鷲羽 水晶 黒部五郎に痺れました(^^)♪
- GPS
- 80:00
- 距離
- 53.7km
- 登り
- 4,208m
- 下り
- 4,208m
コースタイム
駐車場6:22 - 7:56笠新道分岐 - 8:08わさび平小屋8:23 - 10:00秩父沢10:11 - 12:21シシウドが原 -
13:28鏡平山荘13:58 - 15:21弓折乗越15:33 - 16:19くろゆりベンチ - 17:03双六山荘 テント泊
8月12日
双六山荘5:42 - 7:51三俣蓮華岳7:58 - 8:08三俣峠 - 8:47三俣山荘9:31 - 10:45鷲羽岳 - 11:26ワリモ岳 -
11:46ワリモ北分岐 - 12:28水晶小屋12:53 - 13:34水晶岳13:38 - 14:16水晶小屋分岐 - 14:46ワリモ北分岐 -
14:55岩苔乗越 - 15:49黒部川源流碑 - 16:36三俣山荘 山荘泊
8月13日
5:59三俣山荘 - 8:10黒部五郎小舎8:25 - 10:37黒部五郎岳の肩10:44 - 10:56黒部五郎岳11:01 -
11:12黒部五郎岳の肩11:25 - 15:35三俣蓮華岳 - 17:32双六小屋 テント泊
8月14日
双六小屋8:54 - 9:43くろゆりベンチ9:58 - 10:38弓折乗越 - 11:28鏡平山荘11:59 - 12:18熊の踊り場 -
12:48シシウドが原 - 14:13秩父沢14:25 - 15:40わさび平小屋16:13 - 16:24笠新道 - 17:22駐車場
天候 | 8月11日 晴れ 8月12日 晴れ 風強め 8月13日 晴れ 午後から曇 風も出てくる 8月14日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場 新穂高無料駐車場(深山荘の先にある登山者用の無料駐車場)に停めました。 200台収容出来る広さ、トイレ有り。 ここが満車の場合は、鍋平駐車場か、ロープウェイ近くの有料駐車場に停めることになります。 北アルプス岐阜県側山岳情報 新穂高駐車場案内 http://www.kitaalpsgifu.jp/parking_info.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
■弓折乗越〜双六小屋の間に雪田、三俣山荘〜黒部五郎小舎間の巻道に雪渓が2箇所。 だいぶ雪融けが進んでいたので、ノーアイゼンでも問題ありませんでした。 ガス時に巻道は使わない方が無難ですが、雪渓にはベンガラで記してあるので、視界不良時にはそれを目印に。 黒部源流碑近くには登山道脇にスノーブリッジがありました。 ■鷲羽岳は九十九折りの急坂ですが、特に危険もなく歩きやすい道です。 黒部五郎岳はカールコースがお勧めです。雪渓が遅くまで残っているので、その周辺ではお花畑が楽しめます。 水晶岳は岩場のルート、落石に注意です。 ■売店 松本ICを下りて、セブンイレブン3軒、ファミリーマート1軒、ローソン1軒、サークルKサンクス1軒 わさび平小屋、鏡平山荘、双六小屋、三俣山荘、水晶小屋、黒部五郎小舎 ■トイレ 新穂高無料駐車場と各小屋 ■水場 地図に記載されている登山道脇の水場は確認していません。 無料の水場はわさび平小屋、双六小屋、三俣山荘、黒部五郎小舎 鏡平山荘と水晶小屋は有料となっています。 熊目撃情報 8/3 14時50分頃 弓折岳山頂付近、8/4 12時頃 新穂高駐車場〜車道、8/9 16時頃 笠新道入口付近 |
写真
感想
今回は北アルプスの奥の方に出掛けてきました。
夏のイベント、一昨年は奥穂高岳、昨年は槍ヶ岳と出掛けて、今年は更にグレードアップを図ったのですが、引越し作業などで
お山に出掛けられず食べてばかりの生活だったので、夏山の身体作りが上手くいかず、その計画は消えました(>< )アチャー
暫く目標を失ってのほほんとしていたのですが、今年は旦那さんが長い休暇を取れたので、再びイベント計画を練りました。
そして決まったのが新穂高から入っての鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳巡り。
四肢を使って岩峰を極めるわけではないので少しは気持ちも楽ですが、果たして重荷での歩きは大丈夫なのだろうか??
3週間ぶりのお山歩き&今年初テント泊…少々無謀ですが、いきなりの本番です(^^;)
8月10日(土)
朝、関越道で渋滞しているという情報をテレビのニュースで確認。ただ私達が通る頃には解消されているだろうと楽観視。
その読みは当たって渋滞に巻き込まれることもなく、スイスイと車が進み、この山行の核心部??である新穂高の
無料駐車場に停めることが出来ました。
8月11日(日)
起きたのが5時過ぎ。まさかの寝坊です…4時前に起きて5時に出発予定だったのに
モソモソと支度をしていると、周りではどんどんザックを背負って出発してます。
結局出発は6時半頃。最初から気持ちに余裕をなくす出来事がありましたが、さらに「に、荷物が…お、重い」
トボトボとしか歩みを進めることが出来ず、本当に今日中に双六小屋に辿り着けるのだろうか??と心配に。
林道の入口でパッキングをやり直して漸く普通に歩ける様になりました。パッキングは大事ですね。。。
最初は木陰の林道を快適に進みますが、小池新道登山口からは山道となります。
ジリジリと日差しが強く、消耗を抑えるために何度か休憩をとりながら鏡平に到着。ここで買った炭酸で生き返りました(^^)
その後も日差しと重荷で消耗しますが、右側に見える槍ヶ岳の姿には励まされました。
双六小屋が見えた頃からは、テンションが上がり、やっと足にも加速がついてなんとか到着することが出来ました〜。
さて今回はエアライズ2のDXのデビューです。fallさんのテントを見て、すぐにいいなぁ〜と思っていたモノ。
前室が広いのでそのスペースが有効に使えそうです。fallさん、いつも優れモノ情報を有難うございますす(^^)
そして今まで使っていたものは私のソロテン泊用になりましたニンマリ
この日の夕食はパスタとおつまみと(私はですが) 。やっと肩から荷を下ろして、心からホッとすることが出来ました。
8月12日(月)
4時前に起床、朝食は手早くということでパンにしたけど食欲がわかず…。
今日はテントをそのままにして三俣山荘泊まり。着替えや洗面道具などを詰め込んで5時半過ぎに出発。
中道ルートを通って、三俣蓮華岳の山頂をしっかり踏んでから三俣山荘へ。早々に予約をしました。
部屋を案内されて、不要な荷物を置いてから鷲羽岳に出発。景色を見ながら、あっと言う間に山頂に着いてしまった感じです。
山頂からは、槍穂、水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、白山と名山の数々を堪能出来ました。
満足した後は水晶小屋へ。小屋から見える裏銀座のルートに思わずウットリ。顔が ニタニタしていたかもしれません(^^;)
ここでエネルギー補給をしようと、カップ麺と力汁を注文。お餅の入った力汁は食べごたえがあり元気になりました。
お腹が満たされた後は水晶岳に向かいます。鷲羽岳とはまた違った雰囲気で岩稜を伝って歩きます。
黒岳(水晶岳)という名前の通り黒く見える岩峰で水晶??の混じっている岩がゴロゴロしているのが印象的でした。
山頂は狭くて不安定な場所なので早々に下山。今度は黒部川源流碑に向かいました。
地図を見ると岩苔乗越から40分少々らしいのですが、この下りで足の裏がだんだん痛くなってしまい減速。
ザレガレで足裏のツボをだいぶ刺激されたようで…元気になるどころか、確実に弱ってしまいました(^^;)
ヨレヨレになりながらも源流碑に到着。そこから三俣山荘までは気力で登りました(笑)
この日の夕食は山荘名物のジビエシチュー。食後にケーキセットを頂きました。
コーヒーはサイフォン式。山の中で本格的なものを飲めるなんて感激!!短い時間でしたが、贅沢な気持ちになりました(^^)
8月13日(火)
4時過ぎ起床。5時に朝食を食べて6時頃に出発。
この日は黒部五郎岳に行った後、双六のテント場に戻る予定。
黒部五郎小舎に下りる道が激しい下りで再び足裏が痛くなり…。無理をしないでゆっくり歩くことにしました。
今回はカールコースを歩きましたが、美しい景色に見とれて写真をパシャパシャ。
「帰りたくない、ここにいたい♪」そんな気持ちになってしまう場所でした。
天気の方は、風が少し出てきて曇りがちになってきたので、山頂で写真を撮った後は少々急ぎました。もったいない(>< )
黒部五郎小舎に着いた頃にはガスが広がってきました。しかも計画よりだいぶ遅れてしまいました。。。
「これからどうしようか??」お昼を食べながら話し合い。
旦那さんは、双六への到着時間がかなり遅れることと、天候の急変を心配して「黒部五郎小舎に宿泊しよう!」
本来ならそれが無難ですが、空を見るとガスが出ているものの、雷雨になる雰囲気は感じず。
私は双六に帰ることを考えていました。危険を感じたら黒部五郎小舎に戻ってもいいし、三俣山荘に泊まってもいい。
結局旦那さんが折れる形で、双六に帰ることにしました。
到着時間は心配でしたが、途中から日差しが弱くなり風が出てきたので、涼しくなってペースを上げることが出来ました。
双六小屋に着いたのは17時半。明るいうちに戻れました。
前の日以上に疲れましたが、素晴らしい景色を見せてくれた黒部五郎岳を肴に、楽しい食事の時間となりました。
8月14日(水)
最終日はのんびり帰ろうということで6時に起床。
4時頃から周りが動き出したのは知っていたのですが、のそのそとテントから出てみると皆さんとっくに出掛けてました(^^;)
のんびりと食事をして、のんびりとテントを片づけて、出発したのが9時近く。
足元に咲く花を愛で、山々の眺めを堪能し、目に焼き付けて下山しました。
帰りは「ひがくの湯」に寄って汗と疲れを流してリフレッシュ。車は渋滞に巻き込まれることもなく、無事に帰宅出来ました。
まだまだ体力不足で疲れることもありましたが、本当にあの場所に行って良かったと思います♪
タイトルの通り、あの絶景には痺れました
次回は余裕を持って歩くことが出来るように、体力をつけて、余裕のある計画を立てたいと思います(^^)
◇今回確認出来た鳥◇ ウグイス、メボソムシクイ、イワヒバリ、カヤクグリ、ライチョウ
2013 8 21 pippi
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