裏越後三山(荒沢岳・中ノ岳・越後駒ヶ岳)時計回り周回〜百名山達成！〜

2022年08月07日(日) ~ 2022年08月09日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 29.3km
• 登り: 2,966m
• 下り: 2,946m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:26
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:30

5:20 荒沢岳登山口
6:05 前山
7:30 前��下
7:39 鎖場
9:00 9:11 前��
11:00 11:20 荒沢岳
12:50 13:20 灰吹山
13:57 14:00 灰ノ又山
14:35 源蔵山
14:50 陽の水

2日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 1:16
• 合計: 10:55

5:30 陽の水
5:47 5:58 巻倉山
7:25 7:40 兎岳
8:00 小兎岳
10:00 池ノ段分岐
10:45 10:50 中ノ岳
11:15 11:30 中ノ岳避難小屋
11:30 四合目
13:05 13:10 檜廊下
14:10 14:20 天狗平
15:50 中ノ岳、グシガハナ分岐
16:00 16:15 越後駒ヶ岳
16:25 駒の小屋

3日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 3:25
• 合計: 7:35

5:25 駒の小屋
5:40 越後駒ヶ岳
5:40 8:50 駒の小屋
9:09 前駒
9:35 百草の池
10:10 10:15 小倉山
10:50 11:00 道行山
13:00 石抱橋

天候

曇り時々灼熱+雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伝之助小屋近くに登山者用の駐車場あり、キレイなトイレ・登山ポストあり

コース状況／危険箇所等

登山口から1分程のところに水場あり
【荒沢岳】
コース状況は鎖、ロープ、ハシゴも整備され全体的に良好。前グラへのハシゴ一ヶ所、上部アンカーが抜けていてぐらつきあり注意！
【荒沢岳〜兎岳】
草刈り等も整備され、良好な整備状況。
陽の水、美味しい水がこんこんと湧いています
【兎岳〜中ノ岳9号目】
下草やや長め、スリッピーな箇所多し。
【中ノ岳9号目〜中ノ岳】
非常によく整備されています
貯水タンクは水が出ました。
【中ノ岳〜魚沼駒ヶ岳】
今シーズンはまだ未整備、非常に苦労しました。あまり歩かれていないため、露岩がこけむしていてかなり滑りやすい。下草が道を覆ってしまい、滑りやすい露岩や木の根が見えずヒヤッとすることも。今回の行程で一番苦労しました。
駒の小屋脇の雪解け水はジャブジャブ出てました
管理人さんがいる時はビール500円も！
【魚沼駒ヶ岳〜道行山分岐】
それまでの行程のギャップのせいか、遊歩道かと思うほど歩きやすかったです
【道行山〜石抱橋】
そこそこ歩かれている
最後の林道歩き中に、アブの大軍に襲われました。虫避けネットがなかったら大変なことになっていたでしょう…

その他周辺情報

銀山平のかもしかの湯、新しくキレイな設備でした
駒の小屋で割引券いただきました(600→500円)

写真

8/7 5:17

登山ポストに投函！

8/7 5:20

良い水出てました。

8/7 5:57

急峻な道

8/7 6:03

素晴らしい青空…暑い

8/7 6:55

前グラまだー？

8/7 7:01

日陰はかなり涼しい

8/7 7:25

近くなってきました

8/7 7:40

鎖はしっかりしてます

8/7 7:43

こうゆうハシゴ苦手なのよね

8/7 7:54

8/7 7:58

梯子が何段か続く

8/7 7:59

高度感

8/7 8:01

マエグラが近づく

8/7 8:02

8/7 8:12

マエグラ手前から一度大きく下がってから斜めに岩場を上がる

8/7 8:19

陽射しがとにかく強くしんどい

8/7 8:46

一歩一歩が大きくなり、汗が引かない。緊張感がそれを増長。

8/7 8:50

マエグラにあがって小休止。

8/7 8:50

8/7 9:12

ナンバーのついた標識。10が山頂だがここで初めて気づいた。

8/7 9:20

8/7 10:13

ガスってくれて楽になる。

8/7 10:45

肩から山頂はちょい。

8/7 10:58

8/7 11:02

平ヶ岳プリンスルート側はガスが取れ、銀山平側はガス。

8/7 11:03

山頂！！

8/7 11:21

軽く飯でエネルギー補給、陽射しが再び厳しい。

8/7 11:34

これから向かう灰吹山方面。

8/7 11:39

要所要所に鉄板の標識。

8/7 11:39

振り返る。

8/7 12:17

やがてガスがとれ、荒沢岳の雄姿を拝む。

8/7 12:34

道標はないが灰又山ピーク。

8/7 12:44

おたまじゃくしだらけの池。

8/7 12:56

長い‥

8/7 13:06

8/7 13:08

8/7 13:25

灰又〜灰吹の間にある崩壊地に残る雪渓。下部まで降りれば水を得られそう。水音もした。

8/7 13:34

そのすぐ先には整備をしてくれている人のベースとなる空地が。水が得られればテントも張れそう。

8/7 13:38

たまに草原にでる。本当に気持ちよい。

8/7 13:41

8/7 13:45

源蔵山へ最後の登り。水もそこをつき苦しい。

8/7 13:59

杜夢平へ下る。

8/7 14:31

8/7 14:55

テント場に到着。大きなテントは登山道整備の人たちの倉庫代わりかな？ありがとうございます。

8/7 14:56

8/7 14:57

念願の水場へ。喉はからから。

8/7 14:58

8/7 14:58

8/7 14:58

ニッコウキスゲ

8/7 15:28

涸れ沢を下ると河床からこんこんと涌き出るお水。

8/7 15:28

本当に冷たくて美味しいお水でした。

8/7 15:30

のどの渇きが癒えたら不思議と青空に。

8/7 15:32

最高の場所です。

8/7 15:58

食料をとりあえず広げてみる。三日分としてはやや侘しい。

8/7 17:49

ずーとっ憧れていた場所にテンパクできる幸せ。夜中の大雨予報に備えて沢タープ。

8/8 5:28

朝起きたら結局雨には降られていませんでした。ラッキー。

8/8 5:29

杜夢平という名前は現地で知りました。

8/8 5:34

8/8 5:44

霧のなかを巻倉山へ。

8/8 5:48

山頂に着いたら背後から日差し。期待してると予想通りの

8/8 5:48

ブロッケン現象！！

8/8 5:49

8/8 5:52

そして中ノ岳、駒ヶ岳が見えてきた！！！

8/8 5:53

8/8 5:59

我をわすれてしばらく景色を堪能。

8/8 6:05

8/8 6:07

正面に兎岳も見えてきました

8/8 6:10

群馬県との県境の尾根に滝雲。越境してきてます。絶景。

8/8 6:15

8/8 6:15

8/8 6:25

8/8 6:27

8/8 6:43

8/8 7:06

8/8 7:16

8/8 7:17

兎岳につく手前で再びガス。

8/8 7:20

8/8 7:26

兎岳山頂にウサギの小物。

8/8 7:42

中ノ岳へ向かうとすぐにガスから脱して視界が。

8/8 7:47

キター！！駒ヶ岳遠い。

8/8 7:57

8/8 7:58

8/8 8:00

8/8 8:01

下りきった池の段には小さな池とニッコウキスゲが。

8/8 8:02

8/8 8:42

中ノ岳デカイ

8/8 8:44

沢筋には立派な雪渓

8/8 8:54

振り返ると兎岳の雲も取れ、右奥には大水上山が。

8/8 8:59

暑いー

8/8 9:28

8/8 9:38

8/8 9:42

天空へ

8/8 9:53

8/8 9:56

さらに天空へ

8/8 9:59

8/8 10:04

振り返る！！

8/8 10:04

8/8 10:26

中ノ岳近づく

8/8 10:28

9号で良い道と合流。一気に速度アップ。

8/8 10:41

8/8 10:44

8/8 11:14

中ノ岳避難小屋

8/8 11:19

しばし昼飯。塩っ気の強い赤飯が美味でした。

8/8 11:31

ここからトレースは再び細く。

8/8 11:32

8/8 11:35

歩きづらい。

8/8 11:45

8/8 11:56

アップダウンが大きい藪こぎが続く。

8/8 12:10

滑りやすい。

8/8 12:42

8/8 12:50

駒ヶ岳遠い

8/8 13:04

8/8 13:04

檜廊下。プチ蟻の戸渡みたいなとこ。

8/8 13:11

高度あり

8/8 13:24

8/8 13:29

曇ったり晴れたり。

8/8 13:54

歴史あるメジャーピークをつなぐ縦走路とは思えない劣悪な道が永遠続く。

8/8 14:06

天狗平手前の崩壊地。上部藪こぎは藪が濃すぎて断念。

8/8 14:06

少し緊張する崩壊地通過でした。

8/8 14:10

天狗平と思わしき標識には何も記載なし。

8/8 14:34

ガスがかかり体感気温低下。いまはそれが嬉しい。

8/8 15:04

景色なぞいらぬ。

8/8 15:04

8/8 15:09

やっとこ慰霊碑がある肩へ。

8/8 15:34

ここにきて晴れた。

8/8 15:45

あとほんの少しなのに最後の最後まで笹のやぶこぎ。(ここは翌日整備の方が刈って下さっていました)

8/8 16:01

山頂到着！！とにかく長かった。

8/8 16:27

8/8 16:29

小屋へ下る

8/8 16:30

8/8 16:31

8/8 16:32

8/8 16:35

あとちょい

8/8 16:38

テントを無事に張って、ほっと一息。景色を楽しむ余裕がやっと。

8/8 17:41

明日下る尾根

8/8 17:41

伝之助小屋から荒沢岳への登りに使った尾根。マエグラは急。

8/8 17:42

荒沢岳から兎岳への尾根。朝いた泊地も見える。遠い(笑)

8/8 17:42

小屋前の広場で夕飯食べて、この後予想される豪雨に備える。夜中の三時間ほど強く降り雷が30秒に一度光るような状況。あまり寝れなかった。

8/9 4:41

朝目覚めると良い天気。

8/9 4:44

奥只見湖の雲海を見下ろしながら日の出をまつ

8/9 4:54

8/9 4:55

キター！！

8/9 5:04

8/9 5:05

8/9 5:05

豪雨を一晩耐えたタープとテントさん。

8/9 5:21

息を飲む絶景でした。

8/9 5:29

8/9 5:31

8/9 5:44

再び山頂へ。周囲の眺めを楽しむ。

8/9 5:45

守門、粟、浅草が目立つ。

8/9 5:46

8/9 5:46

巻機山越しに上越国境方面を望む。南からの谷川岳しか知らず山名はわからず。

8/9 5:46

中ノ岳がでかい

8/9 5:46

尾瀬燧ケ岳

8/9 5:48

雲海越しに会津朝日岳

8/9 5:48

右奥から至仏山、平ヶ岳、荒沢岳、燧ケ岳、会津駒と福島群馬国境の山々がずらり

8/9 5:49

八海山を見下ろす

8/9 5:54

8/9 5:54

八海山。ギザギザ。入道がいいかんじで入道感ある。

8/9 6:01

中ノ岳が百名山でもいいくらい重厚な良い山だと思う。

8/9 6:14

8/9 6:16

8/9 6:16

8/9 6:23

8/9 6:56

朝飯はカレー飯とビックかつ。

8/9 8:47

青と緑と白。映える。びしょ濡れになったテントとタープを日差しを利用して乾かすことができました。

8/9 8:47

小屋番さんが上がってきてビールの準備！！

8/9 8:49

ビールに後ろ髪を引かれる思いで下山開始

8/9 8:54

素敵すぎて何度も振り返る

8/9 8:59

8/9 8:59

8/9 9:00

振り返る

8/9 9:35

今日もくそ暑いが反省から、余分に2.5リットルもっているので精神的には余裕。重量的にはきつい。

8/9 10:11

8/9 10:18

8/9 10:18

だんだん駒ヶ岳が遠のく

8/9 10:19

8/9 11:13

道行山分岐から途端に道が細く。

8/9 11:28

でも中ノ岳から駒ヶ岳ほどではない。頑張って下る。

8/9 12:06

珍しい野生のガクアジサイ(青)。

8/9 12:18

朽ちた林道にでた。がここからが試練だった。

8/9 12:24

この水場表記の流水付近で尋常ではないアブに教われる。一人50匹はいたかも。

8/9 12:33

最後までまとわりつづけられて、暑さとアブに疲弊仕切った山行の終わりとなりました。温泉にもアブやブヨが大量に。そういう場所なのかそういう日なのかは不明。

撮影機器：

KYG01 KYOCERA

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛

共同装備

ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック 1人用テント 寝袋 寝袋カバー ウレタンマット タープ

備考

沢用タープ持参のおかげで、悪天候予報の中でも比較的安心できました。

感想

pyorosuke

かなり苦労しました。
一つは季節、夏の新潟は暑く湿度が高くてそれだけで苦労しました。
一つは登山道の状況、特に中ノ岳〜駒ヶ岳は登山道が細く滑りやすく、おまけにハイマツがせりだしリュックに引っ掛かり続けました。破線の登山道と言って過言ではないです。
最後は暑さによる水の大量消費。飲むためには大量に背負わなくてはならず、飲まないと動けない、重いから背負いたくない、飲み過ぎるとまた動けなくなるとジレンマでした。
これも根本的には季節です。
ではありますが最高の登山でした。夏ならではの花花花、青空、雲海、ご来光。ありがとうです。

satomin-

かねてより(ダンナが)情熱的に計画していた裏越後三山縦走。約3〜4年立ってやっと実現しました。
百名山最後がなぜか魚沼駒ヶ岳となってしまったわけですが、それを飾るにふさわしい、非常に厳しくランクの高い縦走登山ができました。(そもそも、ダンナがこの縦走にこだわっていたためタイミングが合わず最後になってしまっただけなのですが💦)
約9年、約90座まではあっという間に6年位だったのに残りの10座は約3年かかりました。
今度は200名山です！残り15座ほどですが…！