水晶岳〜鷲羽岳〜黒部五郎岳（折立周回）

2022年07月31日(日) ~ 2022年08月03日(水)

• GPS: 34:51
• 距離: 48.3km
• 登り: 3,643m
• 下り: 3,694m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 1:51
• 合計: 7:33

距離 11.1km 登り 1,038m 下り 506m

6:54 十三重之塔 慰霊碑
7:40 7:41 太郎坂
8:16 8:26 青淵三角点
8:41 積雪深計測ポール
9:57 10:11 五光岩ベンチ
10:30 10:31 太郎兵衛平
11:01 11:49 太郎平小屋
12:26 12:30 第一徒渉点
12:35 12:55 第二徒渉点
13:18 第三徒渉点
13:55 カベッケが原
14:14 14:26 薬師沢小屋
14:27 宿泊地

2日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 2:27
• 合計: 10:06

距離 11.4km 登り 1,262m 下り 306m

5:15 宿泊地
7:23 7:50 アラスカ庭園
8:30 奥日本庭園
8:55 9:31 雲ノ平山荘
9:58 10:05 スイス庭園
10:46 10:53 祖父岳分岐
11:16 11:30 祖父岳
12:07 12:15 岩苔乗越
12:28 12:29 ワリモ北分岐
13:26 14:01 水晶小屋
14:38 14:51 水晶岳
15:21 水晶小屋

3日目

• 山行: 4:12
• 休憩: 2:03
• 合計: 6:15

距離 7.0km 登り 448m 下り 1,001m

15:21 水晶小屋
6:38 ワリモ北分岐
6:59 7:00 ワリモ岳
7:33 8:06 鷲羽岳
8:51 10:21 三俣山荘
11:25 三俣蓮華岳巻道分岐
12:21 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 10:44
• 休憩: 1:10
• 合計: 11:54

距離 18.7km 登り 925m 下り 1,920m

12:21 黒部五郎小舎
6:39 6:40 黒部五郎の肩
6:50 6:58 黒部五郎岳
7:07 7:15 黒部五郎の肩
8:37 8:38 中俣乗越
9:47 赤木岳
10:22 10:38 北ノ俣岳
10:44 神岡新道分岐
12:00 12:01 太郎山
12:06 12:36 太郎平小屋
12:57 12:58 太郎兵衛平
13:17 五光岩ベンチ
14:09 積雪深計測ポール
14:32 14:33 青淵三角点
14:56 太郎坂
15:40 15:41 十三重之塔 慰霊碑
15:47 15:55 折立
15:57 ゴール地点

天候

7月31日　曇りのち晴れのち夜間に雨
8月1日　　晴れ
8月2日　　晴れ
8月3日　　曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立ゲート前前から4台目。仮眠して6時のゲートオープンを待ちました。

近い方の駐車場にとめられました。

コース状況／危険箇所等

【折立〜太郎平】
三角点、五光岩ベンチなどのポイントを目指して頑張る。危険箇所はない。
今回、「アラレちゃん」が見つけられず。

【太郎平〜薬師沢小屋】
下り基調。事前に「黒部の山賊」を読んでから「かぺっけが原」などの景色を楽しみたい。

【薬師沢小屋〜雲の平】
吊橋と梯子でプチアドベンチャー気分を味わった後は、ひたすら2時間の急登。

【雲の平〜祖父岳】
水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳などの景観と、雲の平の雰囲気を楽しみながら歩ける。
祖父岳からのグルリ360度の景観もおススメ。

【祖父岳〜水晶小屋】
アルペンムードのある梯子を降りて、乗越からの急登をがんばります。

【水晶小屋〜水晶岳】
岩ゴロ。ストックはしまった方がベター。

【水晶小屋〜鷲羽岳〜三俣山荘】
ザレているところが多いのでストックがあると安心。


【三俣山荘〜黒部五郎小舎　巻道経由】
雪渓を渉る箇所が２つあるが、どちらもアイゼン不要。ただし、融雪が進んでおり空洞になっているところがあるので注意したい。

【黒部五郎小舎〜黒部五郎岳】
徐々に標高をあげ、分岐からは急登。
分岐にザックをデポ。

【黒部五郎岳〜北ノ俣岳〜太郎平】
アップダウンを繰り返す。
途中のお花畑が綺麗。

写真

7/31 9:44

折立を7時前に出発。
有峰湖とキンコウカのお花畑。

7/31 10:16

五光岩ベンチ近くのニッコウキスゲ

7/31 10:52

チングルマのお花畑

7/31 11:09

太郎小屋でギョウジャニンニク入りの太郎ラーメンで英気を養います。

7/31 11:53

薬師沢に向かいます。

7/31 12:30

何度か沢を渡りどんどん奥地に入って行く感じがワクワクします。

7/31 13:54

カッパがいるというカペッケが原。

7/31 14:12

左下に沢を見下ろして急降下すると

7/31 14:15

本日のお宿の薬師沢小屋に到着です。

8/1 5:02

2日目は5時にスタート。薬師沢小屋のこの吊橋から。

8/1 5:08

吊橋を渡り終えると左へ。梯子を降り一旦沢へ。
水位が低い場合は沢を少し歩いてこの分岐へ。
水位が高い場合は高巻きします。

8/1 5:11

小屋の水源がこんなところに。
2時間の急登を頑張ります。

8/1 7:27

ようやく雲ノ平に！

8/1 8:28

雲ノ平には、いろいろな名前の場所があります。
「奥日本庭園」

8/1 8:44

クロユリが咲いていました。

8/1 9:20

雲ノ平山荘。
前はテントだったのでここには泊まった事がありません。素敵な小屋なので泊まってみたい。

8/1 9:39

雲ノ平山荘を遠くに振り返って。

8/1 10:01

スイス庭園。

8/1 11:16

祖父岳山頂からは360度の眺望。

8/1 11:43

岩と梯子を降ります。

8/1 11:44

イワギギョウに癒されながら。

8/1 12:14

岩苔乗越。
ザックをデポして水晶ピストンする人は、こちらではなく、この先のワリモ北分岐で。

8/1 12:28

目指す水晶小屋は尾根の向こう側に隠れていて直前まで見えない。

8/1 12:57

水晶小屋まで登り10分の看板。

8/1 13:15

イワヒバリがお出迎え。

8/1 13:17

ようやく小屋が見えました！
看板からは20分かかったかな。

8/1 13:42

水晶小屋のおでん。
ボリュームたっぷりで美味しかった。

8/1 14:16

小屋にチェックインを済ませてから水晶岳へ。

8/1 14:29

シコタンソウ

8/1 14:37

ついに来ました！

8/1 14:40

8/1 14:40

8/1 14:40

8/1 14:40

8/1 14:41

8/1 14:49

8/1 15:16

8/1 15:20

水晶小屋に戻ってきました。

8/2 5:53

３日目。
この日はスタートゆっくりの6時で黒部五郎小舎をめざします。

8/2 6:02

槍様もバッチリ。

8/2 6:59

ワリモ岳は岩岩。

8/2 7:00

この岩を回り込みます。

8/2 7:34

やったぁ。鷲羽岳です！

8/2 7:36

8/2 7:42

水晶小屋のお弁当。

8/2 8:03

鷲羽岳からの眺望。足元に鷲羽湖。

8/2 8:24

三俣山荘が見えます。

8/2 8:24

小屋方面から右正面に黒部五郎岳。

8/2 8:24

右側には祖父岳。

8/2 8:31

8/2 8:37

槍ヶ岳、穂高連峰バッチリ。

8/2 8:40

絵本のよう。

8/2 8:43

伊藤新道への分岐。

8/2 8:44

伊藤新道方面。

8/2 8:47

降りてきた稜線を振り返ります。

8/2 8:50

三俣山荘到着。

8/2 9:02

槍ヶ岳を眺めながらケーキセットを。
ドリップコーヒー美味しかった。

8/2 9:43

山荘の人に聞いて、伊藤新道の分岐のお花畑を散策。

8/2 10:12

まったりしたので先に進みましょう。

8/2 10:39

メンバー5人は三俣蓮華岳へ。
寝不足続きで疲れた私は、1人に付き合っていただき巻道へ。

8/2 11:04

巻道は、雪渓の雪解けのお水が豊富です。

8/2 11:06

雪解け水のおかげでお花畑も。

8/2 11:09

シナノキンバイでしょうか？
少し花弁が違う？

8/2 11:11

ダイモンジソウ

8/2 12:05

黒部五郎小舎が見えてきました。

8/2 12:23

黒部五郎小舎に到着。
みんなが来るまで1時間ほど、小屋の前でお湯を沸かしてお茶をいただいたりおにぎりの残りを食べたり。

8/3 4:45

最終日は4時出発。
歩いている途中で夜が明けてきました。

8/3 5:15

黒部五郎のカールが少しモルゲンロートに。

8/3 6:38

最後の急登を詰めると、黒部五郎の肩到着。
ここにザックをデポします。

8/3 6:50

黒部五郎岳登頂！
ガスで残念！

8/3 7:39

先が長いので頑張って歩きましょう。

8/3 10:22

何度かアップダウンを繰り返して、北ノ俣岳登頂。

8/3 10:54

ガスの中のお花畑は幻想的。

8/3 10:55

チングルマのお花畑。

8/3 10:56

イワカガミもたくさん。

8/3 12:06

太郎平に戻ってきました。
また太郎ラーメンをいただいちゃいました。

撮影機器：

iPhone X Apple

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

coco0216

雲ノ平、水晶、鷲羽、黒部五郎を歩きました。

息子と2人で雲ノ平をテントで歩いたのが数年前。
その時は折立から新穂高の縦走でしたが、ピークには行きませんでした。
《ID 2037594》


やっぱりピークも踏みたいと、グループ山行で計画した昨年は、悪天候で大幅な計画変更となり、三俣蓮華と双六を踏んで終わってしまいました。
《ID 3434924》

そうして再び臨んだ今回。リベンジできてよかった。

今回の計画では、まずは折立の駐車場に空きがあるのか？
という心配と、最終日のコースタイムが10時間超だけど大丈夫？という２つの大きな心配があり、もちろん天候も気になり、直前までいろいろなSNSを検索する毎日。

結果は、お天気とメンバーの皆さんに恵まれて、無事に歩き切る事ができました。

黒部の山賊が闊歩していた「カペッケが原」
雄大な秘境の地、「雲ノ平」
黒部の源流を見下ろす水晶岳。
三俣山荘の後ろにたおやかな姿の鷲羽岳。
そして、カールを抱くカッコいい山、黒部五郎岳。

どの景色も素晴らしい山旅でした。