木曽駒ヶ岳＊将棊頭＊茶臼山周回

2022年08月14日(日) ~ 2022年08月15日(月)

• GPS: 15:38
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,951m
• 下り: 1,921m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:23

8:31 コガラ登山口
8:36 8:36 福島Bコース・茶臼山分岐
9:08 9:09 幸ノ川渡渉地点
11:38 12:13 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
13:02 13:04 八合目水場
14:17 14:23 玉乃窪山荘
14:43 14:43 頂上木曽小屋
14:54 木曽駒ヶ岳 頂上山荘

2日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:37

5:50 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
6:04 6:12 木曽駒ヶ岳
6:23 6:23 馬ノ背分岐
7:03 7:04 濃ヶ池分岐
7:07 7:08 黒沢分岐
7:23 7:23 遭難記念碑（聖職の碑）
7:37 7:45 将棊頭山
7:54 8:13 西駒山荘
8:14 8:14 水場
8:37 8:38 胸突の頭
8:51 8:52 行者岩
9:01 9:02 茶臼山
9:38 9:42 2412m地点
11:54 11:59 正沢川吊り橋
12:20 12:20 Ｂコース登山口
12:27 コガラ登山口

天候

14日:曇りのち、森林限界からは霧・風で雨も降る
15日:霧・雨・風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊那IC→コンビニ(セブン、ファミマ)ありました→361号・権兵衛トンネル→19号(中山道)→道の駅日義木曽駒高原で仮眠:綺麗なトイレあります→コガラ登山口に駐車:駐車スペースはかなりあります。トイレは使えません

コース状況／危険箇所等

[福島Bコース]
〜7合目は急登もありますが、問題ありません
7〜8合目は足元の悪いトラバースがメイン。慎重かつアスレチックにすすみます。
8合目〜は樹林帯も終わり高山の雰囲気。玉ノ窪の草付きで踏み跡薄く、ガスで視界が悪いことも手伝い、ウロウロしました。その先ザレ、ガレを登りますが、ロープ等の設置があり、ガスっていても迷うことはなかった
[茶臼山尾根]
〜5合目は歩き易い樹林
5合目〜は尾根からおりてツヅラ折りしながら、正沢川に向かいます。雨上がりだった為か濡れた丸太やとにかく滑る石の上を歩かなければならず、気がぬけなかった
正沢川渡渉はワイヤーが張られている他、簡易の橋があり、利用しました。

[💦水場]
＊福島Bコースの4合目水場はとても細い。非常の時以外は当てにならない程です
＊福島Bコース8合目の水場は枯れている
＊駒ヶ岳頂上山荘は蛇口🚰から給水
＊西駒山荘小屋前にホース🚰。他に小屋付近に水場あり
＊茶臼山尾根4合目より下に水量豊富な湧水あり

その他周辺情報

木曾義仲館:2021年リニューアルされた現代風博物館。300円
徳音寺:義仲、巴のお墓があります。義仲館のお隣

写真

8/14 8:30

雨のため、6時予定が8時にスタート。雨は止んでいますが、どよん〜

8/14 8:31

コガラ駐車場は、沢登りの方多数でした

8/14 8:35

周回すると、ここに戻ってきます

8/14 9:06

幸ノ川の渡渉。トラロープが張ってあるポイントを、石を飛びながら無事右岸へ

8/14 9:09

急坂もあるけれど、おおむね歩きやすい

8/14 9:55

4合目到着。話題のコレでひと休み。

8/14 9:47

力水は細いです

8/14 10:21

天気は残念ですが、涼しいのでなにより

8/14 10:40

5合目

8/14 10:55

着々と標高を上げているところ

8/14 10:56

お花に励まされ

8/14 11:04

刻む標識も励みになるね😊

8/14 11:25

見晴台😳

8/14 11:28

晴れていれば、良いところなのでしょうねえ

8/14 11:30

程なくして

8/14 11:35

木曽駒ヶ岳七合目避難小屋に着きました

8/14 11:36

きれいな宿泊スペース

8/14 11:37

ストーブと薪もあります

8/14 11:37

トイレ棟。手洗い用の🚰あります

8/14 11:43

青空がのぞいて、好転を期待　
誰も歩いていないと思ったけれど、パパ&息子が追いついてこられました

8/14 12:21

ここからのトラバース道を楽しみに出発

8/14 12:31

しかし意外と歩きづらく、アスレチック

8/14 12:32

オオヒョウタンボクのツヤツヤの実が可愛い💕

8/14 12:35

木曽駒ヶ岳や将棊頭が見えるのかなぁ

8/14 12:37

大岩ゾーンはじまり〜

8/14 12:38

幽玄な雰囲気

8/14 12:40

七合半、山姥でした
ちょろちょろと水音がして、黒いホースで水を引いているようでした。岩の間に残雪がすこし

8/14 12:41

岩の間に大事な物を落とさないように⚠️

8/14 12:51

チョット心配な橋を渡ったり

8/14 12:52

左手注意のトラバースは気を遣いながら

8/14 12:59

クロマメノキ(ブルーベリー)からビタミン補給

8/14 13:02

8合目には水場があったようですが、全く枯れていました

8/14 13:04

結構茂ってます

8/14 13:11

ダケカンバと白壁

8/14 13:13

こちらは食べられません。多分。。
サンカヨウの実

8/14 13:17

ゆるやかに登っていきます

8/14 13:20

ガッスガス
玉ノ窪カールあたりなのかなあ🤔

8/14 13:22

チングルマ穂の密集
季節は秋に向かっていますね

8/14 13:32

ウメバチソウ

8/14 13:34

茂った草とガスでルートがわからず、しばしウロウロ。樹林を抜けて風が強いので防風のためカッパを羽織る

8/14 14:05

森林限界の様相。ガレを登っていく

8/14 14:07

ハクサンボウフウ

8/14 14:15

ガスの向こうのアレは小屋かと、まだかまだかと登ってる頃

8/14 14:17

九合目玉乃窪山荘到着

8/14 14:18

防風対策がかたいですね
風は強いし😆雨も降ってきた😆😆

8/14 14:22

立派な鳥居や石碑がたくさん。
この後、雨風霧で余裕なく写真はなしです😅。
進んだ先の頂上木曽小屋はクローズでした。
余力わずかのため、トラバースして駒ヶ岳頂上山荘へ向かう。
強風のテン場で、何とかテント⛺️を立てるも、びしょ濡れ&テント浸水のため、テン泊は諦め小屋に逃げ込みました😰😰

8/14 20:48

外には、悪天候の中頑張っているテント

8/14 20:48

逃げてきた負け気分で気持ちは落ちるけれど、ストーブの暖かさが幸せでした

8/15 5:52

一夜明けて、百名山ハンターの相方が下山後に美ヶ原をゲットするというので、早めに出発

8/15 5:53

ホントお世話になりました‼️
雨も降るけど出発。

8/15 6:11

木曽駒ヶ岳で証拠写真
適正な雨装備をしたら、快適(ではないケド)に歩けることを、今更ながら感じました。

8/15 6:22

馬の背を下ります。予報では秒速13m。風を受けるポイントでも意のままには歩けました

8/15 7:04

濃ヶ池への分岐

8/15 7:25

聖職の碑
私は悪天の夜から逃げられたけれど、遭難した子供達は寒くて長い夜を受け入れるしかなかったんですね。ご冥福を祈るしかできることはありません。天国で温かいお布団で寝てほしい。

8/15 7:40

将棋頭山到着
殻が一部破損

8/15 7:43

被って撮影

8/15 7:53

コマクサ

8/15 7:55

ヤマハハコ

8/15 7:55

西駒山荘到着。石室は休憩場所として開放されています

8/15 7:55

8/15 7:56

一昨年暮れに☃️来た時は、窓から入ったけれど、今日は出入り口から

8/15 7:58

8/15 7:58

清潔感あふれます

8/15 8:25

ミヤマアキノキリンソウ
今回、沢山みかけました

8/15 8:34

茶臼山と桂小場との分岐

8/15 8:38

しっかり歩かれている登山道です

8/15 8:48

行者岩その1

8/15 8:51

行者岩その2

8/15 8:50

それなりに風が通る、こんなところや

8/15 8:57

茂ったハイマツをかけ分けて、意外と樹林の中も通っていくんです

8/15 9:03

茶臼山に到着〜　
ここからは樹林内だと思うとほっとしています

8/15 9:17

手厚い標識が設置され

8/15 9:24

尾根道はとにかく歩き易くて、足に優しいです。こんな道なかなかない

8/15 9:27

デカキノコ🍄

8/15 9:52

刻んでいきます

8/15 9:58

上向いちゃってる、ギンリョウソウ

8/15 10:09

8/15 10:28

あっという間に1900m。ツヅラ折りも足元優しいです

8/15 10:32

白キノコ🍄

8/15 10:48

五合目で尾根を降ります

8/15 11:01

初っ端はマイルドなツヅラ折りでしたが

8/15 11:10

濡れた丸太や

8/15 11:16

8/15 11:24

この石達がとにかく滑るので、まともに歩けない。

8/15 11:28

平らであっても、足を乗せれば必ず滑る石‼️こんな所で3点支持を活用。手元の草にも捕まりたいところなんですが、トゲのあるイチゴちゃんが沢山生えていて、そういう訳にもいかず。。

8/15 11:46

4合目を下がっていくと湧水がありました

8/15 11:47

川音が聞こえています

8/15 11:57

正沢川に出ました。既存のワイヤーの他、足場も作られていたので、安心して渡渉できました。整備ありがとうございます。

8/15 12:00

こんなかんじ

8/15 12:06

沢登りも盛んなようです

8/15 12:11

台風の爪痕かな

8/15 12:41

無事下山しました。
お疲れさまでした‼️

8/15 13:22

登山口から🚙で少し降りたトコロに湧水ポイント。体を拭いてスッキリしました

8/15 14:08

大河ドラマで身近に感じていたので、木曾義仲館を見学してみました。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

夏用シュラフ 薄手ダウン 使い捨てカイロ3枚<br />[今回不足だったもの]浸水しないテント 防水手袋 ダウンパンツ 下着以外の着替え

備考

🚙五反田→伊那　3500円(夜間割)
🚙伊那→高井戸　5120円
⛽️　6400円
駒ヶ岳頂上山荘泊　10000円

蒲田22:30🚙→諏訪SA休憩→道の駅日義木曽駒高原2:15
義仲館15:15車🚙→中央道原SA仮眠→談合坂20:00→🏠22:00

感想

taromii

8/12〜15に北アルプス・七倉〜針の木谷〜赤牛〜雲の平周回を計画していたけれど、天気予報ではどの日も☂️がとれず。。中止の代替えとして浮上したのが、今回のルート。正沢川の渡渉問題で今迄二の足を踏んできた計画でしたが、今年は足場が作られている情報を得て、嬉々として出かけました。

計画通り周回は達成できましたが、悪天候の中、予定のテン泊ができず小屋に逃げ込むことに。。😵
反省点山積みの山行になりました。

�，△譴世嬰卦ね淑鵑魑い砲靴討い燭里法�代替え計画になってからは、ざっくりチェックで出かけてしまった。森林限界の2600mを越えると霧.風.雨も厳しさが変わることを身をもって再認識をさせられました。数回登った木曽駒ヶ岳だったので、高山をどこか甘く考えていたことを猛省😢。

��玉ノ窪山荘手前からガス&風だけでなく、雨も降ってきた。でもあと少しで目的地に着くという先走る気持ちと、大雨ではなかったので、雨具ズボンとザックカバーの着用を怠った。小雨でも風があるとしっかりと濡れてしまい、結果テントに収まった時には濡れからくる寒さを落ち着けることができなかった。雨具のこまめな着用をしなかったこと、全取り替えの着替えと防寒着の準備不足を猛省😥。夏山でも3000mを甘くみてはいけない。

�Ｍ融匕�ながら使っていたテントが、強風雨に耐えられずただならぬ勢いで浸水。装備が整ってこそ、安全なテン泊ができるのだと身に滲みました。今までいい加減で通してきたことを猛省😓。

久しぶりの小屋泊まりでは、猛省いっぱいの暗い気持ちはおいといて、楽しい時間も過ごしました。ストーブを囲んで登山者の皆さんとのおしゃべりwithマスク😷。
小屋を拠点にしていらっしゃる環境省の雷鳥プロジェクトの方に、増えてきた雷鳥のこと、けれど自然任せでの維持は難しいことなど、聞かせてもらいました。人間の生活、温暖化が問題とは切っても切れないみたいです。

コメント

いぬずや

taromiiさん
こんばんは🙋‍♂️

とうとう、この周回
行っちゃいましたね🔥

風雨のなかの、修行山行なのに
何故か、楽しんでるところが
さすがtaromiiさんですね😁

お疲れ様でした😁

taromii

inuzuyaさん
先に行ってしまいました😅
スミマセン。
　　　
今回はダメダメな山行だったので、
ツンポコ山行でリベンジしたいです😊

yamanekopipi

taromiiさん
貴重な情報、参考にさせていただきます。
中央アルプスは水が取りにくくて苦労しますよね。
それが暑い時期の縦走を躊躇する原因になってます(^^;
でも今度こそ行きたいわぁ〜

taromii

yamanekopipiさん
拙いレコがお役に立っていただけたら嬉しいです。
ホント、テン泊で頭を悩ませるのは水問題ですよね。。中アは営業小屋が少ないですから、湧水さまさまです。
しかし、今回山と高原地図に載っている水場でも枯れている所が多くて驚きました。
Yamanekoplplさんがどんな縦走をなさるのか、楽しみにしています。