唐松—五竜—鹿島槍縦走(↑八方↓大谷原)
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- GPS
- 15:05
- 距離
- 30.3km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 3,578m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 5:00
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 10:05
天候 | 1日目: 雨のち晴のち霧 2日目: ピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 自転車
中綱湖駐車場に車をデポ 大糸線で簗場駅→白馬駅 無料シャトルバスで白馬駅→八方ゴンドラ ゴンドラ+リフト2本で八方池山荘へ |
写真
感想
9月後半の3連休も天気はいまいちっぽかったが後半は回復しそう。
どこへ行こうか悩んでいたが五竜山荘に空きが出たので、まだ行ったことがない八ッ峰キレットをターゲットにした。
初日はまず鹿島槍の大谷原登山口へ行き自転車をデポ。次に簗場駅のすぐそばにある中綱湖の駐車場に車をデポして大糸線で白馬へ。白馬駅から無料のシャトルバスでいつもの八方ゴンドラ駅へ移動し、ゴンドラとリフト2本乗り継いでいつもの八方池山荘からスタート。
小雨が降っているが、行動に支障はなさそう。天候の回復を待ちながら八方尾根を登るが雪がないので違和感がありまくる。予想どおり雨はすぐ弱くなり暑くなったので雨具を脱いで身軽になる。丸山ケルンあたりから青空も見え出してきた。
頂上山荘の近くにザックをデポして山頂に行くと予想どおりちょうどガスが取れて晴れた。何度も来ているので特に感慨はないが写真は撮ってもらった。
頂上山荘に戻りザックを回収して五竜へ向かう。岩場は切れ落ちたりしていて慎重を要するが、距離は短いので大したことはない。1時間半で白岳に着いた。こちらは完全にガスの中で視界もほとんどない。白岳から少し降りるとようやく五竜山荘が見えてきた。
五竜山荘に到着後、夕方になってからガスが取れてあたりを見渡せた。また夜には星空教室があって面白かった。天候条件も非常によく天体観測に最適な夜だった。夜明け前に第2回があり、新月直前の月を見たりすることができた。
翌日は長丁場だが、朝は急がずしっかり朝食を取ってから5時半すぎに出発。下界は雲海が広がっているが稜線は見渡せる。五竜の山頂には30分で着いた。山頂でドローンを飛ばしていた方としばし雑談してから先に進む。
八ツ峰キレットはさすがに時間がかかったが慎重に行けば難しいところはそんなにあるようには思わなかった。五竜山頂からの下りでは落石には気をつけた方がよさそうだ。出発が微妙な時間だったので先行も後続もいない。先に進むと逆方向に向う人は増えてきたが、余裕を持ってすれ違えた。アップダウンを繰り返しながら、五竜の山頂から2時間半でキレット小屋に到着。もう少し時間がかかると予想していたのでちょっと安心した。
キレット小屋で少し休憩してから鹿島槍の山頂に向う。ここも下るのは嫌だろうなと思った。30分ほどで北峰に着く。前回、残雪期に鹿島槍に登ったときにここまで来るのを諦めたことを思い出す。今日は風もちょうどいいくらいで心地よい。あと30分がんばって南峰に登頂。ここまで来ればもう大きな危険はない。前回を思い出しながら快適な稜線を冷池山荘まで下っていく。すれ違う登山者の数も一気に増えた。
冷池山荘で最後の休憩をしてから冷乗越にちょっとだけ登り返し、赤岩尾根へ下る。紅葉も進んでいて赤い岩が一層映える。途中トレランの方に1人抜かれた以外には誰にも会わなかったがルートはよく整備されていてさくさく降りれた。
堰堤のトンネルを通って林道を早歩きして15時半前に下山。おおむね想定どおりだった。がらがらの登山口で自転車を回収し簗場駅へ向かうが、鹿島槍スキー場を通るのに最後の登り返しがある。疲れた足で何とか登ればあとは快適なダウンヒルで中綱湖の駐車地点に戻っておしまい。満足した2日間だった。
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