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Yamareco

記録ID: 323052
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北沢峠から仙丈ケ岳 大展望と花の3000m峰

2013年07月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:43
距離
10.6km
登り
1,186m
下り
1,178m

コースタイム

行程:約6時間45分(含休憩約1時間05分)
06:00北沢峠 - 07:05薮沢・小仙丈ケ岳分岐 - 08:00小仙丈ケ岳08:15 - 09:15仙丈ケ岳10:00 -
10:20仙丈小屋 - 11:05馬の背ヒュッテ - 11:45薮沢・小仙丈岳分岐11:50 - 12:45北沢峠
天候 晴れ・薄曇り
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
・コンビニ
  高遠の小原交差点近くのセブンイレブンが最終です。
・アクセス
  伊那ICから仙流荘(営業所)まで約40分。
  カーナビなら仙流荘(0265-98-2312)を目的地とすればよいでしょう。
  仙流荘のHP
    http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/index.php?id=10
・駐車場
  バス停横と河川敷にあります。河川敷はかなり広いので百台以上は止められそう。
・トイレ
  仙流荘(営業所)にも北沢峠にもあります。
・南アルプスバス
  仙流荘(営業所)から北沢峠まで
    所要時間:約50分
    料金:大人往復2600円
  こちらのHPが分かりやすいです。
    http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_5.htm
  混雑時は臨時便が出るようです。7/20も5時が始発便でした。
コース状況/
危険箇所等
・北沢峠〜薮沢・小仙丈ケ岳分岐
  危険個所は特にありません。展望の効かない登りが続きます。
  合目標識があるので1つ1つ上を目指して頑張れます。
・薮沢・小仙丈ケ岳分岐〜小仙丈ケ岳
  危険個所は特にありません。少し上がれば、森林限界を超えます。
  登りが続きますが天気が良ければ展望を楽しみながら進めます。
  天候が悪いと吹きっさらしになります。
・小仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳〜馬の背・薮沢分岐
  危険個所は特にありません。歩きやすい稜線道です。
  天気が良ければ最高の眺望。天気が悪いと吹きっさらしになります。
  仙丈ケ岳から仙丈小屋下まで花がたくさん咲いています。
・馬の背・薮沢分岐〜馬の背ヒュッテ〜薮沢・小仙丈ケ岳分岐
  雪渓をいくつか渡ります。一歩一歩、注意して歩けば問題ないです。
  展望はありませんが、花がたくさん咲いています。

・登山ポスト
  仙流荘のバス乗り場に登山ポストがあります。

・道の駅
  「南アルプスむら長谷」の以下がおすすめ
    クロワッサン:1個52円、安くてうまいです。
    ソフトクリーム:大350円 ボリューム満点。ずっしり重くてうまいです。
  http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd5/index.php?id=4
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
ここからスタート!
歩きやすい登山道です
ギンリョウソウ。
初めて見ました。
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ギンリョウソウ。
初めて見ました。
朝日に照らされた新芽
すぐに平坦な道になります
すぐに平坦な道になります
北沢峠の周辺は苔むした森
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北沢峠の周辺は苔むした森
あっという間に2合目
2合目からしばらく登ると3合目。
こういう目印があると、気分的に楽。
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2合目からしばらく登ると3合目。
こういう目印があると、気分的に楽。
木々の間から北岳がくっきりと見える!
テンション上がってきます
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木々の間から北岳がくっきりと見える!
テンション上がってきます
地味な4合目標識
高度を上げていきます。
頑張りどころ
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高度を上げていきます。
頑張りどころ
視界が開け、少し進むと、、、
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視界が開け、少し進むと、、、
薮沢・小仙丈ケ岳の分岐、大滝ノ頭5合目に到着
ここは展望が無いので、休まず小仙丈ケ岳方面に向かいます
薮沢・小仙丈ケ岳の分岐、大滝ノ頭5合目に到着
ここは展望が無いので、休まず小仙丈ケ岳方面に向かいます
少し登ると、甲斐駒のお出まし!
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少し登ると、甲斐駒のお出まし!
ここまでれ来れば森林限界はすぐそこです
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ここまでれ来れば森林限界はすぐそこです
甲斐駒と鋸岳。
その奥に八ヶ岳も見えます
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甲斐駒と鋸岳。
その奥に八ヶ岳も見えます
ゴゼンタチバナ
6合目。森林限界を抜けました
6合目。森林限界を抜けました
甲斐駒と鋸岳が目の前。
素晴らしい眺めに疲れも吹っ飛びます
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甲斐駒と鋸岳が目の前。
素晴らしい眺めに疲れも吹っ飛びます
北側の稜線の向こうに北アルプスの山々が見える
北側の稜線の向こうに北アルプスの山々が見える
アサヨ峰と鳳凰三山。
地蔵岳のオベリスクもはっきりと見えます
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アサヨ峰と鳳凰三山。
地蔵岳のオベリスクもはっきりと見えます
小仙丈ケ岳はまだ遠い。
でもこんな天気なら足取りも軽い
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小仙丈ケ岳はまだ遠い。
でもこんな天気なら足取りも軽い
ハイマツの小道を進みます
気持ちいい!
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ハイマツの小道を進みます
気持ちいい!
鳳凰三山。ボリュームあります
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鳳凰三山。ボリュームあります
この一帯に群生していました。
秋の紅葉時期もいいかも
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この一帯に群生していました。
秋の紅葉時期もいいかも
ウラジロナナカマド
甲斐駒をバックに
タカネグンナイフウロ
北岳と雲海に浮かぶ富士山の2ショット
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北岳と雲海に浮かぶ富士山の2ショット
小仙丈ケ岳に到着!
小仙丈ケ岳の山頂は甲斐駒、鋸岳を真正面から望める大展望台。
そして西側から360度見回すと、、、
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小仙丈ケ岳の山頂は甲斐駒、鋸岳を真正面から望める大展望台。
そして西側から360度見回すと、、、
中央アルプス、御嶽、白山まで見えました
中央アルプス、御嶽、白山まで見えました
乗鞍、穂高方面
北アルプス北部、白馬連山
北アルプス北部、白馬連山
甲斐駒と八ヶ岳
摩利支天、栗沢山とその向こうは奥秩父
摩利支天、栗沢山とその向こうは奥秩父
アサヨ峰と早川尾根。
ここもいつか歩きたい
アサヨ峰と早川尾根。
ここもいつか歩きたい
富士山、北岳、間ノ岳
南アルプス南部もばっちり見えます
南アルプス南部もばっちり見えます
そして、今日の目的地、仙丈ケ岳。
ずっと見ていたい景色です
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そして、今日の目的地、仙丈ケ岳。
ずっと見ていたい景色です
仙丈ケ岳に向かって、楽しい稜線歩きの始まり。
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仙丈ケ岳に向かって、楽しい稜線歩きの始まり。
コイワカガミ
アオノツガザクラ
仙丈ケ岳へのアプローチ
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仙丈ケ岳へのアプローチ
ミヤマダイコンソウ
仙丈小屋方面の分岐
気持ちのいい稜線歩きです
気持ちのいい稜線歩きです
イワツメクサ。
まだちょっと時期が早いのかな
イワツメクサ。
まだちょっと時期が早いのかな
振り返るとこんな景色
道端に咲くイワツメクサ
道端に咲くイワツメクサ
仙丈ケ岳の頂上が見えてきました。
カールにはまだ雪がかなり残っている
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仙丈ケ岳の頂上が見えてきました。
カールにはまだ雪がかなり残っている
オヤマノエンドウとツガザクラ
オヤマノエンドウとツガザクラ
カールの淵を歩いてきます
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カールの淵を歩いてきます
しっかり整備されていてとても歩きやすいです
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しっかり整備されていてとても歩きやすいです
タカネツメクサと北岳、富士山
タカネツメクサと北岳、富士山
頂上は奥のピークです
歩いてきた稜線
カールの底に仙丈小屋が見えます
カールの底に仙丈小屋が見えます
タカネツメクサ
頂上到着!標高3033m
山梨県と長野県の県境なので山梨県側に山梨百名山の碑もあります。
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山梨県と長野県の県境なので山梨県側に山梨百名山の碑もあります。
仙丈ケ岳の三角点と大仙丈ケ岳
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仙丈ケ岳の三角点と大仙丈ケ岳
山頂から北東方面の眺望。
甲斐駒、鋸岳、八ヶ岳とその向こうに浅間山まで見えます
山頂から北東方面の眺望。
甲斐駒、鋸岳、八ヶ岳とその向こうに浅間山まで見えます
歩いてきたカールの淵
東側。
北岳、富士山、鳳凰三山。
鳳凰三山を見下ろす高さ。北岳ってやっぱり高い。
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東側。
北岳、富士山、鳳凰三山。
鳳凰三山を見下ろす高さ。北岳ってやっぱり高い。
こんな天気なら大仙丈ケ岳まで行きい!気持ちはかなり行く気になっていました。でも膝が痛いので、誘惑を振り切って断念。次回のお楽しみに取っておきます
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こんな天気なら大仙丈ケ岳まで行きい!気持ちはかなり行く気になっていました。でも膝が痛いので、誘惑を振り切って断念。次回のお楽しみに取っておきます
甲斐駒の山容はたくましい
甲斐駒の山容はたくましい
イワベンケイ
イワベンケイと甲斐駒
山頂に咲くミヤマキンバイ
山頂に咲くミヤマキンバイ
ミヤマタネツケバナかな?
ミヤマタネツケバナかな?
オヤマノエンドウ
カールに沿って仙丈小屋まで下山開始
カールに沿って仙丈小屋まで下山開始
ハクサンイチゲ
斜面に群生するミヤマダイコンソウ。
奥は中央アルプスです
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斜面に群生するミヤマダイコンソウ。
奥は中央アルプスです
ミヤマキンバイ?
キバナシャクナゲ
登山道に残るカールの残雪。
登山度の雪はもうすぐ消えそうですが、、、
登山道に残るカールの残雪。
登山度の雪はもうすぐ消えそうですが、、、
下を見るとまだまだ残っています
下を見るとまだまだ残っています
稜線を歩く団体様
仙丈小屋に向かって、どんどん降りていきます
仙丈小屋に向かって、どんどん降りていきます
仙丈小屋はソーラーと風力発電を備えているようです
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仙丈小屋はソーラーと風力発電を備えているようです
仙丈小屋。立派な作りです
仙丈小屋。立派な作りです
仙丈小屋から見上げる仙丈ケ岳
仙丈小屋から見上げる仙丈ケ岳
仙丈小屋からの甲斐駒、鋸岳方面
仙丈小屋からの甲斐駒、鋸岳方面
仙丈小屋から数分降りたところに水場があります。
雪解け水で冷たくて美味しかった
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仙丈小屋から数分降りたところに水場があります。
雪解け水で冷たくて美味しかった
シナノキンバイ
花の直径が3cmくらい。大きくて目立ちます
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シナノキンバイ
花の直径が3cmくらい。大きくて目立ちます
ここにもウラジロナナカマドの群生がありました
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ここにもウラジロナナカマドの群生がありました
馬の背に向かって登山道が続きます
馬の背に向かって登山道が続きます
ハクサンシャクナゲ
あっという間に仙丈ケ岳、仙丈小屋があんな上に
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あっという間に仙丈ケ岳、仙丈小屋があんな上に
森林限界もこの辺りで終わり
森林限界もこの辺りで終わり
馬の背、薮沢の分岐。
ここから馬の背ヒュッテまでは花が咲き乱れていました
馬の背、薮沢の分岐。
ここから馬の背ヒュッテまでは花が咲き乱れていました
キバナノコマノツメの群生
キバナノコマノツメの群生
ビンクのハクサンチドリ
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ビンクのハクサンチドリ
紫のハクサンチドリ
タカネグンナイフウロ
ミヤマキンポウゲ
馬の背ヒュッテ
ドリンク冷えてます
シナノキンバイとキバナノコマノツメ
シナノキンバイとキバナノコマノツメ
雪渓が見えてきました
キバナノコマノツメの群生
キバナノコマノツメの群生
薮沢大滝方面は残雪が多く、まだ通行止めということで雪渓を横断して大滝ノ頭を目指します
薮沢大滝方面は残雪が多く、まだ通行止めということで雪渓を横断して大滝ノ頭を目指します
雪に埋もれた標識
雪渓横断その2。
ステップが切ってあるので歩きやすいです。
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雪渓横断その2。
ステップが切ってあるので歩きやすいです。
雪渓横断その3
薮沢小屋。こじんまりした小屋です
薮沢小屋。こじんまりした小屋です
いつの間にか甲斐駒を見上げるところまで下りていました
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いつの間にか甲斐駒を見上げるところまで下りていました
ミヤマカラシ
沢沿いにたくさん咲いています
ミヤマカラシ
沢沿いにたくさん咲いています
雪渓横断その4
雪渓の途中から見た鋸岳。
雪渓を吹き降ろす風がひんやりとして心地よかった
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雪渓の途中から見た鋸岳。
雪渓を吹き降ろす風がひんやりとして心地よかった
カラマツソウ
いくつかの沢を横切ります
いくつかの沢を横切ります
ミツバオウレン
巻道なので、割と平坦。
巻道なので、割と平坦。
大滝の頭、薮沢・小仙丈ケ岳の分岐に着きました
大滝の頭、薮沢・小仙丈ケ岳の分岐に着きました
ここからは、朝登って来た道を下っていきます
ここからは、朝登って来た道を下っていきます
これはアサヨ峰かな?
北沢峠に到着!
長衛荘はまさしく高原のロッジです
長衛荘はまさしく高原のロッジです
バス停の脇にクリンソウの群生があります
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バス停の脇にクリンソウの群生があります
戸台口行きのバスで下山
戸台口行きのバスで下山
バスからの眺めも良い
撮影機器:

感想

前回の山行から2週間。膝の痛みは治まりましたが、まだ不安な状態です。
でも週末の天気はそこそこ良さそう。となれば、山へ行きたい気持ちを抑えきれません。いろいろ迷った末にアプローチが短い軽めの山で、かつ夏山を満喫できる仙丈ケ岳を選択。

薄曇りでしたが、空気が乾燥していて視界良好。遠くまで見通せる登山日和の天気。花もたくさん咲いていて、初の仙丈ケ岳は素晴らしい山行でした。


膝の方は、残念ながら2時間ほど登った小仙丈ケ岳手前くらいから痛み出し、仙丈ケ岳までは行ったものの、その奥にある大仙丈ケ岳は泣く泣く断念しました。結局、今回も膝をかばいながら3時間かけてゆっくり下山。まだまだ膝痛との戦いは続きそうです。

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