北アルプス表銀座【中房温泉-大天井岳-西岳-槍ヶ岳-上高地】
- GPS
- 22:07
- 距離
- 53.0km
- 登り
- 3,882m
- 下り
- 3,835m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 10:32
- 山行
- 11:03
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 12:26
天候 | 1日目:曇り時々雨 2日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
4時40分穂高駅発の中房行バスを利用 17時30分上高地発のの新島々行バスを利用し、新島々駅からは松本電鉄で松本駅に行き大糸線に乗り換え穂高駅に戻る |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし (赤沢山への藪漕ぎは大変でした。) |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
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感想
戻り梅雨の影響で7月に入ってから土日の天気に恵まれず、山行を見送っていました。本当の梅雨明けを迎え、初の週末に南アルプスの光岳、聖岳を狙ってましたが、痛恨のミス、テント場が満杯!!
結局、予約が不要なテント場をつないだ山行ルートしか計画できず、
穂高から中房まで一番のバスに乗って、中房登山口の歩き出しが5時40分ころで、雨がときに振り出す中、北アルプス三大急登といわれる合戦尾根を登ります。
積雪期では2度登っていますが、合戦小屋手前の登山道の雰囲気が無雪期は大きく違いました。合戦小屋から合戦沢ノ頭まではルートも違いました。
合戦沢ノ頭から燕山荘へは、稜線の北側に登山道がついていて、晴れていれば燕山荘や燕岳を見ながら歩くことができます。
燕山荘はコロナ感染のため営業中止でした。
大天井岳に向かうルートはコマクサが満開で、鈴なりのコマクサを見ながらの登山でした。
大天井岳では大天荘のテント場に設営し、東天井岳と横通岳を目指します。雲がだいぶ低くなっているので、天候に不安はありましたが、とりあえず出発しました。
途中、クマやライチョウに遭遇(クマは遠くに見た程度)しつつも、無事に横通岳まで行き、無事に帰ってきました。
二日目はご来光を眺めてから、東鎌尾根の取り付きの西岳まで稜線を南下し、ヒュッテ西岳にザックをデポして、一般ルートが地図上にはない赤沢山をピストンしました。
ヒュッテ西岳のテント場からの下り口はピンクテープでわかりやすかったのですが、実際に下りてみると、迷いはしないが、ハイマツにさえぎられながら前に進んでいきます。下りは、ハイマツが下向きに生えているので楽なのですが、上りの際には逆向きになり、進行を妨げます。なんとか登り返し、赤沢山の頂上部につき、南端の最高点まで行き、引き返しました。
ヒュッテ西岳からは大下りで200メートル超下ります。垂直に近いハシゴがあったりと、一気に高度を下げていきます。
鞍部に到着し、ここから東鎌尾根が始まります。いくつものピークを登ったり下ったりしながら、槍ヶ岳にどんどん近づいてくるのがわかります。
ヒュッテ大槍では槍ヶ岳を目の前に休憩し、槍ヶ岳への最後の登りです。
槍ヶ岳山荘でザックをデポして、槍の穂先に登頂します。
雲はほとんどなく、360度の展望が楽しめました。山頂にいた人数も少なく、静かな山頂を満喫することができました。
槍ヶ岳山荘に戻って、支度を整え、上高地に向けて下山を開始しました。
もともとの計画では槍ヶ岳山荘か南岳小屋でもう一泊しようと思っていたのですが、体調があまり良くなかったので、高度を下げようと思い、上高地の小梨平キャンプ場で泊まるか、もし、もし間に合えば、最終のバスに乗れないか、と歩き始めました。
槍沢をどんどん下っていきます。昼過ぎという時間だったので、登ってくる人はいても、下る人はほとんどいませんでした。
最終のバスに間に合うかどうかはわかりませんでしたが、できるだけスピードを上げて歩きました。槍沢ロッヂまで来たときに、急げばバスに間に合うような感じだったので、上高地までの距離と残り時間を気にしながらの散策になりました。
上高地発のバスにぎりぎり間に合い、松本経由で穂高まで戻りました。
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