記録ID: 3255921
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
越後駒ヶ岳:今使える主要登山口は銀山平のみ
2021年06月09日(水) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:23
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,632m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
・枝折峠登山口:国道352号線の駒の湯〜石抱橋区間がまだ冬季閉鎖中なので枝折峠には車でアクセスできない。 https://www.city.uonuma.niigata.jp/docs/2018112200018/ 解除は6月中旬見込みらしい。 ・駒の湯登山口:登山口から入ってすぐの吊り橋が今年3月に崩落したため通行できなくなっている。 https://www.city.uonuma.niigata.jp/docs/2017072000041/ ・十二平登山口:利用可能だが、十二平から登って銀山平に下山した方の話によると、十二平からの登山道の荒れがひどく、下山には使いたくないし使うのは危険とのこと。 銀山平までは、前泊した越後湯沢駅周辺からレンタカーで往復した。その際も、352号線の冬季閉鎖が続いている区間を迂回するために奥只見シルバーラインを一部利用。 最初の写真の荒沢岳登山口駐車場に駐車。トイレあり。2枚目の写真の石抱橋たもとの路肩に駐車する人が多いようで、そこまで入れば750mほど車道歩きをカットできる(そこは駐禁と魚沼市のサイトに書いてはあるけれど・・)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1) 銀山平から道行山までは倒木や枯れ枝が多少あるものの、危険または通行が難しいというほどではない。登山道の整備をなさっているという方に荒沢岳登山口駐車場でお話を伺ったところ、今年の登山道整備はまだこれからとのこと。 2) 一部の雪渓ではまだすべり止めを使う方が良いと思う。自分の場合、少なくとも写真19、27、35の雪渓ではチェーンスパイクを使って良かった。 3) このルートでは以下の箇所で道迷いしやすそう。 ー命8。林道の右側を鋭角に折り返して登山道に入るのだが、その分岐が目立たない。赤テープが目印。 ⊆命10の深くえぐれた細い水流。両側が3m前後の急な土手になっていて、下山時に間違えやすい。左岸(北側)を下って来て水流に降り、10mほど水流に沿って歩いたあと、右岸(南側)の土手を登るのだが、これが登山道と思えないような急斜面。その登り口を見逃して水流に沿って下り続けると登山道から外れてしまう。 I弦1200mを超えると雪渓と夏道を10回前後行き来するのだが、雪渓に入った際、次の夏道への取り付きを見逃して間違った方向に雪渓を進んでしまいやすい――特に下山の時。前駒から小倉山までの雪渓を歩く時は、大半の夏道が雪渓の稜線側(北側)にあるので、北側に夏道の取り付きがないか注意しながら歩くと良さそう。登りでも写真27の雪渓ではいったんルートを間違えた。 |
その他周辺情報 | 6月下旬の開山までは駒の小屋の管理人さんは土日のみ駐在とのこと。水場は使えた。 下山後は白銀の湯。石抱橋から車道800m、食事処はなし。 https://www.city.uonuma.niigata.jp/docs/2015012300084/ |
写真
荒沢岳登山口駐車場。トイレ入口には高さ50cmぐらいの板が貼られていたが、登山道の整備をなさっているという方がたまたまいらっしゃって、「水が出るなら使っていいですよ」とのこと。水が出たので使わせて頂いた。
雪渓を登り切って稜線に出たものの、山頂に続く夏道と稜線の雪渓がヤブで延々と仕切られており、夏道に入れるポイントを探し回ってしまった。結局写真のヤブを3mほど突っ切って夏道に入れた。
感想
梅雨入り前の最後の晴天!と意気込んで、有休とって越後駒ヶ岳に登ってみた。
(と思ったら今週末も天気良さそうだ・・・)
初めての越後駒ヶ岳は予想以上に素晴らしかった。道行山から先は雪渓の残る越後の山々を見ながらの稜線歩き。雪解けが進んだエリアではいろんな花。カタクリ、イワウチワ、ショウジョウバカマ、イワカガミは、それぞれ百輪以上見かけた気がする。開山がまだ先というのはもったいないんじゃないかと思うぐらい。平日ということもあって、山頂付近で2人の方にお会いした以外、山中では誰とも会わなかった。
アブやブヨが多いとネットに書かれていたので、虫よけ生地のアームカバーとコンバーチブルパンツにグローブ、あちこちに虫よけスプレーを吹いてから出発した。暑くて標高1000mぐらいまで来て半袖短パンにモードチェンジしたけれど、幸い最後まで刺されなかった。まだ季節が早かったせいもあるかも。
山頂でお会いした方の1人とは、そのあと道行山分岐まで一緒に下り、さらに白銀の湯で再度お会いした。旅は道連れ!
最高心拍数は119。手術後、これ以上上がりにくい状態がまだ続いている。
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