなり我流な
ツールの使い方、系統だってない技能のオンパレード
なので座学を開催する力は持ち合わせていませんが、
自分の失敗体験は語ることができます

ヤマレコでは自分も多くの有用な情報を頂いているので、
少しでも情報をフィードバックできればと考えています。

今後ともご指導宜しくお願い致します
2013/6/28 11:39
ゲスト
巨人の星の・・・
星一徹ですか?
全然違うエロオヤジが実態なんですが…

それはともかく、私は、他人の失敗を喜ぶ人、他人の善意を踏みにじるような人、嘘で欺く人は、当たり前のことですが大軽蔑します。そして、そういう人間に対しては負け戦になっても戦いますよ。
今回のことでも、souldoctorさんの失敗の記録を見てニヤリとした人がいたら、それは悪人だと思います。善人悪人を判別するひとつの踏み絵になりますね。

入院先は総合病院ですか?
この際ですので、眼科も他も色々と調べてもらうといいですね。網膜はく離になると飛蚊症になったり手術をすると白内障になったりしますので早めに分かればレーザーで簡単に治すことができます。どちらにしても、今の医学は進んでいますし、情報はネットにも溢れていますので薬剤(特にステロイド)を注意したりドクターに質問などして万全な態勢で復帰に向けて頑張ってください。
デブになっては大変ですので病院食だけで我慢しましょうね
2013/6/28 13:11
どうぞご自愛くださいませ。
こんばんは。
大変な怪我を負われながら、自力での下山、岳人の矜恃を思い知らされました。

痛みやお身体の自由がきかないのはおツライことと思います。
ナースコールはともかく、なにか楽しみや気分転換できる方法を見つけてくださいね。

体重増加は、入院中は大丈夫と思うのですが、、、。
私事で恐縮ですが、私の場合、入院中は仰向け以外の姿勢が取れず、1カ月間天井見ながらおにぎりしか食べられず、退院後、その反動でジャンクなもの(菓子パンとか)が無性に食べたくて、かつ、痛みや身体の自由がきかないストレスが常にあると、簡単に快感を得られるワナ(満腹になる等)にハマリ易いので、ご注意ください。
あ、私は3ヶ月で7kg増量し、その後2ヶ月で5kgなんとか戻しましたが、
減量はキツかったです。

今回のことは、ご家族も驚かれたでしょうし、ご心配もいかばかりかと、、、。
今後の山行において、同じくガリヘル仲間の方のように、ご自宅の玄関が最大の核心部 となりませんよう、お祈り申し上げます。
お大事に、、、。
2013/6/28 21:17
murrenさんおはようございます。
murrenさんがエロオヤジですか・・・なんか想像つかないですね。
ギャップ感がたまらなく魅力的です

「山でのちょいエロテクニック」座学楽しみにしてますね

入院先は総合病院ではないので眼科はありませんでした。
でも左目がかすみ気味なので、落ち着いたら眼科検診受けて
みようかと思います

時間はあるのでこの際カラダのオーバーホールしちゃおうかなと。

良い週末を!
2013/6/29 5:56
ricalonさんおはようございます。
勇気が出るメッセージありがとうございます

おそらく「終わらなければ、始まらない」ことだったんだと思います。

実は若い時のように「絶対登ってやる」という情熱や、強いモチベーション
は今やなく、直登しなくてもプラプラ沢を徘徊するだけで楽しめる年齢に
なったのに中途半端に「まあ登れるだろう」的な感じで取り付いたのが
敗因です。あんなに低い滝で落ちた・・・恥ずべき失態ですが、山は
甘くありませんね。真摯に向き合う必要を改めて痛感した次第です

ということで今回の落下を機会に、一度自分の沢歩きスタイルに終止符を
打ち、新しいフェーズに移りたいと考えてます

ricalonさん1ヶ月も入院ですか?しかも天井しかみれないのは難儀でしたね。
自分は電動でベットを起こせるので全然楽なのです。ごはんもノーマル
姿勢で食べれるし・・・。7kg増量ー5kg減量には驚きました

入院中の体重コントロールに関しては、ストレスのワナを頭に叩き込み、
リバウンドがでないようにしたいと思います。アドバイス深謝します

ricalonさんもくれぐれも腰をご自愛ください。腰はカラダの要ですから!
2013/6/29 5:57
プロフィール画像
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