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Yamareco

記録ID: 332307
全員に公開
ハイキング
飯豊山

飯豊本山に行ってきました。

2013年08月11日(日) ~ 2013年08月12日(月)
 - 拍手
waiwai5963 その他12人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
23:16
距離
22.9km
登り
2,239m
下り
2,224m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(1日目)9:02大日杉小屋-12:52地蔵岳-16:58切合小屋(泊)
(2日目)6:10切合小屋-8:02本山小屋-8:17飯豊山山頂8:46-9:05本山小屋-10:44切合小屋11:50-14:33地蔵岳-16:45大日杉小屋
天候 11日 晴れ
12日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大日杉小屋までの道路はよく整備されている。
小屋手前の駐車場には40台程度駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
登り初めのザンゲ坂の急登が厳しい、登り切って約3時間ひたすら高度を上げる登り坂が続く。登山道は刈払いがされていて比較的歩きやすい。

種蒔山直下の沢の源頭付近には雪渓が残っている。
大日杉小屋を背に出発
2013年08月11日 09:01撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 9:01
大日杉小屋を背に出発
ザンゲ坂をチェーンを使いながら登る
2013年08月11日 09:25撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 9:25
ザンゲ坂をチェーンを使いながら登る
出発から約3時間
ようやく目指す飯豊本山が見えてきた
それにしても遠い(´;ω;`)
2013年08月11日 12:14撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/11 12:14
出発から約3時間
ようやく目指す飯豊本山が見えてきた
それにしても遠い(´;ω;`)
地蔵岳山頂
ここまで登れば一安心と思いたいが!
2013年08月11日 12:52撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 12:52
地蔵岳山頂
ここまで登れば一安心と思いたいが!
切合小屋の手前雪渓を渡る。
2013年08月11日 16:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:45
切合小屋の手前雪渓を渡る。
切合小屋キャンプ地
2013年08月11日 17:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 17:53
切合小屋キャンプ地
キャンプ地から南西方向の夕焼け
2013年08月11日 18:57撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/11 18:57
キャンプ地から南西方向の夕焼け
2日目の朝ご来光
2013年08月12日 04:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 4:53
2日目の朝ご来光
本山もかすかに朝焼け
2013年08月12日 05:04撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 5:04
本山もかすかに朝焼け
今日も快晴だ\(^o^)/
2013年08月12日 06:39撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 6:39
今日も快晴だ\(^o^)/
写真中央に姥地蔵
奥が目指す本山方面。
2013年08月12日 07:00撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 7:00
写真中央に姥地蔵
奥が目指す本山方面。
御秘所の岩場を越える
2013年08月12日 07:07撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 7:07
御秘所の岩場を越える
御秘所を越えると広い稜線に
奥に本山小屋が確認できる
2013年08月12日 07:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 7:53
御秘所を越えると広い稜線に
奥に本山小屋が確認できる
本山小屋到着
早速買い物、余裕の♀軍?
2013年08月12日 08:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 8:02
本山小屋到着
早速買い物、余裕の♀軍?
ようやく本山山頂が確認できた。
2013年08月12日 08:07撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 8:07
ようやく本山山頂が確認できた。
飯豊本山山頂標柱と一等三角点
2013年08月15日 23:47撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/15 23:47
飯豊本山山頂標柱と一等三角点
今朝の出発から既に10時間
ザンゲ坂の下りは慎重に
2013年08月12日 16:23撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 16:23
今朝の出発から既に10時間
ザンゲ坂の下りは慎重に
大日杉小屋到着。
お疲れさんでした。
2013年08月12日 16:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 16:45
大日杉小屋到着。
お疲れさんでした。
センジュガンピ
2013年08月11日 12:55撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 12:55
センジュガンピ
ミヤマクルマバナ
2013年08月11日 12:55撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 12:55
ミヤマクルマバナ
アカモノ
2013年08月11日 14:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 14:32
アカモノ
アカモノの実
2013年08月11日 14:19撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 14:19
アカモノの実
ハクサンコザクラ
2013年08月11日 14:24撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/11 14:24
ハクサンコザクラ
ミヤマダイモンジソウ
2013年08月11日 14:30撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 14:30
ミヤマダイモンジソウ
ハクサンイチゲ&ハクサンコザクラ
2013年08月11日 14:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 14:33
ハクサンイチゲ&ハクサンコザクラ
ノゴウイチゴ(初日)
2013年08月11日 14:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 14:34
ノゴウイチゴ(初日)
ノゴウイチゴ(2日目)
2013年08月12日 13:24撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 13:24
ノゴウイチゴ(2日目)
2013年08月11日 15:03撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 15:03
タカネマツムシソウ
2013年08月11日 15:37撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/11 15:37
タカネマツムシソウ
ハクサンオミナエシ
2013年08月11日 15:37撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 15:37
ハクサンオミナエシ
ゴゼンタチバナ
2013年08月11日 16:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:35
ゴゼンタチバナ
ヒメサユリ
2013年08月11日 16:37撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/11 16:37
ヒメサユリ
コバイケイソウ
まだまだ現役でした
2013年08月11日 16:37撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:37
コバイケイソウ
まだまだ現役でした
イワイチョウ
2013年08月11日 16:49撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:49
イワイチョウ
モミジカラマツ
2013年08月11日 16:50撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:50
モミジカラマツ
ウサギギク
2013年08月11日 16:51撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:51
ウサギギク
シナノキンバイ?
2013年08月11日 16:51撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:51
シナノキンバイ?
2013年08月12日 10:26撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 10:26
ヤマハハコ
2013年08月11日 16:51撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/11 16:51
ヤマハハコ
ミヤマトリカブト
2013年08月12日 07:04撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 7:04
ミヤマトリカブト
ハクサンシャジン
2013年08月12日 07:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 7:45
ハクサンシャジン
ミヤマアキノキリンソウ
2013年08月12日 08:00撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 8:00
ミヤマアキノキリンソウ
イイデリンドウ
2013年08月12日 08:52撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 8:52
イイデリンドウ
チングルマの花穂
2013年08月12日 08:53撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 8:53
チングルマの花穂
ハクサンフウロ
2013年08月12日 09:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 9:02
ハクサンフウロ
イワベンケイ
2013年08月12日 09:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 9:02
イワベンケイ
タカネツメクサ
2013年08月12日 09:24撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 9:24
タカネツメクサ
ミヤマトウキ
2013年08月12日 10:11撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 10:11
ミヤマトウキ
ヨツバシオガマ
2013年08月12日 10:26撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 10:26
ヨツバシオガマ
ハクサンイチゲ
2013年08月12日 10:28撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
2
8/12 10:28
ハクサンイチゲ
アオノツガザクラ
2013年08月12日 10:28撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/12 10:28
アオノツガザクラ
ショウジョウバカマ
2013年08月12日 10:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 10:35
ショウジョウバカマ
ニッコウキスゲ
2013年08月12日 13:24撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/12 13:24
ニッコウキスゲ
撮影機器:

感想

当初の計画は川入登山口からの入山予定であったが7月の豪雨により通行不能となり、大日杉小屋からの登山となった。

総勢13名、1泊2日のテント泊飯豊本山往復の行程である。

去年はツアー会社のお任せ登山だったが、今年はテントや食料を分担して背負うことになる。
ザック重量は約15Kgになり、一歩一歩の歩行が太腿に効いてくるのが分かる。

登山口から地蔵岳へは標高900mを一気に登る厳しいコースである、特に出発して20分程でザンゲ坂という鎖のある急坂があり登りきるのに汗だくとなる。
ここから約3時間ひたすら登り坂が続き、体力はもちろん気力勝負となる。
地蔵岳山頂に近づくとほぼ真西に最終目的地の飯豊本山が見えるが、深い沢で遮られ遥か遠くである。
地蔵岳から種蒔山へ尾根筋を何度かアップダウンを繰り返し進むが、地蔵岳までの急登を経験してからなので楽に感じる。
途中に目洗清水があるが、登山道から一旦50m程下った所にあるが急坂で滑りやすいので水筒を持った時には特に注意を要する。
この辺はハクサンコザクラやイチゲなどがが咲く小さなお花畑になっている。
ガイドブックではヒメサユリの群生地になっているが今回は遅かった。

種蒔山の尾根に登る手前で北側の沢の源頭に下り、源流を渡る。
さらに山腹を斜上する途中に雪渓が残っていて滑落に注意して進む。
まもなく三国岳からの登山道と合流し間もなく切合小屋に到着する。

キャンプ場には既に4〜5張のテントが設営されていた。
我々の分テント4張り設営することになるが、17時到着では良い場所があるはずがない若干斜めになるのを我慢して設営完了。

食事中に辺りは暗闇になった。
夕焼けに映える山並みのシルエットは素晴らしく、また南空には上限の月が次に宵の明星金星が輝き出し、時間と共に星が増えていくのが分かる。
就寝前の21時頃にはまさに満天の空、天の川が南から北に流れているのがハッキリ分かる。今日の8時間の山行の苦労が吹っ飛ぶほどの絶景に酔いしれる。

2日目朝、4時50分頃雲海の向こうから静かにご来光が輝き出す。
この景観も登山ならではの味わいである。

朝食後、不要な荷物をテントにデポして本山に向かって出発。
大日岳等、周辺に雲がかかっているが幸い本山付近は今のところ確認できる。

草履塚へややきつい登りとなるが、昨日の登りとは比にならない、これが飯豊の魅力の一つだろう。一旦本山筋の尾根に登ってしまえば、青空の下どこまでも歩けそうな気がするほど爽快感のある登山路である。

切合小屋から約2時間で本山到着、北側、西側の飯豊の峰々は雲の中であったがしばしダイグラ尾根の稜線や通って来た稜線の絶景を堪能しながら約30分程のコーヒータイム。

同じ道を戻る。

1泊2日、行動時間約18時間の山行は楽なものではなかったが、全員無事でしかもほぼ計画通りの時間で終えることが出来た事、同行した仲間全員に感謝である。









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コメント

お疲れ様でした!
なんだか、季節がいつか分からないようなお花たちですね
ノウゴウイチゴの観察日記はほほえましいです
高い山での満点の星空。いいですねぇ!!
2013/8/16 11:10
springさん
コメントありがとうございます。

未だ残雪のある高山は頭の中では理解できない世界です

ノウゴウイチゴは年下だけど登山歴30年以上の先輩が「昨日と色が違う」と教えてくれました。
観察力が違う
登り下りに必死で、まだまだそんな余裕がない

満天の星空、いつかは一眼でと思うが・・・・
将来は、目で見たモノを眼帯のようなものでパソコンと繋いで出力できるようにならないものかな
2013/8/16 11:45
また行きたい飯豊本山
お天気も良く、お花もまだいっぱいで、素晴らしい山行でしたね。
私も10数年前に、同じルートで登りました。
泊まったのは、本山小屋でした。その時、数日前に強風があり小屋の屋根が一部剥れていました。到着した時は、その剥れた屋根の部分の下だけが空いていて、やむなくそこで星空を見ながら、雨の降らないことを念じながら一夜を過ごした経験があります。
加えて、その山行でカメラが故障して、山頂の記念写真を見ず知らずの方に郵送して頂いた思い出があります。
行きたいと思いつつ、荷の多さを考えると、やっぱり
近場がいいですね。

 よろしく
2013/8/16 16:00
hope55さん
いつもありがとうございます。

既にhope55さんは東北の主な峰々に登頂されているから
初心舎の私としては羨ましい限りです。

でもまさか、飯豊本山に2年続けて登るとは思いませんでした。
あのような山に登ると体力不足が身に滲みます。

これからもよろしくお願いします。
2013/8/16 20:33
プロフィール画像
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