異常に暑い八ヶ岳―硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳縦走
- GPS
- 27:20
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,687m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
赤岳山荘09:00
赤岳鉱泉10:30/11:00
硫黄岳12:20/13:20
横岳
赤岳天望荘15:20
8/11
赤岳天望荘07:00
赤岳07:20/07:50
中岳
阿弥陀岳09:00/09:40
行者小屋10:40/11:00
赤岳山荘12:20
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳周辺の急登部分は渋滞発生 |
写真
感想
4年ぶりに八ヶ岳の最高峰赤岳へ行くことになった。
メンバーの1人は4年前に一緒に登った友人である。
4年前は美濃戸口から、南沢・行者小屋・赤岳・横岳・硫黄岳・赤岳鉱泉・北沢というコースを通ったが、今回は美濃戸から、北沢・赤岳鉱泉・硫黄岳・横岳・赤岳・行者小屋・南沢と逆コースを行くことにした。
そしてせっかくなので赤岳から阿弥陀岳も往復することにした。
前回はバスだったので美濃戸口から歩いたが、今回は車で行くことになったので、赤岳山荘まで入れた。
なのでその分1時間短縮できる。赤岳山荘の駐車代は1日1000円なので2日で2000円だった。
ただ美濃戸口から赤岳山荘までの林道は車高が高い車でないと、けっこう底をすりそうである。
美濃戸口の駐車場が満車だったのに、やまのこ村、赤岳山荘の駐車場にまだ余裕があったのもそのせいかもしれない。
前回は赤岳から横岳、硫黄岳はずっと霧の中を歩いたのだが、今回は2日とも太平洋高気圧+チベット高気圧に覆われていた晴天で、南八ヶ岳の稜線を満喫することができた。
特に硫黄岳から横岳の稜線では、赤岳・阿弥陀岳のダイナミックな景観とコマクサを中心とした高山植物、赤岳・阿弥陀岳の稜線は、南アルプス〜中央アルプス〜北アルプスの展望が素晴らしかった。
さすがにお盆期間の土日ということもあって山小屋はものすごく混んでいて、3畳に5人くらいの感じだった。
前回は6月だったので八ヶ岳は山麓にも山小屋が多いので、稜線の山小屋はそんなに混まないというイメージがあったのだが、やはりシーズン中ともなるとこんなにも混むのである。
夕食前に山小屋の周辺でくつろいでいると、高山の稜線とは思えないTシャツ短パン姿の人を沢山みかける。
それだけ気温が高いのである。
途中の標高2300mの赤岳鉱泉にあった温度計も28℃位を指していた。
それから考えると赤岳山頂でも20℃後半の気温だということである。
深夜0時に星を見るために外へ出ると、長袖Tシャツ1枚なのに寒くない。おそらく20℃はある感じだ。
ということは下界はこの時間でも30℃前後はあるということだ。
この日は甲府で最高気温40.7℃を記録していたことを後から知った。
星空も天の川まで見えているのだが、なんとなく靄がかかっていた。
眼下の野辺山の夜景もぼんやりと霞んでいる。夜になっても熱気がたまっているのだ。
夜空が全体的に霞んでいたせいか、期待していたペルセウス座流星群はほとんど見えなかった。
ただ時間的にも早すぎたのかもしれない。
モルゲンロートを見るために、4:30に外へ出て、山小屋の温度計を見ると18℃。
高山の稜線の明け方で、こんなに気温が高いことはそんなにないだろう。
結局朝日が昇ってきたのは5時丁度だった。日の出の時刻はこんなにも遅くなっていたのだ。
これだけ高温が続くと、高山の気候も生態系も変わっていくのだろうと思った八ヶ岳縦走だった。
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