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Yamareco

記録ID: 331232
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

扇沢から爺が岳、針ノ木岳周回 ツルタテ展望の縦走路

2013年08月09日(金) ~ 2013年08月10日(土)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
30:10
距離
29.6km
登り
3,148m
下り
3,137m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目:徒歩行程7時間08分(含休憩55分)
7:23扇沢駐車場 - 7:33扇沢登山口 - 8:30ケルン - 10:23種池山荘10:33 - 11:09爺ヶ岳南峰11:38 -
11:58種池山荘12:14 - 13:47岩小屋沢岳 - 14:31新越山荘
2日目:徒歩行程9時間22分(含休憩1時間23分)
4:03新越山荘 - 4:54鳴沢岳 - 5:51赤沢岳6:06 - 7:47スバリ岳7:57 - 8:47針ノ木岳9:08 - 9:52針ノ木小屋10:12 -
12:33大沢小屋12:50 - 13:25扇沢駅
天候 8月9日 :晴れ
8月10日:曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・コンビニ
  豊科IC(2012年10月7日から安曇野IC)から向かう場合、国道147号を超えるとコンビニは少ないので、
  国道147号周辺で立ち寄ったほうがいいでしょう。
・扇沢までのアクセス
  扇沢までは片側1車線の広い舗装路です。昼間は大型バスも多く走ります。
  帰りは下りになるので、スピードの出しすぎに注意です。
・駐車場
  柏原新道登山口周辺の無料駐車場とその先の扇沢駅周辺に駐車場があります。
  柏原新道登山口周辺は止められる台数が少ないので、早めに到着しないと止められないかもしれません。
  扇沢駅には近い方から有料駐車場(36H, 1,000円)が4段、向かって右が入り口です。
  その下に無料駐車場、向かって左が入り口です。
  8/9(金)は、7朝時15分ごろ到着。柏原新道登山口周辺と扇沢無料駐車場はすでに満車。
  扇沢の有料駐車場に駐車しました。
・トイレ
  扇沢駅最上段の有料駐車場にトイレがあります。また、扇沢駅の建物内、向かって右よりにもトイレがあります。
  柏原新道登山口にはトイレがありません。大町温泉郷の公衆トイレで済ませておく方が良いかも。
コース状況/
危険箇所等
・登山ポスト
  柏原新道登山口で記入・提出できます。私は、自宅で登山計画書を作成し、プリントアウトしたものを提出しました。
・道の状況
  ・柏原新道
    特に危険個所はありません。非常に歩きやすい登山道です。
    遅い時間になると日が差し込んで、暑くなります。
  ・種池山荘〜爺ヶ岳
    特に危険個所はありません。少しザレたところもありますが、普通の登山道です。
  ・種池山荘〜新越山荘
    一部細尾根がありますが、それほど危険ではありません。全体的に歩きやすい尾根道です。
  ・新越山荘〜針ノ木岳
    所々危険個所あります。
    ザレたもろい斜面や、急傾斜、細尾根等があるので急がず慎重に歩いたほうがいいでしょう。
  ・針ノ木岳〜針ノ木雪渓上部
    特に危険個所はありません。普通の登山道です。
  ・針ノ木雪渓
    コース取りはこいのぼりが目印。あまり外れた所は歩かない方がいいです。
    私が歩いた時も、沢筋に穴が開いていました。
  ・針ノ木雪渓下部〜扇沢
    特に危険個所はありません。普通の登山道です。
扇沢の有料駐車場に車を止めてスタート。青空が見えてます
扇沢の有料駐車場に車を止めてスタート。青空が見えてます
柏原新道登山口。
プリントアウトしてきた登山届を提出して登山開始
柏原新道登山口。
プリントアウトしてきた登山届を提出して登山開始
良く整備された歩きやすい登山道です。
この日は猛烈に暑く、サウナのよう。すぐに全身から汗が噴き出てきます
良く整備された歩きやすい登山道です。
この日は猛烈に暑く、サウナのよう。すぐに全身から汗が噴き出てきます
針ノ木岳は少し雲がかかっている
針ノ木岳は少し雲がかかっている
奥小沢の雪渓
芸術的な木の根だ
こんな眺めを見ると元気がでてきます
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こんな眺めを見ると元気がでてきます
ピークが岩小屋沢岳。
あとで行くから待ってろよ!
ピークが岩小屋沢岳。
あとで行くから待ってろよ!
ハクサンオミナエシ
ケルンからの展望
シロバナハナニガナ
種池山荘が見えた!
まだあんなに遠い
種池山荘が見えた!
まだあんなに遠い
ハナチダケサシ
歩きやすい登山道を黙々と登ります
歩きやすい登山道を黙々と登ります
青と緑と白のコントラストがいい感じ
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青と緑と白のコントラストがいい感じ
ゴゼンタチバナ
石が多くなってきたと思ったら、ここが石畳
石が多くなってきたと思ったら、ここが石畳
針ノ木岳にかかっていた雲も無くなり、青空が広がってる!
針ノ木岳にかかっていた雲も無くなり、青空が広がってる!
今日歩く岩小屋沢岳の稜線も雲が無い
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今日歩く岩小屋沢岳の稜線も雲が無い
シナノオトギリ
水平道は展望も良い
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
石ベンチです
オオバキスミレ
稜線まではまだ遠い
ホソバヤマハハコの群生
ホソバヤマハハコの群生
ガラ場から見た針ノ木岳、蓮華岳
良い眺めだー!
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ガラ場から見た針ノ木岳、蓮華岳
良い眺めだー!
ガラ場の雪渓を横断。
ステップがしっかり作られているので安心です。
山小屋の人に感謝
ガラ場の雪渓を横断。
ステップがしっかり作られているので安心です。
山小屋の人に感謝
ガラ場を過ぎて、この先の登りが最後の踏ん張りどころ。
キツイですが頑張ります
ガラ場を過ぎて、この先の登りが最後の踏ん張りどころ。
キツイですが頑張ります
種池山荘が見えた!青空が眩しい!
種池山荘が見えた!青空が眩しい!
コバイケイソウと種池山荘
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コバイケイソウと種池山荘
ハクサンフウロ
種池山荘の正面が針ノ木岳、蓮華岳。
一休みしながら景色を楽しみます
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種池山荘の正面が針ノ木岳、蓮華岳。
一休みしながら景色を楽しみます
天気がいいので、爺ヶ岳に寄り道します
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天気がいいので、爺ヶ岳に寄り道します
チングルマ、今回は少なめだったな
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チングルマ、今回は少なめだったな
去年登った鹿島槍ヶ岳。北峰は雲で見えない
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去年登った鹿島槍ヶ岳。北峰は雲で見えない
今シーズン初、ライチョウに会えた!
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今シーズン初、ライチョウに会えた!
爺ヶ岳南峰に登頂!
爺ヶ岳南峰から針ノ木岳方面。
今回の縦走コース全部見えます
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爺ヶ岳南峰から針ノ木岳方面。
今回の縦走コース全部見えます
剣山、立山もバッチリ
そして手前の尾根が今日歩くコース
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剣山、立山もバッチリ
そして手前の尾根が今日歩くコース
鹿島槍ヶ岳西側の広い裾野
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鹿島槍ヶ岳西側の広い裾野
鹿島槍ヶ岳アップ。
北峰が見えそうで見えない!
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鹿島槍ヶ岳アップ。
北峰が見えそうで見えない!
鹿島槍へ続く道
霞んでますが、槍ヶ岳も見える
霞んでますが、槍ヶ岳も見える
中峰と北峰。今回はパスして、、、
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中峰と北峰。今回はパスして、、、
絶景を見ながら来た道を戻ります
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絶景を見ながら来た道を戻ります
展望最高の絶景コース
種池横から新越山荘に向けて出発
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種池横から新越山荘に向けて出発
真夏の稜線歩き。
日がガンガンに照りつけて異様に暑い!
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真夏の稜線歩き。
日がガンガンに照りつけて異様に暑い!
まだ雪が残ってる。
めっちゃ熱いんで、あそこの上で横になりたい!
まだ雪が残ってる。
めっちゃ熱いんで、あそこの上で横になりたい!
種池山荘から一旦下って、ここから登り返しです
種池山荘から一旦下って、ここから登り返しです
草のトンネル。
その向こうに蓮華岳
草のトンネル。
その向こうに蓮華岳
岩小屋沢岳に向かう登り。
花がたくさん咲いてます
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岩小屋沢岳に向かう登り。
花がたくさん咲いてます
シナノキンバイとミヤマキンポウゲ
シナノキンバイとミヤマキンポウゲ
ハクサンチドリ
ミヤマトリカブト
カラマツソウ
オオバミゾホウズキ
コイワカガミ
ミツバオウレン
ミヤマリンドウ
少し登るとツルタテ登場
少し登るとツルタテ登場
草に囲まれた道を抜けると展望の良い尾根道になります
草に囲まれた道を抜けると展望の良い尾根道になります
大町方面。霞んでます
ミヤマキンバイ
尾根の東側は蓮華岳
西側はツルタテ展望台
振り返ると、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬方面
振り返ると、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬方面
深い谷に切れ落ちている
深い谷に切れ落ちている
ミヤマホツツジ
イブキジャコウソウ
歩いてきた道を振り返って、いい眺めだ
歩いてきた道を振り返って、いい眺めだ
岩小屋沢岳ピークは結構遠い
岩小屋沢岳ピークは結構遠い
でもこんな展望ならぜんぜん平気!
でもこんな展望ならぜんぜん平気!
ツルタテ三昧
オニユリと立山
岩小屋沢岳山頂に到着!
岩小屋沢岳山頂に到着!
針ノ木岳へ続く稜線
針ノ木雪渓がばっちり見える
針ノ木雪渓がばっちり見える
新越山荘はまだ見えないので、先に進みます
新越山荘はまだ見えないので、先に進みます
この巻道の先に小ピークに上がる小道があります
この巻道の先に小ピークに上がる小道があります
小ピークから見た、鹿島槍ヶ岳。爺ヶ岳から見る山容とちょっと雰囲気が違い、穏やかな感じ
小ピークから見た、鹿島槍ヶ岳。爺ヶ岳から見る山容とちょっと雰囲気が違い、穏やかな感じ
ツルタテは相変わらず良く見える
ツルタテは相変わらず良く見える
コルに新越山荘が見えました。
明日はあのピークを越えていくんだ、、、結構ハード
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コルに新越山荘が見えました。
明日はあのピークを越えていくんだ、、、結構ハード
針ノ木岳が大きくなってきました
針ノ木岳が大きくなってきました
新越山荘に到着
入口は地下、、いや1階です
入口は地下、、いや1階です
2階が泊まる部屋。新しくてきれい。
木の感じが良いです
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2階が泊まる部屋。新しくてきれい。
木の感じが良いです
談話室。ここにも「岳」がありました。
山で読む「岳」、気が引き締まる
談話室。ここにも「岳」がありました。
山で読む「岳」、気が引き締まる
空き部屋を利用した更衣室
空き部屋を利用した更衣室
小屋の正面は蓮華岳
談話室から見た岩小屋沢岳方向の小ピーク。
なだらかな稜線がいい感じ
談話室から見た岩小屋沢岳方向の小ピーク。
なだらかな稜線がいい感じ
談話室の窓からは剱岳・立山が良く見える。
でも、新越山荘の外からは残念ながら、西側のこのツルタテはまったく見えません
談話室の窓からは剱岳・立山が良く見える。
でも、新越山荘の外からは残念ながら、西側のこのツルタテはまったく見えません
夕食。美味いです。
最初盛り付けられているご飯は超小盛りなんで、
ガッツリおかわりします
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夕食。美味いです。
最初盛り付けられているご飯は超小盛りなんで、
ガッツリおかわりします
新越山荘前のテラス
夕焼けに染まる蓮華岳
夕焼けに染まる岩小屋沢岳
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夕焼けに染まる岩小屋沢岳
2日目、夜明けを鳴沢岳から見るため、夜明け前から出発したものの雲の中
2
2日目、夜明けを鳴沢岳から見るため、夜明け前から出発したものの雲の中
時折、ガスが切れるものの、周りの展望は無い
時折、ガスが切れるものの、周りの展望は無い
眼下の扇沢はかすかに見えるので、山の上部だけ雲がかかっているようだ
眼下の扇沢はかすかに見えるので、山の上部だけ雲がかかっているようだ
次のピーク、赤沢岳が見えました
次のピーク、赤沢岳が見えました
雲が湧いては消えの繰り返し
雲が湧いては消えの繰り返し
ツルタテは一瞬見えただけ
ツルタテは一瞬見えただけ
少しガスが切れました
振り返って、鳴沢岳方面。歩いてきた道が見えます
2
振り返って、鳴沢岳方面。歩いてきた道が見えます
でも、赤沢岳山頂に着いた時はまたガスのなか
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でも、赤沢岳山頂に着いた時はまたガスのなか
新越山荘で受け取った弁当。
味は。。。う〜ん。。。
ノーコメントにしておきます
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新越山荘で受け取った弁当。
味は。。。う〜ん。。。
ノーコメントにしておきます
赤沢岳を過ぎると黒部ダムが見えてきた。
うっすらと
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赤沢岳を過ぎると黒部ダムが見えてきた。
うっすらと
赤沢岳からの下り、ザレた滑落注意の道
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赤沢岳からの下り、ザレた滑落注意の道
細尾根。切れ落ちた先がどうなっているか分からない
細尾根。切れ落ちた先がどうなっているか分からない
スバリ岳が雲間から姿を現した
スバリ岳が雲間から姿を現した
日が差し込んできた。
天候回復してくれー!と祈る
1
日が差し込んできた。
天候回復してくれー!と祈る
スバリ岳へのアプローチ
1
スバリ岳へのアプローチ
ここも細い登山道。はるか下まで切れ落ちてるんで、高所恐怖症にはつらいところ
ここも細い登山道。はるか下まで切れ落ちてるんで、高所恐怖症にはつらいところ
スバリ岳直前でコマクサ
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スバリ岳直前でコマクサ
岩稜のスバリ岳、迫力あります
岩稜のスバリ岳、迫力あります
東側、針ノ木雪渓まで落ち込んでます。正面は蓮華岳
東側、針ノ木雪渓まで落ち込んでます。正面は蓮華岳
西側も吸い込まれそうな急斜面
西側も吸い込まれそうな急斜面
赤沢岳の西側は荒々しい岩稜の山です
赤沢岳の西側は荒々しい岩稜の山です
一瞬尾根に日が差し込みました
一瞬尾根に日が差し込みました
赤沢岳から続く尾根道。晴れていれば、超絶景のはず
1
赤沢岳から続く尾根道。晴れていれば、超絶景のはず
スバリ岳山頂到着。やっぱり回りは真っ白
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スバリ岳山頂到着。やっぱり回りは真っ白
一瞬、蓮華岳方向の雲が切れました
でも、そのあとは濃いガスに包まれ、真っ白なので、、、
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一瞬、蓮華岳方向の雲が切れました
でも、そのあとは濃いガスに包まれ、真っ白なので、、、
次の写真がいきなり、針ノ木岳山頂になります
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次の写真がいきなり、針ノ木岳山頂になります
しばらく待っていると、一瞬黒部湖が見えました
しばらく待っていると、一瞬黒部湖が見えました
スバリ岳から続く尾根道も一瞬見えただけ
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スバリ岳から続く尾根道も一瞬見えただけ
残念な展望なので、下山します
残念な展望なので、下山します
マヤクボ沢のカールも山頂部が見えないと迫力不足
マヤクボ沢のカールも山頂部が見えないと迫力不足
アオノツガザクラとキンポウゲ
アオノツガザクラとキンポウゲ
稜線の木が印象的でした
稜線の木が印象的でした
針ノ木小屋が見えた
イワギキョウ
針ノ木小屋に到着
針ノ木小屋から南側の展望もこの天候じゃあイマイチ
針ノ木小屋から南側の展望もこの天候じゃあイマイチ
蓮華岳の展望も期待できないので、下山します
蓮華岳の展望も期待できないので、下山します
数時間前に立っていたスバリ岳山頂がはるか上
数時間前に立っていたスバリ岳山頂がはるか上
こいのぼりもこの通り。
無風で暑い!
こいのぼりもこの通り。
無風で暑い!
雪解けの冷たい水で涼を取ります
雪解けの冷たい水で涼を取ります
雪渓最上部。もう少し下まで夏道を下ります
雪渓最上部。もう少し下まで夏道を下ります
タカネイブキボウフウ
いよいよお楽しみの雪渓歩き
いよいよお楽しみの雪渓歩き
アイゼン装着
誰もいない。雪渓を貸切。ゼイタク〜!
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誰もいない。雪渓を貸切。ゼイタク〜!
しばらく歩くと、どこからか、ザーザー水の音が。良く見ると、雪に黒い穴が!
しばらく歩くと、どこからか、ザーザー水の音が。良く見ると、雪に黒い穴が!
遠目から恐る恐る覗き込むと、結構な水量が流れてました。うっかり踏み抜かないよう、注意!
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遠目から恐る恐る覗き込むと、結構な水量が流れてました。うっかり踏み抜かないよう、注意!
こいのぼりを目印に下っていきます
こいのぼりを目印に下っていきます
このあたり、落石多し
ビミョーなバランスでとどまっている
1
ビミョーなバランスでとどまっている
遥か先に人影が見えました
遥か先に人影が見えました
結構急斜面です
谷を吹き降ろしてくる風が涼しい
谷を吹き降ろしてくる風が涼しい
30分ほどで雪渓終了。なんかあっという間だったなぁ。もっと歩きたい!
1
30分ほどで雪渓終了。なんかあっという間だったなぁ。もっと歩きたい!
ムシャリンドウ
オオバギボウシ
シモツケソウ
オオバギボウシとニッコウキスゲがたくさん咲いていました
オオバギボウシとニッコウキスゲがたくさん咲いていました
大沢小屋に到着
シナノナデシコ
大沢小屋のご主人に扇沢までの近道を教えてもらいました。約15分の短縮。
大沢小屋のご主人に扇沢までの近道を教えてもらいました。約15分の短縮。
撮影機器:

感想

去年、柏原新道から鹿島槍ヶ岳へ、そして扇沢から針ノ木岳へそれぞれピストンしました。その間をつなぐ稜線を歩きたくて、今回行ってきました。

1日目、夜明け前には扇沢について登山開始するつもりが、仕事の疲れがたまっていたためか予定していた時間に起きれず、すっかり寝坊してスタートが7時半になってしまいました。

結果的にはこれが大正解。朝方、稜線上にかかっていた雲が時間とともに切れて、青空が広がってきます。当初予定の時間に登っていたら、種池山荘、爺ヶ岳は雲の中だったでしょう。なんてラッキーなんだ!爺ヶ岳からの最高の展望を見ながらつくづく思いました。

それにしても、この日は下界で気温40度を記録した猛暑の日、2400mを超える稜線上も強烈に暑かった。風が遮られるところでは頭上から照りつける太陽の暑さと地面からの熱気で熱中症になりそう。快晴で展望には恵まれましたが、暑さにはかなりやられ、雪渓の上で横になりたい気分でした。

2日目、絶景の稜線歩きということで、気合を入れて夜明け前に出発したものの、残念ながらガスって視界不良。前日の天気のように、時間とともに次第に晴れてくることを期待して歩き続けましたが、結局稜線上はすっきり晴れてくれませんでした。この稜線からのツルタテと黒部湖の絶景を楽しみにしていたのに。いくつもピークを超える、歩き応えのあるコースだっただけに悔し〜!!!絶対リベンジしてやる!!!と心に誓いました。

一方、針ノ木雪渓の下山は、最高の気分。雪の上をザクザクと快調に下りることが出来ました。去年は9月の夏道歩きでしたが、やっぱ、雪渓歩きの方が楽しいです。雪渓を吹き降ろす冷風も心地よかった。

この周回コース、百名山が含まれないマイナーコースですが、とても良いです。雪渓の残る時期で天候の良い時にリベンジするぞ!

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