蝶・常念・北鎌
- GPS
- 39:55
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 4,441m
- 下り
- 4,617m
コースタイム
- 山行
- 11:31
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 14:08
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 11:49
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
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【はじめに】
本投稿では、バリエーションルートを含んでおりますので、あくまでルートの参考としてご参照ください。情報の質に関しては保障しかねますので、ご自身の自己判断にてお願いいたします。
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⚠️2021/9/19の槍ヶ岳直下の地震により、北鎌尾根の稜線上で崩落があったようです。この投稿内容は参考にはならないと思われますのでご注意下さい。
1泊2日で行く「蝶ヶ岳・常念岳・大天井岳・槍ヶ岳」の欲張りセット!
今回の山行のもとになったのは、
・蝶ヶ岳〜常念岳日帰り周回
・槍ヶ岳北鎌尾根
の2山行でした。後輩君に蝶ヶ岳〜常念岳日帰りを誘ってもらい、北アルプスに行くことになりました。が、今年のスケジュール的に北鎌を狙えるのは今しかない!と思い、1泊2日に変更して北鎌尾根をトッピング!
槍穂高の稜線は何度か歩いていますが、常念山脈かた槍穂高を見るのはじめて!いつか、蝶ヶ岳ヒュッテでゆるゆるテン泊したいです。(焼肉とか…)
【三俣〜蝶ヶ岳】
疲労度的にはには、燕岳:合戦尾根を同じような感じでした。展望はあまり望めないのかな?(ナイトハイクだったのでよくわからないですが)蝶ヶ岳からみる槍穂高連峰は圧巻でした!蝶槍のあたりで見たモルゲンも最高!また行きたい場所です!
【蝶ヶ岳〜常念岳】
思っていたよりもアップダウンがある稜線でした。また、蝶槍〜常念への急登直前までは樹林帯で、道はあまりよくない感じでした。てっきり、森林限界の気持ちの良い稜線歩きができると思ったのに〜という感想です。三俣〜蝶〜常念までで累積標高差2000mくらいあるのかな?なので、稜線の上で累積標高600m以上はあるかと思います。常念岳からの景色もとてもきれいでした!いつも槍穂高からみていたあのとがったピークに立っているのかと思うと感慨深かったです。
【常念岳〜大天井岳】
常念岳から常念乗越までの下りもかなり強烈でした!これ、くだった分よりもさらに登り返さないといけないんだよね〜っと。常念小屋からは、最初はガツンと登りますが、そのあとはゆっくりと登っていく気持ちの良い稜線歩きでした!すれ違った方から、横通岳〜東天井岳間の熊笹区間で子熊がでたという情報を聞いてちょっと緊張しました。大天荘で食べた「インディアンカレー」がとてもおいしかったです。1500円でナンカレー+チャーハン+デザートは激アツです!!さすが燕山荘グループ!大天井岳からの景色もよかったので、ここもまた来たいです!次は表銀座縦走で来たいですね。
【大天井岳〜貧乏沢分岐】
いよいよ表銀座縦走路に乗ります。が、思ったよりも道が悪いです。大人気の縦走路なのでもっと整備されているのかなと思っていましたが。大天荘〜大天井ヒュッテまではザレの下りが続きます。足場が悪いので慣れていない方は注意が必要かもしれません。大天井ヒュッテから先は、シンプルに狭くて歩きづらいです。すれ違いに困るほど狭いという事もありません。ここは常念側のトラバースなので、槍方面の展望はありません。
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以下、バリルートの内容につき注意
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大天井ヒュッテから15分ほど下ったあたりに貧乏沢の入り口あり。
(牛首山?から下ったコルのところ)
最初はものすごいハイマツの急登。とにかくつらい…。
下降していくと、さらにガレガレの沢を、歩けるところを下っていく…。
もう二度と下りたくないなぁという感想です。
北鎌のアプローチなら、水俣乗越の方がいいと思います。
今回の北鎌尾根は、ルートの確認の意味もありました。
北鎌沢は、今回は北鎌ホイホイに引っかからないところまではよかったのですが、最後に道を間違え、北鎌コルの1つ上のコルで出てしまいました。あほみたいに藪漕ぎしました。人生初体験…。
北鎌主稜線は、独標周辺までは風も強く寒かったです。
ルートに関しては、前回はほぼ巻道でしたが、今回はほぼ稜線ルート。ロープも使うことなく突破できました!あと、北鎌は30mあればOKという風潮がある気がするのですが、撤退で北鎌沢を降る場合、大岩とか舐滝とかの下降では、15mの懸垂じゃ足りないのでは?とも思いました(近くに支点構築できそうなところがなかったので)。
<北鎌メモ(あくまで個人用ですので気持ち程度のご参考に)>
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独標トラバース→白い残置スリングのあるチムニー登る→そのまま草付きを登っていって独標へ(今回ルート)
スリングのあるチムニーを登ったところから右方向にトラバースルートあり(前回ルート)
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白くてガレガレした砂+脆い岩のコルで難儀(おそらく前回も?)
強引にトラバースできなくもなさそうだが、非常に危険な印象。ここは稜線を直登する。ぱっと見た感じ「え?ここ登るの?」となったが、意外に問題なく登れる。
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上記から少し進んだところに、明瞭な巻道あり(前回ルート)
ここでトラバースせず、頑張って稜線を維持(今回ルート)
巻道ルート(前回)は、稜線復帰ポイントが分からず、浮石帯でハイマツにしがみついてなんとか乗り越えたはず…。
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槍ヶ岳のピークへは、初めは左から、ハサミ岩が見えるポイントがある。そこを左から登っていく。ある程度登ると、<実I>と書かれた錆びた看板がある。(2021.9.11現在、ここに残置リュックあり)そこから右側に回り込み、残りを登る。それなりにパンチのある登りが3か所くらいあった気がする。右側から回り込むと残置ロープあり(今回は、赤の細引き:長、と青の細引き:短)。山頂の祠の裏側から上がっていく。
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