2歳の息子と憧れの南アルプスへ☆彡(仙丈ケ岳&甲斐駒ヶ岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,231m
- 下り
- 2,233m
コースタイム
4:30着 芦安市営駐車場 5:30バス発
6:28着 広河原 6:50バス発
7:15着 北沢峠
【1日目】仙丈ケ岳
7:25 長衛荘START
9:15 大滝ノ頭
9:55 六号目
10:40 小仙丈ケ岳 10:55
11:15 八号目
12:20 仙丈ケ岳 12:45
13:05 仙丈小屋
13:50 馬ノ背ヒュッテ
15:55 大平荘
16:05 長衛荘GOAL
【2日目】甲斐駒ヶ岳
4:00 長衛荘START
4:10 北沢駒仙小屋
4:45 仙水小屋
5:25 仙水峠 5:45
7:45 駒津峰 8:15
9:15 摩利支天分岐
10:00 甲斐駒ヶ岳 10:35
12:00 駒津峰
13:00 双児山 13:15
14:30 長衛荘GOAL
北沢峠→広河原(25分) 13:30、15:30発(最終便)
広河原→芦安(60分) 14:10、15:10、16:15発(最終便)
15:10、16:10、17:15着 芦安市営駐車場
天候 | 9/22(日)晴れ時々曇り 9/23(月)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
http://www.minami-alpskankou.jp/image/rinjithushajou.pdf ◇5:30芦安駐車場→6:28広河原バス(¥1000+協力金¥100) ◇6:50広河原→7:15北沢峠(¥550+荷物¥200) http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/h25mycarkiseichirashiura.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
【宿泊】 長衛荘 現地TEL 090-3023-9030 1泊2食付 ¥8,000 弁当 ¥1,000 ※今回2歳の息子は無料で泊めて頂きました 長衛荘URL http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd9/?id=2 【登山道】 さすが国立公園、道はよく整備されています。 分岐での標識もたくさんありますが、道誤りは致命的なのでもちろん地図は必須! 甲斐駒ヶ岳への直登ルートは天候とご自身の実力に応じて。 巻き道ルートは白砂が綺麗ですよ♪ 仙丈ヶ岳〜藪沢、双児山〜北沢峠の下りでスリップしました。 【登山計画書】 ポストは長衛荘にあります。 山梨県警のH24年度山岳夏山情報 http://www.pref.yamanashi.jp/police/sangaku/documents/natuyama25.pdf 【温泉】 温泉はマイカー規制の起点、山梨県側の芦安駐車場付近に何件かありますが、受け付け時間終了が早いところもあるみたいなので要確認! |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
下着 1 1日目夜用
紙オムツ 10 携行4×2日間、予備2
ベースレイヤー(トップス) 2
ベースレイヤー(タイツ) 2
ロングパンツ 1
ソックス 2
半袖Tシャツ(ミドル) 2
アウター 1 ソフトシェル、ダウン
フリース・ニット(ミドル) 1 防寒用
グローブ(防水) 1
レインスパッツ 1
レインウェア 1 セパレートタイプ
ハット・キャップ 1
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共同装備 |
ザック 1 モンベル(ベビキャリ)
サブバッグ 1 モンベル(黄色)
ザックカバー 1 黄色(25-30L用)
ストック 1 ダブルで
保温ボトル 1 THERMOS
ガスボンベ・コンロ・ケトル 1
マグカップ 1
ヘッドライト(+予備電池) 1
靴ひもスペア 1
救急用品(+アルミシート) 1 クマ鈴・ホイッスル
サングラス・帽子 1 日焼け止め
日焼け止め・虫除け 1
レインウェア・コンパクトカサ 1
携帯電話(+予備バッテリー) 1
時計 1
コンパス・山岳地図 1
ナイフ 1
デジタルカメラ・三脚 1 カード・充電忘れずに!
ティッシュペーパー 1
身分証明書・健康保険証 1 乳幼児医療証も!
洗面用品 1 歯ブラシ・体拭きシート
タオル・手ぬぐい 1 風呂用
防水パック 1 携帯電話用
快眠グッズ 1 タオル・耳栓
ゴミ袋 1 オムツ用は専用
行動食・非常食 1
|
感想
思えば今年の春、息子と雲取山の石尾根を歩いているとき、遥か西の空の向こうに真っ白な南アルプスを見た。
ずいぶん遠いな〜と思いながら、いつか息子と行きたいなと思ったのが今回の山旅のきっかけ。
正直言って南アルプスって天然水の採水地?くらいの知識しかなく(笑)色々と情報を集めているうち、その素晴らしさを知ることとなった。
中でもやはり目を引かれたのが甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳だった。
その山容のみならず、南アルプスを代表するこの山の頂に立ってみたいと思った。
宿泊地は迷わず北沢峠の長衛荘に決めた。
理由は両山の麓であること、そしてバス停のすぐ目の前だったから。
実は今年のG.W.明けに、7月山行の予定で宿に予約をしたのだが、直前になって息子が体調不良になってしまい、あえなく延期することとなった...
宿の方も親切に対応していただき助かりました!
※結果的に7月のこの期間は天候不純だったため、結果オーライだったかも。
妻の協力のおかげもあり、自分も息子も当日までグッドコンディション♪
かみさんに感謝します!!張り切って行ってきます!
実は出発前夜はあまりよく眠れませんでした。
準備は万全だったのですが、深夜2:00に出発すると考えたら中々ね(笑)
それでも一時間ほど眠って、予定通り2:00前には自宅を出ることが出来ました。
もちろん息子は車中でスヤスヤzzz
自宅を出て2時間30分ほどで山梨県の芦安駐車場に到着。
3連休の中日というともあり、予想通り駐車場は満車...
しかしここでミラクルその1!
誘導員さんの指示で乗り合い所最寄の第二駐車場の枠外に停めさせていただきました、ありがとうございました!
おかげで5:30始発の乗り合いタクシーに一時間ほど前から乗車出来ました(笑)
夜が明けて5:00前後にやって来たハイカーは路線バスの到着を待っていました。
広河原までの移動時間を考えると、タクシーのほうが座れるのでベター。
芦安まで早めに来て正解でした。
ちなみに南アルプス林道は道が狭いためすれ違いが困難。
路線バスはスピードが出せないため、所々で乗り合いタクシーを追い抜かせてくれます。
そのため広河原にも予定より早めにつくことができ、次の北沢峠へのキップもスムースに購入できました、ミラクルその2!
山行中のコメントはここでは割愛します。
宿泊した長衛荘は明るく広い山小屋です。
スタッフの方も明るく笑顔が素敵でした!
夕食は17:00から。消灯は20:00。
2階の大広間で雑魚寝でしたが、息子も大人しく眠ってくれました、ミラクルその3!
子供がうるさかったと思いますが、皆さんに温かくしていただき感謝しています!
僕もこの日はビールを飲んで熟睡♪前夜にあまり寝てなかったのでグッスリでした。
ちなみに翌日の朝食と昼食はお弁当形式で消灯前に配給されました。
これでどんなに早発ちでも大丈夫ですね!
あさ3:30からは味噌汁のサービスもありましたよサイコー!
二日目は着替えを済ませて朝4:00前に出発。
この時間には9割方のハイカーがスタートしてました、みんな早いね!
今回は子連れということもあり、かなり目立っていたのかよく声をかけていただきました。
勝手に声かけられランキング(笑)
第一位 『何歳ですか?えー!2歳〜!?』
第二位 『全部で何キロあるんですかー?えー!25キロ!? ムリムリ(笑)』
第三位 『よく山に来るんですか?将来はボク、山男だね♪』→内心『どうかなー(笑)』
写真にもコメントしましたが、甲斐駒ヶ岳の山頂近くでは、涙が溢れて止まりませんでした...
この日まで入念に準備して、背中の息子と一緒に憧れの甲斐駒ヶ岳に来れたと考えたら、色んな感情が押し寄せたのでしょうね。
サングラスしてたから他の方には泣いてるのバレなかったでしょう(笑)
甲斐駒ヶ岳の山頂手前では息子が歩くとせがむので、手を繋いで最後のひと登り!
こいつオイシイとこだけもっていきやがって(笑)
まいっか、ミラクルミラクル♪
終点の北沢峠で到着早々バスのキップを購入。
長衛荘で簡単な着替えを済ませ、先に荷物だけバス停に置いておこうと行ってみたら、登山者が多かったのか臨時便が大増発!
ここでも予定より早く芦安に戻ることができました、最後までミラクルづくし(笑)
初めての南アルプス山行は素晴らしい思いでいっぱいでした♪
優しく見守り、温かい声をかけていただいた皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
そして最後に、妻と息子にどうもありがとうと言いたいです。
おしまい☆
やっと念願叶って行けたんですね!
ミラクルも連続で良かったですね。
あの急登を背負子では考えただけでバテそうです。
パパ強し!
お疲れ様でした。
念願の山へ息子さんと登頂おめでとうございます!
レコ見ていてもとてもワクワクする良い山ですね☆
そしてsekihiroさんのアツい想いがひしひしと伝わってきてなんだか僕も泣きそうになりました。。。
たくさんのミラクルがあったとありますが…
それらはミラクルなんていう偶然的のものではなく
sekihiroさんの情熱と愛情と万全の準備がもたらした必然のコトだったんでしょうね。
僕も息子に山の素晴らしさと男の情熱を伝えられる
sekihiroさんみたいなかっこいい父ちゃんになれるよう頑張るっす
いつも素敵なレコありがとうございます
見かけることはできませんでしたが、お子さん連れて無事に2山登頂はすごいですね。私は仙丈ケ岳のみでダウン寸前でした。
うちの息子が仙丈ケ岳に興味をかなり持ちだしたので、小1になる来年、一緒に登ろうかと思います。親のほうがダウンしないように体力つけときます・・・
conroyさんこんにちは!
今回は息子も機嫌が良かったので何とか到達できたという感じでした
前々回の山行の後に初代ベビキャリの異常に気付かなければ、今回の旅の途中でハーネスがブチ切れてたかも…と思うとヒヤリです全く
sunnyさん、嬉しいコメントありがとうございます!
山で泣いたのは、富士山で高山病 にかかって以来でした(笑)
将来息子が写真を見て、『歩いて行ってみたい』なんて言われたらもっと泣いちゃいますね
いずれにしろ、山で出会った沢山の方々に温かい声をかけて頂いた結果だと思っています♪
これからも息子と楽しい登山をしていきたいと思います。
sunnyさんもジュニアのご活躍にも期待しま〜す
streamさんお疲れ様でした♪
実は出発前夜はロクに寝ていなかったので、僕も仙丈はなかなか苦しい山行でした…
酸素吸入量をアップさせるべく、鼻にブリーズライトを装着してたのはそういった訳です
ま、もともと鼻の穴は大きくできてるんですけどね(笑)
小仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、眺めが最高ですね!私は登ったことがないので、ぜひ登ってみたいと思います。
ハードな登山と、お子さんのあどけない表情の対比がなんともいいですね。写真を一枚一枚見ているうちに、こっちまでウルッと来そうになりました。
sasablogさんこんにちは!
共感していただき、この上ない喜びです!
たしかに、子供の表情は自然のなかでさらに生き生きするように思います。
僕が頑張れるのも、きっと息子のおかげだと思います(笑)
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