薬師岳・黒部五郎岳（折立→新穂高2泊3日）

2021年09月20日(月) ~ 2021年09月22日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 44.1km
• 登り: 3,414m
• 下り: 3,683m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:55

7:20 折立
8:25 8:30 青淵三角点
8:40 積雪深計測ポール
9:35 五光岩ベンチ
10:20 10:50 太郎平小屋
11:05 薬師峠
11:35 薬師平
12:15 薬師岳山荘
12:45 薬師岳避難小屋跡
13:00 13:30 薬師岳
13:40 薬師岳避難小屋跡
14:00 薬師岳山荘
14:30 薬師平
14:55 薬師峠
15:15 太郎平小屋

2日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:45

5:05 太郎平小屋
5:15 太郎山分岐
6:25 神岡新道分岐
6:30 6:40 北ノ俣岳
7:20 赤木岳
7:45 中俣乗越
9:10 黒部五郎の肩
9:20 9:55 黒部五郎岳
10:05 黒部五郎の肩
11:20 11:30 黒部五郎小舎
12:50 三俣蓮華岳巻道分岐
13:25 三俣蓮華岳
14:30 中道分岐
14:55 15:00 双六岳
15:35 双六岳中道分岐
15:38 双六岳巻道分岐
15:50 双六小屋

3日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:35

5:45 双六小屋
5:47 双六池
6:10 くろゆりベンチ
6:25 花見平
6:35 弓折乗越
6:50 弓折中段
7:05 鏡平山荘
7:07 鏡池
7:35 シシウドヶ原
7:45 上涸れ沢
7:50 イタドリが原
8:00 チボ岩
8:10 秩父沢出合
8:35 石畳涸れ沢
8:50 小池新道入口
9:05 9:20 わさび平小屋
9:30 笠新道登山口
10:15 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:20 新穂高温泉バス停
10:20 新穂高登山指導センター
10:20 ゴール地点

2日目の行程はロングコース。

天候

1日目：晴れのち曇り/2日目：晴れ/3日目：雨

アクセス

利用交通機関：

バス

【都内⇔登山口】
■往路
登山バス（あるぺん号）：都内22:30発→折立7:00着　※予定より20分遅れ
■復路
路線バス：新穂高ロープウェイ→平湯温泉　910円
高速バス：平湯温泉→都内　WEB割で5,300円
※平湯温泉「ひらゆの森」立ち寄り

▽毎日あるぺん号
https://www.maitabi.jp
▽濃飛バス
https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/shinhotaka-line/
https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/shinjuku/

コース状況／危険箇所等

・折立の登山道入口にトイレあり。
　女性→化粧とか着替える場所はなさそうだった。
・全体的に登山道は整備されていてわかりやすい。見晴らし、紅葉の景色いい。
・水場豊富。（各山荘の水道水が飲める）
・Softbankユーザー→携帯が前半ほぼ繋がらない。

その他周辺情報

【平湯温泉】
≪アルプス街道平湯（平湯温泉BT）≫
お土産充実。高速バス用に飲み物などを調達。
https://www.nouhibus.co.jp/alps/
≪ひらゆの森≫
日帰り入浴　600円
平湯温泉BT近くの大型温泉施設。
安い、露天風呂豊富・レストランありで高速バスの時間待ちにすごくイイ！
http://hirayunomori.co.jp/spa01.html

写真

【折立→三角点ベンチ】
三角点まで急登が続く。

【五光岩ベンチ→太郎平小屋】
三角点を過ぎると視界が開け、木道が続く。
木道は新設中。
眼下に有峰湖が見える。

【五光岩ベンチ→太郎平小屋】
この辺りの紅葉は素晴らしい。
池塘もある。

【五光岩ベンチ→太郎平小屋】

【太郎平小屋】
受付を済ませ、荷物をデポして薬師岳へ向かう。
だんだん霧が多くなってきた。

【薬師峠キャンプ場】
尾瀬みたいな平坦な木道をしばらく進むと、テン場が見えてくる。

【薬師峠キャンプ場→薬師岳山荘】
テン場を過ぎると岩場の登りに。沢も渡る。
後ろを振り返って、太郎平小屋方面の景色。

【薬師峠キャンプ場→薬師岳山荘】
登山道の紅葉が見頃。

【薬師峠キャンプ場→薬師岳山荘】
ナナカマドが真っ赤。

【薬師峠キャンプ場→薬師岳山荘】
途中チングルマの群生ゾーンがあって魅了される。

【薬師峠キャンプ場→薬師岳山荘】
綿毛のチングルマ。かわいい。

【薬師峠キャンプ場→薬師岳山荘】
ミヤマリンドウ？もたくさん咲いていた。

【薬師峠キャンプ場→薬師岳山荘】
途中霧が晴れて絶景！

【旧避難小屋・ケルン】
山頂かと思ったら違うやつ。
山頂はその先10分ほど先にある。

【薬師岳】
朝からずっと登ってきて、やっと山頂到着。霧は多かったが、心は晴れやか！気温もちょうどよく、30分ほどランチ休憩して、来た道を戻ります。
この日はじめて電波がつながり、槍で落石が起きたニュースをさらっと知る。

【太郎平小屋】
・夕食は豚カツ。
・インナーシーツまたは寝袋持参。
・部屋が個室的な感じで、初めて山小屋でちゃんと寝れた。
　（同室の方が静かだったので。）
・Softbankつながらない。
・充電200円。

【2日目朝：太郎平小屋付近】
「中秋の名月」だったので大っきな満月だった！

【太郎平小屋→北ノ俣岳】
夜明け前の静かな時間。

【太郎平小屋→北ノ俣岳】
日が登ると暑くなってくる。

【太郎平小屋→北ノ俣岳】
朝露キラキラ。

【太郎平小屋→北ノ俣岳】
朝露キラキラ。

【北ノ俣岳】
360度見晴らせる。景色いい！

【北ノ俣岳→赤木岳】
左に槍、黒部五郎から笠、乗鞍、御嶽が重なる景色が絶景！

【赤木岳】
少し迷った。山頂への岩場は登らず巻く感じ。

【赤木岳→黒部五郎岳】

【赤木岳→黒部五郎岳】
ハイマツ帯でアレルギー持ちにはつらい。

【黒部五郎の肩】
カタからは往復25分程度。
荷物の多い方はデポしていた。

【黒部五郎岳 山頂】
絶景だ！！！

【黒部五郎岳 山頂眺望】
薬師岳

【黒部五郎岳 山頂眺望】
薬師の南に劔、立山

【黒部五郎岳 山頂眺望】
劔の南に白馬方面

【黒部五郎岳 山頂眺望】
槍、穂高方面

【黒部五郎岳 山頂眺望】
浅間山まで見えた！

【黒部五郎岳 山頂眺望】
西の方角には白山。

【黒部五郎岳 山頂】
小屋のお弁当はチマキ3つとお茶。
こういう手軽で美味しいのが嬉しい。

【黒部五郎岳 山頂】
奥に薬師、稜線の山肌にこれから下りていくジグザクの登山道が見える。
こう見ると急坂。

【黒部五郎のカール】
カールと水晶・鷲羽・三俣蓮華岳。
三俣蓮華岳とカールの間に黒部五郎小舎も見えた。
山頂からカタまで戻りカール内部の登山道を進む。
カールは最初かなり急坂を下っていき、黒部五郎小舎を通り、三俣蓮華へ登り返す。

【黒部五郎のカール】
いい眺め。紅葉が見頃。

【黒部五郎のカール】
燃えるナナカマド！

【黒部五郎岳→黒部五郎小舎】
カールを下った先の紅葉ゾーン。
黒部五郎小舎まで意外と距離がある。
そして下る…。せっかく登ったのに(涙)

【黒部五郎小舎】
トイレを借りたが綺麗！
三俣蓮華岳へは小屋の裏を周ると登山道入口がある。

【黒部五郎小舎→三俣蓮華岳】
振り返って黒部五郎岳。
黒部五郎から500m下って、また500m登り返すので、緩い稜線を縦走という訳でなく、しっかり山越えるイメージ。

【黒部五郎小舎→三俣蓮華岳】
薬師岳。

【黒部五郎小舎→三俣蓮華岳】
青空に真っ赤なナナカマドが映える！

【黒部五郎小舎→三俣蓮華岳】
笠ヶ岳雄々しい！景色いいです！
実は向かう方向の鷲羽と勘違いして、遠いーーー＞＜って思ってたら、そのうちTHE鷲羽が登場した。だよね…。

【黒部五郎小舎→三俣蓮華岳】
雲ノ平、鷲羽のカール

【三俣蓮華岳】
ここからは来たことある道なので安心。

【三俣蓮華岳】
ここからの鷲羽岳大好き！
鷲が羽を広げたこの景色はやっぱり素晴らしい〜

【三俣蓮華岳】
槍。大きな地震があったばかりだった。

【三俣蓮華岳】
槍と双六の巻き道。

【双六岳】
ちょうど槍に雲が…。残念。
最後のピーク越え、やっとやっと終わり♪長かった〜

【双六小屋】
去年に続き2度目。
・ゴハン美味しい。
・小屋の方がフレンドリーで居やすい。
・布団が気持ちいい。カバーかかっている。
・携帯つながる。自由に充電できる！
ちなみに夜中に軽い余震が2度あった。

【3日目下山】
雨のため写真はほぼ撮ってない。
天気悪いおかげで雷鳥に遭遇。
この子はアイドルなことを知ってる。逃げない…。

【鏡平】
小屋リフレクション。

【鏡池】
逆さ槍は見れず…。

感想

tom50

【行程】
薬師岳・北ノ俣岳・赤木岳・黒部五郎岳・三俣蓮華岳・双六岳といくつもピークを越えるコースのため、アップダウンがあり累計標高差はそこそこあると思う。
以前新穂高から登った時よりは、私は折立から登った方が楽だと思ったので、
縦走するなら、折立IN新穂高OUTの方がオススメ。

【登山道】
登山道は人も多く、比較的危険個所がなく歩きやすい。
どの山も山頂付近は岩場だが、ポールがあっても邪魔にならない程度。
山頂はもちろん、普通に登山道からの景色も感動するくらい素晴らしかった。

【山頂の景色】
薬師は曇っていたが晴れたら絶景だったろうと思う。
黒部五郎山頂は、みんな大好きな槍、劔が近く360度開けた眺望。
どちらも山頂は広めなので、ランチに最適。

【紅葉】
見頃近くなっていた。今年は早いのかも。

【地震】
前日に起こった北アルプスの地震の影響はなかった。
双六小屋で夜中余震と思われる揺れがあって、少し不安にはなった。
携帯の電波状況が悪く詳しいニュースを知ったのが、2日目の双六小屋。
山での情報の得方、難しい。結局は人と人とのコミュニケーションなんだろうか。

【まとめ】
以前行った水晶や鷲羽もよかったし、本当黒部エリア楽しい。次は雲ノ平かな。
3日間、また行きたいくらい印象深い山旅だった。