ゆるり「仙丈ヶ岳」で「仙醸」を撮る

2013年07月20日(土) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,085m
• 下り: 1,083m

コースタイム

●【定期便】仙流荘<EL.865m>5:00 ===== 北沢峠<EL.2,030m>5:43

●北沢峠<EL.2,030m>5:50 ---- 一合目<EL.2,132m>6:04 ---- 二合目<EL.2,206m>6:18---- 三合目<EL.2,286m>6:38 ---- 四合目<EL.2,367m>6:49 ------ 大滝の頭(五合目)<EL.2,490m>7:02 ---- 六合目(森林限界)<EL.2,606m>7:23 ---- 小仙丈ヶ岳<EL.2,855m>7:53/8:40 ---- 八合目<EL.2,847m>8:59 ---- 仙丈小屋分岐<EL.2,934m>9:16 ---- 仙丈ヶ岳<EL.3,032.6m>9:46/10:10

●仙丈ヶ岳<EL.3,032.6m>10:10 ---- 仙丈小屋<EL.2,890m>10:35/11:06 ---- 丹沢新道分岐<EL.2,720m>11:38 ------ 馬の背ヒュッテ<EL.2,660m>11:49/11:53 ---- 藪沢ルート分岐<EL.2,591m>12:02 ---- 藪沢小屋<EL.2,570m>12:10 ------ 大滝の頭(五合目)<EL.2,490m>12:28/12:35 ---- 北沢峠<EL.2,030m>13:48

●【臨時便】北沢峠<EL.2,030m>14:00 ===== 仙流荘<EL.865m>14:50

天候

晴　視程9（50キロ以上）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道 伊那ICより仙流荘　 25km約35分

コース状況／危険箇所等

●通行止め　藪沢新道…登山道の雪渓が陥没の恐れ有り。
○買い物　　伊那市長谷に入るとコンビニが無いので注意。事前に購入のこと。
　　　　　　伊那市高遠にコンビニが1軒有り。
○登山ポスト　仙流荘バス停、北沢峠　複写式の登山カード有り。
○トイレ　　北沢峠…チップ制、仙丈小屋…100円、馬の背ヒュッテ…200円
　　　　　　藪沢小屋…携帯トイレ200円を購入
○下山後の温泉　仙流荘、高遠さくらの湯等　

写真

各山の地質の違い
甲斐駒ヶ岳…花崗岩
仙丈ヶ岳…砂岩、泥岩
北岳…緑色岩、チャート、泥岩
出典：天竜川上流地質図より転載、一部加筆。

7/20 4:57

【定期便】仙流荘<EL.865m>5:00発
第2駐車場は半分以上空いていました。
先週は始発でバスが18台出たそうです。

7/20 5:59

北沢峠<EL.2,030m>5:50発

7/20 6:38

三合目<EL.2,286m>6:38

7/20 6:56

7/20 6:49

四合目<EL.2,367m>6:49

7/20 7:02

大滝の頭(五合目)<EL.2,490m>7:02

7/20 7:05

7/20 7:23

六合目(森林限界)<EL.2,606m>7:23
バックは甲斐駒と鋸岳。

7/20 7:25

甲斐駒ヶ岳と摩利支天

7/20 7:25

地蔵岳

7/20 7:38

7/20 7:41

ウラジロナナカマド（裏白七竃）バラ科ナナカマド属）バラ科ナナカマド属

7/20 7:42

ウラジロナナカマドの登山道を登ると間もなく小仙丈岳に到着します。

7/20 7:48

Photo P-Sachi

7/20 7:53

小仙丈ヶ岳<EL.2,855m>7:53/8:40

7/20 7:54

7/20 7:54

小仙丈ヶ岳から見る伊那市と乗鞍岳。

7/20 7:54

中央アルプスの向こうは御嶽山。

7/20 7:55

甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳連峰。

7/20 7:55

V字谷は仙水峠。
首なし川の様子がよくわかります。

7/20 7:58

我が女房とsatpyon姉妹とで出掛けると親子に間違われます。

7/20 7:58

鋸岳。

7/20 7:59

イワツメクサ（岩爪草）ナデシコ科ハコベ属

7/20 8:00

山ガールと小仙丈沢カール

7/20 8:06

Photo satpyon
小仙丈沢カール

7/20 8:02

Photo satpyon
登山者に地質について説明。

7/20 8:05

Photo satpyon
イワツメクサ（岩爪草）ナデシコ科ハコベ属

7/20 8:11

7/20 8:51

7/20 8:01

7/20 8:17

7/20 8:37

世界遺産「富士山」

7/20 8:37

富士山と北岳

7/20 8:39

元気な元駅伝選手のsatpyon女史。

7/20 8:42

睡眠不足のJJ0ANT氏。

7/20 8:44

7/20 8:44

7/20 8:40

小仙丈ヶ岳　8:40発

7/20 8:48

ハクサンイチゲ（白山一花、白山一華）キンポウゲ科

7/20 8:52

7/20 8:58

唯一の岩場を慎重に降りる。

7/20 9:05

岩場を振り返る。
岩場を降りるとすぐに八合目です。

7/20 8:59

八合目<EL.2,847m>8:59

7/20 9:06

7/20 9:11

7/20 9:12

イワツメクサ（岩爪草）ナデシコ科ハコベ属

7/20 9:13

八合目を過ぎた坂道。

7/20 9:14

7/20 9:16

仙丈小屋分岐<EL.2,934m>9:16

7/20 9:19

小仙丈沢カール
鹿の歩いた跡がわかります。

7/20 9:25

ミヤマシオガマ（深山塩釜）ゴマノハグサ科シオガマギク属

7/20 9:25

オヤマノエンドウ（御山の豌豆）マメ科オヤマノエンドウ属

7/20 9:26

7/20 9:26

今年は残雪が多い藪沢カール上部。

7/20 9:26

ミヤマダイコンソウ（深山大根草）バラ科

7/20 9:27

山頂へは後20分位で到着。

7/20 9:28

7/20 9:30

7/20 9:32

タカネツメクサ（高嶺爪草）ナデシコ科タカネツメクサ属

7/20 9:33

7/20 9:33

7/20 9:33

Photo satpyon
高山植物の調査状況。

7/20 9:34

Photo satpyon

7/20 9:34

タカネツメクサ（高嶺爪草）ナデシコ科タカネツメクサ属

7/20 9:41

偶然できた3本の飛行機雲を見上げるsatpyon女史。

7/20 9:41

Photo satpyon
氷食山稜（小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳のやせた尾根）

7/20 9:42

仙丈ヶ岳最後の登り。

7/20 9:44

7/20 9:45

7/20 9:45

氷食山稜（小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳のやせた尾根）

7/20 9:45

仙丈ヶ岳のイワベンケイ(岩弁慶)ベンケイソウ科
毎年同じ所に生えています。

7/20 9:46

仙丈ヶ岳<EL.3,032.6m>9:46/10:10

7/20 9:49

睡眠不足での山行で疲れた様子のJJ0ANT氏。

7/20 9:49

Photo satpyon
小屋の手前に氷河地形のモレーンが残っています。

7/20 9:49

JJ0ANT氏
仙丈ヶ岳で仙醸（地酒）

7/20 9:50

地酒の仙醸は南アルプスの高峰「仙丈ヶ岳」に由来しています。

7/20 9:53

Photo P-Sachi

7/20 9:54

雪が残る藪沢カール

7/20 9:55

仙丈ヶ岳三角点と甲斐駒ヶ岳。

7/20 9:57

4人揃って記念写真。
前列satpyon、後列右よりJJ0ant、mrk1129、JJ0JVL

7/20 10:01

Mr.k撮影

7/20 10:06

JJ0JVL撮影
同じ被写体を撮影しても性格が表れています。

7/20 10:13

Photo satpyon
交差した飛行機雲

7/20 10:09

仙丈ヶ岳　10:10発

7/20 10:11

ハクサンイチゲ（白山一花、白山一華）キンポウゲ科

7/20 10:13

ミヤマシオガマ（深山塩釜）ゴマノハグサ科シオガマギク属

7/20 10:15

ハクサンイチゲ（白山一花、白山一華）キンポウゲ科

7/20 10:16

ミヤマダイコンソウ（深山大根草）バラ科

7/20 10:17

ミヤマダイコンソウ（深山大根草）バラ科

7/20 10:19

コイワカカガミ（小岩鏡）イワウメ科　と　チングルマ（珍車、稚児車）バラ科ダイコンソウ属

7/20 10:20

大きく口が開いた地滑りクラック。
左右の岩がピッタリくっつく形です。

7/20 10:21

観察する参加メンバー。

7/20 10:22

Photo satpyon

7/20 10:26

地蔵尾根と平家落人の浦集落。

7/20 10:30

Photo P-Sachi
残雪を慎重に移動するJJ0ANT。

7/20 10:32

キバナシャクナゲ（黄花石楠花）ツツジ属

7/20 10:35

仙丈小屋<EL.2,890m>10:35/11:06

7/20 10:41

気象観測装置。

7/20 10:44

7/20 10:45

ミヤマクロユリ（深山黒百合）

7/20 10:54

伊那谷とコーヒー（500円）

7/20 11:00

satpyon女史は紅茶（400円）

7/20 11:02

仙丈小屋　11:06発

7/20 11:07

雪融け水使用の仙丈小屋の水場

7/20 11:23

7/20 11:25

7/20 11:29

7/20 11:30

7/20 11:30

少しおなかが出たMr.k氏。

7/20 11:38

丹沢新道分岐<EL.2,720m>11:38

7/20 11:40

ハクサンチドリ(白山千鳥)はラン科。

7/20 11:41

ハクサンチドリ(白山千鳥)はラン科。

7/20 11:43

馬の背ヒュッテ周辺には高山植物を守るためニホンジカ防護柵が張られています。

7/20 11:43

ハクサンフウロ（白山風露）フウロソウ科フウロソウ属

7/20 11:45

Photo P-Sachi
ダテカンバの間より甲斐駒ヶ岳。

7/20 11:49

馬の背ヒュッテ<EL.2,660m>11:49/11:53

7/20 11:52

ミヤマタンポポ（深山蒲公英）キク科 タンポポ属

7/20 12:02

藪沢ルート分岐<EL.2,591m>12:02

7/20 12:03

残雪はあっても良く整備されています。

7/20 12:09

7/20 12:11

藪沢小屋<EL.2,570m>12:10

7/20 12:12

ミヤマガラシ（深山芥子） アブラナ科ヤマガラシ属。雪が消えた湿地に咲き出します。

7/20 12:34

大滝の頭(五合目)<EL.2,490m>12:28/12:35

7/20 13:55

定刻どおり到着。

7/20 13:55

7/20 13:48

北沢峠<EL.2,030m>13:48

撮影機器：

FinePix F600EXR 富士フイルム

FinePix HS30EXR 富士フイルム

α NEX-7 SONY

感想

JJ0JVL

●観察ポイント　地質の違いによる山の形、藪沢カール・モレーン、氷食山稜（小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳のやせた尾根）、地滑りクラック、シカの食害、高山植物。

　今回の参加メンバーは個性豊な、いつもの蜂追い名人Mr.K氏、今回ヤマレコデビューの無線家JJ0ANT氏、元駅伝選手の写真家satpyon女史と小生の4人で南アルプスで一番人気があるのではないかと思われる仙丈ヶ岳に出かけました。
　早朝のコンビニでの買い出しで、JJ0ANT氏の発案で「仙丈ヶ岳」で「仙醸」を撮ろうということで地酒を購入し、登山地図のコースタイムでゆっくりと、夏休み初日の快晴日を風景、高山植物、地質構造を楽しむことができました。
　

satpyon

土曜日はありがとうございました。
登る前はとても不安もありましたが
無事に帰ってこれて良かったです♪
山頂はとても涼しくて
高山植物が咲いていて
とても楽しい登山でした。
また宜しくお願いします。

mrk1129

昨年は7月16日仙丈に山行した日梅雨が明けしました。最初は周りを覆っていた雲が流れ始め青々とした南アが姿を現しました。あの時のみずみずしい山の青は本当にきれいで私の中では一番感動した南アの色だった思っています。
今回は南ア初デビューの二人とjj0jvl氏と私4名での山行になりました。
仙丈までは先行兎組と亀組にわかれ各組自分らのペースで歩くことが出来仙丈の山容そして南アのスケールを満喫しました。
山頂では地元の酒、仙醸のワンカップとともに皆で記念写真ちなみに清酒仙醸は私の地元の祭りでは必ず用意するうまい酒です。
下山後は大芝温泉に直行本当に、ひねもすゆるりな一日でした。
また和気あいあい山行しましょう。

jj0ant

今回の初めての南アルプス＆3000m越えでドキドキして前日は眠れず当日は寝不足での参加でした。

寝不足のせいなのか？
コレマタ初めての軽い高山病(^。^;)状態でしたが、小仙丈からの眺望は素晴らしく目の前には目指す山頂　東には富士山が力を与えてくれ最後まで頑張れました。

仙丈ヶ岳制覇は、辛かった分達成感は今までに無いものでしたpartyの皆さんありがとうございました(^_^)v