黒部五郎岳 雲の平〜黒部源流への旅
- GPS
- 27:12
- 距離
- 41.9km
- 登り
- 3,171m
- 下り
- 3,158m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:02
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:47
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 11:05
天候 | 1日目 くもり/晴れ 2時頃から雨 2日目 雨/晴れ・くもり 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇 黒部源流の渡渉点は大雨の時は増水で渡渉困難になります。 〇 三俣蓮華岳の巻道はアップダウン多し。 |
その他周辺情報 | 有料道路 有峰林道入口 亀谷温泉 宿泊施設は閉鎖。 温泉は奥の方に設け、今回利用した時点では 金曜日〜月曜日までの4日間営業。14時から18時半受付終了でした。 |
写真
感想
7月に計画していた今回の山行を やっとここにきて決行。
残雪の山と花を愛でる計画は消えてしまったけど テーマでもある「黒部源流」を、雨天も有りで 水量たっぷりな山旅が出来ました。
1日目
10時開店の太郎平小屋の「太郎ラーメン」を楽しみに登ったら、とんだ勘違いをしていて 開店は11時。
急ぐ旅でもないので待つことに。
カベッケヶ原付近で 雨がパラパラ
小屋はすぐ、と 降らないことを祈って 1日目の宿 薬師沢小屋に到着。
受付をしている最中に 再び雨が
その雨が本格的になり、夜になると更に本降り。
夜中に目を覚ますと 時計は12時2分前。
2日目
トタン屋根をたたく雨音で眠れない。
沢のザーザー音が ゴーゴー音に変わっている。
左耳に黒部川のゴーゴー音 右耳に薬師沢のザーザー音を聞きながら 良からぬ心配事が沸々と…
黒部源流の沢を渡れないかもしれない (汗)
戻るにしても危険は同じじゃん (汗タラリ)
最悪ここに停滞もあり得る (心臓バクバク)
自分が 今 どれだけ奥深い山域に居るかを しみじみ感じさせられる時間でした。
そんなこんなで夜が明け 一応は雨は小降りになっていて 天気予報を確認。
雨雲レーダーなどから 朝の内は雨が残るけど その後は回復傾向。黒部源流に差し掛かる頃には水量も落ち着くだろう‥と判断して 決行が決まりました。
雨の中を 雲ノ平に向けて 苔むしたゴロゴロ石の急登を登る。
本来 汗だくで登る坂を 雨のおかげですんなり登れた気がする。
登り切った所で雨が止んだ。青空だ。
時期によっては ちょろちょろしか流れていない沢筋に今日は確かな流れがある。
この小さな流れが集まって あの豪快な流れになるんだ。
薬師沢小屋から雲ノ平 黒部源流まで下って 三俣山荘まで登り返して、昼食。
ここからは巻道で黒部五郎小屋まで行く。
三俣蓮華分岐までは えらくアップダウンする。頂上コースと15分差も納得。
そこからは気持ちのいい道が続く (危険個所も有る)
そして最後に黒部五郎小屋への下りが待っている。
3日目
今日は良く眠れた
朝から青空 いい天気
朝食も旨い
空は青空 足元には常にちょろちょろと澄んだ流れがある。
圧倒されるゴロウカールを仰ぎ見て 来れたことを喜ぶ。
青空に遠方の山々も美しい。
「あれは〇〇岳だよね」旦那と山の同定も楽しい。
雨で不安な夜を過ごしたのが ウソのよう…
全てに感謝 ありがとう。
メモ
薬師沢小屋 個室はない。
黒部五郎小屋 個室、キレイな部屋 静か 安眠出来た。
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