荒川三山・赤石岳・聖岳縦走 4泊5日

2013年07月12日(金) ~ 2013年07月16日(火)

• GPS: 96:00
• 距離: 36.6km
• 登り: 4,008m
• 下り: 3,991m

コースタイム

7／12（金）　一日目
　　5：45畑薙第1ダム臨時駐車場8：00−−−　9：10椹島ロッジ9：35−−−　滝見橋9：45−−−　吊橋9：55−−−（1／7）10：30−−−　鉄塔10：45−−−　見晴地11：10−−−（2／7）12：05−−−　三角点12：25−−−　吊り橋12：55−−−小石下−−−　清水平14：00−−−（4／7）14：05−−−　蕨段14：45−−−（5／7）15：00−−−　見晴岩15：05−−−　駒鳥池16：30−−−（7／7）17：15−−−　　千枚小屋17：20　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7時間45分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
7／13（土）　二日目
　　千枚小屋6：10−−−　千枚岳7：10−−−　丸山8：20−−−　岩場8：35−−−　悪沢岳（東岳）9：10）−−−　荒川中岳避難小屋10：45−−−　中岳10：55−−−　前岳分岐11：05−−−　前岳11：10−−−　前岳分岐11：20−−−　荒川小屋12：20
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　6時間10分
　　
7／14（日）　三日目
　　荒川小屋5：25−−−　大聖寺平5：55−−−　ダマシ平−−−　小赤石岳7：30−−−　赤石小屋分岐7：45−−−　赤石岳8：10−−−　8：15赤石避難小屋・神社・山頂8：40−−−　馬の背−−−　百間平10：15−−−　百間洞山の家11：10　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　5時間45分　　　

7／15（月）　四日目
　　百間洞山の家5：40−−−　稜線へ6：20（6：45）−−−　中盛丸山7：05−−−　小兎岳8：05−−−　兎岳9：10−−−　兎岳避難小屋9：25−−−　聖岳11：15−−−　奥聖岳12：40−−−　13：05聖岳13：30−−−　小聖岳14：10−−−　薊畑分岐14：45−−−　聖平小屋15：05　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　9時間25分　　　　　　

7／16（火）　五日目
　　聖平小屋5：35−−−　慰霊碑・滝見台6：15−−−　吊り橋7：05−−−　小屋跡7：55−−−　聖沢吊橋8：35−−−　出会所小屋跡9：10−−−　9：35聖岳登山口10：00−−−　11：00畑薙第1ダム臨時駐車場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　4時間00分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

天候

7／12（金）　晴れ
7／13（土）　曇り　夕方より一時雨　強風
7／14（日）　曇りのち晴れ　夕方より一時雨　強風
7／15（月）　曇りのち晴れ
7／16（火）　曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

7／12（金）
自宅0：30発−−−　京葉道・首都高・東名道−−−　新静岡IC3：00−−−　県道27号−−　県道60号−−　5：45畑薙第1ダム駐車場
7／16（火）
畑薙第1ダム駐車場11：10−−−　11：30赤石温泉「白樺荘」13：00−−−　県道60号−−−　県道27号−−−　新東名高速道新静岡IC−−−東名道・首都高・京葉道　武石IC−−−　自宅着18：50

コース状況／危険箇所等

新東名新静岡ICより県道27号・60号で畑薙第1ダム臨時駐車場へ
　道路に時々落石物有り、隘路もありくねくね道が続き、対向車に神経を使う。
　途中間違って県道158線を行き通行止めで引き返す。
東海フォーレストのバス　　22人乗り　臨時増便もある
　畑薙第1ダム臨時駐車場より聖岳登山口、椹島ロッジまで無料送迎してもらえる。3,000円支払い、山小屋泊時に差し引いてもらえる。
井川観光協会のバス　　19人乗り
　聖平小屋・茶臼小屋・横窪沢小屋利用者は無料乗車
　東海フォーレストのバスは下山時聖岳登山口には停車しない。
　聖岳登山口から聖岳登山口から畑薙第1ダム臨時駐車場まで無料で乗車できた。
　10：00と13：10発
市営赤石温泉「白樺荘」　昨年7月オープン
　入湯料　500円　　素泊まり4,000円
　食事もできる。下山後　うどんとこんにゃくの味噌田楽をいただいた。　
近くにSLで有名な大井川鉄道。その延長戦上に南アルプスアプトラインのミニ列車が走る。

　

写真

7/12 7:37

畑薙第1ダム臨時駐車場　東海フォーレストバス

7/12 9:12

椹島ロッジ　いそいそと出発準備にかかる登山者

7/12 9:47

滝見橋　手前左に下りる登山道

7/12 9:57

よく揺れる吊り橋

7/12 10:28

1／7プレート　高度200M上がる毎にプレート標示が出てきて目安になる

7/12 11:12

展望地で荒川岳を望む

7/12 11:46

登山道の近くをかなり上の方まで林道が走る。

7/12 12:26

？山の三角点

7/12 14:01

清水平　冷たい美味しい水　すっかり手が冷え切ってしまいました。

7/12 15:04

見晴岩より荒川三山方面を望む

7/12 16:28

駒鳥池

7/12 17:07

オオサクラソウ

7/12 17:19

やっとやっとで到着した県営「千枚小屋」

7/12 17:20

富士山が眼前に

7/13 4:31

バックの雲が夕焼ける富士

7/13 5:47

千枚小屋内部　　
寝袋と枕、毛布が配給

7/13 6:11

シナノキンバイ

7/13 6:14

花畑より、お世話になりました千枚小屋

7/13 6:31

ナナカマドの花

7/13 6:43

ツマトリソウ

7/13 6:51

カラマツソウ

7/13 7:08

イワベンケイ

7/13 7:09

千枚岳山頂　バックに富士山

7/13 7:14

7/13 7:14

ミヤマダイコンソウ

7/13 7:29

ミヤマオダマキ

7/13 7:32

今年もまたキバナシャクナゲがここかしこに咲き誇る

7/13 7:41

イワツメクサ

7/13 8:04

7/13 8:18

3,000M峰に　丸山3032M

7/13 8:23

ベニバナミネズオウ

7/13 8:29

タカネヤハズハハコ

7/13 8:30

アオノツガザクラ

7/13 8:31

ツガザクラ

7/13 8:56

石・岩を越え岩を乗り越えて頂上をめざす

7/13 8:59

7/13 9:08

ガスたちこめる悪沢岳（東岳）山頂

7/13 9:17

チョウノスケソウ

7/13 9:21

エゾシオガマ

7/13 9:34

強風に抗して突き進む

7/13 9:59

チングルマ

7/13 10:44

ハクサンイチゲ

7/13 10:46

強風をついて中岳避難小屋に到着　小屋番さん暖かい微笑みでお出迎え　

7/13 10:55

やったぜ中岳山頂　得意満面

7/13 11:09

分岐にリュックをデポして前岳山頂に　強風で飛ばされそう　なりふりかまわず頬被り

7/13 11:12

オヤマノエンドウ

7/13 11:36

ショウジョウバカマ

7/13 12:03

本日の宿泊地　荒川小屋が彼方に見え

7/13 12:04

7/13 12:15

整備された雪渓を横切る

7/13 13:09

県営「荒川小屋」

7/14 4:14

小屋内部
寝袋・寝袋カバー・枕、毛布2枚

7/14 4:30

荒川小屋より望む夕方の富士山

7/14 5:06

早朝の富士山

7/14 5:35

ミヤマバイケイソウ

7/14 6:02

大聖寺平

7/14 7:11

荒川三山と登ってきた登山道を振り返る

7/14 7:30

小赤石岳山頂と富士山

7/14 7:31

小赤石岳山頂　後方赤石岳

7/14 7:47

赤石小屋分岐　

7/14 7:52

いつ見ても　富士は日本一の山

7/14 8:09

赤石岳山頂

7/14 8:19

赤石岳避難小屋前の祠　安全祈願

7/14 8:23

赤石岳避難小屋の奥にある赤石岳山頂標示

7/14 8:37

赤石岳避難小屋　愛想のよい小屋番さんご夫婦

7/14 10:07

ゴゼンタチバナ

7/14 10:17

百間平標示　他にも別の場所に一ケ所標示されていた

7/14 11:07

まもなく到着今夜のお宿　市営「百間洞山の家」

7/14 18:28

山の家内部　部屋に4人互い違いに寝る
寝袋・小さな枕、毛布1枚　

7/15 7:05

ガスが晴れない中盛丸山山頂

7/15 7:43

コケモモ？

7/15 8:05

霧の中の小兎岳山頂

7/15 8:08

雷鳥なぜか3羽　互いに牽制しあって

7/15 8:31

7/15 9:08

頬被りして強風を避け、青空の下の荒川三山に感激

7/15 9:12

強風の兎岳山頂で山座同定
頬被りの手ぬぐいは、遙か彼方に飛んでいった

7/15 9:29

雲が打ち寄せている聖岳

7/15 10:01

ハクサンシャクナゲ

7/15 11:04

7/15 11:19

大沢岳　中盛丸山　小兎岳　谷には百間洞山の家

7/15 12:02

7/15 12:05

7/15 12:10

コイワカガミ

7/15 12:16

聖岳山頂　後方赤石岳、南アルプスの山々　

7/15 12:32

奥聖岳に向かう

7/15 12:43

奥聖岳山頂到着　赤石岳の後方に荒沢岳が見える　

7/15 12:55

富士山もうっすら見える。

7/15 14:10

小聖岳山頂より聖岳山頂を振り返る

7/15 14:43

薊畑分岐　小屋に行かずここでくつろぐ登山者

7/15 14:47

ハクサンフウロウ

7/15 14:56

ミネウスユキソウ

7/15 15:03

荒れ果てた森林と花畑、小屋に向かって伸びる木道

7/15 15:06

県営「聖平小屋」　到着時フルーツポンチをご馳走になりました。

7/16 5:20

小屋内部の様子
寝袋のみの提供　やや寒かった

7/16 5:22

朝霧に包まれる聖平小屋

7/16 6:14

慰霊碑、眼下に二筋の滝　絶景かな

7/16 6:49

7/16 7:07

揺れる吊り橋を渡って

7/16 7:07

7/16 7:38

こんなものが登山道脇に　持ち上げてきたとしたら驚異の強力

7/16 7:45

きのこの隣にギンリョウソウ

7/16 8:28

フタリシズカ

7/16 8:29

7/16 8:34

またまた吊り橋

7/16 9:00

鹿に食い荒らされる檜と紐による対策

7/16 9:34

時間を気にしながら、やっとで到着聖岳登山口

7/16 9:58

タケニグサ

7/16 11:21

市営赤石温泉「白樺荘」

7/16 10:54

畑薙第1ダム脇で行われていた「南アルプス山開き」式典

7/16 11:02

戻ってきた畑薙第1ダム臨時駐車場、まだまだ多くの車が駐車していた

7/16 13:39

南アルプスアプトライン　停車中のミニ列車

撮影機器：

NIKON D60 NIKON CORPORATION

感想

tsuruta5

荷物について
　夫婦共に今回のリュック11kg
　　飲み物　夫　ビール500ml缶4本　　
　　　　　　　　お茶・OM1　500mlペットボトル
　　　　　　妻　ビール350ml缶4本
　　　　　　　　お茶　2Lペットボトル　ポカリスエット500ml
　　食料類　菓子パン　　あんパン　　羊羹2本　　ホームパイ　　せんべい
　　　　　　カロリーメイトゼリー4本　　コンニャクゼリー3本
　　　　　　トマト4つ　　ミニトマト1パック　　バナナ8本　　ミカン12個
　　　　　　オレンジ4個　　ゆで卵4個　　飴　　ガム　　黒砂糖　　各砂糖
　　　　　　チーズ　　柿の種　　イモケンピ　　えびせん　　ミックスナッツ
　　　　　　フィッシュアーモンド　　ソイジョイ　　　　　　
　　衣類　　ダウン　　雨合羽　　長袖シャツ　　半袖シャツ　　タイツ
　　　　　　パンツ　　靴下　　手袋　　
　　救急用品　　マキロン　　ムヒ　　鎮痛消炎剤　　滅菌パット
　　　　　　　　バンドエイド　　滅菌ガーゼ　　ティッシュ
　　　　　　　　はさみ　　とげ抜き　　テーピングテープ　　　
　　その他　ツェルト　　ヘッドランプ　　電池　　ロープ　　コンパス
　　　　　　ナイフ　　笛　　靴紐　　ガムテープ　　カイロ　　鈴
　　　　　　タオル　　手ぬぐい　　ビニル袋　　トイレットペーパー
　　　　　　他
　　携行品　ウエストバック　　一眼レフデジカメ　予備バッテリー・SDカード
　　　　　　サングラス　　老眼鏡　　地図　　山行計画書　　日焼け止め　他
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　適正荷重は、体重の1／4以内と聞いたことがある。余分な物は持たず、軽量化されたものを有効に活用するようさらに検討していきたい。
　
7／13曇りから雨と強風とで低体温症になり荒川中岳避難小屋に収容され、翌日早朝ヘリで救出された方がいた。早め早めの衣服調整とエネルギー補給等の対応が必要と痛感させられた。
今回の山行での食事が十分にとれず、妻の足を引っ張ったきらいがあった。