原点回帰‼️聖岳~上河内岳~光岳周回


- GPS
- 24:23
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 4,131m
- 下り
- 4,173m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:44
- 山行
- 11:26
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 12:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道 よく整備され危険ヶ所なし |
写真
感想
全てはここから始まった❗️
かれこれ50年前、とあるWVでここに連れて来られた事から山登りが始まった。そんな懐かしのコースだ。思い出は純化されると言うが、しごかれたのは忘れられない😄(根に持つタイプ?)
天気が落ち着かないので、どこへ行こうか迷っているうちに猛暑。慌てて便ヶ島(芝沢ゲート)から入って懐かしのコースを周回しようとなった。
実は便ヶ島から入るのは初めてだ。数年前に入ろうとしたら通行止で断念したまま忘れていた。
1日目
前泊のため夜Pに行ったが、芝沢は80%の駐車率。停められてよかったと言う感じ。
騒がしさに予定より早めに目覚め発。長い林道歩きの洗礼を受けた。ひたすら歩き西沢度へ。心もとない木橋だが、渡渉は木橋が断然楽であった。廃屋を覗いてから登り始めた。変化のない急登を重荷に耐え登った。2000m辺りから緩やかになるが、相変わらず展望のない尾根を歩いた。
薊平に出るといきなり展望が開けた。重荷から解放され空身で聖岳へピストン。と安易に考えていた。しかし急登で体に疲れがたまり思うようにペースが上がらない。ガレた急登では猛烈な眠気に襲われフラフラ。今回の山旅で一番辛かった。
ようやくのことで山頂に着いたが、ガスに包まれ展望なし。昼近くでは仕方ないか。頂上でウトウトしたら元気が出た。一気に聖平まで下った。
光岳まで行くなら、今日のうちにもう2時間ほど駒を進めておかないと時間的に厳しいと判断し、もうこの辺で泊まろうという体に鞭打って歩き始めた。
TS地の目途があるわけではなく、いいところがあればと探しながら登った。1時間を過ぎてもいい天場は見つからず、最悪登山道に張るしかないと諦めた。最後の望みは南岳山頂と考えていたが、何とか張れそうであった。だが石が背中や腰に当たって寝心地はよくなかった。それでも疲れていればどこでも寝られるものだ。午後6時前からグッスリ。
2日目
標高から計算すると間違いなく10℃以下だ。寒くてダウンジャケットを着込み日の出を見た。これが見たくて、わざわざ山頂にテントを張るといっても過言ではない。
上河内岳で遭った方と朝のこの景色が一番いいと意気投合した。光岳までとなると時間的にタイトなので早々に出発し、先を急いだ。
茶臼岳の登りではライチョウの歓迎を受けた。登山道に沿って前を歩いていくので追い掛ける格好になり結構長い時間遊んでもらった。
易老岳でテントを干して、光岳まで空身でピストン。やはり思った通り結構時間がかかった。約50年前は光小屋に泊まったと思うのだが、既に建て替えられていて何も思い出せない。
光岳へ行ってから有名な女性小屋番さんのお顔を拝んで引き返した。戻りでは多数の登山客とすれ違った。
易老渡への下りも思った通り急な下りの連続だった。易老渡の吊り橋を渡ったらホッとした。後は1時間の林道歩きだ。
黙々と歩いていると若者が追い付いてきて話しかけられた。お互い林道歩きの退屈しのぎにとりとめもない山談義をしながら芝沢ゲートを目指した。1時間が20分くらいに感じた。ありがたかった。サンキュー滋賀県大津のお兄さん。百名山の達成祈ってるよ(@^^)/~~~
50年前は畑薙から入って光から北まで十数日の縦走だった。今回はほんの一部だったが、正に歩き始めの原点の部分だ。富士山が次第に小さくなっていくのが印象に残っている。
1泊ではきつかった。もっとゆっくりすればと思うが、歩き足りなくて達成感がないと感じるだろう。歩けるうちは一生懸命歩こうか。
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