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Yamareco

記録ID: 3244693
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

太郎山→大真名子山 (バリルート修験道だけで繋ぐ二峰)

2021年06月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:06
距離
18.3km
登り
1,412m
下り
1,407m

コースタイム

日帰り
山行
10:24
休憩
0:42
合計
11:06
5:00
5:00
133
7:13
7:48
72
9:00
9:03
209
12:32
12:33
75
13:48
13:49
7
13:56
13:57
6
14:03
14:04
47
14:51
14:51
37
15:28
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
梵字飯場跡に駐車
コース状況/
危険箇所等
太郎山→大真名子山の区間についてのみ言及。

2021年現在、目印やフミアトなど人の痕跡には基本的に期待しないぐらいがよいかもしれません。(私がメインルートを外しているだけかもしれませんが)
時と共に増える倒木。夏に向けて厚くなる藪。落葉や小枝が地面に降り積もる。
フミアトかな?ぐらいのものは感じられますが、原則として原生林を突き進む心と体の備えは欲しいと思います。
その他周辺情報 近いところでは、三本松の各観光施設はコロナ禍にあっても営業していました。
まずは林道歩き。地味に長いです。
2021年06月05日 04:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 4:35
まずは林道歩き。地味に長いです。
太郎山の新薙ルート登山口に着きました。林道と沢の概念図を描いた看板があります。
2021年06月05日 05:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 5:19
太郎山の新薙ルート登山口に着きました。林道と沢の概念図を描いた看板があります。
登山口のすぐ近くにあるタカノス沢の堰堤。日光修験道〈夏峯〉の足跡を辿るならば、このエリアの沢地形はざっくりとでも頭に入れておくべきだと思われます。
2021年06月05日 05:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 5:20
登山口のすぐ近くにあるタカノス沢の堰堤。日光修験道〈夏峯〉の足跡を辿るならば、このエリアの沢地形はざっくりとでも頭に入れておくべきだと思われます。
登山道に入る。カンバが爽やか。太郎山は好きな山なんです。
2021年06月05日 05:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 5:25
登山道に入る。カンバが爽やか。太郎山は好きな山なんです。
展望スポットより。戦場ヶ原に朝靄が漂う早朝です。
2021年06月05日 05:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 5:36
展望スポットより。戦場ヶ原に朝靄が漂う早朝です。
以下、太郎山中腹のシャクナゲ開花情報です。
2021年06月05日 05:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 5:44
以下、太郎山中腹のシャクナゲ開花情報です。
半開きでも、潜り込もうとする蜂。ぶんぶん♪
2021年06月05日 05:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 5:45
半開きでも、潜り込もうとする蜂。ぶんぶん♪
こんなのとか。
2021年06月05日 05:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 5:45
こんなのとか。
リボン付き。
2021年06月05日 05:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 5:52
リボン付き。
2021年06月05日 05:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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以上、シャクナゲでした!
2021年06月05日 05:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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以上、シャクナゲでした!
樹林帯のあいだから、太郎山の雄姿。
2021年06月05日 05:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 5:58
樹林帯のあいだから、太郎山の雄姿。
「日光三嶮」のひとつ、「新薙」の急登に入りました。岩と根が積み重なる、ガレた場所が多くあります。
2021年06月05日 06:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 6:27
「日光三嶮」のひとつ、「新薙」の急登に入りました。岩と根が積み重なる、ガレた場所が多くあります。
中禅寺湖を見下ろす。
2021年06月05日 06:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 6:43
中禅寺湖を見下ろす。
左手に薙を感じながら、標高をガンガン上げていきます。
2021年06月05日 06:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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左手に薙を感じながら、標高をガンガン上げていきます。
夏を先取りするような花が登山道に咲き始めていました。
2021年06月05日 06:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 6:46
夏を先取りするような花が登山道に咲き始めていました。
薙をトラバース。
2021年06月05日 06:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 6:51
薙をトラバース。
「お花畑」に乗り上げました。花は期待できないことで有名です。
こんなに広く平坦なのに、修験道の道場にはならなかったのは、標高が高すぎるのと豊富な水場がなかったからでしょうか。
2021年06月05日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 6:58
「お花畑」に乗り上げました。花は期待できないことで有名です。
こんなに広く平坦なのに、修験道の道場にはならなかったのは、標高が高すぎるのと豊富な水場がなかったからでしょうか。
異界=山頂への門となる、二つの巨岩がそびえ立つ岩戸。修験道の痕跡はこの地点にありました。
2021年06月05日 07:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:01
異界=山頂への門となる、二つの巨岩がそびえ立つ岩戸。修験道の痕跡はこの地点にありました。
太郎山の登拝は、秋季の修行対象。男体山、女峰山、大真名子山、小真名子山とともに「五禅頂」修行の五山に加えられています。「五禅頂」は現在でも行われているようです。
2021年06月05日 07:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:02
太郎山の登拝は、秋季の修行対象。男体山、女峰山、大真名子山、小真名子山とともに「五禅頂」修行の五山に加えられています。「五禅頂」は現在でも行われているようです。
平成から令和まで、最近の登拝が木札に記され、奉納されています。宇都宮市の多気山はとても熱心な山寺ですね。多気山はいちど登りに行ってみたいです。
2021年06月05日 07:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:02
平成から令和まで、最近の登拝が木札に記され、奉納されています。宇都宮市の多気山はとても熱心な山寺ですね。多気山はいちど登りに行ってみたいです。
太郎山の山頂に着きました。一般登山道だけでも登り応えのある山だと思いますが、今回はここがスタート地点みたいなもの。ちょっと休憩をして、あらためて装備を整えます。
2021年06月05日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
6/5 7:14
太郎山の山頂に着きました。一般登山道だけでも登り応えのある山だと思いますが、今回はここがスタート地点みたいなもの。ちょっと休憩をして、あらためて装備を整えます。
男体山を北側から見る。
今日は、日光〈夏峯〉後半部分の下見とトレーニングのための登山でしたが、天気が良くて展望抜群です。
2021年06月05日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 7:14
男体山を北側から見る。
今日は、日光〈夏峯〉後半部分の下見とトレーニングのための登山でしたが、天気が良くて展望抜群です。
日光白根山の雪もほとんど溶けました。その先には、先月とても苦戦した白錫尾根の山々。遠くには浅間山まで見えました。
2021年06月05日 07:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:15
日光白根山の雪もほとんど溶けました。その先には、先月とても苦戦した白錫尾根の山々。遠くには浅間山まで見えました。
温泉ヶ岳のむこうに、谷川、苗場、妙高など。また秋山郷の山々も。
2021年06月05日 07:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 7:15
温泉ヶ岳のむこうに、谷川、苗場、妙高など。また秋山郷の山々も。
会津駒ケ岳方面。左手奥に未丈ヶ岳も視認できるでしょうか。
2021年06月05日 07:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:16
会津駒ケ岳方面。左手奥に未丈ヶ岳も視認できるでしょうか。
良い天気です。肉眼では富士山も見えました。
2021年06月05日 07:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 7:17
良い天気です。肉眼では富士山も見えました。
皇海山など足尾山塊。遠くには奥秩父と八ヶ岳も。
2021年06月05日 07:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:18
皇海山など足尾山塊。遠くには奥秩父と八ヶ岳も。
絶景でした。
2021年06月05日 07:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:21
絶景でした。
燧ケ岳、平ヶ岳など尾瀬方面の山々。
2021年06月05日 07:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:21
燧ケ岳、平ヶ岳など尾瀬方面の山々。
女峰山、小真名子山、大真名子山。
どれも日光〈夏峯〉で登る山々です。
2021年06月05日 07:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:23
女峰山、小真名子山、大真名子山。
どれも日光〈夏峯〉で登る山々です。
このあと登り上げていくことになる、大真名子山の北面。
2021年06月05日 07:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:24
このあと登り上げていくことになる、大真名子山の北面。
いよいよ中世修験道の足跡を辿ります。ロープを跨いで、東へ。さて、取り付きには明瞭なフミアトがあるけれど?
2021年06月05日 07:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 7:47
いよいよ中世修験道の足跡を辿ります。ロープを跨いで、東へ。さて、取り付きには明瞭なフミアトがあるけれど?
フミアトだよね?
ここ3年ぐらいの間に限ると、このルートがどれぐらい歩かれているものなのか。
2021年06月05日 07:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 7:49
フミアトだよね?
ここ3年ぐらいの間に限ると、このルートがどれぐらい歩かれているものなのか。
右手に薙があり、その明るさを感じながら下っていきます。ひどい急斜面とかはとりあえずありませんし、大きな道間違いはしにくいので、直観的に歩きやすそうなルートで行きます。適当なログです。
2021年06月05日 08:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:04
右手に薙があり、その明るさを感じながら下っていきます。ひどい急斜面とかはとりあえずありませんし、大きな道間違いはしにくいので、直観的に歩きやすそうなルートで行きます。適当なログです。
倒木をかわし、低木を払って進みます。写真で見るとフミアトに見えるかもしれませんが、これは本当にフミアトなのでしょうか。小枝などノイズが降り積もっているだけかもしれません。
2021年06月05日 08:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:05
倒木をかわし、低木を払って進みます。写真で見るとフミアトに見えるかもしれませんが、これは本当にフミアトなのでしょうか。小枝などノイズが降り積もっているだけかもしれません。
藪漕ぎは免れないですが、厚い壁にはならないので全体的にマシな感じです。
2021年06月05日 08:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:06
藪漕ぎは免れないですが、厚い壁にはならないので全体的にマシな感じです。
払ったり潜ったり。
2021年06月05日 08:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:19
払ったり潜ったり。
乗り越えたり。藪を巻いたりしていると、すぐにフミアト?らしきものを見失い、まもなくフミアト?らしきものに復帰。その繰り返し。
2021年06月05日 08:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:31
乗り越えたり。藪を巻いたりしていると、すぐにフミアト?らしきものを見失い、まもなくフミアト?らしきものに復帰。その繰り返し。
おおっ、人工物に合流。金属ワイヤーが巻かれています。
2021年06月05日 08:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 8:50
おおっ、人工物に合流。金属ワイヤーが巻かれています。
コンパスを使って、だいたいで、ざっくりで進みます。
2021年06月05日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:53
コンパスを使って、だいたいで、ざっくりで進みます。
むせぶように濃厚な原始林。だいぶ斜度が落ち着いてきました。そして、なんか空気や雰囲気みたいなものが変わってきました。
2021年06月05日 08:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 8:57
むせぶように濃厚な原始林。だいぶ斜度が落ち着いてきました。そして、なんか空気や雰囲気みたいなものが変わってきました。
野鳥の囀りが響きわたる平坦地。あきらかに何かの入口のような。
2021年06月05日 08:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:57
野鳥の囀りが響きわたる平坦地。あきらかに何かの入口のような。
史跡「寒沢宿」に到着しました。標高1879m。
2021年06月05日 08:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 8:59
史跡「寒沢宿」に到着しました。標高1879m。
見た目からして、まだ新しい木札が奉納されています。現代の行者が巡礼しに来ているのでしょう。
2021年06月05日 08:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 8:59
見た目からして、まだ新しい木札が奉納されています。現代の行者が巡礼しに来ているのでしょう。
苔が生す。
2021年06月05日 08:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 8:59
苔が生す。
採燈護摩壇が備えられています。
2021年06月05日 09:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:00
採燈護摩壇が備えられています。
最近、護摩が焚かれたのでしょうか。新しい木炭です。現在進行形の祈りの場。
2021年06月05日 09:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 9:00
最近、護摩が焚かれたのでしょうか。新しい木炭です。現在進行形の祈りの場。
平穏、平和な広場です。史跡から距離をとれば、樹を2本だけお借りしてハンモック泊も可能な地形でしょうか。
2021年06月05日 09:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:01
平穏、平和な広場です。史跡から距離をとれば、樹を2本だけお借りしてハンモック泊も可能な地形でしょうか。
いざ、ここから大真名子山のピークハントに向かいます。出だしはいかにも登山道といったフミアトがあります。歩きやすい。
2021年06月05日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 9:06
いざ、ここから大真名子山のピークハントに向かいます。出だしはいかにも登山道といったフミアトがあります。歩きやすい。
斜面をトラバースぎみに上がります。
2021年06月05日 09:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:08
斜面をトラバースぎみに上がります。
早くも視界が騒がしくなってきましたが。
2021年06月05日 09:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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早くも視界が騒がしくなってきましたが。
人工物が。
2021年06月05日 09:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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人工物が。
ずっとこんな登山道だったらいいのに。
2021年06月05日 09:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:17
ずっとこんな登山道だったらいいのに。
細い沢に下りて、登って横断。乾ききっているように見えますが、水が伏流していたりするのでしょうか。
2021年06月05日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:18
細い沢に下りて、登って横断。乾ききっているように見えますが、水が伏流していたりするのでしょうか。
下流方向を見る。
2021年06月05日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:18
下流方向を見る。
また金属ワイヤーです。
2021年06月05日 09:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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また金属ワイヤーです。
こんなふうに何度か涸沢に下り立ちながら進みます。
2021年06月05日 09:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:34
こんなふうに何度か涸沢に下り立ちながら進みます。
寒沢宿跡→大真名子山までの行程で、唯一発見した目印がコレでした。その後、私は見つけられなかったと思います。ほんとうに無いのか、私が基本ルートからズレていたのかはよく分かりません。
2021年06月05日 09:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 9:37
寒沢宿跡→大真名子山までの行程で、唯一発見した目印がコレでした。その後、私は見つけられなかったと思います。ほんとうに無いのか、私が基本ルートからズレていたのかはよく分かりません。
歩きやすそうなラインを描いて南進。
2021年06月05日 09:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:56
歩きやすそうなラインを描いて南進。
沢へ下る急斜面。なるべく高低差が少なく、緩やかそうなポイントをねらって着地します。
2021年06月05日 09:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 9:58
沢へ下る急斜面。なるべく高低差が少なく、緩やかそうなポイントをねらって着地します。
針葉樹、低木、シャクナゲなどの小枝。手がかりになりそうなモノは積極的に掴んでいかなければ、大真名子山には登頂できません。
2021年06月05日 10:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 10:06
針葉樹、低木、シャクナゲなどの小枝。手がかりになりそうなモノは積極的に掴んでいかなければ、大真名子山には登頂できません。
小さな沢が多数の凹凸をつくる複雑な地形。このあと、タカノス沢上流に沿って、東へ進路をとります。
2021年06月05日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 10:07
小さな沢が多数の凹凸をつくる複雑な地形。このあと、タカノス沢上流に沿って、東へ進路をとります。
最後の涸沢横断ポイント。
2021年06月05日 10:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 10:38
最後の涸沢横断ポイント。
いよいよ山頂アタックの激登りが始まります。
2021年06月05日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 10:45
いよいよ山頂アタックの激登りが始まります。
倒木だらけ、フミアト不明なしんどい登り坂。ルートファインディングやコンパスでの進路調整などで、歩行ペースもガクンと落ちます。
2021年06月05日 11:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 11:01
倒木だらけ、フミアト不明なしんどい登り坂。ルートファインディングやコンパスでの進路調整などで、歩行ペースもガクンと落ちます。
薙と対面。
2021年06月05日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 11:10
薙と対面。
厚くはないまでも尽きることはない藪に疲労したところで、滑りやすい湿り苔が張り付いた岩場。
2021年06月05日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 11:27
厚くはないまでも尽きることはない藪に疲労したところで、滑りやすい湿り苔が張り付いた岩場。
右から巻けないかな、と見に行ってみますが、どんどんトラバースの足場は細くなっていきます。怖いので引き返しました。
2021年06月05日 11:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 11:29
右から巻けないかな、と見に行ってみますが、どんどんトラバースの足場は細くなっていきます。怖いので引き返しました。
仕方がないと思い、結局私はこの岩場をクライミング。難所でした。苔が脆い岩はつかまりにくく、次の幹や枝に手がなかなか届かなかったり、掴んだら朽ちて折れたり。なるべく歩けるラインをジグザグに登っていきました。いちおう下降復帰用のお助けロープも出した状態でクリアしました。
2021年06月05日 11:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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仕方がないと思い、結局私はこの岩場をクライミング。難所でした。苔が脆い岩はつかまりにくく、次の幹や枝に手がなかなか届かなかったり、掴んだら朽ちて折れたり。なるべく歩けるラインをジグザグに登っていきました。いちおう下降復帰用のお助けロープも出した状態でクリアしました。
そのあとはもうフミアトも何もあったものではなく、雑然とした急登をノロノロと踏ん張るだけ。藪も蜘蛛の巣もいっぱい。
2021年06月05日 11:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 11:42
そのあとはもうフミアトも何もあったものではなく、雑然とした急登をノロノロと踏ん張るだけ。藪も蜘蛛の巣もいっぱい。
す、進まない。
2021年06月05日 11:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 11:47
す、進まない。
長時間、藪とお相撲を続け、ようやくおとなしい雰囲気に変わりました。大真名子の肩に乗ってきたようです。
2021年06月05日 12:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 12:00
長時間、藪とお相撲を続け、ようやくおとなしい雰囲気に変わりました。大真名子の肩に乗ってきたようです。
北面の日影には、まだ僅かな残雪が。
2021年06月05日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 12:12
北面の日影には、まだ僅かな残雪が。
日差しが明るくなってきました。一歩いっぽ踏ん張ります。
2021年06月05日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 12:12
日差しが明るくなってきました。一歩いっぽ踏ん張ります。
とにかくルートを見出して上へ。青空が見えてきました!
2021年06月05日 12:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 12:16
とにかくルートを見出して上へ。青空が見えてきました!
最後の最後で藪が分厚い。ここはもう強行突破するしか。
2021年06月05日 12:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 12:20
最後の最後で藪が分厚い。ここはもう強行突破するしか。
強烈。ガサガサともがきながら上へ突き抜けました。
2021年06月05日 12:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 12:27
強烈。ガサガサともがきながら上へ突き抜けました。
突破。するとそこは展望スポット。男体山が。
2021年06月05日 12:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 12:28
突破。するとそこは展望スポット。男体山が。
太郎山。あのてっぺんから、ここまで歩いてきました。
2021年06月05日 12:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 12:29
太郎山。あのてっぺんから、ここまで歩いてきました。
あ、たぶんここ、山頂よりも展望いい場所だわ。
2021年06月05日 12:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 12:29
あ、たぶんここ、山頂よりも展望いい場所だわ。
小真名子山。そして雲に巻かれた女峰山。
2021年06月05日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 12:30
小真名子山。そして雲に巻かれた女峰山。
もういちど太郎山。
2021年06月05日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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もういちど太郎山。
三角点。素晴らしい展望地でした。そしてこの先がほんとうの山頂です。
2021年06月05日 12:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 12:33
三角点。素晴らしい展望地でした。そしてこの先がほんとうの山頂です。
この三角点から山頂までの短い区間が、なかなかの藪でした。最後の最後までもがきます。
2021年06月05日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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この三角点から山頂までの短い区間が、なかなかの藪でした。最後の最後までもがきます。
突破。大真名子山に登頂。
女峰山の雲がほどけてきました。
2021年06月05日 12:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 12:39
突破。大真名子山に登頂。
女峰山の雲がほどけてきました。
太郎山、遠かった。5時間ほどのバリルートでした。
2021年06月05日 12:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 12:47
太郎山、遠かった。5時間ほどのバリルートでした。
金剛堂(石祠)がひとつ。
2021年06月05日 12:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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金剛堂(石祠)がひとつ。
もうひとつ。
よし、あとは一般登山道で下山するだけです。
2021年06月05日 12:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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もうひとつ。
よし、あとは一般登山道で下山するだけです。
下山開始してすぐに、鎖場とハシゴ。どうやら難所「千鳥返し」だったようです。本日、二度目の「日光三嶮」を通過。まあ、あのバリルートに比べれば何てことない「嶮」になるのですが。
2021年06月05日 12:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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下山開始してすぐに、鎖場とハシゴ。どうやら難所「千鳥返し」だったようです。本日、二度目の「日光三嶮」を通過。まあ、あのバリルートに比べれば何てことない「嶮」になるのですが。
赤と黄色の日光マークに導かれて下ります。
2021年06月05日 13:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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赤と黄色の日光マークに導かれて下ります。
登山道も花の季節へ。
2021年06月05日 13:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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登山道も花の季節へ。
大真名子山を下山しました。
2021年06月05日 13:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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大真名子山を下山しました。
志津乗越。あとは林道歩きだけなのですが、その前に寄り道をしてから帰りましょう。
2021年06月05日 13:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 13:49
志津乗越。あとは林道歩きだけなのですが、その前に寄り道をしてから帰りましょう。
志津避難小屋を見学。内部を下調べ。
2021年06月05日 13:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 13:54
志津避難小屋を見学。内部を下調べ。
水場チェック。昨日が大雨だったので、特に水流がありました。さてさて帰ります。
2021年06月05日 13:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 13:57
水場チェック。昨日が大雨だったので、特に水流がありました。さてさて帰ります。
と、その前にもう一箇所だけ寄り道を。
2021年06月05日 14:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/5 14:13
と、その前にもう一箇所だけ寄り道を。
林道からフミアトを辿ること数百m。
日光修験史跡「大多和宿」へ。採燈護摩壇。中央に木炭跡あり。
2021年06月05日 14:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 14:20
林道からフミアトを辿ること数百m。
日光修験史跡「大多和宿」へ。採燈護摩壇。中央に木炭跡あり。
不動明王像や地蔵など。
2021年06月05日 14:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 14:21
不動明王像や地蔵など。
神像の前には石鉢。
2021年06月05日 14:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 14:21
神像の前には石鉢。
金剛堂。
2021年06月05日 14:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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金剛堂。
不動明王。
2021年06月05日 14:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 14:23
不動明王。
この出っ張りは何なのかわかりませんでした。帰宅したら勉強してみよう。
ということで、残りの林道を歩ききって登山終了しました。
2021年06月05日 14:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 14:25
この出っ張りは何なのかわかりませんでした。帰宅したら勉強してみよう。
ということで、残りの林道を歩ききって登山終了しました。
帰路、立ち寄った三本松にて。今日は好天に恵まれたトレーニングでした。
2021年06月05日 16:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/5 16:16
帰路、立ち寄った三本松にて。今日は好天に恵まれたトレーニングでした。
竜頭の滝下駐車場にて。今年もクリンソウが群生していました。ここが咲きそろっているということは、千手ヶ浜の大群生地も見頃を迎えていることでしょう。
2021年06月05日 16:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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竜頭の滝下駐車場にて。今年もクリンソウが群生していました。ここが咲きそろっているということは、千手ヶ浜の大群生地も見頃を迎えていることでしょう。

感想

先月、日光〈夏峯〉前半部分を突破し、つづいて後半部分のスルーハイクを企んでいるところです。
この期間に研究、装備再考、トレーニング登山をしていきたいところ。

今回は、後半部分でもルート状態に特に不安を感じる大真名子山の北面を下見してきました。
下見とは言えないぐらいには、キツイ道程でした。
荷物が軽い状態でも、予想ピッタリの時間がかかってしまいました。
それはそれで有用なデータをとれたとも言えますが、重い荷物での本番でもなんとか同時間をめざせる工夫をしなければ、などと課題が見えた山行となりました。
苔のついた岩場も、もっと対策を考えなければ。

とりあえず小さくはない成果を得られた登山でした。

時間がゆるされれば、今度は沢〜古道〜寒沢宿〜小真名子や、於呂倶羅山〜山王帽子山のバリルートも予習しに向かいたいところです。

準備をしてもしても、し足りない日々です。

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