鈴鹿)テープルランド周遊 御池岳 リスの森
- GPS
- 08:23
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 953m
- 下り
- 947m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場〜コグルミ谷登山口:国道を歩きました。自動車に注意です。 コグルミ谷:ひたすら登ります。道はしっかりしています。 御池岳山上:御池岳、鈴北岳、ボタンブチなど主要な場所付近についてははっきりした道になっているようですが、今回歩いたところは登山道、踏み跡、獣道(鹿道)、道の無いところと様々でした。 鈴北岳〜鞍掛峠:はっきりした登山道。急傾斜でかなり滑りやすいところもあるが、慎重に歩けばほとんど問題は無いと思います。 鞍掛峠〜東口駐車場:滑りやすいトラバース道。途中、橋が落ちているところもあって、苦手な人には厳しいか?まぁ、慎重に登山靴で歩けば問題は無いと思います。 |
写真
感想
鈴鹿最高峰の御池岳へ行ってきました。
今回は御池岳テーブルランドの周回がメインテーマ。
一応、リスさんのために80-300mmの望遠レンズ
(μ43なので実際は40-150mm)も持参。
サービス精神旺盛なリスさんたちは
3度も目の前に登場してくれました。
たぶん、別の個体だと思いますが (^^ゞ
3回目は、頂上直下
もう出てこないだろうと思って
おにぎりを食べていると、目の前を左から右へ
ぴょんぴょん飛び跳ねてくれました (^^)
まさかの事態にカメラは構えられず、
とりあえず目に焼き付けてから、
気を取り直して、写真撮影。
それなりに、3匹とも写ってくれました。
御池岳の北面は豊かな森だなぁと、感動しました。
次はテーブルランドの周回。
まずは東ボタンブチへ。
森もあり、カルスト地形が目立つところもあり
バイケイソウが印象に残ります。
石灰岩が苔むした所、ピンク色のニリンソウも、
スミレはタチツボスミレかな
白いスミレもありました。
続いて、土倉岳下降点。
次はここから下るのかな?
ボタンブチへ向かうと、途中、池や凹地がいくつも
うーん、カルスト地形だ。
地下には鍾乳洞が発達しているのでしょう。
けっこう小さな登り下りがあります。
ボタンブチからも 縁に沿って歩くつもりが
間違って御池岳への道を歩いてしまい、
途中から、せっかく登ったのに、
踏み跡のある所まで斜面を下りました。
西ボタンブチまで
踏み跡ははっきりしたり、無くなったり。
気がつけば、鹿の足跡やうんちがたくさんある所を歩いていました。
もう、人の踏み跡やら、獣道やら、どっちでもいいや!
歩きやすい所を探して歩きました。
西ボタンブチから鈴北岳へ
バイケイソウが一面に繁殖していて、
もう、踏み跡も鹿道もわからないので、
鈴北岳の方向へ歩きます。
登山道へ合流すると、後は極楽コース。
見上げると、遠くに鹿の親子。
彼らと同じ道を歩いてたのかなって (笑
写真を撮っていると、鹿たちは微動もせずに
こちらを怖い目で見つめていました。
鈴北岳から少し西へ移動した所で休憩。
コーヒータイムの後、一気に鞍掛峠へ下りました。
鹿の食害のために笹が無くなったんだ。
滑りやすい斜面をひたすら下り、
あっという間に駐車場へ到着しました。
コグルミ谷から御池岳山頂への森はコケやバイケイソウが多く緑があざやかでした。また、シマリスを見かけることができ幸せでした。鈴鹿山脈の雨量の多さが豊かな森を育てていることを感じました。今回は初めて御池岳山頂を周回してみましたが、鈴鹿山脈最高峰ながら頂上は広くゴルフ場のような景色が広がっています。1000mを超える山頂なのに平らな地形であるためテーブルランドといわれています。御池岳は古生代の石灰岩からできていて石灰岩地帯独特のドリーネなどの凹みがあり、池も多数あることから御池岳の名前の由来にもなっています。山頂を周遊していて良く目についたイチリンソウで特に萼片の裏側がピンク色になっているものがきれいでした。天狗の鼻に向かっていた登山道にオオセンチコガネがいました。オオセンチコガネは一部の都道府県で準絶滅危惧種に指定されたり、地域によって色の違いが報告されていておもしろい昆虫です。小鳥も多くさえずっていましたが写真にさらえることができたのはホオジロだけでした。山歩きは体にこたえましたが、多くの動植物に出会い、鈴鹿の山々を見ることができ幸せな1日でした。☺
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