丹沢縦走(ユーシン〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜姫次〜犬越路〜西丹沢自然教室)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,972m
- 下り
- 2,861m
コースタイム
5:30玄倉ゲート発-7:20ユーシンロッジ (AT1h50m/CT2h20m +休15m)
7:35ユーシンロッジ-8:40大石山 (AT1h05m/CT1h30m+休20m)
9:00大石山-10:20同角の頭(AT1h20m/CT1h40m+休20m)
10:40同角の頭-12:00檜洞丸 (AT1h20m/CT1h25m+休30m)
12:30檜洞丸-1:55臼ヶ岳(AT1h25m/CT1h40m+休20m)
2:10臼ヶ岳-3:30 蛭ヶ岳(AT1h20m/CT1h20m)
*AT実際のタイム/CTコースタイム
●DAY2
4:30起床
6:15蛭ヶ岳山荘-6:55地蔵平 (AT35m/CT45m)+休み10m
7:05地蔵平-7:35姫次 (AT30m/CT35m) +休み15m
7:50姫次-9:05風巻の頭 (AT75m/CT90m) +休み
*以後、記録ややあいまい。
神ノ川ヒュッテ 10:35ー犬越路隋道12:40ー西丹沢自然教室14:00
天候 | 28日晴れ 29日 晴れのちくもり、午後から小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*神ノ川ヒュッテから犬越路への登り、標高950m?付近 (犬越路トンネル方面への道との分岐)山頂直登ルート、斜面崩壊にて通行できませんでした。今回はトンネルから迂回しました。下山後、自然教室で確認したところ、荒れているとの認識はありとのこと。通行止めとはなっていなかったため、29日時点でさらに状況が悪くなったのかもしれません。その後の雨でさらに悪化している可能性あり、要注意。) *神ノ川ヒュッテからの登山道に入った登り始めも、倒木、落石、斜面崩れ多数あり、かなりの悪路。道標も多々崩壊しており、あまり人は歩いていないもよう。 |
写真
感想
ヒルが出てくる前にがっつり丹沢を歩いておこう企画。いろんなルートが考えられるけど、今回のポイントは2つ。1. 丹沢最高峰の蛭ケ岳PH 2. 同角山稜を登りで使用。この2条件をみたすとかなりルートは限られる。さらに、雨山橋方面からが通行止め。と、悩んでいたら、同行者が増え、車が2台体制に。イン&アウトが同じでなくてもOKということで今回のルートを決定。地図でみると「いいかんじ♪」だったはずなのに、歩いてみたら、いやー大変でした。記憶に残っていることを抜粋で。
【ユーシン〜蛭】
●ユーシン〜檜洞丸まではアップダウンはあるけど、まあ問題ないです。やせ尾根で、終盤から富士山もみえ、なかなかよいかんじ。
●檜洞丸から臼ヶ岳までがっつりくだり、のぼります。蛭から降りてきた人が、蛭への登り、きついよ〜、と余計なことをいってくれましたが、精神的には、臼へののぼりのほうがしんどかった...それまではいいペースだったけど、さすがに最後はばて気味。臼から蛭へはCTジャストを要した。むーん。
【蛭ヶ岳山荘】
人数が少なかったので(この日は20人弱)、静かな山の気分が丹沢なのにあじわえました。今ルート、檜洞丸まであったのは二組。檜洞丸山頂はにぎわっていたけど、蛭へむかうとき一緒だったのは1〜2組? 蛭からおりてきたパーティーも2組程度。平日といいつつ、連休の前日だったんだけどね〜。
【蛭ヶ岳〜神ノ川】
ほとんどの人は檜洞丸からツツジ新道経由の下山だったよう。途中、姫次まではひたすら階段をおります。(これ、のぼってくるのいやだなぁ)姫次までは若者(高校生?)グループが一緒だったけど、彼らはそのまま北ルートへ。西の神ノ川へむかうのは私たちのみ。ま、今回のルートが風変わりだったことがここからもわかります。
とりあえず、神ノ川までがっつりおりてようやく標高600m程度。ここで、はたと気づくのです。「以前、檜洞丸にいったとき、帰りに犬越路とおった。結構高いところだったんだけどなぁ。今、なんでこんな低いところにいるんだ?」神ノ川ヒュッテで冷たいものでものんで、まったり「東海自然歩道」なるものを歩くつもりだったのに、待ち受けていたのは、500?m再度アップの峠越え。しかもヒュッテはしまっていて、なにも調達できず。その後、まちうける倒木、ザレ場、落石注意の看板の数々(写真参照)最終的には斜面崩壊でストップ。すでに疲労度マックスで登山道のコンディションもよくなかったし、天気が下り坂で小雨もぱらついてきたので、他に登れる斜面を探すより、犬越路トンネル方面に迂回するとのCL判断に誰も異論なし。だらだら車道を歩いて自然教室へ。
今回のコースどり、登山路に問題がなかったとしても、心身ともにすごーく鍛えたいかたをのぞき、お勧めしません。最大の問題点は蛭ヶ岳からはるばる神ノ川の車道までおりて、ふたたび西丹沢自然教室をめざし犬越路へのぼりかえす点。かといって、神ノ川に車をおいてのピストンも、どうだろ〜。風巻までの急坂、蛭までの階段の連続...あまり魅力的ではないなぁ。
DAY1のルートはよいですよ。ただ、DAY2でおなじように臼ヶ岳を通って檜洞丸までもどり、ツツジ新道でおりるのはちょっとつまらない。はたまた大倉方面へおりるか?そんなこんなで、蛭へ1泊でいって車回収もでき、かつ、行きと帰りでそれなりにちがった趣で楽しめるルート、ありましたらご連絡おまちしています〜♪ ま、あれこれ地図をみてコースを考えるのも楽しみのひとつ。蛭ケ岳はよい山です。
全体としては新緑の丹沢の奥深さを満喫。夏山前に自分の課題も確認でき(とにかく身体の軽量化が急課題!)、久々にがっつり歩いた疲労感&達成感を味わえ満足でした。
●今回の教訓
人とちがったコース周りのときはしっかり事前に地形図をよみこみましょう。それが一般ルートであっても!
1日目
西丹沢、ユーシンからのアプローチは今回で2度目。何度通ってもユーシンに続く林道のトンネルは不気味。。。今回は同角山稜経由の蛭のため、先ずはユーシンの広場でゆっくり休む事ができました。ユーシンロッジは現在休業中ですが、とても手入れがされていてトイレにはトイレットペーパーがちゃんとあり、まるで毎日管理人が来ているような感じです。15分程休憩を挟み登り開始、最初は登りの連続で直ぐに大石山に到着、5分程度の休憩を挟みどんどん登って行き同角の頭着、また休憩を取り臼が岳の登りです。これは汗だくです… 同角の頭から臼が岳まではアップダウンの連続でかなり足腰が鍛えられる感じですね。臼が岳山頂で休憩している間に破線ルートの南尾根を見に行ってみましたが、臼が岳山頂付近のルートはかなり明瞭に思えました。今度はユーシンから臼が岳南尾根経由で登るのも良いカモ!臼が岳から蛭まではまたアップダウンがありますが、気持ちいい登りと岩場も出てきて面白いですね。
蛭が岳のおっちゃんの一言。 ほらあそこに!! ユゥッホー!!!
UFOなんて出ていません。。町の明かりです。。。
2日目
蛭から姫次に向かうことは単純な下りで危険箇所は殆どなくいい感じです。姫次で10分の休憩を挟み神の川に向かうルートも特に問題はありませんでしたが、神の川から犬越路に向かうルートが荒れ荒れです。木が倒れて登山道をふさぐのは当たり前って感じですね。標高950m付近に犬越路トンネルと直登ルートの分岐があるのですが、直登ルートの登山道は上部からの土砂崩れの為通行できませんでした。その為トンネル方面に向かいましたが、このルートも荒れ荒れです。。無事トンネルに辿り着き自然教室に行き着く事が出来ましたが、このルートを使うのは全くお勧めできませんね。全くです。。復旧も時間が掛かるでしょう。
色々とありましたが、今回の丹沢はとても楽しい山行になりました。
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