槍穂高縦走
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- GPS
- 25:13
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 3,080m
- 下り
- 3,058m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 10:42
- 山行
- 2:29
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:31
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:52
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:49
天候 | 19日:晴れ 20日:曇りのち雨 21日:曇り/雨のち晴れ 22日:晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車料金1日700円、3泊4日2800円(4日以上は1日700円加算) 上高地シャトルバス さわんどバスターミナル〜上高地 大人片道1,300円 大人往復2,400円 5:00始発(30分間隔で運行) 沢渡バスターミナル/TEL 0263-93-2556 https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando |
コース状況/ 危険箇所等 |
◾️大キレット 南岳小屋から少し登ると大キレットが始まります。 いきなり難易度高めの急な下り坂です。 鎖場や長い二連の梯子があります。 斜面が濡れていると危険ですので慎重に。 大下りを過ぎると緩やかなアップダウンを繰り返して最低鞍部へ出ます。その後岩場の登りが現れ長谷川ピークへ続きます。この辺りは切り立った崖の上を進むので非常に高度感があります。ピークから崖のトラバースは鎖が設置されてますが足場が見えない箇所があるので慎重に。下りも難度の高い鎖場が続きます。 A沢のコルまで下ると再び急な登りです。 岩場をぬって滝谷側へ進むと、飛騨泣きが現れます。 切れ落ちた岩壁を登ってから乗りだすようにしてトラバースします。その先は狭いギャップで落ち込んでいますので、跨ぐようにして岩の上に登り打ち込まれたアンカーを頼りに進みます。 その先のナイフリッジの鎖場もステップは確保されてますが高度感があるので要注意。 その後は岩場を落石に注意しながら北穂高小屋まで登ります。 ◾️北穂高岳-涸沢岳ルート こちらも大キレット並みに難易度高いです。 北穂高岳山頂から下り松濤岩を巻いて、南峰側へ登りその後ピークを巻きながら急な岩場を進みます。 最低コルまで下り滝谷側に出て、涸沢槍の岩峰に登ります。クサリや梯子が連続するので要注意。その後涸沢槍の穂先を滝谷側に巻いてD沢のコルに下ります。 コルから涸沢岳まで厳しい鎖場の登りが続きます。 落石に注意しながら進みます。 登りきると稜線に出て山頂は間もなくです。 |
その他周辺情報 | ■南岳小屋 1泊2食13.000円 TEL:090-4524-9448 ■北穂高小屋 1泊2食 13,500円 昼食の営業時間11:00〜13:00 北穂高小屋直通電話 090-1422-8886 ■槍ヶ岳山荘 1泊2食13.000円 現地電話番号 090-2641-1911 ◾️ さわんど温泉 梓湖畔の湯 入湯料:大人730円 営業時間:10:00〜19:00 |
写真
感想
一日目、車中泊でほとんど睡眠をとらない中、少々不安だったが槍ヶ岳山荘まで何とかたどり着けた。
大曲がりから延々と続く登りは大変だったが槍の穂先が見えてからはやる気も出てきた。
雲ひとつない良い天気で気持ちの良い登山が出来た。
二日目、昼前から雨予報。
今日は南岳小屋までの短い山行だ。
当初の予定では一日目は殺生ヒュッテまでの予定だったのだが、寸前で槍ヶ岳山荘泊に変更したので、二日目の行程が短くなった。
でも、幸いなことにそのおかげで雨に降られずに済んだ。暴風の稜線はかなり辛かったが。。
この日は小屋に泊まった方々と談話しながらゆっくり過ごした。
三日目、この日は大キレットから北穂〜涸沢岳間を進む、この山行のメインの日だった。
大キレットは予習してイメージは把握出来ていたので、何とかやり過ごせた。
だが、やはり高度感は物凄くあり緊張した。
特に長谷川ピーク辺りは恐怖感が襲ってきて焦った。
北穂高小屋に辿り着くと穂高岳山荘のスタッフにコロナ陽性者が出て急遽休業の張り紙が。。
慌てて北穂高小屋に宿泊を変更した。
この日も前日に続きわずか三時間程の移動で終わった。午後から雨が降りその後大きく鮮やかな虹と素敵な山の景色が見れたのは幸運だった。
四日目、当初の予定が崩れて北穂から奥穂高、前穂高と進み上高地へ下るハードな一日となった。
特に北穂から涸沢岳までのルートは非常に気を使う大キレット並みの難易度だった。
奥穂高岳は十年ぶりの再訪に当時を思い出し感慨深いものがあった。
その後吊尾根を進み当時はスルーした前穂高岳を登った。想像していたより登りごたえのある岩山だったので驚いた。
上高地まで下ると観光客ばかりで場違い感がすごかったので早々にバスに乗り込み、温泉で汗を流し帰路に着いた。
今回ハードなルートが多かったが怪我なく無事に戻れたことに感謝。
そして改めて北アルプスの奥深さと美しさを再認識した山旅となった。
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