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Yamareco

記録ID: 337162
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北ア・テン泊縦走5日間(雲ノ平〜黒部五郎〜双六)

2013年08月18日(日) ~ 2013年08月22日(木)
 - 拍手
GPS
102:16
距離
58.7km
登り
4,223m
下り
4,490m

コースタイム

【1日目】
8:20折立 - 11:50太郎平小屋 - 12:10薬師峠キャンプ場(幕営)

【2日目】
6:20薬師峠キャンプ場 - 8:45薬師沢小屋 - 10:35アラスカ庭園 - 11:20祖母岳 - 11:45雲ノ平山荘 - 12:10雲ノ平キャンプ場(幕営)

【3日目】
7:10雲ノ平キャンプ場 - 8:20祖父岳 - 8:45岩苔乗越 - 9:55黒部川水源地標 - 10:30三俣山荘 - <トラバース道> - 12:30黒部五郎キャンプ場(幕営)

【4日目】
6:45黒部五郎キャンプ場 - <カールルート> - 8:20黒部五郎岳 - <稜線ルート> - 9:45黒部五郎キャンプ場10:35 - 12:20三俣蓮華岳 - 13:30双六岳 - 14:45双六小屋(幕営)

【5日目】
7:05双六小屋 - 7:35樅沢岳 - 8:10双六小屋(テント撤収)8:30 - 9:00黒百合ベンチ9:20 - 9:45花見平 - 10:15弓折岳 - 11:15鏡平山荘 - 11:45シシウドヶ原 - <小池新道> - 13:25わさび平小屋 - 14:30新穂高温泉
天候 1日目(8/18日):晴れ
2日目(8/19月):晴れ
3日目(8/20火):ガスのち雨
4日目(8/21水):雨のちガス
5日目(8/22木):曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
JR富山駅から富山地鉄バスで折立まで片道3,400円
http://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741
コース状況/
危険箇所等
■コース状況

【折立〜太郎平〜薬師峠キャンプ場】
・危険個所なし
・迷う場所もなく、稜線上も木道が整備されているため歩きやすい。
・薬師峠キャンプ場にはトイレとおいしい沢水を引いた水場がある。

【薬師峠キャンプ場〜薬師沢〜雲ノ平キャンプ場】
・木道が濡れていると滑りやすい。
・薬師沢は雨で増水すると通行困難になるらしい。
・薬師沢小屋からアラスカ庭園までの岩の登りは急登かつ段差が大きいためなかなかハード。
・薬師沢小屋に無料の水場有り。
・雲ノ平山荘は天水に頼っているため水不足気味。キャンプ場の無料の水場を利用。(冷たくておいしい)
・雲ノ平キャンプ場のトイレは不具合があるらしくあまり清潔ではない。

【雲ノ平キャンプ場〜岩苔乗越〜三俣山荘〜黒部五郎キャンプ場】
・危険個所なし。
・視界が悪いと祖父岳のルートが若干わかりにくい。
・三俣山荘〜黒部五郎キャンプ場に向かうトラバース道で雪渓を渡る箇所あり。
・黒部五郎キャンプ場にも無料のおいしい水場があるが雨が降ると泥水が混じる。
・黒部五郎小舎のトイレは清潔。

【黒部五郎キャンプ場〜黒部五郎岳(周回コース)】
・カールルートは特に危険個所なし。
・稜線ルートは痩せた稜線の岩場が続くため初心者向きではない。
・稜線ルートから黒部五郎キャンプ場に向かう途中の登山道は雨が降ると沢になるため注意が必要。(まるで沢登りのようだった)

【黒部五郎キャンプ場〜三俣蓮華岳〜双六小屋】
・危険個所なし
・双六小屋のテン場は広く、池などもありとても雰囲気がよい。
・双六小屋にも無料の水場あり。
・双六小屋のトイレは清潔。

【双六小屋〜鏡平山荘〜新穂高温泉】
・危険個所なし
・シシウドヶ原の下の登山道で熊が横切ったという情報あり。

■ドコモ電波状況
○薬師峠キャンプ場
×太郎平小屋
×雲ノ平(ただし、雲ノ平山荘から高天原方面に向かった小高い丘の上のみ○)
×祖父岳
×三俣山荘
×黒部五郎小舎
○双六岳
×双六小屋
○弓折岳
折立の薬師岳登山口から出発
2013年08月18日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 8:16
折立の薬師岳登山口から出発
薬師岳のこの雄大な感じも好きだな。
2013年08月18日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 11:43
薬師岳のこの雄大な感じも好きだな。
太郎平小屋が見えてきた。
2013年08月18日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/18 11:43
太郎平小屋が見えてきた。
薬師岳はやっぱりいいなぁ。
2013年08月18日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 11:51
薬師岳はやっぱりいいなぁ。
初日の昼食は焼きウィンナー。
2013年08月18日 12:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 12:51
初日の昼食は焼きウィンナー。
初日のテン場。北ノ俣岳と黒部五郎を眺めることができた。
2013年08月18日 17:07撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 17:07
初日のテン場。北ノ俣岳と黒部五郎を眺めることができた。
チングルマも段々綿毛が目立つように。
2013年08月18日 17:08撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 17:08
チングルマも段々綿毛が目立つように。
夕方には雲が晴れて槍ヶ岳が姿を現した。
2013年08月18日 18:11撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 18:11
夕方には雲が晴れて槍ヶ岳が姿を現した。
上からテン場を眺める。
2013年08月18日 18:12撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/18 18:12
上からテン場を眺める。
チングルマの綿毛も夕陽を浴びて輝く。
2013年08月18日 18:21撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 18:21
チングルマの綿毛も夕陽を浴びて輝く。
薬師岳も金色に。
2013年08月18日 18:23撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 18:23
薬師岳も金色に。
ハイマツと夕陽。
2013年08月18日 18:27撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 18:27
ハイマツと夕陽。
夕陽が雲に落ちていく。
2013年08月18日 18:35撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/18 18:35
夕陽が雲に落ちていく。
テン場から黒部五郎岳を望む。
2013年08月19日 05:15撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 5:15
テン場から黒部五郎岳を望む。
2日目の朝も槍ヶ岳が良く見えた。
2013年08月19日 06:29撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 6:29
2日目の朝も槍ヶ岳が良く見えた。
今度は朝露に輝くチングルマの綿毛。
2013年08月19日 06:50撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 6:50
今度は朝露に輝くチングルマの綿毛。
太郎山。
2013年08月19日 06:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 6:51
太郎山。
チングルマとハクサンイチゲの花畑。
2013年08月19日 06:52撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 6:52
チングルマとハクサンイチゲの花畑。
薬師沢小屋のつり橋。なかなかスリリング。
2013年08月19日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 8:48
薬師沢小屋のつり橋。なかなかスリリング。
薬師沢からはこんな感じの段差の大きい石をひたすら登る。
2013年08月19日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 9:25
薬師沢からはこんな感じの段差の大きい石をひたすら登る。
長い登りが終わるといよいよアラスカ庭園。
2013年08月19日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 10:15
長い登りが終わるといよいよアラスカ庭園。
雲ノ平から望む薬師岳。
2013年08月19日 10:37撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 10:37
雲ノ平から望む薬師岳。
アラスカ庭園から水晶岳
2013年08月19日 10:46撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 10:46
アラスカ庭園から水晶岳
一瞬だけ槍ヶ岳が顔を出した。
2013年08月19日 10:46撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 10:46
一瞬だけ槍ヶ岳が顔を出した。
針葉樹と青空がすばらしい。
2013年08月19日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 10:52
針葉樹と青空がすばらしい。
立山と龍王岳を横から眺める。
2013年08月19日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 10:58
立山と龍王岳を横から眺める。
奥日本庭園。立山、赤牛岳をバックに。
2013年08月19日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 11:03
奥日本庭園。立山、赤牛岳をバックに。
奥日本庭園から黒部五郎岳。
2013年08月19日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 11:03
奥日本庭園から黒部五郎岳。
いよいよ雲ノ平らしい秘境の風景が広がってきた。
2013年08月19日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 11:07
いよいよ雲ノ平らしい秘境の風景が広がってきた。
日本離れした光景。
2013年08月19日 11:08撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 11:08
日本離れした光景。
槍の頭がひょっこり。
2013年08月19日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 11:20
槍の頭がひょっこり。
水晶岳がド迫力。
2013年08月19日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 11:20
水晶岳がド迫力。
三俣蓮華岳、祖父岳の間に槍ヶ岳。
2013年08月19日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 11:21
三俣蓮華岳、祖父岳の間に槍ヶ岳。
アルプス庭園から水晶岳と祖父岳。
2013年08月19日 11:23撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 11:23
アルプス庭園から水晶岳と祖父岳。
アルプス庭園から薬師岳。
2013年08月19日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 11:25
アルプス庭園から薬師岳。
雲ノ平山荘が見えてきた。
2013年08月19日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 11:27
雲ノ平山荘が見えてきた。
これが雲ノ平。広大な景色を独り占め。
2013年08月19日 11:29撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 11:29
これが雲ノ平。広大な景色を独り占め。
ギリシャ庭園の中に建つ雲ノ平山荘。
2013年08月19日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 11:39
ギリシャ庭園の中に建つ雲ノ平山荘。
祖父岳の麓にある広大なキャンプ場。
2013年08月19日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 12:05
祖父岳の麓にある広大なキャンプ場。
テントの前には黒部五郎岳がそびえる。
2013年08月19日 13:20撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/19 13:20
テントの前には黒部五郎岳がそびえる。
シナノオトギリ
2013年08月19日 15:10撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 15:10
シナノオトギリ
笠ヶ岳も一瞬見えた。
2013年08月19日 15:26撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 15:26
笠ヶ岳も一瞬見えた。
高天原方面の丘の上から祖父岳とワリモ岳。ここだけ電波が入る。
2013年08月19日 15:43撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 15:43
高天原方面の丘の上から祖父岳とワリモ岳。ここだけ電波が入る。
こちらにもチングルマの群生が。
2013年08月19日 15:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/19 15:51
こちらにもチングルマの群生が。
まるでラピュタの世界。
2013年08月19日 16:00撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
8/19 16:00
まるでラピュタの世界。
エゾシオガマ
2013年08月20日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/20 7:17
エゾシオガマ
オコジョ発見!わかるかな?
2013年08月20日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
10
8/20 7:50
オコジョ発見!わかるかな?
ちょっとブレてるけどかわいいオコジョ。
2013年08月20日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/20 7:51
ちょっとブレてるけどかわいいオコジョ。
ストックに興味深々。かわいい。
2013年08月20日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/20 7:51
ストックに興味深々。かわいい。
ウメバチソウ
2013年08月20日 08:39撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/20 8:39
ウメバチソウ
鷲羽岳から発する黒部川の源流がこれ。
2013年08月20日 09:50撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/20 9:50
鷲羽岳から発する黒部川の源流がこれ。
そして黒部川水源地標
2013年08月20日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/20 9:54
そして黒部川水源地標
ガスでよく見えないけど三俣蓮華のカールも素晴らしい。
2013年08月20日 11:47撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/20 11:47
ガスでよく見えないけど三俣蓮華のカールも素晴らしい。
黒部五郎小舎到着。外でラーメンをいただきます。
2013年08月20日 12:46撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/20 12:46
黒部五郎小舎到着。外でラーメンをいただきます。
黒部五郎小舎のテン場。設営中に雨が降って大変だった。
2013年08月20日 17:59撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
8/20 17:59
黒部五郎小舎のテン場。設営中に雨が降って大変だった。
ガスでよく見えないけど黒部五郎岳のカールは素晴らしかった。
2013年08月21日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/21 7:30
ガスでよく見えないけど黒部五郎岳のカールは素晴らしかった。
黒部五郎岳山頂!天気が悪いせいか誰もいなかった。
2013年08月21日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/21 8:18
黒部五郎岳山頂!天気が悪いせいか誰もいなかった。
三俣蓮華岳山頂。こちらも何もみえない。
2013年08月21日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
8/21 12:18
三俣蓮華岳山頂。こちらも何もみえない。
双六岳山頂。こんなんばっか。
2013年08月21日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/21 13:28
双六岳山頂。こんなんばっか。
双六岳山頂は本当に広い。
2013年08月21日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/21 13:51
双六岳山頂は本当に広い。
双六から燕岳が見えた。
2013年08月21日 14:34撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/21 14:34
双六から燕岳が見えた。
双六小屋のテン場は広くて池もあっていい雰囲気だった。
2013年08月21日 14:51撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/21 14:51
双六小屋のテン場は広くて池もあっていい雰囲気だった。
双六小屋のテン場全景。
2013年08月22日 07:07撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/22 7:07
双六小屋のテン場全景。
黒百合ベンチから樅沢岳。ガスの雰囲気がいい。
2013年08月22日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/22 9:27
黒百合ベンチから樅沢岳。ガスの雰囲気がいい。
晴れ間と太陽とハイマツと飛行機雲。夏だな〜
2013年08月22日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
8/22 9:31
晴れ間と太陽とハイマツと飛行機雲。夏だな〜
夏の雲とチングルマの綿毛。
2013年08月22日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/22 9:32
夏の雲とチングルマの綿毛。
雲の上の稜線歩き。このまま笠ヶ岳まで行ってしまいたい。
2013年08月22日 09:39撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/22 9:39
雲の上の稜線歩き。このまま笠ヶ岳まで行ってしまいたい。
こちらはミヤマアキノキリンソウ
2013年08月22日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/22 9:44
こちらはミヤマアキノキリンソウ
ハクサンイチゲと雪渓。
2013年08月22日 09:50撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/22 9:50
ハクサンイチゲと雪渓。
弓折岳のこの謙虚さは!?(笑)
2013年08月22日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/22 10:12
弓折岳のこの謙虚さは!?(笑)
鏡平小屋到着
2013年08月22日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
8/22 11:16
鏡平小屋到着
最後のなが〜い林道の途中にあった風穴。涼しかった。
2013年08月22日 14:06撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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8/22 14:06
最後のなが〜い林道の途中にあった風穴。涼しかった。
撮影機器:

感想

毎年恒例の長期休暇を使って雲ノ平を目指すことにした。
普段の土日や三連休では行きにくい場所を選んでいくと、自ずと自宅から遠い場所か山奥に絞られる。
「雲ノ平」は石川の自宅からは遠くないが「山奥」の部類になる。
日本最後の秘境と言われる場所はどのようなところなのか前からずっと気になっていた。

折立〜雲ノ平〜黒部五郎のコースは北ノ俣岳を経由すれば周回ルートもとれるが、せっかくなので双六岳経由で新穂高温泉まで縦走することにした。

1日目は薬師岳に登る時と同じく、折立から太郎平経由で薬師峠のテン場を目指す。
テン場の眺望はあまり良くないが、少し高台に登れば薬師岳はもとより水晶岳、黒部五郎岳、槍ヶ岳等を望むことができる。
ここから眺める夕陽も好きだ。
今回も天気が良かったので素晴らしい夕陽を見ることができた。

2日目はいよいよ雲ノ平を目指す。
天気は良い。
せっかく登ってきたのに一旦薬師沢まで下ることになる。
薬師沢から雲ノ平までの登りは大きい岩をひたすらよじ登る、苦行に近いルートとなる。
眺望も全くない。
2時間ほど登るとようやくアラスカ庭園に至る。
そこからは全くの別世界。これがまさしく雲ノ平だった。
針葉樹のアラスカ庭園を抜けると奥日本庭園となり植物の背丈が短くなるせいで一段と眺望が良くなる。
四方を名だたる山々に囲まれているこの光景はまさしく絶景だった。
近くには水晶岳、黒部五郎岳、祖父岳、北ノ俣岳が、少し遠くには薬師岳、立山、槍ヶ岳、笠ヶ岳など・・・これだけの山々に囲まれる場所は他にないだろう。
この日は平日ということもありほとんど人と会うこともなく、そのせいで秘境が更に神秘的に見えてくる。
この世に自分一人しかいないような錯覚に陥る。
祖母岳のあるアルプス庭園に登ると、この場所が世界の中心であるかのような気分にすらなってくる。

雲ノ平キャンプ場は雲ノ平山荘の先25分程度の場所にある。
祖父岳の麓にある広いキャンプ場だ。
黒部五郎岳を眺めながらの幕営は最高だった。
水場の水も冷たくてとてもおいしい。
ただし、夕方からは雲がかかり夕焼け、朝焼けは残念ながら見ることができなかった。

3日目はガスだった。
本来ならば朝早く雲ノ平キャンプ場を出発し、水晶岳と鷲羽岳に登る予定だったが、眺望が全く望めなかったのでパスすることにした。

祖父岳の山頂を目指していると、途中思いがけない出会いが待っていた。
岩の隙間から小動物が顔を出す・・・オコジョだった。
肉眼で見るのは今回が初めて。
すばしっこくて写真に収めるのも難しい。
自分のストックに興味があるのか、ストックによじ登ろうとしてくる。かわいい。
警戒心だけでなく、好奇心も持ち合わせる森のアイドルにすっかり心を奪われてしまった。

岩苔乗越から鷲羽へ登らずに黒部水源地標を目指して一旦沢を下りる。
途中の水場で飲んだ沢水・・・まさしくこれが黒部川の源流だ。
気分が乗っていると水の味もおいしくなる。
その後三俣山荘からトラバース道を経由して黒部五郎小舎へと向かった。
黒部五郎小舎では贅沢に?ラーメンをいただくことにする。
小屋の外でのんびりラーメンを食べていると、空から雨が落ちてきた。
先にテントを張ってしまうべきだった・・・と反省するももう遅い。
急いでテントを張るべくカッパを着たものの一瞬でずぶぬれに。
この日は夜から翌朝にかけて断続的に雨が降り続き、テントの中でひきこもる生活を余儀なくされた。

4日目は黒部五郎岳に空身で登ってからテントを撤収して双六岳を目指す予定となっていた。
しかし相変わらずこの日も天気が悪い。
雨も降ったり止んだり・・・
黒部五郎に登るべきか最後まで悩んだ結果、予定通り登ることにした。
黒部五郎をパスして双六小屋に向かうと早く着きすぎてしまうことや、黒部五郎のカールを一目みたかったことが決断の理由だ。
黒部五郎のカールは噂通りの素晴らしいスケールを見せつけながら独特の雰囲気を漂わせていた。
ガスで眺望がなくてもこの雰囲気・・・いつか絶対にまた来よう、そう誓った。
稜線は風雨が強く、カッパを着ていなかったら低体温症にすらなる危険性があった。
天気が悪いので当然人も少ない。
稜線ルートは前日からの雨で沢と化し登山道とは思えない光景となっていた。
所々にある石をステップにしながら何とかキャンプ場まで戻ったが、靴の中はすっかり濡れてしまっていた。

テントを撤収した後は三俣蓮華の山頂を経由して双六岳へと向かう。
どのピークもガスで眺望がないのは全く同じだった。
標識がなければどこにいるのかすら忘れてしまいそうだ。
双六小屋に到着すると濃い霧も段々収まり燕岳等も望めるレベルになっていた。
ただしやはり気温は低くテントの中にひきこもる生活が2日連続で続くことになった。

5日目はいよいよ最終日、下山の日だ。
相変わらず視界は良くないが雨は降らなさそうだった。
あわよくば槍穂の稜線が見えないものかと樅沢岳を踏んでみるもガスで何も見えず。
期待すると大抵裏切られることになる。
弓折岳へと向かう途中も時折見せる青空に期待をしながらも槍の頭を見ることはなかった。
鏡平からわさび平へ向かい、最後の林道を歩き切ると懐かしい?新穂高ロープウェイが見えてきた。

雨に降られながらもこの目で雲ノ平の絶景を見ることができ、そのスケールを目の当たりに出来たことはとても貴重な経験となった。

水晶、鷲羽をはじめ今回眺望がなかった山にはまた近いうちにリベンジしたいと思う。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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