記録ID: 3369488
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山
トムラウシ山〜大雪山 花の楽園
2021年07月18日(日) ~
2021年07月20日(火)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
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体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 30:36
- 距離
- 52.7km
- 登り
- 3,722m
- 下り
- 2,923m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:32
距離 15.4km
登り 1,552m
下り 680m
2日目
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 11:32
距離 21.5km
登り 1,171m
下り 877m
3日目
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:17
距離 15.8km
登り 1,005m
下り 1,402m
5:05
28分
宿泊地
13:22
天候 | 18日:快晴のちガス時々晴れ 19日:曇り(ガス)のち晴れ 20日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
新得14:00−(東大雪荘送迎バス)−15:15頃 東大雪荘 【復路】姿見駅13:40−(旭岳ロープウェイ)−13:50旭岳温泉15:30−(バス)−17:00旭川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【トムラウシ短縮登山口〜トムラウシ山】 ・コマドリ沢出合で渡渉あるが、難なく通過可。そこからしばらく雪渓を歩くが、 ツボ足で問題なし。(下りはチェーンアイゼンあった方が楽そうだが、誰も付けてない) 【トムラウシ山〜ヒサゴ沼】 ・山頂から北沼への下りは岩が累々と積み重なり、ガスだと方向がわかりにくい。 ・その先のロックガーデンから天沼にかけても岩地でかつ複雑な地形のため、ガス で迷いやすい。岩上の黄色ペンキ(薄くなっている箇所あり)やピンクテープを 一つ一つ丁寧に追いながら進むが、所々見つけられない時には岩上の踏み跡(泥 の跡)を探していくしかない。 ・ヒサゴ沼コルからヒサゴ沼への下りは最初こそ岩地だが、ほどなく雪渓を下る。 後半は斜度がきついので、向かって左側の雪渓のヘリに沿って下ると、沼の直前 で夏道が見えてくる(ツボ足のまま下りられる)。さらに、沼に沿って歩くが、 避難小屋直前で再び雪渓を横断する(ここもツボ足)。 【ヒサゴ沼〜五色岳】 ・化雲岳へのショートカット路を歩き始めたが、すぐに沢に突き当たり、その先の 道が笹薮内に見つけられず、昨日歩いた方へ迂回せざるを得なかった。 ・化雲岳から五色岳間は、前半は見晴らしの良い木道等で気持ちよく歩けるが、 後半はハイマツが覆いかぶさってかなりうるさい。 【五色岳〜白雲岳避難小屋】 ・忠別岳までの間には所々ハイマツがじゃまな区間もあるが、基本は見晴らしの良 いルート。ただし、忠別岳への登りはかなりしんどい。 ・最後の白雲岳避難小屋までの登りも地味にしんどかった。(疲れてるせいかも) 【白雲岳避難小屋〜間宮岳分岐〜北鎮岳ピストン〜旭岳〜姿見駅】 ・白雲岳直下は岩場だが、注意すれば問題なし。 ・白雲岳〜北海岳および御鉢平の外輪山めぐり区間は眺望に恵まれる快適な道。 ・裏旭岳テント場から旭岳は急登で、下から2/3ほどが雪渓、上部がすべりやすい ザレ場。雪渓は腐った雪で上り下りともにツボ足の方がほとんどだが、上の方は それなりの斜度があり、荷物が重くバランスを取りづらいので、自分はチェーン アイゼンを使用した(せっかく持ってきたので!(-_-))。 ・旭岳からの下りも急勾配のザレ場で歩きづらかった。 |
その他周辺情報 | ◇東大雪荘(前泊に利用) http://www.tomuraushionsen.com/ 1泊2食 11,000円(登山者相部屋プラン、朝食は前日におにぎりを頂ける) 前日と翌日は混んでいたようだが、宿泊日は仮称Aさんと2名のみ 登山者用と下山者用に部屋が別れており、それぞれ7〜8名収容可 風呂はもちろん露天付きで清潔 人気なので予約は早めに! ◇ヒサゴ沼避難小屋(1泊目、テント泊) 収容力は意外と少なく、7〜8名でいっぱいになるよう(HP等では30人だが??) テント場は意外と広く20張くらいはいけそう(HP等では30張)、個室サイトあり トイレはポットンが2基、紙は持ち帰りが必要 水場は小屋の手前(化雲岳への短縮ルート分岐付近)で横断する小さな沢 (冷たいので雪解け水だと思うが、エキノコックス対策で煮沸や浄水器使用が必須) ◇白雲岳避難小屋(2泊目、小屋泊) 昨年建て変わったばかりで新しく気持ちが良い 管理人が常駐、宿泊費2000円+登山道利用協力金1000円(テント泊は500円) (協力金は任意だが、支払うと手ぬぐいがもらえる) 区画を仕切る簡易パーティションが設置され、快適に過ごせる (1Fは3〜4区画、2Fは8区画くらい、収容人数を25人に制限している) テント場は小屋から少し下りた箇所の広場で、20張りくらいは楽に行けそう (HP等では80張りとなっている) 水場はテント場からさらに少し下りた小さな沢(雪解け水) トイレはバイオトイレ2基で、紙は持ち帰り必要 ◇旭岳温泉ホテルベアモンテ(下山時の日帰り入浴) https://www.bearmonte.jp/index.html 入浴料 1,140円 広い風呂で露天付き、もちろん清潔 旭岳駅からもっとも近く、歩いて2〜3分くらい 25年前に長男を連れて会社の仲間と旭岳に登った際にもここで風呂に入った |
写真
感想
半年前から計画した北海道遠征。
東京都には直前に4回目の緊急事態宣言が発出され、随分迷ったが、ワクチンを1回接種したし、梅雨が明け天気も良さそうなのでいざ決行!!
前泊の東大雪荘では同じ東京から来られた仮称Aさんと相部屋に同宿。
当初は温泉コースから登る予定だったが、Aさんのお言葉に甘えて短縮登山口まで車に同乗させて頂いた。おかげで以降の予定がすべて前倒しとなり、行程的に大変助かった。どうもありがとうございました。m(_ _)m
Aさんは当初、ヒサゴ沼避難小屋で泊まられる予定だったので、2晩目もご一緒できるのを楽しみにしていたが、トムラ山頂への最後の登りでシャリバテ気味で疲労されたこと、山頂到着時点ではガスに覆われ翌日の天候も不確実だったことから、日帰り下山に変更された。
ここまで楽しく語らいながら、苦しい登山の気が紛れていたが、以降は一人となって少し残念だった。Aさんは百名山制覇まであと少しとのことだったが、いずれまたどこかでお会いしたい。
2日目以降も天候に恵まれ、ウイークデイということもあり、ヒサゴ沼では個室スペースでテント泊を満喫、白雲山避難小屋では改築されたばかりの新しい小屋で、パーティションで区切られたコロナ対応スペースで快適に過ごすことができた。
前半戦の縦走を終えて無事に旭川へ戻り、後半戦へ突入。
以降は別のレコにて。
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