阿弥陀岳・中岳・赤岳 〜 美濃戸口・八ヶ岳山荘

2022年04月09日(土) [日帰り]

• GPS: 10:45
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,719m
• 下り: 1,692m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:26
• 休憩: 2:00
• 合計: 11:26

距離 17.6km 登り 1,731m 下り 1,738m

3:57 美濃戸口
5:33 5:34 御小屋山
6:18 6:19 不動清水
8:21 8:25 西ノ肩
8:31 8:31 西の肩（岩場）
8:35 8:58 阿弥陀岳
9:18 9:25 中岳のコル
9:55 10:00 中岳
10:25 10:32 文三郎尾根分岐
10:41 10:48 キレット分岐
10:57 10:57 竜頭峰分岐
11:07 11:17 赤岳
11:20 11:21 赤岳頂上山荘
11:36 11:44 赤岳天望荘
11:46 11:47 地蔵の頭
12:24 12:25 行者小屋
12:33 12:34 中山乗越
12:47 13:32 赤岳鉱泉
14:11 14:11 堰堤広場
14:40 14:44 美濃戸
14:45 14:45 美濃戸山荘
14:50 14:50 やまのこ村
15:29 15:30 八ヶ岳山荘
15:30 ゴール地点

天候

晴れ
風は、山頂ではさほど強くはなく、ゆっくり出来る程度。
阿弥陀岳
森林限界から山頂ほんの少し手間までは風は強かった。山頂は穏やか
中岳
ほとんどなし　　
赤岳
又三郎から山頂は少し強目
頂上荘の少し下から地蔵尾根の少し下までかなり強い。スマホのカメラが風で揺れて手ブレになるくらい。
あとは穏やか

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘まで普通に入れます。
下山時に確認したところ、赤岳山荘まではほとんど雪やアイスバーンはありませんでした。

コース状況／危険箇所等

美濃戸口〜標高2,000m
ところどころ雪・アイスバーンですがストックがわりあれば安全に通過出来ます。今日も暖かく、雪解けはかなり進んだと推測されます。

標高2,000m〜2,300m
チェーンスパイクを使用
ちょうど2,000m付近から滑りやすくなります。
今朝の段階よりも雪解けが進んでいるはずなので…

標高2,300〜赤岳鉱泉
12枚使いました。
不動清水あたりで装着が無難かと思います。
あのあたりは最後の平坦な場所なので、休憩しても良いかと思っています。

赤岳鉱泉〜
チェーンスパイクを途中まで使いました。
美農戸山荘さんの手間までチェーンスパイクでしたが、どこまでだったか…忘れてしまいました。

フルラッセル
中岳のコル〜中岳
膝〜股下までのラッセルでした。

踏み固まっていない箇所
赤岳山頂〜赤岳天望荘

山梨県北杜市清里(赤岳の麓・標高1,200m前後)では3日・日曜日・午前11時ごろからから月曜日・？時(朝の出勤時には雪)にかけて雪が降りました。

赤岳もかなり降ったと推測されます。

また、1日・金曜日に赤岳で雪崩で亡くなられた方がいます。このためか、本日はほとんど登山者がいませんでした。

降雪と雪崩の影響で、まだ踏固まっていないところがあったと思いますが、明日はそれなりの方々が登るみたいなので、踏み固まると思います。

ただし、気温が高くなってきて雪解けが進んでいくので、ブニョブニョの雪になってしまうと思います。

その他周辺情報

地元なのでそのまま家に帰りました。
スーパーはメチャ混みで寄るのを諦めました。

写真

4/9 5:35

舟山十字路からの登山者が多いみたい。合流してからは、しっかりと足跡がある🐾👣

4/9 5:41

南アルプスのお山達が見えました。以降、振り返ると素晴らしい景色が待っているので、何度も何度も振り返りました。

4/9 6:23

不動清水方面はトレースなし。

4/9 7:15

権現岳と編笠山、南アルプスの山々

4/9 7:28

もう少しでお日様を見れる。
周りはお日様の光が届いているのに、僕はまだ。
少し寂しい。日の出…みたいなぁ。

4/9 7:30

蓼科山に天狗。
雪がだいぶ少なくなった…
天狗はまだ行っていない。
雪があるうちに行きたいが…

4/9 8:13

やっとお日様を見るとができた。
一気に暖かくなる‼️

4/9 8:15

今日の初富士

4/9 8:16

先週はどうもありがとうございました。権現岳

4/9 8:17

南アルプス
雪があるうちに行きたい…

4/9 8:18

中央アルプスの山々
富士見パノラマスキー場にはまだまだ雪が。
入笠山にも、山頂付近にはまだ雪が見えます。

4/9 8:18

諏訪湖と北アルプス
守屋山は、雪的にかなり厳しい？

4/9 8:28

先人の方々に感謝。
トレースありがとうございます😭

4/9 8:29

もう少しで山頂
山頂に近くなるにしたがって風もおさまる。
ありがたい。

4/9 8:35

やっと登頂
強風を覚悟していたけど、微風でゆっくりと出来ました。

4/9 8:37

横岳と赤岳
この写真を撮るために少し戻った。
先月、杣添尾根経由で横岳・赤岳を巡ったのを思い出す。
阿弥陀岳って、僕的には思い出を巡る山かなぁ。
しかも、絶景で。

4/9 8:38

天狗・硫黄・横岳

4/9 8:41

富士山🗻

4/9 8:41

次は赤岳。
中岳まで、トレースは無さそう…
そこは気がつかないことにした。

4/9 8:42

蓼科山の山小屋が再開したら、山の上でまた生ビールを飲みたくて…まさか山の上で生ビールを飲めるとは、メニューを２度見して確認した。

4/9 8:49

富士山と権現岳、茅ヶ岳・金ヶ岳

4/9 8:49

権現岳からの赤岳へのルート。
今年は夏に赤岳頂上荘が再開するから、是非、挑戦したい。キレツト小屋はどうなのかなぁ。

4/9 8:50

赤岳からキレツト小屋へのルート

4/9 9:13

ラッセル…かなぁ
中岳まで、足跡🐾ないなぁ。
阿弥陀下ってラッセルかい（泣）

それよりも、阿弥陀岳の急斜面を降りるのが先。

4/9 9:15

よく降りてきた。
木曜日にメチャ小さいスコップをピッケル代わり？に買いました。四つん這いになって降りるにしても、両手でカラダを支えた方が安全だと思ったからです。
しっかりと雪に食い込んで安心して降りられた。
その後も活躍してくれて、大活躍。

4/9 9:35

ラッセル、ラッセル
膝〜股下まで。

ここで体力を使い果たした。
まさか…ラッセルとは（泣）

中岳のコルから行者小屋へ行くにしても、雪崩が心配だし。先週、雪崩があったばっかりだし。

やっぱりラッセル。

4/9 9:52

赤岳まで遠い…

ラッセル…キツイ…
心の準備なくてラッセルはキツイ。

前はラッセル
左は雪崩
後ろは阿弥陀の急登
右は…遭難？

やっぱりラッセルを何度目かの？選択。

赤岳を目指す。

4/9 9:53

ラッセル交換
中岳でちょうどラッセル交換しました。
精神的にかなり楽になる。

4/9 10:04

赤岳のこっち側はたぶん、来週は雪がないと思います。上の方は残っているでしょうけど。

4/9 10:25

おそらく、ここが先週の雪崩現場。
場所的にはざっくりですが…
又三郎と中岳からとの合流点付近。
又三郎の上部です。

結構、大きな雪崩の感じがします。

確認をしに行く余裕はないし、そもそも見たくないので写真だけ撮りました。

⚠️自分のルートからなんとなく見える範囲内なで、初めての場所なので正確性に欠けると思います。


ご冥福をお祈りいたします。

そう言えば、赤岳鉱泉からの帰り道、紙袋を持った二人組が登ってきました。

4/9 11:09

富士山は何度見てもいいなぁ

4/9 11:10

赤岳神社
先月来た時に知人に写真を送ったら御柱がわり３本？(3柱？)なのって言われて、改めて確認。

右奥がない。
落ちた？

そう言えば、今年は御柱祭ですね。

4/9 11:11

こちらはどこの関係？
別の知人から調査命令が出て、改めて写真を撮る。

4/9 11:12

山頂

4/9 11:13

権現岳と南アルプス
改めて南アルプスに行きたくなる。

4/9 11:13

金峰山
まだまだ雪がある

4/9 11:28

小鳥さん。
何鳥かわかりませんが、飛んで来てくれました♪
風が強くてスマホが揺れて手ブレになって、何度も撮り直し。そのうちスマホ、ダウン。
結局、今回2回充電することに。

4/9 12:00

地蔵尾根を降りてくる途中。
下山方向、左側。

普通にトレースを通るとここを通るので嫌なので、右の少し盛り上がった方にラッセル覚悟して向かったら、一人どなたか登って来た後があり、その後を下りました。

4/9 12:03

前の斜面を下から無理して撮ったもの。
個人的には怖かったです。

4/9 14:41

美濃戸山荘さんのお水。
いつもどうもありがとうございます。

4/9 14:43

トイレも使えるみたい。

4/9 14:45

美濃戸山荘さんから少し下ったところ。
怖すぎる…もしズボッたら地面の上を流れている雪解けミスにボツトン？
一番右を通りました。

4/9 14:50

やまのこ村
駐車場には一台もない。
雪崩の影響ですかね。

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

kiyosato3545

今回は、あんまり楽しくなかったです。
やはり、先週の金曜日の雪崩が尾を引いています。

バリエーションルートで危険なところで発生し、雪崩に遭遇したと思っていました。

実際に中岳から赤岳を登って行くと、どうやらそれらしき痕が見えてくる。だいぶ雪解けしており、日曜日と月曜日で雪が降ったから生々しさは薄れてはいたと思いますが、おかしな場所のトレース痕など、気持ちが重くなった。

僕はこのルートは初めてだし、又三郎は行ったことがないからなんとなく感じた範囲では、又三郎も雪崩は通過しているような気がする。もしくは、その手前まで達しているのだはないか。

又三郎も看板とその一部しか見ていないので、あくまでも推測でしかない。でも結構、大きな雪崩が発生し、普通の登山道にも影響が出たように感じる。

また、地蔵尾根を下山中にも嫌な感じのするところがあり、無事に赤岳鉱泉に戻れて運の良さに感謝した。

初めて登山靴を買って半年、冬靴を買って1ヶ月が過ぎたばかりで楽しいだけの山が、やっぱりかなり危険なものであることを感じました。

いつもお天気に恵まれていることに改めて感謝すると同時に、山の講習に参加して知識と技術を身につけてたいと、改めて思いました。

最後になりますが、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。