白山(南北縦走路・テン泊&チャリ周回)
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- GPS
- 36:56
- 距離
- 114km
- 登り
- 5,420m
- 下り
- 5,403m
コースタイム
- 山行
- 12:01
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 13:00
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 11:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
東海北陸道を使う場合は白川郷ICで下車。 白山ホワイトロードの馬狩料金所へ向かう途中を左折する。 登山口の前に5台ほど駐車できるスペースがある。 ここがいっぱいの場合はトヨタ自動車学校の登山者駐車場を利用すればよい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆鶴平新道登山口〜石徹白登山口 ・チャリで75km移動。アップダウンもあるので容易ではない。 ・コンビニはひるがの高原のデイリーと高鷲ICに向かう途中のファミマ(ちょっと脇道に入る形になる)のみ。 ・核心は高鷲から石徹白に向かう桧峠までの登り。あとは白山中居神社から石徹白までの登りも堪える。 ◆石徹白登山口〜南龍ヶ馬場(南縦走路) ・多くのアップダウンをこなしていくのでそれなりにハード。 ・水場は神鳩ノ宮避難小屋の下(未確認)と水呑釈迦堂、赤谷渡渉点。水呑釈迦堂への道は笹薮が激しかった。 ・南竜のテン場は16時半の時点でほぼ満杯。キャパが大きいテン場だがさすがに好天の週末ということで賑わっていたようだ。 ・昔は南竜山荘まで行って受付する必要があったがコロナの影響でテン場にて無人受付となっている。 ・水場(生水飲用可)、水洗トイレあり。スマホの電波は入らない。 ◆南龍ヶ馬場〜御前峰(エコーライン経由) ・危険個所なし。整備もバッチリ。 ・室堂は営業中。水場も問題なし。水洗トイレ(ウォシュレット付)あり。 ◆御前峰〜北弥陀ヶ原(中宮道) ・御池巡り〜中宮道へ入るが、白山ホワイトロードが崩落で通行止めになっていることもあり中宮道は閑散としていた。会ったのは4名ほど。恐らくみなさん北弥陀ヶ原あたりまでピストンしていたのではないか。 ・紅葉は壊滅的。既に枯れている個体が多い。お花松原には青いナナカマドも残っていたが恐らく厳しい。 ◆北弥陀ヶ原〜ゴマ平避難小屋 ・草刈り前なので少し笹がうるさい。(泰山さんが来週草刈りしてくれるらしい) ・ゴマ平避難小屋はとてもきれいに維持されていた。 ・ゴマ平避難小屋裏の水場は相変わらず水量安定でおいしい。 ◆ゴマ平避難小屋〜北縦走路〜鶴平新道登山口 ・とにかくアップダウンが多く標高も1700mあたりをうろちょろすることになるので暑い。 ・この区間は水場がないのでゴマ平でしっかり補給しておくこと。 ・念仏鏡池は念仏尾根の妙法山寄りにあるが気をつけて歩かないと見逃す。 ・野谷荘司山から鶴平新道登山口までのルートは上部は滑落注意。下部は歩きやすいブナの小径となっている。 |
写真
感想
秋だ、紅葉の季節だ!
やっぱり恒例の白山へ行くしかあるまい。
今年の紅葉は遅い感じがするけどどうだろう?ダメ元で行きつけのお花松原〜北縦走路を歩いてこよう。
例年白川郷から北縦走路に入り、中宮道を登って御前峰に立った後は平瀬道を下りてチャリで白川郷に戻るという周回ルートをワンディしているが、今年は肝心の平瀬道が通行止めとなっている。
車が使えないとチャリデポもできない…さあどうする?
幸いなことに土日とも天気が良さそうなので石徹白から白川郷までテン泊で突き抜けるか。
問題はアプローチだが白川郷から石徹白までチャリで行けるのか?そういえば昔kabukiyaさんがやってたような?
距離は75kmくらい、車でも2時間かかるルートだが困難に見えるプランでもモチベーション次第でやれるはず。これまでもそうやってこなしてきた。
金曜日に仕事を終えたらスタート地点となる白川郷へ向かい車中泊。1時に起きる予定だったが眠すぎたので3時まで延長。つまり二度寝。
準備をして闇夜のサイクリングへと出かけた。
車に轢かれないようにピカピカライトを照らして走っていったが意外とこの時間は車は少なくて走りやすかった。場所の特性もあるのかも。
それにしてもアップダウンが多い。登りは暑いし下りは寒い。高鷲では思わずファミマに寄ってホットコーヒーを買ってしまった。これができるのがチャリの魅力。
だが核心は国道を逸れて桧峠までの500mの急登と石徹白地区から登山口までの260mの登りだ。
50km近く走ってきた後でこの登りはかなりの拷問…更にテン泊装備が肩にズッシリ重くのしかかる。
精神力だけで走り切って石徹白登山口に到着した時は既にやり遂げた感が満載。チャリが終われば後は問題ない、いつも通り歩くだけだ。
ということで日も高く登った9時過ぎに登山の部スタート。こんな時間から登る人は誰もいない。
チャリの疲れが残っていて思うようなペースで歩けないのが歯がゆい。10月にしては暑かったというのもあるかも。
銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰と進んでいくがまじ暑い。
お気に入りの水吞釈迦堂の水場でキンキンの水をいただいて復活。三ノ峰の向かう頃にはガスがかかってきた。よっしゃーガス男アビリティ発動。
そこから先は良い感じで涼みながら歩くことができた。
そして16時半に南竜に到着。
普通のテン場ならこんな時間に到着したら間違いなく張る場所はなくなっているが広大な南竜のテン場なら大丈夫…と思っていたのだが実際は結構ギリギリだった。
土日とも快晴で紅葉の季節とあればみなさんテント担いで白山に行こうか、となるのは容易に想像できる。
辛うじてバンガローの脇に設営して夕食を取ったらすぐ就寝。電波もないのでマジやることがない。
それにこの時期は昼と夜の寒暖差が激しくてテントの中は結構寒い。息も白くなるくらいなのでシュラフに包まって寝るしかなかった。
ということでタップリ10時間ほど寝て5時に2日目スタート。
靴を草露で濡らしたくないので安全な?エコーラインから登っていく。
途中でご来光、というか朝焼け。槍穂、乗鞍、御嶽山のシルエットがカッコいい。
室堂に着く頃にはすっかり明るくなって御前峰から続々と登山者が降りてきた。時間差攻撃成功。混んでる山頂は嫌なので。
っていうのと早すぎるとハイライトのお花松原にしっかり日が当たらないというのも少し遅く出発した理由だった。
タイミングはバッチリだったが肝心の紅葉はダメダメ。紅葉は全国的に遅いはずなのに既に枯れた個体が多くこれからの色づきは期待できなさそうだった。
これは標高が低い場所でも同様。いつもなら10月中旬頃2,000m以下のダケカンバが楽しめるのだが今年は既に枯れていた。
それでも草紅葉は美しかった。快晴の青空の下色づいた草紅葉を眺めながら北弥陀ヶ原を楽しんだら笹原の草原歩きに突入。
少し笹薮がうるさかったが来週泰山さんがこの辺りの草刈りをしてくれるらしい。連休には間に合うかな?
いつもは三俣峠からシンノ谷にショートカットするところだが今日は登山靴で来たので真面目に?ゴマ平経由で北縦走路へ。
さすがに二日目後半ともなると足も疲れてきて真夏のような暑さも相まって結構ハードな縦走だった。
ラストは歩きやすい鶴平新道を走るように降りてゴール!
自分にとっても新たなチャレンジだったが何とか明るいうちに周回できてよかった。
とはいえ下山後に石徹白までチャリを回収しにいったり、その後遠路石川まで帰ったりで帰宅したのは21時を過ぎていた。
色んな意味でハードな山行だった。
コメント
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1人で白山南北周回とは!!
紅葉は残念でしたね。
いつかはやりたい憧れのルート。(もちろん二人以上で車デポよ。)
うらやましい。
お疲れ様でした♪
けど本来車2台でやるべきですね笑
ちなみに歩数は2日合わせて90000歩ほどでした。チャリ分カウントされないのが悔しい笑
紅葉は低山ならもしかすると?
ただ石徹白チャリスタートで白川郷から北縦走路を歩くとなると時間的に南竜まで辿り着くのが難しくゴマ泊まりになって翌日大変になるんですよ。それに前日のうちに金沢から石徹白までいくことになるので睡眠時間も減ります。色々考えるとこのパターンが一番バランスがいいんですよね。
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