【槍ヶ岳テント泊】新穂高から

2022年09月16日(金) ~ 2022年09月17日(土)

• GPS: 19:38
• 距離: 29.4km
• 登り: 2,372m
• 下り: 2,508m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:56
• 合計: 9:58

2:44 スタート地点鍋平高原登山者用有料駐車場
3:04 3:09 新穂高登山指導センター
3:11 3:12 中崎山荘 奥飛騨の湯
3:28 3:28 小鍋谷ゲート
3:54 3:55 穂高平小屋
4:36 4:36 白出沢出合
5:40 5:40 滝谷避難小屋
5:43 5:49 藤木レリーフ
6:42 6:42 槍平小屋
8:25 8:25 飛騨沢千丈乗越分岐
10:08 10:09 飛騨乗越
10:23 11:21 槍ヶ岳山荘
11:47 12:31 槍ヶ岳
12:42 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 1:54
• 合計: 8:00

7:25 槍ヶ岳山荘
7:51 8:37 槍ヶ岳
8:52 9:09 槍ヶ岳山荘
10:06 10:11 千丈乗越
10:30 10:30 飛騨沢千丈乗越分岐
11:50 12:26 槍平小屋
13:01 13:01 藤木レリーフ
13:06 13:06 滝谷避難小屋
14:01 14:01 白出沢出合
14:37 14:47 穂高平小屋
15:11 15:11 小鍋谷ゲート
15:25 新穂高温泉駅

天候

晴れときどきくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金曜日朝2時半着で新穂高第三駐車場は満車、第一・第二の有料駐車場は6時間500円と高額なため、鍋平駐車場へ。鍋平駐車場から新穂高への暗い中での下りは、なかなかスリリング

コース状況／危険箇所等

右俣林道コースは増水時徒渉不能な沢が複数あります。徒渉時の事故も起こっているので増水時は無理をせず、水量が減るのを待ちましょう
千丈分岐から上は浮き石の多い斜面です。とくに下山時は足を滑らさないよう注意

その他周辺情報

槍ヶ岳山荘のテント場は39張、予約制ではなく早着順です。満員となったら小屋泊まりか上高地側高度差150m下がった殺生ヒュッテのテン場に変更となります。平日でも12時過ぎにはだいぶ埋まってきます

写真

9/16 3:09

鍋平高原有料駐車場を2時45分に歩き出し20分で新穂高ビジターセンター。鍋平からの下りは山道の登山道で暗い中下るのはスリリングでした

9/16 5:17

月明かりの中、ヘッデンでひたすら林道歩きで白出沢出合、その後、白出沢、ブドウ谷と通過しチビ谷を徒渉

9/16 5:20

ほんのり朝焼けた錫杖が嶽〜笠ヶ岳の稜線

9/16 5:43

滝谷徒渉の架橋

9/16 5:45

錫杖が嶽

9/16 5:51

北穂高滝谷の初登攀に成功した藤木九三のレリーフ

9/16 5:54

ゴゼンタチバナ

9/16 6:18

テン泊装備にはゴロゴロ道はしんどい

9/16 6:27

北穂高岳と涸沢岳が見えだしたらまもなく

9/16 6:35

槍平小屋

9/16 6:44

槍平小屋の水場はテン場の横にあり、常時流されています

9/16 6:56

カラマツ林

9/16 7:18

大喰沢から大喰岳を眺める

9/16 7:20

北穂岳〜涸沢岳〜奥穂岳〜ジャンダルム

9/16 7:35

飛騨沢の最終水場、チョロチョロなので汲むのは時間がかかりそう

9/16 7:54

ゴヨウイチゴ

9/16 8:18

気がついたら正面に槍ヶ岳山荘が見える

9/16 8:24

千丈分岐には槍平小屋が設置している救急箱があります
槍ヶ岳小屋が見えていますが、ここから小屋までまだまだ2時間

9/16 8:33

登りは飛騨沢をつづら折りに登り飛騨乗越へ
2500m越えると息が切れる

9/16 10:07

飛騨乗越

9/16 10:11

飛騨乗越から大喰岳を眺める

9/16 10:11

ここの斜面を登り詰めたら

9/16 10:22

槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳

9/16 10:44

10時半到着で槍ヶ岳の眺望抜群のF区をゲット
この時点で5〜6張程度だったが、昼過ぎにはテン場はかなり埋まった

9/16 11:20

槍ヶ岳山荘側から眺めると槍ヶ岳って太って見える
アタックザックを背負い、槍ヶ岳山頂をめざす

9/16 11:23

槍ヶ岳山荘と大喰岳、中岳、南岳と穂高連峰

9/16 11:28

槍ヶ岳の岩登り、楽しい〜

9/16 11:29

平日なので空いててサクサク登れるのがいい

9/16 11:40

最後のハシゴ場は登りの方が長い

9/16 11:41

山頂だ！

9/16 11:44

槍ました

9/16 11:45

ヤマノトリコの雷鳥Tシャツ

9/16 11:45

イェーイ

9/16 11:41

ここの三角点はグラグラしてる

9/16 11:47

カールの底の殺生ヒュッテと稜線上のヒュッテ大槍

9/16 11:48

大喰岳、中岳、南岳の先に穂高の峰々

9/16 12:18

下ります

9/16 12:23

登りより下りの方が少しスリリング
クサリ場トラバースが緊張したかな

9/16 12:49

槍ヶ岳山荘の槍見ビーフカレー
美味しい

9/16 13:52

テン場に戻って担いできたコーラで乾杯
サーモスに氷入れてきてよかった

9/16 14:00

すぐ手元にはイワツメクサ

9/16 14:00

ヒュッテ大槍と常念岳

9/16 15:02

近くの岩から槍を眺める

9/16 15:21

ミヤマダイコンソウの草紅葉

9/16 15:27

西鎌尾根の方へすこしお散歩

9/16 15:36

槍ヶ岳の北西稜線と硫黄岳かな？

9/16 16:13

西鎌尾根

9/16 16:49

槍ヶ岳とひこうき雲

9/16 17:03

夕方のテン場、いつのまにか満員御礼

9/16 17:26

光とガスの共演
左に見えるのは幻日かな？

9/16 17:36

湧き上がる雲

9/16 17:46

ヒュッテ大槍が天空の城のよう

9/16 17:47

静かなときが流れる

9/16 18:07

槍ヶ岳とビーナスベルトに彩られた空

9/16 18:09

あかね雲

9/16 18:11

湧き上がる雲海

9/16 18:11

雲に飲み込まれる乗鞍岳

9/16 18:12

そろそろ日没のようです

9/16 18:16

日暮れ時のテン場

9/16 18:22

残照

9/16 18:48

日が落ちたらしばし団らんの時間

9/16 18:50

お隣のテントは同じエアライズ2の色違いでした

9/16 18:54

星降る槍ヶ岳山荘

9/17 0:45

夜半起き出したら、明るい月夜でした

9/17 0:46

常念岳の上にオリオン座

9/17 4:50

4時半頃起床、テン場のすぐ横の岩でブルーアワーの槍を捉える
山頂にはご来光狙いの登山者のライト

9/17 5:10

ご来光が上がるのは浅間山の右肩あたりのはず

9/17 5:13

富士山と南アルプス

9/17 5:28

浅間山の右肩からご来光

9/17 5:28

槍と朝日

9/17 5:29

八ヶ岳

9/17 5:30

笠ヶ岳の奥に白山

9/17 5:33

富士山と八ヶ岳

9/17 5:33

富士山と甲斐駒ヶ岳

9/17 5:34

浅間山

9/17 5:34

槍ヶ岳山頂の人

9/17 5:35

このアンテナだらけの山どこだろう？

9/17 5:38

影槍

9/17 5:38

白山にモルゲンロート

9/17 5:40

朝日に照らされた槍ヶ岳

9/17 5:42

黄金色の雲海

9/17 5:44

朝のテン場
テントは遅くとも八時までには撤収する決まりです

9/17 7:13

テントをたたんで・・
さて、もう一回登ってこようかな

9/17 7:33

冬越し万全のイワベンケイ

9/17 7:39

岩壁を登る
2回目は1回目よりさらに楽々
でも慎重に

9/17 7:40

いつかこの稜線を縦走する日は来るのだろうか

9/17 7:40

最後のハシゴ場

9/17 7:50

おかわり槍ました

9/17 7:44

槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳
白山は雲隠れしてしまった

9/17 7:47

富士山と八ヶ岳

9/17 7:49

小槍へ上がってくるパーティー

9/17 7:57

西鎌尾根と裏銀座
黒部五郎、双六、三俣蓮華

9/17 8:00

薬師、水晶、赤牛、立山、白馬

9/17 8:00

赤牛、奥大日、立山

9/17 8:01

針ノ木、白馬、唐松、鹿島槍、爺ヶ岳

9/17 8:01

薬師岳と水晶岳

9/17 8:01

御嶽、乗鞍、焼岳

9/17 8:03

ありがとう、槍ヶ岳

9/17 8:20

下山します

9/17 8:41

槍ヶ岳山荘前からの絶景を眺めながら

9/17 8:58

槍ヶ岳山荘特製のミニチョコクロワッサン

9/17 9:10

下山は西鎌尾根を少し歩き、千丈乗越から飛騨沢へ下ります

9/17 9:11

西鎌側から眺めた方が、キリッとして見える

9/17 9:18

奥丸山の中崎尾根と笠ヶ岳
西鎌尾根の入口からこの飛騨沢のカールへ下りていきます

9/17 9:18

見事な岩壁
クライミングする人はコレ見たらワクワクするんだろうな

9/17 9:19

イワギキョウすこし

9/17 9:20

西鎌尾根と裏銀座

9/17 9:21

小槍

9/17 9:53

大喰岳、きのう登った飛騨沢のジグザグ道

9/17 9:55

西鎌尾根

9/17 10:03

千丈乗越、ここから飛騨沢の千丈分岐へ下ります

9/17 10:05

双六〜　行きたい

9/17 10:09

後ろ髪引かれながら飛騨沢へ

9/17 10:10

コケモモ

9/17 10:18

奥丸山へ向かう中崎尾根の分岐、情報通りヤブヤブ、この先はもっとひどいそうです

9/17 10:23

オヤマリンドウ

9/17 10:31

千丈分岐から槍ヶ岳山荘の方を振り返る
名残惜しい

9/17 10:41

下りは早いけど単調

9/17 11:14

大喰沢

9/17 11:27

カラマツ林

9/17 11:28

カニコウモリ

9/17 11:39

狂い咲きのニリンソウ

9/17 11:40

ツリバナ

9/17 11:41

槍平小屋のテント場

9/17 12:26

槍平小屋のカレー売り切れでした
残念

9/17 12:26

温泉が楽しみ〜
今日はどこにはいろうかな

9/17 12:30

木道〜

9/17 12:32

たぶんすっぱいほう
オオバスノキ

9/17 12:37

カメバヒキオコシ

9/17 12:40

南沢

9/17 12:53

ゴゼンタチバナ

9/17 13:02

滝谷から北穂高岳
ここで橋を渡る

9/17 13:15

センジュガンピ

9/17 13:22

チビ谷だったかな？

9/17 13:25

緊急避難場につきキジ打等禁止　と書いてあります

9/17 13:42

丸太に笑顔

9/17 13:46

トウヒとサワラの森

9/17 13:57

白出沢を渡ると林道に出ます

9/17 14:00

ここから1時間半弱の林道歩き

9/17 14:14

サラシナショウマにイカリモンガ

9/17 14:18

濃いピンクのゲンノショウコ

9/17 14:33

昭和な雰囲気の穂高平小屋、新穂高までもうすぐですが、かき氷の旗に吸い寄せられました

9/17 14:38

イチゴミルクのかき氷を食べて気分爽快〜

9/17 14:48

サワグルミとブナの林

9/17 15:02

登りで、この穂高平近道を通って大変な目に遭いました
少し長くても林道歩いた方がいいです

9/17 15:11

いちおう、リスもいる治山事業の看板

9/17 15:20

この分岐、ピンクテープがついてるゲートの方へ進んでしまいましたが、左の砂利道が正しい道です
行きは暗くてこの分岐は気がつかなかったんです

9/17 15:27

鍋平まで登り返す気はサラサラないので、文明の利器を使って楽々〜
ちなみに温泉は新穂高温泉のひがくの湯に入りました

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

Xperia 5 II SO-52A docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ビニールタイ 常備薬 日焼け止め ティッシュペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

備考

テントポールのゴムが伸びていた、着火用ライター破損しかけていた。メンテチェックを欠かさないこと

感想

tom32

かねてから槍ヶ岳を登ってみたかったが、剱岳別山尾根のような混雑渋滞している山のイメージが強く後回しになっていた。また、上高地ルートは2泊3日の行程でハードルが高い。
新穂高から登ると早い人は日帰り、余裕をもって登ると1泊2日で登れることがわかり、平日休みを使ってテントを担ぎ登ってきました。
登りは新穂高から槍平小屋、飛騨乗越経由で槍ヶ岳
下山は千丈乗越、槍平小屋経由新穂高。
槍ヶ岳山荘のテント場は予約ができないので早い者勝ち、平日でもお昼を回るとテン場が埋まってしまうことがあるそうです。テン場獲得競争に負けないように新穂高を３時に歩き出したら１０時半に槍ヶ岳山荘につきました。テン場は小屋側の指定でしたが、槍ヶ岳のよく見えるＦ区画をあててくれました。
昼過ぎからガスも出ましたが、濡れるような雨に会うこともなく終始快適に過ごせました。
夜半、足元が冷えるなと思ったら少しだけ結露したテントの露がシュラフを濡らしていたので、足をシュラフごとサックに入れたらあたたかくなりました。
夜中、高山病で軽い頭痛が出ましたが、市販の頭痛薬を飲んでグッスリ睡眠をとったら翌日は軽快。
おかわり槍してから下山しました。
下山は当初、中根尾根から奥丸山経由左俣林道か槍平小屋へ下りる計画でしたが、除草管理されていなくてヤブ道だということで変更し西鎌尾根と双六大地を眺めながら千丈乗越から飛騨沢へ
最後は林道歩きに飽きてきたところに穂高平小屋のかき氷の旗が目に入り、イチゴミルクのかき氷を頂きました。
新穂高から鍋平高原までは登り返す気はなかったので、第一ロープウェイだけ乗って楽々

コメント

andounouen

tom32さん　こんばんは！
槍ました！（笑）おかわりまで。（笑）
登頂おめでとうございます🎊
雑誌で見た綺麗な風景が広がってますね！お写真も綺麗ですね！
羨ましいです。
お疲れ様でした！

tom32

andounouenさん こんばんは〜😊
槍ましたよ〜 やっと🤣
同じ山でも長い時間過ごしていると、色んな顔を見せてくれますね
写真撮りすぎて整理するのに寝不足になります😅
コメントありがとうございました🙏

アンディー(ちび)

tomさんこんばんは🌙　槍さま登頂🎊おめでとうございます🙌
もしかして、槍デビューでしたでしょうか？
天候の定まらない今年の九月に、やりましたね❕　しかもテントで新穂高から。うーんやはりただモノではないなぁ🤩
お代わり穂先とか😻　焼きたてクロワッサンにかき氷🍧も忘れずに🎵
ちびは「只今クロワッサンが焼きあがりました〜」の放送があった時にちょうど穂先から降りて来たのですが、食べずにヒュッテ大槍に戻ってしまって💦入笠のマナスル山荘でもここと同じ生地を同じやり方で焼いてるので、後日そっちで頂きました😋（マナスルの現管理人さんは入笠に来る前は槍ヶ岳山荘でクロワッサン焼いてた方）
…＃77のアンテナいっぱい山は、美ヶ原ではないでしょうか😁向こうから槍も良く見えます💖
レコ見ながら自分の槍デビューの事も思い出しました😹あ、ちびは表銀座😅ソロ縦走の初陣、もう7年前の事です。素晴らしい展望写真いっぱいのレコをありがとございました😹

HidekoIchi

お疲れ様でした。
素晴らしい写真にウットリ…😍
良い写真見せて頂きました。
お初とはビックリです。

台風の影響で滝谷の橋が流されて、ガイドさんのリレーで命辛々　渡渉した事を思い出しました。
2回目は　5月の雪の中　アイゼンにピッケル⛏持参で槍…(好日の　冬山登山学校)
何事も　体験だからと…岩場のアイゼンは
怖かったです。
双六から、指を咥えて眺めて居た事も…
魅力的な稜線ですね〜。
次回は　是非…キレット越えを❣️

tom32

HidekoIchiさんの槍登山は２回とも過酷なコンディションだったんですね💦
春に残雪の西穂独標行きましたが、短い区間なのにアイゼンはいて雪のついた切れ落ちた岩場を下るのは、低山の雪と異次元のスリル感でした
キレット超え、行けるかなぁ😅私怖いとこ苦手なんですよ〜。岩場でも片切れならどうにかなるんですが、両方切れてるヤセ尾根なんか大の苦手なんです😅