【過去レコ】槍穂 〜大切戸！〜

2009年07月19日(日) ~ 2009年07月21日(火)

• GPS: 53:10
• 距離: 33.5km
• 登り: 2,800m
• 下り: 2,791m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:45

6:45 上高地バスターミナル
9:00 9:05 岳沢小屋
12:00 12:05 紀美子平
13:47 13:55 奥穂高岳
14:30 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 9:35
• 休憩: 1:50
• 合計: 11:25

5:00 穂高岳山荘
5:20 涸沢岳
7:20 7:40 北穂高岳北峰
7:40 北穂高小屋
9:55 長谷川ピーク
11:30 11:40 南岳小屋
11:50 南岳
12:02 天狗原分岐
13:10 中岳
13:55 14:15 大喰岳
14:45 15:15 槍ヶ岳山荘
15:35 16:05 槍ヶ岳
16:25 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:40

6:15 槍ヶ岳山荘
6:45 播隆窟
8:15 8:25 槍沢ロッヂ
9:25 9:30 横尾
10:25 10:30 徳澤園
11:10 11:15 明神館
11:55 上高地バスターミナル
11:55 ゴール地点

天候

7/19　雨のち豪雨＆強風
7/20　晴れのち曇り
7/21　雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

■往路
高速バス(さわやか信州号(新宿→上高地))

■復路
高速バス(さわやか信州号(新宿→上高地))

コース状況／危険箇所等

危険箇所等 ※ヤマレコ公開日：2021年12月
※記録内容：2009年7月

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長野県の山岳グレーティングでは、難易度が高く設定されているようです。十分な下調べや、最新情報をチェックしてください。

ちなみに、私がいちばんビビったのは、「北穂〜飛騨泣き」の間にある長い鎖場の下りです。下りましたが、足の乗せ場が分かりにくく、落ちそうでした…。

その他周辺情報

■穂高岳山荘
https://www.hotakadakesanso.com/

■槍ヶ岳山荘
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/

■上高地アルペンホテル　(外来入浴可)
https://www.m-kamikouchi.jp/alpenhotel/facilities/

ファイル

2009.8 槍穂　山行記録.pdf

（更新時刻：2021/12/25 12:17）

写真

7/19 6:45

【2009.7.19】
6:45　梅雨前線が活発なようで…、今からあの雲の中へ…。

7/19 6:58

上高地は雨も似合う。(ホントか!?)

7/19 6:58

スタート！

7/19 7:42

風穴

7/19 7:50

ひたすら岩場

7/19 8:24

8:25　振り返って見下ろす、上高地。

7/19 11:10

稜線近くまで登ってきた。

途中から男性3人組と同行したが、聞けば彼らは北アが初めてで、とりあえず穂高に登りたかった、とのこと…。しかし普段はマウンテンバイクで山を走るそうで、装備はしっかりしてた。

7/19 11:11

お花畑もスルー。

7/19 11:58

ガッスガス…。

7/19 11:59

12:00-12:05　紀美子平。

雨風がどんどん強くなり、前穂はカット！

7/19 13:47

13:47-13:55　
ずぶ濡れの靴で、足元が冷えてきたところで、到着…。

7/19 13:49

強風〜〜〜！

このあと、一寸先はガス、強風にあおられ、ザックカバーは吹き飛び、下から舞い上がってくる雨が容赦なくほっぺたを叩きつけてくる中、「あと30分下れば山小屋だ」を合言葉に歩けば…、突然目の前に現れた穂高岳山荘で生き返る(14:30)。

ちなみに、知り合えた3人組がいたからこそ、素泊まりの個室を利用できたのもありがたい(6畳を4人で利用)。

7/20 4:01

【2009.7.20】
東の空は穏やかな朝。

7/20 4:31

テンションが上がってきた！

7/20 4:50

山荘前より、おはようございます！

7/20 4:50

奥穂も輝く！

7/20 5:01

遠方は八ヶ岳かな？

7/20 5:13

涸沢岳〜北穂！　本日はこちらへ！

5:00　3人組と別れて、出発！

7/20 5:19

5:20　涸沢岳！

7/20 5:20

槍だ！

7/20 5:20

大キレットもよく見える！

7/20 5:21

振り返っての、穂高岳山荘。

7/20 5:21

これはたぶん南側の、奥穂〜ジャンダルムかな？

7/20 5:21

東側。常念〜蝶かな？

7/20 5:23

この道標、カッコイイ！

7/20 5:24

雲海もステキ

7/20 5:30

〇印に導かれる(笑)

7/20 5:34

人工物(鎖や梯子)に頼りすぎると、予想以上に腕力を使ってしまう!?

7/20 6:02

ひたすら岩場

7/20 6:02

槍〜北穂がもう間近に！

7/20 6:27

すごい、〇印だらけ…(笑)

7/20 6:36

ハクサンイチゲ

7/20 7:12

北穂分岐。あともうちょい！

7/20 7:13

雪渓も越えて

7/20 7:27

7:20-7:40　北穂！

やったね！

7/20 7:22

出た〜！　大キレット！！

7/20 7:22

こちらは奥穂側！

7/20 7:22

前穂と北尾根！

7/20 7:36

前穂〜奥穂をつなげるとこうなる。昨日は何も見えなかったのに…。

7/20 7:22

あ、富士山もいる！

7/20 7:36

さて再び大キレットに目を向ける！

7/20 7:48

行くしかないので、一気に下る。

7/20 7:48

すごいよ、すごいよ♪

7/20 8:03

ペンキマークに助けられる。

7/20 8:11

あれは…、笠ヶ岳かな？

7/20 8:11

岩壁…

7/20 8:21

その先、「飛騨泣き」手前の急降下の鎖場。ここにいちばん泣かされたかな。

7/20 8:22

長くて太い鎖が垂れ下がっているものの…。鎖伝いに下り、鎖が途切れたところで、どちらに進めばよいか分からなかった。浮石も多くて足も乗らない…。しかも落石を起こすが、落ちていく石なんて見ていたくない…。

そのとき対向者さんから「そこ、右から回るんじゃないですか？」という助け舟。見れば目印のペンキがついている…。ということは、つまり、正解は先ほどの鎖場をさらに直滑降するしかないということ!?

でもそんな…、さっき落石してたじゃん…。

7/20 8:26

これは、下り途中に見上げたとこかな。

7/20 8:39

で、なんやかんやで正規ルートに復帰。そしてこの対向者さんは、すたすたと登っていくのであった…。(ちなみに下から見れば、×印までついている。)

ここは逆ルートで歩くべきだったか!?

7/20 8:44

しかし西側(飛騨側)に回ると、日陰で常に風が吹き荒れる。足の乗せ場はありがたいけど…。この辺りが「飛騨泣き」かな。

7/20 8:52

その後はペンキに言われるがままに進む。

7/20 8:57

この辺りからは何が何だか!?　すれ違う人とも「険しいですね」が合言葉。

7/20 9:16

この先のHピークを撮ったのかな。よく見ると人がいるから、これから歩くんだろうね。。。

7/20 9:26

振り返ったとこかな？

7/20 9:26

9:25-9:30　A沢のコル

7/20 9:26

笠ヶ岳かな？

7/20 9:33

で、さらに前進！

7/20 9:36

おぉぉぉぉぉ！

7/20 9:49

ナイフリッジ。しゃがみながら歩いて越える。

7/20 9:53

9:55　その先にあるのが、Hピーク！

7/20 10:08

はいっ！

7/20 10:39

この辺りから、若干気力も落ちた気がするが、

7/20 10:39

また下り〜！

7/20 10:49

そして登り！　南岳手前の鎖と梯子で、腕力が落ちていることも自覚したが、あとは足で登るだけだと言い聞かせれば、

7/20 11:13

「難所終了」！！

7/20 11:24

11:30-11:40　南岳山荘

7/20 11:25

ばて気味だけど、腹ごしらえ。でも食欲が出ない。

7/20 11:49

11:50　南岳！

7/20 11:49

南岳より、槍！

7/20 11:56

さっきまでの岩場がウソのような、空中回廊♪

7/20 12:02

天狗原分岐、通過

7/20 12:15

どんどん槍が近づいてくる！

7/20 12:17

槍が見えるとテンション上がる！

7/20 12:18

2986ピーク

7/20 12:21

槍に睨まれている!?

7/20 12:31

ここにきて、

7/20 12:31

晴れ間だ！

7/20 12:32

青空だ！！

7/20 12:32

肩を休めよう。ザックだって日なたぼっこがしたいはず！

そして靴も脱いで休憩！(12:30-12:40)

7/20 12:34

アルプス感！

7/20 12:34

赤い屋根はなんだ？

7/20 13:08

13:10　中岳！

7/20 13:09

中岳も小広場！

7/20 13:11

ここからまた下るけど、

7/20 13:11

その先に槍があるんだから、しょうがない。

7/20 13:25

はい、次の山は…。

7/20 14:13

13:55-14:15　大喰岳

ここですべてが解放された気分。本当にあとちょっとだ、と思える安心感もあり、ここで靴を脱いで20分休憩。青空の下、パンも食べ、おにぎりも食べ、元気が出てくる！

7/20 13:53

もうすぐそこ！

7/20 14:12

その肩に、槍ヶ岳山荘！

7/20 14:15

さぁ、本日ラストの行程を噛み締める！

7/20 14:28

近すぎると見えないけど、たまに見える！

7/20 14:29

槍ヶ岳山荘まで、あと0.35km

7/20 14:41

あと0.1km

7/20 14:41

14:45　槍ヶ岳山荘に到着。槍は目前！

ここで受付を済ませ、

7/20 15:14

テントを張り終わったら、ガス…。

どーん…。

でも再出発(15:15)

7/20 15:24

軽装はらくちん♪

7/20 15:32

15:35-16:05　帰ってきたよ、槍ヶ岳！

狭い山頂もガラガラで、ゆっくり滞在！

7/20 15:32

ねばったら、ガスがとれてきた！

7/20 15:50

たぶんこちらが、本日歩いてきた奥穂からの道。雲で隠れていても愛おしい。

7/20 15:52

西鎌尾根

7/20 15:54

薬師岳方面かな

7/20 16:00

北鎌尾根！

7/20 16:16

最後に、大喰岳かな

7/20 15:57

さぁ、テン場に帰ろう！

7/20 16:17

下りももちろん慎重に！

7/20 19:02

夕陽！

7/20 19:02

大満足！

7/21 5:27

【2009.7.21】
今回のもう一つのミッション。それは、日本一高いパンを食べること！

(日本一高い場所で焼き上がるパン、ということですよ！)

7/21 5:34

でも毎朝6時頃に焼き上がるとのこと。

出発は遅らせられないので、昨日テン場で仲良くなった登山客K君と5:30に下り始めるが、でもやっぱりこのまま下っていいのか、と葛藤…。

そして、再び小屋に戻ることにした！

7/21 5:28

これは焼き立てではないので、しばし待つ。

7/21 5:58

30分以上、待つ…。

7/21 6:06

いい香りがしてくる。

7/21 6:10

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

カウンターから出てきた焼き立てパン！

7/21 6:11

並んだ〜！

7/21 6:12

ミニチョコクロワッサン！
ツイストバニラチョコレート！

時間はなくても、一口だけかじる。あったか〜い！

これをザックに詰め込み、急いで出発！！(6:15)

7/21 6:26

この日は雨が降ったり止んだり。

7/21 6:34

雪渓もめんどいけど、バスの時間も気になるので、急げ！

7/21 6:45

播隆さんの岩窟

7/21 6:45

7/21 7:27

雪解け！

7/21 7:52

ガスの下に出た

7/21 7:55

ひたすら下る

7/21 8:19

途中でK君と合流し、槍沢ロッジでパンを食べる！(8:15-8:25)

山にはいつも、コンビニの菓子パンをたくさん持っていくけど、もうこのパンは訳が違う。なんでこんなに甘くて、温かくて、バターが香って…、と感動！

7/21 8:34

水の色、水色！

7/21 8:37

雪解け水だね！

その後はピッチを上げ、上高地では無事に温泉に入ることもでき、めでたしめでたし！

撮影機器：

u790SW,S790SW OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

wildwind

※ヤマレコ公開日：2021年12月
※記録内容：2009年8月


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◆2009年7月の山行記録

⇒上記添付ファイル(PDF)を参照

※原文(添付ファイルと同一)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1234509345&owner_id=6743162


◆2021年12月に想うこと

穂高は長年「聖域」だと思っていたが、実際に単独で決行でき、感慨深かったなぁ。。。

と思っていたはずなのに、今回写真を見返してみたら、かなりいろいろなことが忘れかけていた。岩場の緊張感も忘れたくないし、西穂〜奥穂〜槍を通せたら、カッコイイよなぁ…(妄想)

wildwind

コメント

ポピー🦉popie

大切戸って、そういう意味なんでしょう？
とコメント書いて後で気付きましたが😅大キレットですね💦
漢字はwildwindさんの当て字？それとも本当にその漢字なんですか？？

聖域だと思っていた憧れの縦走をしつつ、山の焼き立てパンを40分も待って購入とか、本当に山旅を楽しんでますね~

wildwind

popieさん♪

Wikipediaによれば、キレットはそもそも日本語だと書いてありますが…。漢字は当て字かと…

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88

当時、日本一高いパンは、絶対に食べたかったんですよね。ネタ的に！　昔も今も、やっていることは変わりません！(成長がないのか、特定範囲を極めたいのか…!?)