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Yamareco

記録ID: 332275
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

異常に暑い八ヶ岳―硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳縦走

2013年08月10日(土) ~ 2013年08月11日(日)
 - 拍手
e351spAz その他3人
GPS
27:20
距離
16.2km
登り
1,687m
下り
1,673m

コースタイム

8/10
赤岳山荘09:00
赤岳鉱泉10:30/11:00
硫黄岳12:20/13:20
横岳
赤岳天望荘15:20

8/11
赤岳天望荘07:00
赤岳07:20/07:50
中岳
阿弥陀岳09:00/09:40
行者小屋10:40/11:00
赤岳山荘12:20
天候
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
赤岳周辺の急登部分は渋滞発生
赤岳山荘、やまのこ村の駐車場もほぼ満車。
2013年08月10日 08:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 8:47
赤岳山荘、やまのこ村の駐車場もほぼ満車。
北沢を登る。
2013年08月10日 09:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 9:57
北沢を登る。
横岳が見えている。
2013年08月10日 10:14撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 10:14
横岳が見えている。
標高2300mの赤岳鉱泉でも30℃近い。
2013年08月10日 10:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 10:55
標高2300mの赤岳鉱泉でも30℃近い。
赤岳鉱泉。阿弥陀岳が見えている。
2013年08月10日 10:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 10:56
赤岳鉱泉。阿弥陀岳が見えている。
森林限界まで来ると、今回の目標である赤岳・阿弥陀岳のダイナミックな光景が広がる。
2013年08月10日 12:00撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 12:00
森林限界まで来ると、今回の目標である赤岳・阿弥陀岳のダイナミックな光景が広がる。
硫黄岳への登りは気分がいい。
2013年08月10日 12:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/10 12:02
硫黄岳への登りは気分がいい。
前回は霧の中だったのでこの景観は初めて。
2013年08月10日 12:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 12:17
前回は霧の中だったのでこの景観は初めて。
見晴らしのいい硫黄岳山頂。
2013年08月10日 12:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/10 12:20
見晴らしのいい硫黄岳山頂。
硫黄岳のこの火口は去年天狗岳から見えた。
2013年08月10日 12:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 12:23
硫黄岳のこの火口は去年天狗岳から見えた。
その天狗岳は東側からの雲でそろそろ隠れそうだ。
2013年08月10日 12:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 12:47
その天狗岳は東側からの雲でそろそろ隠れそうだ。
硫黄岳を出発。
2013年08月10日 13:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 13:18
硫黄岳を出発。
横岳から赤岳、阿弥陀岳。これから歩く稜線。
2013年08月10日 13:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/10 13:18
横岳から赤岳、阿弥陀岳。これから歩く稜線。
硫黄岳から横岳へはコマクサが多かった。
2013年08月10日 13:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/10 13:28
硫黄岳から横岳へはコマクサが多かった。
横岳がこんなにごつごつしていたとは。前は霧の中だったので全然分からなかった。
2013年08月10日 13:50撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 13:50
横岳がこんなにごつごつしていたとは。前は霧の中だったので全然分からなかった。
岩塊斜面にコマクサの大群落。
2013年08月10日 13:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 13:56
岩塊斜面にコマクサの大群落。
そして大規模な保護地。
2013年08月10日 13:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 13:56
そして大規模な保護地。
白いコマクサもあった!
2013年08月10日 13:59撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 13:59
白いコマクサもあった!
横岳がこんなに尖がっていたとは。名称からのイメージと違う。
2013年08月10日 14:09撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:09
横岳がこんなに尖がっていたとは。名称からのイメージと違う。
ちょっとした鎖場で渋滞。
2013年08月10日 14:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:13
ちょっとした鎖場で渋滞。
2013年08月10日 14:14撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:14
チシマギキョウ
2013年08月10日 14:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:15
チシマギキョウ
硫黄岳の広場からゴツゴツした横岳と楽しい稜線歩き。
2013年08月10日 14:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/10 14:15
硫黄岳の広場からゴツゴツした横岳と楽しい稜線歩き。
東側からどんどん雲が湧き上がる。
2013年08月10日 14:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:18
東側からどんどん雲が湧き上がる。
赤岳も雲に隠れそうだ。
2013年08月10日 14:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:21
赤岳も雲に隠れそうだ。
2013年08月10日 14:24撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:24
振り返ってみるとあんなところを歩いていたのかな?と思ってしまう。
2013年08月10日 14:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:43
振り返ってみるとあんなところを歩いていたのかな?と思ってしまう。
イブキジャコウソウ?
2013年08月10日 14:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:57
イブキジャコウソウ?
2013年08月10日 14:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:57
ウメバチソウ
2013年08月10日 14:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 14:57
ウメバチソウ
赤岳に雲
2013年08月10日 15:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 15:02
赤岳に雲
雲がいい感じだ。
2013年08月10日 15:05撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 15:05
雲がいい感じだ。
2013年08月10日 15:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/10 15:11
泊まりは赤岳天望荘。
2013年08月10日 15:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/10 15:16
泊まりは赤岳天望荘。
前回と違って大混雑。
2013年08月10日 15:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/10 15:43
前回と違って大混雑。
赤岳でもコマクサ。
2013年08月10日 16:45撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/10 16:45
赤岳でもコマクサ。
モルゲンロート。思ったより赤くならなかった。
2013年08月11日 05:12撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/11 5:12
モルゲンロート。思ったより赤くならなかった。
赤岳への登り。ピーカンだ。
2013年08月11日 07:00撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 7:00
赤岳への登り。ピーカンだ。
最高の天気。
2013年08月11日 07:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 7:02
最高の天気。
2013年08月11日 07:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 7:10
山頂は大賑わい。
2013年08月11日 07:26撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/11 7:26
山頂は大賑わい。
富士山もいい天気だ。
2013年08月11日 07:26撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 7:26
富士山もいい天気だ。
赤岳から蓼科までの稜線が見渡せる。
2013年08月11日 07:27撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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8/11 7:27
赤岳から蓼科までの稜線が見渡せる。
向こうに南アルプスが見える。
2013年08月11日 07:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 7:29
向こうに南アルプスが見える。
富士山を見ながら下り始める。
2013年08月11日 07:42撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/11 7:42
富士山を見ながら下り始める。
赤岳からの下りは大渋滞。
2013年08月11日 07:46撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 7:46
赤岳からの下りは大渋滞。
渋滞が続く。
2013年08月11日 07:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 7:56
渋滞が続く。
阿弥陀岳方面への分岐までは文三郎道と同じ。
2013年08月11日 08:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 8:02
阿弥陀岳方面への分岐までは文三郎道と同じ。
目指す阿弥陀岳。
2013年08月11日 08:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 8:06
目指す阿弥陀岳。
振り返ると赤岳。
2013年08月11日 08:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 8:33
振り返ると赤岳。
間に中岳。
2013年08月11日 08:36撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 8:36
間に中岳。
梯子も近寄ってみると角度が緩い。
2013年08月11日 08:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 8:49
梯子も近寄ってみると角度が緩い。
2013年08月11日 08:59撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 8:59
2013年08月11日 09:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 9:02
2013年08月11日 09:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 9:08
阿弥陀岳山頂からの赤岳。
2013年08月11日 09:24撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/11 9:24
阿弥陀岳山頂からの赤岳。
赤岳とお地蔵さん。
2013年08月11日 09:26撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
8/11 9:26
赤岳とお地蔵さん。
再び赤岳方面へ下りていく。
2013年08月11日 09:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 9:52
再び赤岳方面へ下りていく。
赤岳山頂に人が群がる。
2013年08月11日 10:00撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 10:00
赤岳山頂に人が群がる。
2013年08月11日 10:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/11 10:01
2013年08月11日 10:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 10:23
行者小屋も大賑わい。
2013年08月11日 10:38撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 10:38
行者小屋も大賑わい。
そして美濃戸山荘着。
2013年08月11日 12:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 12:33
そして美濃戸山荘着。
今日も駐車場は満車。
2013年08月11日 13:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/11 13:12
今日も駐車場は満車。

感想

4年ぶりに八ヶ岳の最高峰赤岳へ行くことになった。
メンバーの1人は4年前に一緒に登った友人である。
4年前は美濃戸口から、南沢・行者小屋・赤岳・横岳・硫黄岳・赤岳鉱泉・北沢というコースを通ったが、今回は美濃戸から、北沢・赤岳鉱泉・硫黄岳・横岳・赤岳・行者小屋・南沢と逆コースを行くことにした。
そしてせっかくなので赤岳から阿弥陀岳も往復することにした。

前回はバスだったので美濃戸口から歩いたが、今回は車で行くことになったので、赤岳山荘まで入れた。
なのでその分1時間短縮できる。赤岳山荘の駐車代は1日1000円なので2日で2000円だった。
ただ美濃戸口から赤岳山荘までの林道は車高が高い車でないと、けっこう底をすりそうである。
美濃戸口の駐車場が満車だったのに、やまのこ村、赤岳山荘の駐車場にまだ余裕があったのもそのせいかもしれない。

前回は赤岳から横岳、硫黄岳はずっと霧の中を歩いたのだが、今回は2日とも太平洋高気圧+チベット高気圧に覆われていた晴天で、南八ヶ岳の稜線を満喫することができた。
特に硫黄岳から横岳の稜線では、赤岳・阿弥陀岳のダイナミックな景観とコマクサを中心とした高山植物、赤岳・阿弥陀岳の稜線は、南アルプス〜中央アルプス〜北アルプスの展望が素晴らしかった。

さすがにお盆期間の土日ということもあって山小屋はものすごく混んでいて、3畳に5人くらいの感じだった。
前回は6月だったので八ヶ岳は山麓にも山小屋が多いので、稜線の山小屋はそんなに混まないというイメージがあったのだが、やはりシーズン中ともなるとこんなにも混むのである。

夕食前に山小屋の周辺でくつろいでいると、高山の稜線とは思えないTシャツ短パン姿の人を沢山みかける。
それだけ気温が高いのである。
途中の標高2300mの赤岳鉱泉にあった温度計も28℃位を指していた。
それから考えると赤岳山頂でも20℃後半の気温だということである。

深夜0時に星を見るために外へ出ると、長袖Tシャツ1枚なのに寒くない。おそらく20℃はある感じだ。
ということは下界はこの時間でも30℃前後はあるということだ。
この日は甲府で最高気温40.7℃を記録していたことを後から知った。
星空も天の川まで見えているのだが、なんとなく靄がかかっていた。
眼下の野辺山の夜景もぼんやりと霞んでいる。夜になっても熱気がたまっているのだ。
夜空が全体的に霞んでいたせいか、期待していたペルセウス座流星群はほとんど見えなかった。
ただ時間的にも早すぎたのかもしれない。

モルゲンロートを見るために、4:30に外へ出て、山小屋の温度計を見ると18℃。
高山の稜線の明け方で、こんなに気温が高いことはそんなにないだろう。
結局朝日が昇ってきたのは5時丁度だった。日の出の時刻はこんなにも遅くなっていたのだ。

これだけ高温が続くと、高山の気候も生態系も変わっていくのだろうと思った八ヶ岳縦走だった。

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